虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    18/04/11(水)00:53:17 No.496903599

    深夜はティアナおばちゃんと寝ずの番したい ティアナは天使だから眠る必要がないが、俺は弱い人間なので夜は眠る。 「無理をしなくて良いのですよ、私が守りますから」 ティアナは優しく微笑んだ。夜闇の中で尚明るい。 「いえ、貴方のお役に立ちたいので」 「私が貴方達の役に立つのですよ」 違う。ティアナは天使として当然の責務と価値観を持っていた。それは人へ向けられた慈愛であり、即ち、人の価値観とは異なるものだった。 例えば、愛する人の力になりたいという感情は彼女も理解できるだろう。だが、その性質が異なる。 大きな欠伸を一つかいた。瞼は重く、意識は朝靄のように不確かだった。 「私もアルヴァートも眠る必要はありません。お気になさらず」 それが嫌なんだ。ティアナの価値観は天使のそれだった。人のように微笑み、美しい女性であるのに。 「……すいません、先に眠ります。お休みなさい」 「ええ、お休みなさい」 天使は優しく言った。異質な、だが、暖かいものだった。

    1 18/04/11(水)00:57:39 No.496904558

    はぁティアナさんといい感じになりたいなぁ…

    2 18/04/11(水)01:05:49 No.496906331

    芋天使榛名