虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

1 18/02/14(水)22:00:21 No.485114750

『隊長がどんな顔するか楽しみでしかたないんです、お二人もバレンタインデーを楽しんでくださいね』…と赤星さんは更に嬉しそうな顔をしてたっけ… 私だって楽しみたい。でも、このままじゃ楽しめない。お姉ちゃんと赤星さんが楽しめたかはさておき、私はまだ楽しめてない。 「あの…エリカさん…」 「解ってるわよ。待たせてごめんなさい」 ベッドをポンポンと叩き、エリカさんが私を呼ぶ。 そのまま抱き着きたい衝動をグッと堪えてベッドにあがる。 「みほにプレゼントがあります」 「はい!」 いただきます!貰っちゃいます! エリカさんが紙袋の中にある物を取り出す。 「これよ」 袋の中身はどこからどう見ても口紅だった。 「わー…、えっと…あり…がとう…」 あのーエリカさん？チョコはどこいっちゃったの？ 「塗ってあげる。ほら」

2 18/02/14(水)22:00:37 No.485114827

私の不満顔に気付かないエリカさんが口紅を手に近づく。 しぶしぶだけど唇を尖らせて目を閉じる。 エリカさんからのプレゼントに文句は言いたくない。でも…だけどなー… 唇に口紅が触れる感触。 「……え？」 甘い？なんで？ 「驚いた？これ実はチョコなのよ」 してやったりとした顔のエリカさん。 「もー、貰えないかと思ってビクビクしてたんだよぉ」 エリカさんはごめんなさいねなんて言いながら笑い続ける。 こんなチョコもあるんだ、知らなかった。 「…さて」 「んー？」 先程私に塗ったチョコの口紅を今度はエリカさんが自身の唇に塗る。勿論だけど色は付かない。 「どうしたのエリカさっ…んっ…ん、ふ…ん…」

3 18/02/14(水)22:00:55 No.485114890

突然のキス。 口に広がるチョコレートの甘味。 唇が離れる。離れたくない。 「全部で6種類あるの、あと5種類。バレンタインがデーが終わるまで全部二人で味わい尽くしましょう」 エリカさん…それ…スゴイことになっちゃうやつだよ。 ♥♡♥♡ 「ほら、食べて」 エリカさんがもう一度唇に口紅チョコを塗る。 おいしそう。頭がクラクラする。居ても立っても居られない。 抱きしめ、押し倒し、その唇にしゃぶり付く。 舌先で唇をなぞり、押しつぶし転がす。 口に広がるフルーティーな酸味とチョコの甘味。 「…苺？」

4 18/02/14(水)22:01:33 No.485115067

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5 18/02/14(水)22:02:54 No.485115423

「正解」 正解のご褒美に頭をナデナデ。もう一度口付けをし、甘い唇を舌で撫でる。 「そろそろ味しなくなっちゃったでしょ。次のにする？」 「うん。あ、でも、今度はエリカさんが食べて」 食べたい。食べられたい。全部ほしい。全部明け渡したい。 「塗るわね。じっとしてて」 今度の色は黄色。なんだろう？バナナ味とか？ 「解るかしら？当ててみて」 唇に押し当てられたスティックから香る独特な匂い。クッキーやビスケットみたい、チョコなのに。 「何味なの？」 「ブロンドチョコレートっていうらしいわ、これ。でもすぐにみほの味になる」 くるりと体制を入れ替え、エリカさんが私に跨る。いつもよりニヤニヤしてる、私もきっと同じ顔してる。 「食べて。いっぱい味わってね」 早く食べて。もっと私を受け入れて。 「もちろんよ」

6 18/02/14(水)22:03:36 No.485115593

軽く唇同士が触れ合う。 もう一度。 何度も触れ合い、触れていないスパンが短くなっていく。 エリカさんが急に止まる。 「え？」 「今みほから来た。ダメよはしたない私が食べる番なんだから」 そんなに私とキスしたいの？…イジワルな眼で問いかけられる。 「だって…好きなんだもん。エリカ、んっ…ん…」 そうじゃない。この唇は、今だけは喋る為の器官じゃない。 言い訳を熱く濡れた甘い鍵で閉ざされ口内を探られる。 キスは好き。私もエリカさんも口唇欲求が強いと思う。 頭を撫でられ、頬を突かれ、お互いの想いが届いて伝わる。 身体が全身でエリカさんを欲してくる。 触れ合う度に、手から、腹から、唇や舌から欲求が肥大する。 お互いの身体に二人で残してきた足跡。

7 18/02/14(水)22:03:58 No.485115689

思い出す度に身体が疼く。 「ん…エリカさん…そろそろ…ねっ…」 唇だけのじれったいロマンス。もっと澄んだ愛が欲しい。 「ダメよ。まだバレンタインデーがおわってないわ。それとも私とのキスは嫌？」 そんな訳ない。でも、どうしてもその先が欲しくなってしまう。 「私は好き。みほとのキスが好き」 "愛してる"を描いた甘い吐息。 飲み干す唾液のカクテル。 標識だらけの町で迷うフワフワしとした感覚。 もうチョコの味なんてしない。 「ね、しよう。もうエリカの味しかしない。いっぱいイジワルしてもいいから」 「じゃあ次の味を試そうかしら。それと、今ここでしたらいつもと変わんないじゃないの。今日を特別な日にしたいの。みほとの特別なバレンタインデーにね」 そんな言いかたされたら受け入れるしかない。 新しいチョコの味と共にエリカの願いを受け入れる 「今度はビターチョコ。これは簡単だったでしょ」

8 18/02/14(水)22:04:14 No.485115750

黒色なのですぐに検討は付いた。エリカもすぐ答えを言った。 エリカも、もう味なんてどうでもいいんだ。エリカも我慢しながらしてるんだね。 エリカの方から我慢できなくしてあげる。 三度体制を入れ替えエリカに覆いかぶさる。 エリカの胸に自身の胸を押し付ける。 それだけで落ちていくような浮遊感と昇る様な落下感。 「これ気持ちいいよね。好きでしょ、私のおっぱい」 直接的なお誘い。どうかな？ 「だーめ。キスするの」 …うーん、手強い、なら。 新しいチョコを手に取り顎から胸元まで線を引く。 薄ピンクのチョコ。これは道標。もっと甘い場所へのガイド。理性を喰い千切る場所へのナビゲーション。 「これはどんな味か教えて」 「大胆ね。好きよ」 甘い道を舌と唇がなぞり、胸元にしかっりと痕をつけられる。

9 18/02/14(水)22:04:37 No.485115836

「あっ…ん。…その気になった？いつでもいいよ」 私の挑発にやはりキスで返礼し先程のチョコの味が広がる。 「桃の風味みたいね。あと2本よ」 舌をねじ込まれ口内を暴かれる。 もどかしさと切なさを舌先に乗せ、エリカの犬歯に押し当てる。 痛みが心地よい。痛みが今を嘘じゃないと信じさせてくれる。 もっと全部でエリカを感じたい。キスだけじゃいやだ。キスだけじゃ足りない。 「もうイジワルしないで。エッチしよ。なにしてもいいんだよ、全部エリカのモノだから」 「時計を見て。今日が終わるまであと10分しかない。それまで我慢して」 エリカに言われるがまま時計を見れば時刻は11時50分。どれ程まで私達はキスに没頭していたのだろう。 しかし、この10分が長く遠い。身体を支配する欲求と衝動、甘い官能に気が狂いそうになる。 「私も我慢してるの。日付が変わったらすぐ始めましょう」 残りの2本の内の一つを二人で手に取り乱雑に唇に塗りたくる。 私のチョコは先程のピンクより更に淡いピンク。リンゴのフレーバー。 リンゴ。禁断の果実。出来過ぎだ。

10 18/02/14(水)22:04:54 No.485115894

「最高の10分にしましょう」 それっきり私達はお互いの唾液と舌と唇を貪る。 耳にピチャピチャとわざとらしく響く粘性の水音。 熱く滑る舌の感触がチョコの甘さを置き去りにする。 もっとエリカで私を塗り潰して欲しい。 もっと私でエリカを塗り潰したい。 このまま永遠に時が止まってほしいと思うと同時に今すぐ時計の針が進めばいいと思う。 今夜のキスがファーストキスから昨日のキスまで二人で培ってきた答えの一つ。激しさや挑発、誘う舌使いを示し合わせた様に止め、私達は唇から唇に伝わる甘さと熱の俘囚となる。 目を閉じ指を絡ませ、静かに唇を合わせているとカチリ…と時計の針が動く音が聞こえた。 2月15日、バレンタインデーが終わった。

11 18/02/14(水)22:05:20 No.485115986

そして始まりだ！ こちとら何度も甘イキしてんだ！ お互いの服を勢い良く脱がせ合い、汗に濡れた肌に溶けていく。 ビチョビチョに粘つくパジャマのズボンを投げ捨て、6本の口紅型のチョコを一気に掴み、股にこれでもかと塗りたくる。 「チョコ感たっぷりのキスでしたね!次はチョー股間にキスしまくってください！」 ──痴のバレンタイン── 「チョコ沢山いただいた後はチョー子沢山になるまで抱いてあげるわ!」 強引に股を割開かれ、先ほどまで唇を味わっていたエリカさんの舌先が私の性ヴァギナエロスに… 「ちょ…、ちょっと待って…♥ちょ…こんなの初めて♥♥♥」

12 18/02/14(水)22:05:39 No.485116045

以上です ちょっと長くなりました

13 18/02/14(水)22:07:58 No.485116578

え…ちょっと？

14 18/02/14(水)22:09:36 No.485116948

>あのアホも意外と可愛い所があるじゃないかとお姉ちゃんは嬉しそうだったけど、あの瓶入りのチョコは赤星さんいわく鰻のタレだそうだ あかぼしおまえさあ…ひどくない

15 18/02/14(水)22:11:21 No.485117337

まともだ… 微妙に頭がおかしい以外はまともだ…

16 18/02/14(水)22:12:49 No.485117683

最後の最後でダメだった

17 18/02/14(水)22:14:51 No.485118177

レッドスター＆隊長のセフレ漫才 バレンタイン編来るな…

18 18/02/14(水)22:16:01 No.485118449

これ赤星はちゃんとうなぎも用意してあるんだろうな… ニコニコしながらお姉ちゃんが咽て鼻からうなぎのたれ垂らしてるの見てるんだろうな…

19 18/02/14(水)22:17:56 No.485118906

まあこのままイチャラブで終わるとは思っていなかったが 今回は母の言葉は思い出さなかったようだな

20 18/02/14(水)22:19:19 No.485119259

いや隊長はむしろぐっと飲み干して「おいしかったよ、ありがとう」 と言って赤星が身の置き場に困る

21 18/02/14(水)22:21:37 No.485119791

官能的でお洒落でこういうのも書けるのがずるいよ （最後の段落から目をそらしながら）

22 18/02/14(水)22:29:20 No.485121700

おかしい…ピンク住なのに普通のだだ甘だ…嬉しいけどおかしい…おか… これでこそピンク住だぜ！！！！！

23 18/02/14(水)22:31:02 [sage] No.485122078

今回は割と頑張った >レッドスター＆隊長のセフレ漫才 バレンタイン編来るな… 書いてみるよ しかし赤星とお姉ちゃん人気だな…

24 18/02/14(水)22:37:44 No.485123802

まほ梅はレアアイテムだからな…

25 18/02/14(水)22:46:16 No.485125901

ここでふと義姉の言葉を思い出す 「入れてココへ急いで意識が溶けて無くなるよ さぁさぁイイとこ嘗めたり Your vagina wash fack'n me 電マを向けよう磯臭いし It's me realに fack'n！ 絶頂が次々 自然じゃないホールイン ﾊｧﾝ ﾔｧﾝ イイとこ陰核突いて！ 愛 ストリップ エリちゃんは判っているｼﾞｭﾝと粘液流れる開く穴 指入れてここへ急いで 妹は食べるべきものさ まさぐり合っても膜が隔たり You are facking ｱｰﾝ ｵｰｲｪｰｲ 隣室のおと 騒がしい」 姉さん、隣の部屋で私達をオカズにするの止めてくれます やっと見つけたわ私の明治チョコレー道！ふふ私にも理解るよ自慰な隠語姉さん、だって私も逸見の娘だもん >リンゴ。禁断の果実。出来過ぎだ。 チョコのCMの椎名林檎のおいしい季節を拾ったのかい？

26 18/02/14(水)22:50:01 No.485126994

あかぼしこのうなぎどうしたの？ ええ、さっき川に潜って捕まえました

27 18/02/14(水)22:51:14 No.485127287

歌詞やドラマとかからいろいろ仕込んでいそうな感じだけどハッキリとは分からん…

28 18/02/14(水)22:51:22 [sage] No.485127327

「」－ルグレイ姉さんいつもありがとうございます >>リンゴ。禁断の果実。出来過ぎだ。 >チョコのCMの椎名林檎のおいしい季節を拾ったのかい？ セバスチャン・ブイエのルージュショコラ(口紅チョコ)にリンゴ味があっただけです 特にネタ元にしてないよ

29 18/02/14(水)22:53:57 No.485128009

>自慰な隠語姉さん ダメだった >特にネタ元にしてないよ 考え過ぎだったかごめん

30 18/02/14(水)22:54:26 [sage] No.485128137

>歌詞やドラマとかからいろいろ仕込んでいそうな感じだけどハッキリとは分からん… 特に仕込んでないよ 自分が触れてきたものが無意識に出てるかもしれんけど

31 18/02/14(水)22:54:36 No.485128202

>>>リンゴ。禁断の果実。出来過ぎだ。 >>チョコのCMの椎名林檎のおいしい季節を拾ったのかい？ >セバスチャン・ブイエのルージュショコラ(口紅チョコ)にリンゴ味があっただけです >特にネタ元にしてないよ どっちにしても謝罪案件だよぉ

32 18/02/14(水)22:56:15 No.485128609

>自分が触れてきたものが無意識に出てるかもしれんけど 普通は無意識に出ねえよ