17/12/24(日)00:39:27 見知ら... のスレッド詳細
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17/12/24(日)00:39:27 No.473761686
見知らぬ老紳士が持ってきた真っ黒な天目茶碗を鑑定すると、私は茶碗に吸い込まれ見知らぬ土地へ飛ばされていた。 私を待っていたのは刀と忍法の世界、良い仕事に溢れていると思えば戦乱でそれどころではない 私を保護してくれたこの国は、隣国の弁護忍に侵略されている 相手の罪を暴き殺す六法――拳法、罠(みん)法、翔法、刑法、民事訴訟法および刑事訴訟法――をマスターした弁護忍は強力、この国の戦士では勝ち目が無かった 私は襲い来る弁護忍の前に、倒れた兵士の刀を取って立ち向かった 解る、この刀がどれだけ良い仕事をしているか、その構造が、歴史が、何故私が此処に居るのか! <剣術Lv10><武器習熟刀Lv10><両手武器習熟Lv10><必殺Lv5><怪力Lv10><範囲攻撃Lv10><攻撃収束Lv10><鷹の目><カウンタ><発勁><人体理解><瞑想><打法> 武器の価値が解ればどうやって使うかを理解するのは容易かった この<鑑定術>はどうやらこの国に伝わる伝統的な武術らしいが、長らく失われていたようだ 自分の力が解ると私はこの技術を伝え、一宿一飯の恩義に応えるため弁護忍に対抗する、鑑定断を結成する
1 17/12/24(日)00:39:44 No.473761782
六法の致命的な弱点はこちらの攻撃がないと真価を発揮できないことだった それさえわかればなんとでもなる筈だった 飛び六方――相手が無罪でも問答無用でぶち殺すそれ――を見るまでは 彼こそは相撲、歌舞伎、六法をマスターした最強の存在 第八百九十代横綱白鸚、神だ
2 17/12/24(日)00:40:03 No.473761886
以下蛇足です
3 17/12/24(日)00:40:21 No.473761981
SEINOSUKE来たな…
4 17/12/24(日)00:40:22 No.473761987
鑑定断の皆が次々と冤罪が確定即死 負け戦だ そんな時 九代目大将軍から預かった天目茶碗が光る 九代目は平凡な陶芸鍛冶だった 故にその作品は全て大したことの無い品だった 彼が死ぬことで<栄光の偉業>のスキルが発動した 何かの偉業を達成するまで壊れることはなくステータスが数百倍まで上昇する 私に冤罪が確定する瞬間 神獣召喚!オープン・ザ・プライス! 神獣よ! 天目茶碗を捧げ、金の力で冤罪を無効にせよ 強力な魔力がぶつかり合ったその瞬間 次元の狭間(鑑定済み)が開き私はとっさに二元込んだ 私の手元には黒くなった天目茶碗が残っていた
5 17/12/24(日)00:44:16 No.473762989
弁護忍強いな…
6 17/12/24(日)00:48:07 No.473764030
思ったより長いな
7 17/12/24(日)00:58:20 No.473766660
なるほど
8 17/12/24(日)01:10:37 No.473769522
強さに説得力があるな…
9 17/12/24(日)01:37:32 No.473775120
なんだこれ なんだこれ