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18/04/11(水)19:00:19 夜9時を... のスレッド詳細

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18/04/11(水)19:00:19 No.497019569

夜9時を過ぎた頃、その日の最終便が飛び立ったあとの羽田空港のロビーは人の姿もまばらだった。パタパタ、パタパタ、パタパタ──。嵐の二宮和也が、小走りする音がロビーに響いていた。黒いハットにグレーのパーカというラフな格好で、少し猫背のいつものシルエット。二宮はそのままロビーを突っ切って、隣接する駐車場に急いでいた。手には2本のペットボトルのお茶を抱えている。  駐車場に止まっていたのは二宮の愛車だったが、運転席に乗らずに後部座席のドアを開けて乗り込んだ。すでに車のエンジンは回っている。ドアを閉める前に、二宮は運転席のほうに手を伸ばした。差し出されたペットボトルを受け取ったのは、ハンドルを握っていたフリーアナウンサーの伊藤綾子だった。  伊藤がアクセルを踏むと、すぐに急ブレーキ! 二宮がまだドアを閉めきれていなくて、危ないところだったようだ。伊藤は後部座席を振り向いて二宮の顔を見てはにかむと、ドアが閉まったことを確認して再び車を発進させた。深夜の首都高をゆっくりと走り、二宮の住む都内の高層マンションに帰宅したのは、夜11時頃のことだった──。

1 18/04/11(水)19:22:57 No.497024311

アスファルトタイヤを切りつけながら

2 18/04/11(水)19:36:16 No.497027341

暗闇走り抜ける

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