虹裏img歴史資料館

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17/10/24(火)22:15:14 ガルパ... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1508850914622.png 17/10/24(火)22:15:14 No.461454645

ガルパンSS ・姉の異常な愛情 または如何にして西住まほは戦車道に対して意義を感じる様になったか これまで su2076261.txt su2076262.txt

1 17/10/24(火)22:15:38 No.461454731

第十六話【やろうぜ、勝負はこれからだ!】 -1- 「みほの戦車に乗った時?」 「そうです!  あの練習試合の時に始めてみほさんの戦車に乗った時、皆さんどう感じましたか?」 たまたま、みほが不在で私と小梅と浅見と斑鳩先輩の四人が集まり、私の部屋でくつろぎながら雑談をしていた時であった。 一つの会話が終了すると、赤星が次の話題として出してきたのがそれであった。

2 17/10/24(火)22:15:58 No.461454826

「……私は初めて戦車に乗ったときを思い出したな。  小学六年生の時だったかな?  家の近くで体験会みたいなのがやっていてな。  子供達に戦車に触れてもらおうという……まぁ地元だから西住流の企画だったんだが。  難しい事も考えずに始めて乗った戦車に興奮した物だ」 「……はぁ子供の頃の斑鳩先輩ですかぁ」 「……何か含む所がありそうな言い方だな赤星」

3 17/10/24(火)22:16:13 No.461454874

「いえ、さぞかしヤンチャだったんだろうなって」 「何か今のまま小さくしたような感じが直ぐに思い浮かびますよね」 「お前なぁ……。  ……そういえば逸見はどんな感じだったんだ?」 「……私も同じですね。  初めて戦車に乗った事を思い出しました……」

4 17/10/24(火)22:16:29 No.461454940

-2- 「小梅!浅見!  現状は!?」 「駄目です!  みんな混乱しているみたいで……」 「こっちも回線が混線しているみたいで状況はつかめない!」 一緒に行動していた浅見と小梅に問いかけるが返事は芳しくない。 いや、芳しくないのは黒森峰全体なのだろう。 市街地に入ってから驚くべき手際の良さで分断され、曲がり角等の視界外からの不意打ちで瞬く間に混乱してしまった。 それでも私達は何とか三台で離れずに行動できていた。

5 17/10/24(火)22:17:28 No.461455202

「……どうしますか?」 「……どうしますって言われても……  隊長の指示もないのに…」 「各自で判断して動けってのが隊長がの指示だったでしょう。  "高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処する"って」

6 17/10/24(火)22:17:43 No.461455267

「そんな事言われても……今まで私の…副隊長の役目なんて隊長の指示を忠実に実行する事。  指揮だってその支持の元で隊長の負担を軽減するために幾つかの車輌を率いて作戦を実行する。  今更、自由裁量で独自の判断で動けといわれても……」 「……大丈夫ですよ、エリカさん。  隊長がエリカさんを副隊長にしたのも、きっとそういうのも見据えてできる思っていたからですよ」 「……でも…」 「あーもうごちゃごちゃ煩いな!」 珍しく優柔不断で弱気になっている私に対して浅見が叫び声をあげた。

7 17/10/24(火)22:18:01 No.461455343

「確かに小梅の言うとおり隊長はエリカが自分で考えて行動する事ができると思って副隊長に任命したかもしれない。  でも絶対にそれだけじゃない筈だよ!  多分、隊長はみほさんとこういう風に戦うって事をどこか予感……いや、違うな期待していたんだ。  だから、もしその時が来た場合に備えてエリカを副隊長にしたんだよ」 「……それでなんで私を?」 「わっかんないかなぁ!!  悔しいけど、みほさんの事を一番理解していたのはエリカだったよ!  ……それこそ、隊長よりもね」

8 17/10/24(火)22:18:22 No.461455425

それを言われて私はどきりとした。 頭の冷静な部分ではそんな訳が無いと一蹴していた。 あの二人のコンビネーションを見れば解る事だ。 通信もせず、アイコンタクトだけで完璧な意思疎通をみせ、まるで二台の戦車が一つの生き物の様に動く様を見ればどうして私が隊長以上にみほを理解していると思えるだろう。 ……だが、同時に頭の何処かでもしかしたらという考えが沸いてくる。 そう、少なくとも一部分に関しては私はみほを誰よりも知っているのではないか……?

9 17/10/24(火)22:18:40 No.461455507

「確かに戦車に乗って連携している様子で言えば隊長は凄かった。  でも、エリカは連携とかじゃなくて……そう、なんだかみほさんの考えを理解しているような節があった。  戦車道に限らず、日常生活でもそういう事が多かったよね。  みほさんがやろうと思えば先に着替えやタオルを用意したり、食事の時もみほさんが手を出す前に醤油をとってあげたり。  その間に会話は一切無しでエリカは『んっ』とだけ言って差し出してみほさんはありがとうといって受け取るだけ。  一緒に戦車に乗れば私たちの誰よりも早くみほさんがどう指示を出すのか解っている様な感じだった」

10 17/10/24(火)22:18:57 No.461455583

「……そう、なのかもしれないわね」 ふと何時だったか大洗対サンダースの試合を見に行った斑鳩先輩が言っていた事を思い出す。 みほの車輌に乗っていた子達は皆特別なのだと。 みほの車輌に乗った私達は初めて戦車に乗った頃を思い出して悦ぶ。 しかし、彼女達はみほの車輌に乗った時が始めて戦車に乗った時なのだ。 だから一般的な戦車道の常識や定石に邪魔されることなく、みほの戦車道に最適化されるのだと……。 ……今でも忘れない。 あの黒森峰に入学して初めて行われた一年生同士の練習試合の時を……。

11 17/10/24(火)22:19:51 No.461455828

-3- 私はあの時にみほの指揮を受けて初めて戦車に乗った時の事を思い出していた。 それは両親に頼んで道場に入門した時だろうか? それとも地域のイベントで体験会に行った時だろうか?

12 17/10/24(火)22:20:17 No.461455952

……いや、そうではない。 『……ね?戦車って楽しいでしょ!?』 『うん!だってエリカちゃんは優しいし可愛いし……もう立派なしゅくじょだよ!』 『それじゃあ、エリカちゃん!今日は山に行くよ!』 それよりももっと前に私は戦車に乗った事がある。 そう、戦車道に触れようと思った切欠が……。

13 17/10/24(火)22:21:38 No.461456334

残りはtxt su2076273.txt

14 17/10/24(火)22:31:22 No.461458974

健気なやついいよね…

15 17/10/24(火)22:35:24 No.461460085

世話焼きなやついい…

16 17/10/24(火)22:35:37 No.461460147

エリみほキテル…

17 17/10/24(火)22:47:05 No.461463518

乙女な奴いいよね

18 17/10/24(火)22:47:48 No.461463705

全国中継されている中でこんな事叫んで大丈夫? 一生ネタにされない?

19 17/10/24(火)23:11:06 No.461469493

隊長のためでもあるけどみほのためでもある行動な気がするなこの方陣は

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