17/11/11(土)23:42:14 SS「献... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1510411334505.jpg 17/11/11(土)23:42:14 No.465062280
SS「献身少女ミカ~体は売っても心までは売りはしない……!~」《R-18》 ※この作品には男の竿役がでますのでご注意ください。 前回まで su2100881.txt
1 17/11/11(土)23:42:30 No.465062369
それからミカと老人の逢瀬は続いた。 老人はしばらく継続学園艦に滞在するようだった。その結果、ミカは老人の好きなタイミングで呼び出された。 あるときは、放課後―― 「……こんなところに呼び出して、何をする気かな?」 ミカが呼び出されたのは、学校に近い商店街だった。商店街は、仕事帰りに買い物をする客で溢れている。 「自分の住む学園艦の商店街をこんなところとはひどいのおミカちゃん。なあに、ミカちゃんにはこの商店街を一回りしてもらうだけじゃよ。ただし、これをつけてな……」 老人がこっそり取り出したのは、ペニスを模したバイブだった。 「……っ!? ……どうせ拒否権はないんだろう」 「分かっておるじゃないか、ではそころの路地裏で挿入するんじゃ。その前にこれを飲んでな」 老人が取り出したのは、小さな錠剤だった。 「……分かった」
2 17/11/11(土)23:42:45 No.465062462
ミカは言われたとおり錠剤を飲んでから、バイブを膣に挿入する。 「んっ……!」 ミカの膣にバイブが完全に入りきる。すると、ミカは下半身がどんどんと熱くなってくるのを感じた。 「これは……まさかさっきの薬……」 「そう、その通り媚薬じゃよ。下半身の滑りをよくしたほうがいいと思ってのう」 「くっ……本当に悪趣味だね」 ミカは老人に悪態をつく。先日の一件で、わずかな悪態ぐらいでは老人は動じないとわかったからだ。 「ほっほっほ、元気なことはいいことじゃわい。それじゃあ行こうかのう」 ミカと老人は一緒に路地裏から出てきて商店街を歩く。ミカはなるべく平静を装った。 最初のうちは平気だった。だが、振動するバイブは容赦なくミカの膣を弄ぶ。 ブブブブブブブブブ……!
3 17/11/11(土)23:43:05 No.465062556
「んっ……!」 ミカは少し内股になりながら顔を赤らめる。 だが、ミカはなんとか声を出さないように努める。 「おやミカちゃん! 久しぶりだねぇ!」 と、そこでミカに突然声をかけられる。 「っ!?」 ミカはびくりと体を震わせる。声の方向を向くと、そこには八百屋の店主がいた。 「……や、やあ! 久しぶりだね」 ミカはそれに何食わぬ顔で対応する。 だが、ミカは内心焦っていた。なぜなら、バイブの振動が八百屋の店主に話しかけられたとき、激しさを増したからだ。 「どうしたんだいミカちゃん? 今日は買い物かい?」 「あ、ああそういうところかな……」 ミカが澄まし顔で対応している間にも、バイブは振動し続ける。 ブブブブブブ……ブブブブブブ……!
4 17/11/11(土)23:43:20 No.465062630
さらに媚薬との相乗効果で、ミカは計り知れない快楽を味わっていた。 だが、ミカはそれを必死に耐える。 「買い物だったらうちの野菜買ってかないかい? うちの野菜の美味しさは知ってるだろう?」 「あ、ああ……そ、そうだ、ねっ……!?」 ブブブブブブ! と、そこでバイブの振動が一気に激しくなった。ミカは思わず表情を崩してしまう。 「ん? どうしたんだいミカちゃん?」 「べ、別になんでもないさ……。た、ただ風の妖精が、い、いたずら、したのさ……」 ミカはとっさにごまかした。だが、ミカの履いているショーツはすっかり愛液でぐちゃぐちゃになっていた。 ミカはガクガクと震えそうになる足に気合を入れ、必死にその場に立つ。 「ハハハ! 相変わらずミカちゃんは不思議な事を言うねぇ! それより、さっきから気になってたんだけど――」
5 17/11/11(土)23:43:41 No.465062722
――まだ話を続けるつもりか!? 早く終われ! 終われ! 終われ! ミカは八百屋の店主の話がもどかしく、心の中で必死に叫ぶ。 「ミカちゃんの――」 ――終われ! 終われ! 終われ! ミカがそう願う間にも、バイブは振動を増していく。 「そばにいるご老人って――」 ――終われ! 終われ! 終われ! ミカの股からは、いつの間にか愛液が溢れ、太ももを伝って流れていた。 「誰だいミカちゃん?」 そして、とうとうその瞬間、バイブはその勢いは最高点に達した。 「ーっ!?」 電流のような快楽が体中に走る。 ミカはそのあまりの快楽に、立っていられなくなった。 「~~~っ!!」 ――イっちゃった! イっちゃった……!
6 17/11/11(土)23:43:56 No.465062811
ミカは足から力が抜け、ふらりと倒れそうになる。そこで、ミカはとっさに老人の腕に抱きついた。 「おっ?」 八百屋のおじさんが驚いた顔をする。ミカはなんとか誤魔化すチャンスだと思い、必死で余裕風の笑顔を作り、言った。 「……は、ははは。私と……彼、は……こういう……仲なのさ」 「ハハハ! ミカちゃんも冗談厳しいのう! この儂が変な目で見られるではないか!」 老人がゲラゲラと笑う。ミカがその老人の手をよく見ると、バイブの調節スイッチが握られていた。 ミカは、老人に見事に踊らされていたのだ。 その日は結局、そのまま股から愛液を垂れ流しながら商店街をぐるっと廻ることになった……。
7 17/11/11(土)23:44:35 No.465062991
またあるときは、授業中―― 「……授業中に放送まで使って呼び出すとはね」 「ガハハ! まあいいではないか! 儂は今したくなったんじゃ」 「まさか……ここでするのかい?」 ミカと老人がいるのは応接室だった。部屋には、ミカと老人しかいない。 「そのための人払いじゃろう」 老人はニコニコと笑っていう。ミカは呆れて頭を抑えた。 「……見つかったら、お互いお終いだよ」 「なあに、それもスリルがあっていいじゃろう? ほれ、ケツを向けんか」 「……わかったよ」 ミカはスカートとショーツを脱ぎ、壁に両手をついて老人に尻を向ける。そして、ミカはもじもじと老人が来るのを待つ。 「ま、まだかな……?」 「おや? 欲しいのかい? ミカちゃんは欲しがりだなぁ」 「っ!? だ、誰が……早く終わらせたいだけさ……」 ミカは顔を赤くしながら言う。
8 17/11/11(土)23:45:24 No.465063219
自分自身の発言を、ミカは信じられなかった。いくら早く終わらせたいとはいえ、老人にねだるような言葉を言ってしまった。以前のミカの口からは到底出るはずのない言葉だ。そんな言葉を口にしてしまった。ミカは己を恥じた。 「ハハハ! まあそういうことにしておこう! それじゃあ、ミカちゃんのご期待通りいこうかねぇ!」 老人がそう言った次の瞬間、ミカの尻穴に老人のペニスが挿入された。 「うっ……!?」 ミカはその衝撃からおもわず声を上げそうになるのをなんとか抑えた。 「おお、よく声をおさえたわい」 「お、お尻だなんて聞いてないよ……!」 しかし、ミカのその訴えも虚しく、老人はミカの尻を激しくついてくる。 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 「~~~っ!!」 ミカはそのお尻でという初めての快感に大声を出したくなったのを必死で我慢した。 初めてなのに、気持ちいい。 お尻なのに、気持ちいい。
9 17/11/11(土)23:45:41 No.465063300
それが、ミカに戸惑いを与えていた。 「ど……どうして……お尻なのに……!」 「何を言う。お尻は立派な性器じゃよ。ほれ、どんどん突くぞ」 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 老人は言葉通り、ミカの尻を何度も突き上げた。 そのたびにミカの体は激しくリズムを刻み、手をついている壁に強くもたれかかる。 「……っ! お願い……お尻はやめて……声……漏れちゃう……」 「おうおうそれは大変じゃ。ミカちゃんにはもっと我慢してもらわないとのう」 「ひっ……!」 老人がピストン運動を早める。 ミカはその度に快楽を感じ、歯を食いしばって耐える。 「んひっ……あひっ……んんんっ……!」 しかし、なかなか堪えることができず、声を漏らし始めてしまう。
10 17/11/11(土)23:45:56 No.465063370
それでもミカは我慢した。ここで声をあげて人に来られてしまっては、すべてが終わってしまうと思ったからだ。 「頑張るのぉ……ならば、これならどうじゃ!」 そう言うと老人は、ミカの尻を思いっきり引っ叩いた。 パシィ! 「んひぃ!?」 ミカはそれが我慢できずとうとう大声を上げてしまう。 老人はその手を休めることなく、ミカの尻を叩き続ける。 パシィ! パシィ! パシィ! 「ひっ……! ひっ……! ひっ……!」 ミカはその度に、先程ほどではないが、声を上げてしまう。 それだけではない。ミカは叩かれるごとに、股の間からどんどんと愛液を垂れ流してしまっているのだ。
11 17/11/11(土)23:46:14 No.465063468
「叩かれてオマンコ濡らすとは、とんだ変態じゃのうミカちゃん!」 「ち、ちが……!」 ミカは必死で否定する。自分がそんな変態なわけないと、自分に言い聞かせるように。 「では、そんなミカちゃんに、プレゼントじゃ!」 老人が前後運動を早める。それは、射精するという合図だった。 「ひっ……!? ま、まさか、お尻の中で……!? やっ、やめ――」 「もう遅いわい!」 そう老人が言った直後、ミカの尻の中に大量の精液がぶちまけられた。 「あっ、ああああああああああああああああああっ!」 それによって言いようのない快感を感じたミカは、その射精と同時に絶頂に達した。 「あ、あああ……」 「ふふ、最後は凄い大声を出して。それでも見つからなくてよかったのうミカちゃん。それじゃあ、ちゃんと制服着るんじゃよ。先生が来る前にな」 老人はそう言って去っていった。応接室には、下半身を露出させ、尻穴から精液をこぼしながら前のめりに倒れたミカの姿があった……。
12 17/11/11(土)23:46:31 No.465063543
そうしてミカは何度も老人に犯され続けた。 ミカは必死に耐えた。すべては継続のため。すべてはアキやミッコのため。そう思いながら、老人からの責め苦を受け続けてきた。 ミカはなんとか快楽を否定し続けてきた。体は売り渡しても、自分の心だけは守る。そう自分に言い聞かせてきた。 「はぁ……はぁ……」 しかし、ミカの体はすでに限界が来ていた。 「私は……絶対に……折れない……」 そう言いながらミカは、自室で自分の秘部をボールペンでいじっていた。 クチュリ……クチュリ……。 秘部からどろどろと愛液が湧き出てくる。それを、ミカはボールペンでかき混ぜるようにいじり続けた。 「私は……負けない……」 その晩、ミカはずっと自分の秘部をいじり続けた。
13 17/11/11(土)23:46:49 No.465063632
「んっ……! んっ……!」 その日もミカは老人に犯されていた。 場所は屋外。木漏れ日の眩しい森林。戦車道の最中だった。 ミカは老人に呼び出され、指揮を一旦抜けて老人との逢瀬に来たのだ。 「おっ……! 出すぞミカちゃん……!」 「んっ……! ああ……来ると……いいさっ……!」 老人はゴムの中で射精する。同じタイミングで、ミカは絶頂する。 もはや何度も行ってきた行為だ。ミカはすっかり慣れてしまっていた。 「ふぅ、気持ちよかったぞミカちゃん。それじゃあまた夜にな」 「……ああ、楽しみにしないで待っているよ」 そう言って老人は帰っていった。 ミカは一人取り残される。ミカは老人が完全にいなくなるのを確認すると、脱いでいたショーツを履き、ゆっくりと歩いて部隊の下へと帰り始めた。 その道中で、ミカは思う。 ――一体あとどれくらい、こんな関係を続けなければならないのだろう……。
14 17/11/11(土)23:47:07 No.465063725
ミカは怖かった。いつの間にか流されつつある自分が。ミカはもうすっかり老人とのセックスの波長がすっかり合ってしまっていた。 老人が射精するタイミングでミカも絶頂するし、ミカが絶頂するタイミングで老人も射精する。すっかりそういう体に躾けられてしまった。 ――このままでは、私の体だけでなく、心も……。 ミカは恐怖で身を震わせた。何より怖かったのは、そのことを受け入れてもいいのではないかと一瞬思ってしまったことだった。 そんなのは気の迷いだ、とミカは頭から振り払う。 そして思った。継続学園艦にいる大切な友人、アキとミッコのことを。 ――そうだ。アキとミッコがいれば、私は私でいられる。 ミカは胸の上で拳を握る。二人のことを考えれば、自分はきっと最後の一線を守れるだろう、そう思えた。 ――ああ、早くアキとミッコに会いたい! そんな気持ちがミカの中で膨れ上がる。ミカは、二人の顔を見るためにまだ快楽の余韻が抜け切らない体で、部隊のもとへと走った。 ミカが戻ると、そこには訓練を続ける継続の部隊の姿があった。ミカはその中の、自分の戦車へと戻る。
15 17/11/11(土)23:47:23 No.465063788
「やあ、すまなかったね」 「もーミカ! どこ行ってたの!」 「そだよー訓練途中で抜け出してきてさ」 アキが口を尖らせながら、ミッコが笑いながら言う。 ――ああそうだ、この声だ。 ミカは思わず笑みを浮かべる。 「いや、ただ風に吹かれてね」 「もーまたそういうよく分からないことを言う」 「まあそれがミカだし?」 二人の言葉はとても暖かく感じた。この二人は、どんなときも自分を受け入れてくれる。そう思えた。 「ミカは気楽でいいよねー。なんか私達がピンチになっても、フラフラどっか行っちゃいそうだよね」 「えっ……?」 その言葉を、聞くまでは。
16 17/11/11(土)23:47:47 No.465063917
「ははは、そんなこと……」 「えーあるよーミカってなんか他人に何があっても我関せずって態度でいそうだもん」 「あーそれ分かる。一人でうまく立ち回ってそうなイメージ」 ――私は、そんなことしないよ……? アキとミッコのためなら……さっきだって、そのためにこの体を売ってきてたんだよ……? 「ミカは自由人だからなー。なんか私達とは違うって感じ」 「それ本人の前で言うー? まあ気持ちは分かるけど」 ――私だって、アキやミッコと一緒だよ……それなのに、私だけ異物みたいな……。 「ま、ミカは何があっても一人で大丈夫だからそこら辺は安心だけどね」 「そだなー。まあミカは一人でもまず問題ないだろ」 ――嫌だ……そんなの嫌だ……私はアキと、ミッコと一緒にいたいよ……。 「だよねー! はははは!」 「はははは!」 ――なんで笑ってられるんだい……? 私は結局、その程度の価値しか二人にはなかったってことなのかい……? そうか、そうなのか……。 「……ふふふ」
17 17/11/11(土)23:48:02 No.465064008
「ん? ミカどうしたの?」 「……私の努力は結局、その程度の価値しかなかったわけだ……」 「え? 何言って……」 ガシャン! 物凄い音が、戦車の中で響き渡った。 ミカが、戦車の中に置いていたカンテレを思い切り叩きつけて割ったのだ。 「ミカ……?」 「……もういい。分かった。私は、風になって消えよう……」 そう言うミカは、笑っていた。笑いながら、泣いていた。 そしてミカは、戦車から飛び出していった。 「ちょ、ミカ!? ミカー!」
18 17/11/11(土)23:48:27 No.465064129
継続学園艦にある某企業が経営するホテル。 その一室の前に、ミカは立っていた。 ミカは合鍵を使い、その扉をノックもせずに開ける。 「おや? ミカちゃんどうしたんじゃ? 約束の時間よりはまだ早いが……」 中から様子を伺いに出てきたのは老人だった。 ミカはその姿を見ると、老人にひしっと抱きつく。 「おっ!? ミカちゃん?」 「……抱いてくれ。私を。私のことを、めちゃくちゃに犯してくれ……」 ミカは顔を上げる。その瞳は虚ろで、涙を流していた。 「……何があったかは知らんが、いいじゃろう。今日はたっぷりと犯してやろうかのう! ハッハッハ!」 そのままミカと老人はベッドに行く。ミカは待ちきれないとばかりに歩きながら服を脱いだ。 そして、老人をベッドに押し倒し、口でズボンのチャックを開ける。 そこから、ボロンと老人の巨根が飛び出してきた。 「はぁ……」 ミカはそれを見て笑顔になる。老人はその顔を見て不思議そうな顔をする。
19 17/11/11(土)23:48:42 No.465064203
「おや、随分と嬉しそうな顔をするんじゃのお」 「ああ。今はこれが愛おしくてたまらないんだ……」 ミカは老人の服を脱がしていく。老人はミカの手によって、見る見るうちに裸になっていった。 そして、ミカは老人を寝そべらせたまま、自分の股を老人のいきり立つペニスにあてがう。 「おっ、ミカちゃんが自分で挿入れてくれるのかい? あとゴム無しでいいのかい?」 「ああ……そういう気分なんだ……」 ミカはハァハァと息を吐く。その顔は、紅潮していた。さらに、ミカの秘部はすでに濡れ始めていた。それこそ、前戯の必要性が感じられないほどに。 「それじゃあ……いくよ……」 そして、ミカの秘部は老人のペニスをぬるりとくわえ込んだ。 「ああああああああああああああああああっ!」 ミカが叫ぶ。その声色は今までとは違う、まったくためらわない艶のある声だった。 「あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!」 ジュポッ! ジュポッ! ジュポッ! ジュポッ!
20 17/11/11(土)23:48:57 No.465064260
ミカは男の腰に手を回しながら、老人の上で激しく上下運動を繰り返す。口からはだらしなく舌を伸ばし、目はだらしなくとろんとたれている。 その姿に普段の優雅さはなかった。 「はっはっは! がっつくミカちゃんもかわいいのう! どうれ! やられるだけじゃ男の沽券に関わる! ほれ!」 老人が下から勢い良く突き上げる。 「おほぉ!?」 ミカはあられもない声を出した。ミカの動きが一瞬止まる。だがミカは再び腰を激しく動かし始めた。 「いいっ……! 気持ちいい……! どうしてこんな気持ちいいことずっと拒否していたのか……わからない……! 気持ちいいよぉ……!」 涎を撒き散らしながらそう口にする。 ミカの秘部は、どんどんといやらしい水音を立てる。 ジュパッ! ジュパッ! ジュパッ! ジュパッ! それに合わせて、ミカはその綺麗な尻を老人のふくよかな股に打ち付ける。
21 17/11/11(土)23:49:32 No.465064447
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 「あったかい! あったかいよぉ! 人との繋がりとはこんなに暖かかいものだったんだね……!」 ミカの頬が濡れる。 ミカは泣いていた。下品な笑みを浮かべながら泣いていた。 なぜ涙が流れるか、ミカには分からなかった。いや、分かっていたのかもしれない。ただ、それよりも今のミカは快楽が欲しかった。 「はぁっ! はぁっ! はぁっ! はぁっ!」 ミカは振る。腰を振る。まるで犬のような呼吸をしながら腰を振る。 その姿はまさに獣だった。 「さあ! 膣内に出すぞミカちゃん! いいかい!?」 「ああっ! 出してくれ! 私の膣内に出してくれぇっ! あなたで私を満たしてくれぇ!」 その言葉と同時に、ミカの膣内が老人の白濁とした粘液で満たされた。 「イク! イクウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」 そして、やはりそれと同時にミカも絶頂した。
22 17/11/11(土)23:49:55 No.465064561
「はぁ……はぁ……」 ミカと老人はベッドの上で転がっていた。部屋は獣臭い臭いで満たされている。 「ふぅ……」 老人のペニスは依然雄々しくいきり立ち、ミカを誘っている。 ミカはそのペニスを再びゆっくりと秘部に挿入しようとした。 「なあミカちゃん」 と、そこで老人が口を開いた。 「ん? なんだい?」 「今のミカちゃんの人生にとって大切なものって、なんだい?」 老人が聞く。 すると、ミカは目を見開いた笑顔で言った。 「人生で大切なもの……? チンポ! チンポだよ! チンポに決まってる! 男根チンポペニスデカマラおちんぽおちんちん……! ああ、セックスには人生の大切なもののすべてが詰まっている……さあ、またその快楽で私を満たさせてくれ……」 そうミカが言った直後だった。 老人は、ミカを押しのけベッドから降りた。
23 17/11/11(土)23:50:16 No.465064672
「え……?」 「はぁ……ガッカリだよミカちゃん」 老人は服を拾い集め、着ながら言う。 「儂は戦車道で華麗な戦いを見せるミカちゃんが好きじゃった。継続高校の風来坊なミカちゃんが好きじゃった。でも今のミカちゃんはもう以前のミカちゃんじゃない。今のミカちゃんは肉欲に飢えたただの雌豚じゃ。そうなった女は他にもいくらでもいる。そしてそうした女は大概つまらないものじゃ」 「待って……待ってくれ……」 「もうつまらない女になってしまったミカちゃんに興味はない。他の戦車道娘を探すとしようかのう。安心せい。継続の学園艦は約束通り資金援助して救ってやるわい。それが、約束じゃからな。それじゃあの、ミカちゃん」 老人は完全に服を着終えると、部屋の出口に向かって歩いていった。 「待って!」
24 17/11/11(土)23:50:34 No.465064750
ミカはとっさにその老人の足にすがりつく。 「お願いだ! 私を捨てないでくれ! もう……もうひとりぼっちは嫌なんだ! 私は人と一緒にいたい! そうだ! それが本心だ! どんなに自由人を気取っていても、それこそが人の真理なんだ! でも私は捨てられた! いや、もともと彼女達とは同じ場所にいなかったんだ! ……あなただけなんだ、私と一緒にいてくれるのは。だから、私を捨てないでくれ……」 そんなミカに対して、老人は―― 「……本当に残念じゃよミカちゃん。そこまで堕ちてしまったんじゃな」 ミカを振り払い、部屋から出ていった。 「待って……待ってええええええええええええええええええええええええ!」
25 17/11/11(土)23:50:56 No.465064848
◇◆◇◆◇ ――数年後。 アキは東京のとある路地裏に来ていた。 理由は一つ。ミカを探すためである。 「本当にミカ、こんなところにいるのかな……」 ミカは数年前、突如失踪した。それはあまりにも突然で、誰にも理由は分からなかった。 アキとミッコは数年間ミカを探し続けていた。 そしてつい昨日、アキはミカが東京のとあるアパートに住んでいることを掴んだのだ。 「こんな、まともな人は近寄らなさそうな場所に……」 アキは嫌悪感を表しながらも、件のアパートへと向かった。アパートは、路地裏の、入り組んだ場所にあった。 「ここか……」 アキは扉を開き、玄関で部屋番号を確かめる。そして、階段を上りその部屋の前まで歩いていく。
26 17/11/11(土)23:51:18 No.465064927
「…………」 扉を目の前にして、アキは息を呑む。扉はひどく錆びついており、本当に人が住んでいるか怪しい。 「……とりあえず、確かめてみるか」 アキはインターフォンを押そうとした。そのときだった。 ガチャリ、と扉が急に開いた。 「あれー? 君だれ?」 出てきたのは男だった。非常に軽薄そうな金髪の男だった。 「えっと、私はその、とある人を探しに来たんですが……ここはあなたの部屋ですか?」 「いや違うけど……あ、もしかしてミカちゃんのお友達!?」 「っ!? ミカを知ってるんですか!?」 「知ってるも何もさぁー、ミカちゃんとは……見てもらったほうが早いかもな。ほら、どうぞ」 男はアキを部屋の奥へと誘う。アキは最初警戒したが、心を決めその部屋の中に入っていく。 部屋の中は饒舌にし難い臭いが充満していた。臭く、甘く、辛く、苦い、そんな臭い。 それが煙をなしている。
27 17/11/11(土)23:51:34 No.465065004
アキは思わず口と鼻を手で塞いだ。 「ミカちゃーん、お友達だよー」 男が言う。アキは驚きながらその声が向けられた方へと進んでいった。 「……っ!?」 そして、言葉を失った。 「……ああ、あきだぁ。ひさしぶりだねぇ、へへへ……」 そこにいたのは、確かにミカだった。 複数の男に囲まれた彼女は、妊娠によって腹を大きく膨らませ、股間近くと腕と背中に淫らなタトゥーを施し、耳と舌と秘部にピアスをし、髪を金に染め、肌を黒く焼き、タバコをふかしていたが、それはミカだった。 アキには、ミカだと分かった。 「えへへ、あきぃ……きいてくれたまえよ……もうわたしごにんもはらんだんだ……まあぜんぶながしたしこのこもながすよていなんだけどね……ああ、またいろんなたいいでせっくすしたいなぁ、にんぷだとやりづらいのさ……ねぇ、あき、せっくすしよ。せっくすすれば、わたしたちともだちになれるとおもうんだ……」
28 17/11/11(土)23:51:54 No.465065101
「嫌……嫌あああああああああああああああああっ!」 アキは、ミカだったものを目の前にして悲鳴を上げた。 ミカだったものは、そんなアキを見ながらこう思った。 ――ああ……わたし、こんどはうまくやれるかな……こんどこそ、あきやみっことほんとうのともだちになれるかな…… おわり
29 17/11/11(土)23:52:06 No.465065164
ありがとう…
30 17/11/11(土)23:54:32 No.465065917
読んでいただきありがとうございました su2100913.txt 過去作も良かったら ・シリーズもの su2100915.txt ・短篇集 su2100921.txt
31 17/11/11(土)23:55:30 No.465066211
やめてくれないか! いきなりエロい文章をわっと投げつけてくるのは! ありがとう
32 17/11/11(土)23:57:12 No.465066659
ああ…いい…
33 17/11/12(日)00:00:19 No.465067391
私こういうの好き!
34 17/11/12(日)00:05:40 No.465068830
老人のCVは小西克幸で脳内再生したよ
35 17/11/12(日)00:07:44 No.465069442
カタフォービドゥンって言いに来たら力作だった
36 17/11/12(日)00:10:14 No.465070183
いいねをくれてやろう!
37 17/11/12(日)00:12:11 No.465070686
過去作も読ませていただいたがこれは…素晴らしい…
38 17/11/12(日)00:13:04 No.465070927
クスリによる堕落の描写がなんとも扇情的かつ退廃的でいい…
39 17/11/12(日)00:18:39 No.465072459
クスリから始まって妊娠に終わるあたりやっぱ姉妹だわ
40 17/11/12(日)00:21:52 No.465073329
おじさんの気持ちがよくわかる
41 17/11/12(日)00:27:02 No.465074658
しゃっくり止めようとして息止めながら読んだ 苦しかったけどよかった
42 17/11/12(日)00:31:01 No.465075578
過去作見ると堕落する描写がとても上手でいっぱい出た
43 17/11/12(日)00:31:45 No.465075750
>老人のCVは小西克幸で脳内再生したよ 俺は故宮内幸平さんで…
44 17/11/12(日)00:34:19 No.465076341
非常に実用的であります 大戦果であります バックアタックからの激しい連続スパイクであります