虹裏img歴史資料館

画像ファイル名:1512486343875.png 17/12/06(水)00:05:43 No.470083613

早朝、深い眠りから目を覚まして枕に頭を乗せた自分に気が付く。 逝きさんはまだ寝ているのか、それとも朝食を作っているのか。 室内の冷え込みに耐えて「」は起き上がり、虹裏をしようとして… 「あはははは！！」　布団の中に潜んでいたメイドが足首を掴む。 抵抗する間もなく柔らかいお布団の下へと吸い込まれた。 「おはよう逝きさん」　「あははははあははははははは！！」 「あ、いや、もう目も覚めて起きたから、虹裏しようかなって」 「あはははははは！！」　「まだ寝てなきゃダメ？　いや睡眠不足は少しはあるかも知れないけど少し」 「キスキスキッ！！」　強引に唇を塞がれて、未明のまだ顔もよく見えない暗がりの中で同じ布団の中。 キスでわかるんです！！　と彼女は言うけれど、「」には後ろ暗いことが幾つも心当たりがあるので。 どうやら今回は体調不良を見抜かれたらしい。最近、年末に向けて虹裏時間が少し、いやかなり増えた。 目も体も休めないといけない。でもわかってても「」には止められないから、逝きさんが止めてくれる。 手を握り合って目を閉じて、今日はもう少しだけ二度寝。二度目のお休みなさいのキス。布団からの誘惑。