18/04/29(日)07:48:29 <font c... のスレッド詳細
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18/04/29(日)07:48:29 No.500932221
>ハカメモでやりたかった事は現実(リアル)って何?と言う事で、最後に現実が無くなる(改編)される事で、電脳(バーチャル)に記録(記憶)が本物の世界になるという事。なので少女にとって本物の世界とは、改編された世界ではなく、自身とともにある「世界の記憶」に他ならない訳です。 >また、もう1つのテーマは「魂は何処に宿るか?」という事で、記憶がデータとしてしか保存されない少女が、自身の存在を肯定すると共に、EDENサーバにデータとして記録された「世界の記憶」(その世界の人の魂)を本当の世界として改編から守るためデジタルワールドに持って行く話しでもあります。
1 18/04/29(日)07:49:55 No.500932335
>ただそこに問題があり、「魂=記憶」なのか?と言う点で、記憶が改編出来たりコピー出来た場合、魂はどうなるのか?魂(想いや感情)は記憶とは別に肉体、又は細胞1つ々に宿っているのでは?と言う考えも出来、改変された世界で主人公が涙を流したり、杏子が懐しく感じるのはそう言う意味があります。 >実はこの話しに一番関わっているのは末堂で、彼が世界から不幸を無くしたいと思い至った原因もそこにあります。それは末堂を襲った最愛の人の突然の死。その死に絶望した彼は当時ナイルコープで研究していた記憶のデータ化を利用し、同僚の山科の手を借り、最愛の人の記憶を自身から消去します。 >しかし、最愛の人の記憶を消したにも関わらず、彼の悲しみや絶望感は消えず喪失感に苛まれます。そして次第にこの世界は悲しみに満ちていると言う考えに取り憑かれて行った訳です。
2 18/04/29(日)07:50:16 No.500932367
>あと、ついでに言ってしまうと、ハカメモの本編は「少女の見ている夢」(記憶)の出来事であって、エンディングのスタッフロール明けからがサイスルの現実。冒頭の声の入っていないナレーションで「わたし」がエリカで「ワタシ」がワームモンのモノローグ。2人が記憶の扉を開くと言う意味です。