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    18/02/16(金)23:19:53 No.485528705

     江戸後期に創業した京都の和菓子店「源水」(中京区)が、3月末で閉店することになった。美しいノーベル賞作家川端もこよなく愛した銘菓「ときわ木」などが人気の老舗だが、7代目店主の井上清文さん(72)の体調がすぐれず、後継者もいないため決断した。  源水は、二条城東側の住宅街にあり、1825年(文政8年)の創業。井上さんは、先代で父親の哲夫さんを追って職人を目指し、全国菓子大博覧会で何度も賞をとったほか、同博覧会で審査員も務めるなど全国で高い評価を得てきた。  しかし、長年の立ち仕事のせいか、10年ほど前から腰に痛みが出始めた。身内に引き継ぐ人もいないため、昨夏に廃業を決意。今月に入り、店内に今春での廃業を知らせる貼り紙を出した。井上さんは「もう体力の限界。歴史もあり、多くの方に支えてもらっただけに申し訳ない」と話した。  店の銘菓は、多くの人に愛された。父の哲夫さんが松の幹をイメージして考案した「ときわ木」は、こしあんで作った羊かんに小豆をのせ、すり蜜でコーティングした逸品。程よい甘さが人気で、美しいノーベル賞作家川端の大好物だった。