虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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3 当... のスレッド詳細

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17/10/29(日)23:23:05 No.462449869

3 当惑と思惑 「納得いきませんわ!」  吠えたのはローズヒップだった。赤毛をたてがみのように揺らしてテーブルの参加者に語りかける。昨日からずっとこんな感じだ。起こった衝撃がローズヒップに一種の虚脱状態を引き起こしていたのが、乾いた感情から引き起こされたのは怒りの炎だった。 「何故オレンジペコさんが外されなきゃならないんですの!」 「まあ、一応名目は揃ってますし」  困った顔で微笑むオレンジペコに、ローズヒップは「嫌いになりますわよ!」と噛みつく。 「どんな名目が揃っていても、納得できるものではございませんわ! もっとオレンジペコさんも、怒るべきだと思いますわ!」 「しかし怒ったところでどうしようもない」  静かにルクリリは空のティーカップをテーブルに置いて立ち上がった。 「さて。私は向こうの訓練に参加してくるよ。オレンジペコ」 「はい。明日の報告を楽しみにしています」  うん、と生真面目に頷いてルクリリは部屋を出て行った。先に向かっているニルギリに合流する手はずだ。青い学生服が戸を閉めた後でローズヒップは「わたくしは行きませんわよ!」と啖呵を切った。

1 17/10/29(日)23:24:14 No.462450124

「あんなの参加したら、裏切り者と同じじゃありませんか」 「お気持ちは嬉しいですけれど、大学選抜にまで選ばれた先輩の胸を借りるのも悪くないと思いますよ」 「なにをそんな呑気な顔をしていらっしゃいますの!」  冷静なオレンジペコに、更に食ってかかるローズヒップだった。  紅茶の園で行われる今日の午後の紅茶。そこに集まる首脳部は、どこか斜陽の空気を漂わせている。諦めてしまったような人達にローズヒップは我慢できないのだ。 「とにかく絶対おかしいですわ! 例え先輩達といえど卒ぎょ……」  砲声が鳴り響いてローズヒップの声が消し飛んだ。空砲だろう。これから訓練が始まるのだ。  聖グロリアーナ学園艦をこれから戦車隊が一周する。参加するのはOGの決定に従った者たちだ。それはローズヒップが思っていたよりもずっと多かった。彼女にはそれが許せない。  ただ、轟く砲に意表を突かれたようになって、ローズヒップはもごもごする。 「卒業なさった方々が、勝手に生徒を横取りして、こんな……」 「そう思うなら、勝てばいいだけよローズヒップ」

2 17/10/29(日)23:25:27 No.462450374

 ダージリンは平気な顔でオレンジペコに紅茶のお代わりを要求した。うやうやしくティーカップを受け取るペコに眉をひそめて、改めてローズヒップに語りかける。 「あなたと、それからオレンジペコが。あの”香辛料の世代”と戦って、ね?」  まるでからかう見たいな口調に、我慢できずにローズヒップも続いて席を立った。  そこにはいつもの三人が残される。給仕される最上級生二人と、給仕するオレンジペコ一人。  アッサムが尋ねる。 「追わなくていいの? ペコ」 「……今追っていっても、理性的に話は出来ません。落ち着いたときにきちんとお話しします。味方して下さるのは嬉しいので」  いつも通りのオレンジペコにアッサムは妙な表情を浮かべた。  そのままなにか言おうとするのを視線で抑えたのはダージリンだった。                   *

3 17/10/29(日)23:26:14 No.462450558

 三日前のオレンジペコの隊長就任式は、全校生徒が集まっての盛大なものだった。  お祭りの空気はなかったものの、前隊長から新隊長へと、隊長就任の赤いマントと元帥杖を捧げられる儀式は荘厳で見応えがあるし、その夜は大抵寮監も寮母さんの監視も甘くなるので、馬鹿騒ぎの夜確定なのだ。翌朝、何故か鼻をつく酸っぱい臭いが教室に満ちても教師はとくになんの反応もしない。余談ではあるが英語教師の河嶋は授業を二時間に増やして映画を上映したりする。勿論、視聴後の感想文は提出する必要がある。葡萄酒とビールとウィスキーと女子高生の素敵な香りのカクテルをときおり空気の入れ換えをしながら少女達は英語で感想文を書く必要がある。去年はダージリンが最長のローマ字の羅列を記録した。即ち。”Fantastic!”  学院長の演説が終わり、今年の戦車道の戦果が告げられ、更には大洗女子学園の救援に駆けつけた戦いの抜粋も流された。  偉大なるダージリン!  自校のみならず、他校の存続をも保証し、聖グロリアーナ女学院の名を高めた人! 「”ダージリン隊長はその困難な使命を胸に、各諸先輩方とも友好的な話し合いの後、戦いへとその身を躍らせました”」

4 17/10/29(日)23:27:10 No.462450773

 寮母の治部さんが、壇上で手紙を読み上げる。生徒達の一部からクスクスと笑いが漏れた。ダージリンが大先輩、”提督”をぶん殴って放校扱いになったのを知らない生徒はいない。それなのに治部さんはまるでそんなこと知らないみたいに厳格な口調で話すのが面白いのだ。 「”その功績を称え、我ら元帥会議はダージリンに在学中であるものの、元帥格の称号を贈る。この時を以てダージリンは”鉄”のダージリンを名乗ることをここに許す”  さあ、ダージリン。壇上に立ちなさい」  ハンマービームの屋根を持つ迎賓館。そこは聖グロリアーナの中でもっとも厳かな雰囲気に包まれる場所だ。時折行われるイギリス国教会のミサも、各仏教徒の使者のお説教も、イスラムの講義さえここで行われる。いずれの者も来ることを拒まずの精神がここにある。同時に、神の名に於いて友好と契約が結ばれるという意味も。 「はい」  ダージリンはゆっくりと進み出た。沈黙が出迎える。それは爆発のための前触れだ。黒いドレスを纏う治部さんが、ダージリンを前に読み上げる。

5 17/10/29(日)23:27:39 No.462450861

「汝ダージリン。  そなたはこれより元帥としてこの学園の為に働き、先輩の命に服し、後輩をよく指導して、この聖グロリアーナ女学院を更なる高みへと導くと誓いますか?」 「誓います」  途端に、わーっと歓声が上がった。 「ダージリン! ダージリン! ダージリン! ダージリン!」 「”鉄の女”! ”黒鉄”のダージリン!」 「はあ、なるほど。うまいこと考えたっスね」  形ばかりの拍手をしながら痩せた女がぼそりと呟く。隣にいたぽっちゃりした子が、なにが? と尋ねる。 「いえね。これで元帥もダージリンも手打ちにしたってことッスよ。名誉の称号与えたけど、これからは余計なことすんなってやつっスね」 「なに下らないこと言ってるのよ、”キューリ”」 「上に立つ者の知恵よ。それも判らないの?」  ぽちゃ子ちゃんが左右に顔を向ける。自分達二人を挟み込むようにそっくりの少女二人が食ってかかったのだ。半田姉妹だ。自分達と同じ戦車道履修者。”キューリ”と呼ばれた痩せた少女は、そばかすだらけの顔を真っ正面に向けて「はいはい」と流した。

6 17/10/29(日)23:28:07 No.462450961

「聖グロリアーナに親族のいる方は、ご立派でよろしいッスね。例え紅茶の名前が貰えなくても」 「なにおー!」 「我々ダム・ディー姉妹を侮辱するのか」  片割れの発言に、もう一人のそっくりさんが注意する。 「ディー・ダムでしょ」 「はぁ!?」  いきり立った抗議の声は、再び大きな歓声に遮られた。  ダージリンが喋るのだ。 「いまこの会場にお集まりの皆様。先生並びに寮母の治部様。そしてただいまこちらにいらしていらっしゃらない元帥、他三会派の方々。  このような名誉の席を用意して下さいまして、感謝の念に堪えません。  思えば今年は我が校だけではなく、この学園艦全ての運命を決めるような年となりました。その困難を共に乗り越えられたことを心より嬉しく思います」  暴発する、ダージリン様! の声。  彼女はそれを片手を軽く上げただけで抑えた。 「それはなによりわたくし達を信じて、黙って待っていて下さった生徒の皆様、先生方、そして諸先輩方の忍耐と信頼による勝利であったと申し上げても過言ではないでしょう。  勝利はわたくしによってもたらされたわけではありません。皆様が力を貸して下さったおかげなのです」

7 17/10/29(日)23:28:31 No.462451040

 ダージリンの沈黙が、合図だった。  楽団がブリティッシュグレナディアーズの演奏を始める。その伴奏と共に、ダージリンは告げた。 「今こそわたくしは、その栄誉を後輩に託しましょう。  彼女はわたくしと共におり、そしてこれからも共にあるでしょう。聖グロリアーナは益々盛んになり、戦車道も次のステップへと進むはずです。  そして今回のような愚行、学園艦を軽々に廃止して自治権を奪うような行いは今年これ以上起こることもないでしょう」  拍手を以て迎えられたダージリンの宣言は、この後に彼女自身が苦笑交じりに反芻することになる。ただここに居合わせた人達は熱狂的拍手を絶やさなかった。舞台の下手からオレンジペコが登場する。上手からルクリリ、ローズヒップがマントと元帥杖を持って現れる。この杖を与えられることで、オレンジペコは聖グロリアーナ元帥及び三会派の代表として全軍を率いることが出来るのだ。 「オレンジペコ、ここに」 「はい!」  強張った表情で、オレンジペコが歩み出す。その前に立ち、ゆっくりと跪いたところで、高らかに声が鳴り響いた。 「その宣言、待った――――!」

8 17/10/29(日)23:29:00 No.462451130

 一度目は、喧噪で届かなかった。  しかし二度目で演奏は止み、三度目に皆が訝しがりながら振り返った。  そこには四人の女性が立っていた。 「諸生徒、並びにこの会場に居合わせた者達に申し立てる」 「元帥会議は先ほどの文言を覆す」 「今ここに我ら”香辛料の世代”が、その宣言に意を唱えよう!」 「オレンジペコ、汝にその杖を受け取るはならず!」  普段の紅いタンカースジャケットではない。スカートはタータンチェック、緑のマフラーもタータンの柄でそれを巻いていないのは元帥でないカッサンドラ一人だった。 「これはシナモン元帥はじめ、”香辛料の世代”の方々。どういった理由でこちらまで?」  ダージリンが元帥杖を手に柔らかく尋ねる。シナモンはせせら笑う。 「先ほどの演説は大変見事だった。しかし幾つか疑問がある。  ダージリン、君は確かに功績を残した。  しかしそこのオレンジペコはどうかな?」 「どうかな、とは?」 「ペコちゃんはさぁ、なんもしてないってこと」

9 17/10/29(日)23:29:38 No.462451285

 浅黒い肌の女性が、あっけらかんと言ってのけた。クローヴ元帥だ。ジンジャーエール元帥が垂れ下がるお下げを跳ね上げて肩をすくめる。 「要するに、別に誰が隊長になってもいいってことでしょ?」 「他元帥からのサインも頂戴しています。  全ての元帥がこの決定に賛成というわけではありませんわ」  カッサンドラが前に進み出て、露払いをする。三人の元帥が続いた。壇上にはそのまま元帥が上り、一枚の用紙を手渡す。ダージリンは受け取って、素早く連名に目を通した。オレンジペコは悟る。あ、ダージリン様、嫌な名前見つけたな。 「”清教徒”が?」 「ええ。今回のオレンジペコの就任に、強く反対されたのよ」  古参の元帥であるキャンベル元帥や“忠実なる”ニルギリの名に混じって、”清教徒”ヌワラ・エリアの几帳面な字があった。 「もし、功績のないオレンジペコが隊長になることを許されているのなら、他の誰であってもよいはずだ。  そうは思わないか? 彼女はダージリンの名を使って地位を手に入れようとしている」 「ちょっと! 黙って聞いていたらなにをおっしゃるの? それじゃあいったい誰が隊長に相応しいってことになるんですの!」

10 17/10/29(日)23:30:12 No.462451411

 食ってかかったのはローズヒップだ。腕まくりまでして頼もしい限り。ふぅん。  シナモンは一歩下がる。ちょうどローズヒップは壇上中央に来た当たりだ。 「ダージリン様、お見せ下さいまし!」  書類を受け取るとローズヒップは改めて眺めた。署名の数は多くなかったものの、何人かの大物の名前を認める。末尾にはシナモン、クローヴ、ジンジャーの名前を認めた。それから……。 「POW?」  変な声を出す。 「ねえオレンジペコさん、このポウって誰ですの? マイケル・ジャクソン?」 「えっと……それは確かにポウなんですが」  そのときだった。楽団が激しいドラムの乱打を始めたのは。  バグパイプが鳴り響く。  いよいよ場内がざわついた。 「アトール・ハイランダーズ?」  ローズヒップがダージリンに振り返る。次いでオレンジペコに。  スコットランド兵の勇猛さを称える有名な曲が、伴奏のように流れる。ダージリンは小揺るぎもせず、ペコは開かれた入り口に素早く目を走らせる。  壇上の三元帥は右手を胸に当てる。

11 17/10/29(日)23:30:44 No.462451520

 一人の長身が現れた。  黒いマント、黒いタンカースジャケット、黒い鋲打ちの革のブーツはヒールも高く、尚威圧的な姿に見える。  その両目を隠すのは黒いサングラス。そしてまるで軍人のような黒い帽子。黒い肌にウェーブのかかった髪をなびかせ、バグパイプの音を背にして闊歩する。  聖グロリアーナの生徒、いや、学園艦住民なら一度は見たことがあるだろう。  彼女はいつも笑顔で、世界を巡って珍しいコーヒー豆を喫茶店ポピンズへと送る。  常連客の好みを覚え、いつも美味しい珈琲を点てる。  皆のよく知る優しい女性の姿は今はなく、聖グロリアーナの緋と呼ばれる色の絨毯を踏んで彼女は壇上へと向かう。威風堂々の姿に場内は静まりかえる。  教師の一部は、渋い顔をする。あるいはにやりと口の端を上げただろう。 「ミス、ブラック」  オレンジペコが呟くと、彼女はちらと見ただけであっさり無視した。そして口をパクパクさせるローズヒップの隣に立ち、優しい声で。 「これはね、プリンス・オブ・ウェールズと読むのだよ。  私の”紅茶の名前”だ」 「あなたの……」  それからローズヒップの肩を抱き、会場に居並ぶ人々に声を上げた。

12 17/10/29(日)23:31:44 No.462451752

「我々”香辛料の世代”並びに元帥は、オレンジペコの隊長就任に異議を唱えるものである!  これは彼女が必ずしも相応しくないというものではない。  しかし! より功あるものを隊長の職に就けるのが当たり前ではなかろうか!  私は、ここにいるローズヒップこそ、次期隊長として立つよう指名する!」 「わた……わたくしが、たいちょう?」  すっかり飲まれてしまったローズヒップは虚脱する。  誰かが、拍手した。  それがきっかけとなった。会場は拍手の渦に巻き込まれ、オレンジペコは軽い目眩に襲われた。               * 「よーし、皆、集まったか!」  シナモンは声をかける。  初の練習だ。もう少し参加者が多いかと思ったら、精々四十名くらいだった。これからどうするのか悩んでいる者、試しに参加してみようと思った者の数がこれくらいだとすれば。

13 17/10/29(日)23:32:02 No.462451836

「少ないね、シナモン」  クローヴが囁いた。 「本当なら全員集まってもいいくらいなのに」 「増えていくよ。これからもっとね」  シナモンは応える。 「我々の計画では、そうなって貰わないと困る」 「それにしても、ペコちゃんは中々やるね」  広場で緊張しながら整列している生徒達を見定めながらクローヴは思い出し笑いをした。 「まさかその場で言うとは思わなかった。  ”それでは、わたしたちと覇を競いませんか”なんてね」  ミス・ブラックの宣言の後、オレンジペコは即座に切り出したのだ。 「閣下達に賛同される生徒と、わたし達の精鋭とで試合をするんです。それでわたし達が勝利したら、わたしの隊長職を認めて下さい」  そしてオレンジペコは場内に改めて呼びかけたのだ。

14 17/10/29(日)23:32:20 No.462451908

「今回、このような形で皆様を驚かせたことをお詫びいたします。  けれどわたしは屈しません。  必ず皆さんにわたしがダージリン様の後を継ぐに相応しい隊長であることを証明して見せましょう」  これもまた、拍手で以て迎えられたのは忘れるわけにはいかない。今日の練習の参加人数が少ないのも、その影響があるだろう。 「でも、魅力のある餌があったら、どうかなあ」  シナモンはニヤリと笑った。  突然、空砲が鳴り響いた。並んでいた四十人はビクッとした。 「やっと来たねえ、ジンジャーが」  ほくそ笑むクローヴの肩を軽く叩いて、シナモンは集まった勇者達に話しかける。 「諸君。  君たちの殆どが、紅茶の名前ももたない二軍選手だと私達は知っている。  そして私達に取り入ることが出来たなら、もしかすれば聖グロリアーナのメインメンバーに……いや、大学選抜の選手として口利きをしてくれるかもと期待を持っていることも理解している」  当然、反論はない。

15 17/10/29(日)23:33:02 No.462452088

 聖グロリアーナの白い校舎群の狭間で、彼女たちは一縷の幸運に縋っている。即ち、誰かが自分を見つけてくれることを。  例えば彼女らは、自分がカレーの具材のどれかなのだと思っている。肉でなくても、人参でもジャガイモでもタマネギでも。香辛料でもいい。 「それなら私達は君達に、触れる機会を与えよう。  力を手に入れるとは、どういうことかを!」  さっと手を向けると、少女達は振り返り、何が近づいていたのかはっきりと目にした。 「M26……パーシング……」  歓声をあげる生徒の中で”キューリ”は呻き声を上げた。 「アメさんの戦車持ってくるなんて……いよいよ元帥は本気ってことッスね」 「もう一輌パーシングを用意するわ!」  ハッチを開けて顔を覗かせたジンジャーエールが叫んだ。 「訓練に参加した子達は、みんなこれを弄らせてあげる!」  わっと生徒が群がった。

16 17/10/29(日)23:34:41 No.462452441

 大学選抜選手の統一機体として用意されたパーシング。これは他校でも中々使うことの出来ない戦車だ。  無論、最強の戦車、というほどのものでもない。しかし火力に飢えた聖グロリアーナにとっては宝石のように見える。まして彼女らは重戦車に乗ったこともないのだ。 「お任せ下さい”閣下”。  試合の日までにこのひよっこ達を、なんとか見られるレベルに引き上げて見せますよ」  シナモンは不敵に笑うと、練習内容を伝えるためにパーシングの周りではしゃぐ生徒達へと歩んで行った。(続 今回までのテキスト su2083190.txt

17 17/10/30(月)00:12:57 No.462462340

6ポンド砲も悪いやつじゃないんだぜ…?

18 17/10/30(月)00:15:05 No.462462861

ああ香辛料軍団ってあれか 大学選抜戦でアヒル被った知波単に散々やられた…

19 17/10/30(月)00:15:28 No.462462951

寿司を奢らされた……

20 17/10/30(月)00:17:10 No.462463382

重戦車はチャーチルのみでチャーチルは隊長車だからほとんど乗れないわねそりゃ

21 17/10/30(月)00:20:52 No.462464292

でもパーシングは中戦車なんだよね

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