ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
18/03/28(水)20:11:42 No.494055682
律と一花が結ばれた後、一人残された駿は時間と心の空白を埋めるため学びに没頭した LGBTの定義や、それに付き纏う様々な差別・偏見。今まで一花や律がどんな思いで息苦しい生き方をしてきたのか 本を漁り、ネットを駆使し、時には集会に参加する事もあった 律や一花と同じ心の形を持つ人達が現実には確かに存在し、同じように誰かを想い、誰かに想われて生きている その事実を知った駿はすっかり自分の気持ちに決着を付け終えていた そして二人の今後のためにも、もう一度今の自分の思いを伝える決心を固め、一花へメールを送った 『どうしても話したい事がある。今から家行っていいか?ダメなら、どっかの喫茶店でもいい』 『いいよ。ウチ来て』 一花の返信はいつものように短い 付き合っていた頃から変わらない淡白さに、駿は思わず苦笑してしまった
1 18/03/28(水)20:14:47 No.494056477
6号棟の四階最奥、一花の家の鍵は相変わらずかかっていなかった 「お邪魔します」 玄関口で丁寧に靴を並べ、嗅ぎなれた部屋の匂いを軽く嗅ぐ 通されたリビングで待っていた一花は無警戒な笑顔を浮かべていて、駿はふと未来の律の苦労を空想した 「はい、お邪魔されました。どうしたの急に」 「メールの通りだよ。一言だけ、どうしても言いたい事があった」 駿の真剣な表情を見た一花はそれだけで事情を察し、俯いて下唇を噛んだ そもそも全ての原因が駿の告白を受けてしまった事にあると自覚していた彼女は、自身が叱責されるであろう事に何の疑いも持たなかった 全ての罰を甘んじて受け入れる覚悟を決めた一花は、重苦しい沈黙が支配するリビングでじっと駿の言葉を待った 「お前の事も考えずに勝手に告白して、すまなかった」
2 18/03/28(水)20:15:06 No.494056570
結ばれた後まで読んだ
3 18/03/28(水)20:16:26 No.494056917
驚いた一花が顔を上げた時、頭を深く下げているのは駿の方だった 「色々勉強したんだ、あれから。男と一緒に居るの、本当に嫌だったんだよな。律にしか一花を幸せに出来ないって、やっと分かったよ」 駿は顔を上げない。一花は予想外の展開に慌てふためき、両手をパントマイムのように上下させた それから再び沈黙の川が二人の間に流れ、それでも顔を上げない駿に声をかけたのは一花だった 「あ、え、あのね…………私の方こそ、ごめんなさい!よく考えないまま駿くんの告白受けちゃって、きっとすごく傷つけたと思う」 一花の言葉はたどたどしく、要領を得ないものだったが、その全てが素直な気持ちだった それこそが、駿が彼女を好きになった理由だった。駿にとって、どれだけ遠く離れても一花は一花のままだった 「ホントだよ。昔っからあと一歩考えが甘い所あるんだから、これからは気を付けろよな。一緒になる律が心配だぞ」 「うぐっ!……以後、気を付けます」 顔を上げて冗談を飛ばす駿に痛い所を突かれた一花は、胸に矢が刺さった迫真のジェスチャーで応える 全てを許し合った二人は、あの日以来初めて真心から笑い合う事が出来ていた
4 18/03/28(水)20:17:54 No.494057290
3文字で
5 18/03/28(水)20:18:28 No.494057436
「待ってて、お菓子持ってくるから。……でも駿くんも気を付けなきゃダメだよ。お人好し過ぎる所あるし」 一花が戸棚からお気に入りのクッキーを出すついでに小規模な反撃を試みたその瞬間、玄関のドアが力強く開け放たれる 驚いた二人が開かれた廊下の先を覗き見ると、鬼気迫る表情の律が猛烈なスピードでリビングへ走ってくるのが見えた 「一花ッ!」 叫ぶ律はリビングに飛び込むと庇うように一花を抱きしめ、背中越しに駿を睨んだ かつて自分がした事、寝ている間に一花の唇を奪った記憶が律の頭の中で最悪の想像を産んでいた 「体は!?変な事されてない?」 「う、うん」 涙目で半狂乱の律に気圧されるようにして一花は首を縦に振った その反応でようやく落ち着いたらしい律は力んだ肩からやっと力を抜いたが、尚も駿を睨み続ける 「駿。私のいない所で一花に近づかないで」 駿が強いショックを受けたのは言葉そのものよりも、言い放った律の刺すような視線に対してだった
6 18/03/28(水)20:19:32 No.494057670
>3文字で 褐色娘
7 18/03/28(水)20:20:45 No.494057962
三度、沈黙が空間に敷き詰められる 突然に手放され戸棚から落ちたクッキーの破片が、二人と独りの間を隔てるように散らばっていた 依然として律は子を守る母獅子のように凶暴な面を隠そうともせず、一花はオロオロするばかり 既にここは自分の居場所ではない事を悟った駿は、ゆっくりと立ち上がり律に向かい合った 「悪かった。これからは、もうお前らの事邪魔しないよ」 返事はない。一花が何かを言おうとしていたようにも見えたが、部屋に差し込む太陽の逆光でその表情までは見る事ができなかった 駿はクッキー掃除を手伝ってやれない事を内心悔やみながら、なるべく胸を張って一花の家を後にした 残された律はようやく胸をなで下ろし、一花に微笑みを向ける だが対する一花はむすっとした顔で律を睨み、わりと容赦なく上げた腕を振り降ろした 「てい。空手チョップ」 「痛っ!?」
8 18/03/28(水)20:24:36 No.494058986
>男と一緒に居るの、本当に嫌だったんだよな。 同性愛について何を勉強してきたんだよ
9 18/03/28(水)20:25:09 No.494059132
完璧な奇襲だった。律は頭頂部の染みるような痛みに襲われていた 「ちょっと何するの!?」 涙目で猛然と抗議する律を前にしても、一花はブレなかった。淡々と、素直な言葉を紡いでいく 「それはこっちのセリフ。私律ちゃんの事世界で一番大好きだけど、会話を省いて即行動しちゃうところは直すべきだと思う。今回みたいな事になるし」 「今回みたいって、私は一花が心配で!」 「多分買い物帰りのお母さんあたりに教えて貰ったんでしょ?私の家に駿くんが来るって。ねぇ、どうして律ちゃんは駿くんの事が信じてあげられなかったの? 普段あんなに仲良くしてるのに。律ちゃんの中の駿くんって、そんなに酷い人?」 責めるような瞳から目を逸らせないまま、律は言葉を詰まらせる 基本的に全てを受け入れてもらっていた彼女にとって、一花にこのような対応をされるのは初めての体験だった それだけに、自らが地雷を踏んでしまったらしい事を嫌でも認識せざるを得なかった 再び律の脳裏に閃く過去。意趣返しで駿が一花を奪い返そうとしているかもしれないとは、口が裂けても言えなかった それは駿だけでなく一花も愚弄する事になるという直感から来る閉口だった
10 18/03/28(水)20:26:58 No.494059559
めっちゃ性格の悪い女だな…
11 18/03/28(水)20:27:05 No.494059596
一花に事の成り行きを聴いた律は、命令された正座姿勢のまま深く頭を抱えていた スマホに予め届けられた駿からのメッセージに気付かなかった事も、落ち込む気分に追い打ちをかけていた 「来た時一発で分かるから」と一花以外のメッセージを非通知設定にした二週間前の自分を、律は心の底から恨んだ 「『これから一花の家に行くけど心配するな、俺はお前たちの事応援してるから』って駿、ちゃんと言ってる……ど、どうしよう一花……私どうすればいいの……?」 「謝るしかないね。悪い事をしたらごめんなさい、だよ。あ、メッセージとかメールとか電話も駄目だからね。直接会う事」 一花は早速駿の教えを実行し、狼狽える律の逃げ道を次々と塞いでいく 相手の全てを受け入れる事だけが愛情ではないと、一花はしっかりと理解していた。だからこそ、いつもの一花として微笑んだ 「終わったらナデナデしてあげるから。ホラ、行っておいで」
12 18/03/28(水)20:29:36 No.494060207
駿の自転車は悲鳴を上げながら、猛烈なスピードで海へ続く坂を駆け下りていく 普段ならブレーキをかけるような急カーブに差し掛かっても、今日の駿は速度を緩めない あわや大事故を起こしかねないような危うさで、ガードレールのギリギリをなんとか曲がり切る連続だった 息を荒らげ、限界まで足を回転させる駿の目には涙が溢れていた 駿自身にもそれが何から来る涙なのか分からない。ただこの姿を見られたくないと、その思いだけでひたすらに若い肉体を酷使し続けた 自転車は際限なく加速し、零れ落ちた涙を置き去りに駿の体を海風に溶かしていく やがて沸騰した頭が風で冷めていく実感を得る頃には、駿は海に辿り着いていた 夏の日差しがまったく人気のない砂浜を照らしている 「最近出来たレジャー施設に、纏めて客を奪われたんだっけか」 踏み鳴らす者のいない砂浜はそれでも白く光り輝き、駿は奇妙なシンパシーと劣等感に胸を覆われた
13 18/03/28(水)20:31:32 No.494060703
自転車をやや遠めの駐輪場に留め直した駿は砂浜を歩き続け、波打ち際で呆然として海と空の境目を探した やがてその無為に飽きてからは、しゃがみ込んで波に打ち捨てられた小魚の死骸をじっと眺めた 居場所である海中から吐き出され、醜く干からびて砂にまみれているそれを見ても、可哀そうには思えなかった ただなんとなく目に入れたくない一心で駿は魚を埋葬する事を考えたが、結局思い直して海へと投げ返した その間も、打ち寄せる波は駿がどんな行動をしようが全く関係ないとばかりに一定のリズムで返り続ける 駿にはそれが無性に腹立たしかった。自分の無力を突きつけられムキになる少年時代の心境が、駿の内にまざまざと蘇っていた
14 18/03/28(水)20:32:53 No.494061037
なんか怪文書でてるけど一花ちゃんは別にレズじゃないよね?
15 18/03/28(水)20:33:47 No.494061261
駿は着衣のまま、無策で海へと飛び掛かっていく 入水した瞬間、大いに水を吸った衣類が駿に纏わりつき、その身体を水底へ沈めようと蠢く しばらく沖合の方へ暴れ泳いでいた駿もやがて力尽きたのかもがく動きを止め、沈む海中からじっと上を見上げる事に専念し始めた 駿には自分の体が溺れ沈んでいく事が物理的なもの以上に大きな、運命的な出来事として自然であると感じられた 再び心の底に空いた大きな穴から侵入する冷たい海水が、己という船をどこまでも暗い海の底へ導こうとしている 最早逆らう気力も湧かない駿はその運命を受け入れ、最後に二人の幸せを祈って目を閉じた
16 18/03/28(水)20:38:30 No.494062371
駿は水中活動に少しばかり覚えがあった。小学生の頃に大人を交えた大会で息止めチャンピオンに輝いたこともある だからこそ諦めて目を閉じた後も意識があったし、触れるものがある事も感じる事ができた つんつん、二回頬が突かれる。魚だ、と駿は思い込んだ もう少し待てば食べられる餌になるだろうから我慢しろ、と心の中で念じた つんつんつんつん、四回頬が突かれる。やけにうるさい魚だと駿は思い込み、手でそれを払った つんつんつんつんつんつんつんつんつんつんつんつんつんつんつんつんつんつんつんつん とうとう耐えかねてたまらず目を開くと、そこには不思議そうに駿を見つめる少女のあどけない顔があった 途方もない驚愕の最中、駿の意識はそこで途絶えた
17 18/03/28(水)20:41:00 No.494063009
次に駿が目を覚ます頃には、夕陽が砂浜を赤く照らしていた 何故か生きている己の不思議への回答を導き出した駿は、横で座り込んで様子を伺っていた少女へ向き直った 「あなたが助けてくれたんですか。ありがとうございます」 開口一番にお礼を言われたのが嬉しかったのか、ショートカットの少女はにっこりと笑った 溢れだす好奇心を具現化したような大きな瞳は、海中に煌めく黒真珠の輝きを湛え、小麦色に焼けた肌の手足はしなやかでありながら力強く、長年のスポーツ経験を想像させる その肌と対照的に白基調の色使いがなされたウェットスーツも、彼女ただ一人のためあつらえたように完璧なデザインが施されている それら全てが夕焼けの照明にライトアップされ、一つの芸術作品として絶妙のコントラストを駿へと見せつけていた 駿はそれきり言葉の話し方を忘れ、しばらく両目を見開いて彼女に見入った
18 18/03/28(水)20:42:31 No.494063425
えまだ続くの 駿くん自殺でレズ大勝利な胸糞オチじゃないの
19 18/03/28(水)20:43:43 No.494063725
「へぇー……元カノが幼馴染の女の子の元にって珍しい事もあるもんですね。アハハハハ!」 褐色の少女は駿の事情をきくと、あっけらかんと言ってみせる それからツボに嵌ったのか、しばらく駿の顔と脳内の空想を見比べて大笑いし続けた だがそれでも、駿に怒りの感情は湧いてこない。彼女が駿を馬鹿にしているのではなく、素直に面白いと思って笑うのだと直感していた 「そういう訳で、情けなくも海へ挑んで敗けて死にかけてあなたに助けられてしまった訳なんだけど」 「いやーいい!いいですよ!すっごく面白い、先輩!いい人だしイケメンだし!」 「……先輩?」 「あ、言ってませんでしたっけ?私先輩方とおんなじ学校の一年生です。マリンスポーツ同好会……総勢一名ですけど、の部長ですよ!」 「えっ!?あっ!?」 少し前の一花のように動揺しながら駿は少女を見やった 同じ学校の、しかも女子生徒で、更に後輩に無様を見られてしまった恥辱がその頬を熱くさせた
20 18/03/28(水)20:43:51 No.494063755
色々裏切られた結果ロリコンに走るのか…
21 18/03/28(水)20:45:19 No.494064110
>なんか怪文書でてるけど一花ちゃんは別にレズじゃないよね? レズだよ
22 18/03/28(水)20:46:30 No.494064400
「あ、赤くなってますね?カワイイんだー。先輩って優しくて誠実で、でも不器用で……受け気質ですよねー。意外とM? ……って訳でそんな受けの先輩!命の恩人たる後輩のお願い、聞いてくれますよね?」 駿の動揺もどこ吹く風と、褐色の少女は思った事をその都度ペラペラと早口で捲し立てる その密度に圧倒された駿が「あ、ああ」と相槌を打ったタイミングで、少女は大きくガッツポーズをとった 「よっしゃ部員二人目ゲット!改めてよろしくお願いしますね、先輩!あ、私の事は部長って呼んでいいですよ!」 そんなお願い事をされた覚えはないし、そもそも今別の部活に入ってるし、学校は掛け持ち駄目だし その他浮かんでくる色々で武装して反撃に出ようとした駿の口が、エラーを起こしたようにぴたりと止まる 「言い忘れてました!私、今、引っ越して来たばかりで一人です!寂しいです!まずは一人、素敵な友達を募集中です!好みのタイプは……優しくて、不器用で、誠実な人!」 夕陽に照らされる少女の赤らんだ頬が、用意していた反論の全てを忘却の彼方へと葬り去っていった
23 18/03/28(水)20:46:39 No.494064438
駿いじめが酷いな…
24 18/03/28(水)20:47:03 No.494064542
>なんか怪文書でてるけど一花ちゃんは別にレズじゃないよね? 彼氏とは告られたから付き合っただけで本当は触れても欲しくないけど好きな女の子と両想いだったから彼氏捨ててそっちとくっつくレズだよ
25 18/03/28(水)20:48:08 No.494064860
ソーマくんとか京太郎とか好きそう
26 18/03/28(水)20:48:38 No.494064984
>彼氏とは告られたから付き合っただけで本当は触れても欲しくないけど好きな女の子と両想いだったから彼氏捨ててそっちとくっつくレズだよ それならそうと言え 彼氏だって無理に引き留めねえよそんな汚物
27 18/03/28(水)20:49:40 No.494065273
いつもの「」の悪ノリじゃなくてマジでレズだから困る
28 18/03/28(水)20:50:21 No.494065433
とりあえずこの2人とは距離おいたほうがいいのだけはわかった というか黒髪のほうはちょっとやばすぎる…
29 18/03/28(水)20:50:25 No.494065454
そして地球はいくつかの日を跨ぎ、禊を済ませた幼馴染の三人は放課後の予定を話し合っていた 「駿、今日一花に誕生日プレゼント買うんだけど。選ぶの付き合ってくれない?」 ひそひそと話しかけてくる律に向けて、駿は申し訳なさそうに、だが照れながら笑った 「悪い、サボると部長がうるさいんだ。部活に行くよ」 律は相変わらずねとため息をつき、一花はそんな二人を見ていつものように笑みを浮かべた 「それじゃあ邪魔しちゃいけないね。行こう、律ちゃん」 「そうね。またね、駿!」 「ああ!また明日な!」 二人と一人は、正反対の道へと駆け出していく 律と一花は絡ませた腕の暖かさに微笑み、駿は鼻をくすぐる海風を嗅いで不敵に笑う 中天に座す真夏の太陽はそんな三人の先行きをいつまでも平等に照らしていた
30 18/03/28(水)20:51:12 No.494065679
何めでたしめでたしになってんだよ女二人は不幸になれ
31 18/03/28(水)20:54:21 No.494066585
男もちゃんと幸せになったからハッピーエンド!
32 18/03/28(水)21:02:00 No.494068686
なぁに現代日本でレズ二人が幸せになるかといったら難しいし
33 18/03/28(水)21:02:27 No.494068823
>男もちゃんと幸せになったからハッピーエンド! 大事なことだよね
34 18/03/28(水)21:02:47 No.494068935
普通に面白い怪文書でダメだった
35 18/03/28(水)21:03:12 No.494069080
フィクションと現実一緒にすんなって学んでこなったのかよ
36 18/03/28(水)21:03:45 No.494069243
浮気するのはレズとか関係なくクズだから死んで欲しい以外の感想が出ない
37 18/03/28(水)21:04:43 No.494069543
怪文書じゃなくスレ画のマンガをただ文字にしただけじゃねーの!?
38 18/03/28(水)21:06:17 No.494070031
>怪文書じゃなくスレ画のマンガをただ文字にしただけじゃねーの!? 褐色娘なんて出てこねぇよ!駿はNTR百合で終わりだよ!
39 18/03/28(水)21:06:25 No.494070074
書き込みをした人によって削除されました
40 18/03/28(水)21:09:37 No.494071130
駿がLGBT勉強するのはらしいと思った
41 18/03/28(水)21:10:14 No.494071345
ユーノやソーマの一時期流行ってたSS並の気持ち悪さを感じる