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    17/10/02(月)23:10:01 No.456911388

    メンチ揚げたわ…

    1 17/10/02(月)23:12:00 No.456911892

    ぐんちゃんサンド!

    2 17/10/02(月)23:13:24 No.456912255

    ふーん…ぐんちゃんは私を3倍にしてくれないんだ…

    3 17/10/02(月)23:15:07 No.456912704

    結城さんと高嶋さんは1人ずつしかいないし…

    4 17/10/02(月)23:16:59 No.456913188

    つまり…ぐんちゃんも友奈になればいいってこと!

    5 17/10/02(月)23:17:10 No.456913235

    ゆゆゆい時空にも高知県あるのかな?

    6 17/10/02(月)23:19:12 No.456913763

    3倍とオートの状態も保存されるの怖いな!

    7 17/10/02(月)23:20:25 No.456914065

    ゆーゆとたかしーに全身オイルマッサージされるぐんちゃんまだかな…

    8 17/10/02(月)23:21:56 No.456914448

    「ほら、大きい須美。あーん」 三ノ輪銀に差し出された金平糖の一粒を、東郷美森は口内へ迎え入れた。緩やかな甘さがじんわりと喉を解していく。 不作法にも畳に直接寝転がり、三ノ輪銀の太ももに頭を委ねてじゃれつく姿は、普段三ノ輪銀と接する凛々しい態度からはかけ離れたものだった。 「おいしいか?」 「ええ、とても。それにしても不思議ね、どこからこんな味の金平糖を調達してくるの?」 「秘密だよ、秘密。あー、ヒントはイネス」 「大体わかったから、もういいわ」 口を開ければ金平糖。見つめれば微笑むともだち。耳を澄ませば窓の向こうの鈴虫が、身体を心地よく震わせている。 大体の場合、二人の一日はこうして始まる。夢か現かすら曖昧な、微睡みと甘味の二重奏。 頭の芯がぼおっと暖まり、時折ふと訪れる冷静な思考を一瞬で霧散させる。 今この四畳半において、東郷美森を阻害するあらゆるものの存在は許容されていなかった。

    9 17/10/02(月)23:22:57 No.456914708

    急に

    10 17/10/02(月)23:24:48 No.456915181

    オートにすると東郷さんが全力で前進するせいで迂闊にオートにできん

    11 17/10/02(月)23:25:51 No.456915452

    この神世紀アメフト面白いな…

    12 17/10/02(月)23:26:09 No.456915521

    膝枕いいよね…

    13 17/10/02(月)23:26:12 No.456915539

    急に

    14 17/10/02(月)23:26:37 No.456915645

    「ねぇ、銀」 「はいはい。耳掃除だろ?大きい須美は甘えん坊だなぁ」 冗談めかして言いながらも、三ノ輪銀は一切断るそぶりを見せない。東郷美森の耳に梵天を添え、入口を軽くくすぐる。 何度も、何度も、何度も、何度も、絶え間なくそれだけを繰り返す。 それは掃除と呼べるほど生産性を持ったものではなく、どこまでも曖昧で非効率な耳弄りに過ぎなかった。 それもそのはず、東郷美森の耳は掃除する必要もないほどに清潔だった。しかしそれでも彼女は毎日飽きることなく30分を超える耳掃除を所望し続けた。 三ノ輪銀には彼女が耳ではなく、もっと深い所につかえているものを取り去って欲しいと懇願しているように感じ取っていたが、自身がそれをする必要はないとも思えた。 耳孔のごく浅い部分を、あくまで軽く。それが東郷美森に対する三ノ輪銀の態度だった。

    15 17/10/02(月)23:26:40 No.456915657

    しゅちゅじんしゅる!!

    16 17/10/02(月)23:28:03 No.456915985

    銀東キテル…?

    17 17/10/02(月)23:28:21 No.456916061

    キテル…

    18 17/10/02(月)23:30:37 No.456916632

    これもしかして…

    19 17/10/02(月)23:30:55 No.456916708

    耳掃除って愛撫だよね

    20 17/10/02(月)23:32:36 No.456917120

    左様

    21 17/10/02(月)23:34:57 No.456917736

    快楽に浸りきっていた東郷美森の耳に、突如として巨大な衝撃音が響く。 部屋の扉を強く叩く拳の音はノックなどという生易しいものでは形容できない。 比喩でなく扉を殴りつけているとしか思えないほど破壊的な騒音は瞬く間に部屋を覆い尽くしていく。 「ひっ」 東郷美森はこの音が嫌いだった。楽園のようなこの部屋の静謐を阻害し、三ノ輪銀を引き離すこの音だけが彼女を怯えさせた。 「大丈夫だ。須美もこの部屋も、アタシが守ってやる」 怯える東郷美森を強く抱きしめてから、三ノ輪銀はいつものように囁く。 「すぐに帰ってくるから、須美はこの部屋で待っててくれ。いい子にしてなきゃダメだぞ?」 お土産にお菓子持ってくるからさ、などと軽口を叩きながら、三ノ輪銀はドアの方へ歩みを進める。 主がいなくなった部屋は、震える東郷美森を突き放すようにしんと静まり返っていた。 東郷美森は紅い毛布にくるまり、強く目を閉じて三ノ輪銀の帰りを待つ事しか出来なかった。

    22 17/10/02(月)23:36:09 No.456918010

    !?

    23 17/10/02(月)23:36:30 No.456918108

    この部屋には時計がない。故に、どれだけ待てば良いのかも分からない。 最初の内は純粋に三ノ輪銀の身を案じていた東郷美森も、次第にどうしてもっと早く帰って来てくれないのかと不満を溜め込むようにさえなっていた。 一人は嫌だ。一人になりたくない。独りにしないで。頭の中で泣きわめく幼子の声を止める手段を、東郷美森は持ち合わせていなかった。 一秒が一分に、一分が一時間に。心に反響する絶え間ない悲鳴は正常な時間感覚すら狂わせ、東郷美森の孤独を無限に引き延ばしていく。 手が震え、足が痺れ、いよいよ心が割れそうになったその刹那、ドアが大きく開け放たれた。 「わっしー!」 「え……と……あなたは、そのっち……?」 どこか要領を得ない東郷美森に向かって、乃木園子は真っ直ぐにずんずんと畳を進む。 息は荒く、全身から極度の疲労が垣間見えた。勇者装束が破れた部分からはいくつかの出血すら確認できる。 その中でなお輝きを失っていない眼光だけが東郷美森の姿を捉えていた。

    24 17/10/02(月)23:36:47 No.456918171

    よく考えたらヒントはイネスって…

    25 17/10/02(月)23:36:51 No.456918187

    うn…?

    26 17/10/02(月)23:37:12 No.456918262

    >よく考えたらヒントはイネスって… イネスの怪…

    27 17/10/02(月)23:37:33 No.456918356

    そういえばイネスねえよ!

    28 17/10/02(月)23:38:51 No.456918630

    やっぱりホラーじゃねえか!

    29 17/10/02(月)23:39:34 No.456918806

    イネスから救出された…

    30 17/10/02(月)23:41:34 No.456919235

    「今のうちだよ!早くここから出よう!」 ともだちから強く伸ばされた手を握る事ができない東郷美森は、そのことに罪悪感を覚えながらも首を横に振った。 瞬間、乃木園子の表情が悲痛に染まる。力強かった瞳が、終末期の患者を見舞うような寂しい目に変わる。 「それは……できないわ。もうじき銀が帰ってくるもの、行くなら銀も一緒に」 「それじゃダメなんだよ!!」 自身の言葉を遮るように絶叫した乃木園子に、東郷美森は失望を隠せないまま問い詰めた。 「どうして?どうして銀は一緒に行ってはいけないの?ねぇ、そのっち!」 「っそれは……」 一瞬答えに窮した乃木園子だったが、すぐに思い直し正面から東郷美森に向きなおると、一つ大きく息を吸って話始めた。 「あのね、よく聞いてねわっしー」

    31 17/10/02(月)23:42:34 No.456919467

    イネス(座敷牢)

    32 17/10/02(月)23:42:59 No.456919562

    乃木園子の言葉は途中で途切れた。彼女の体は後ろから抱きしめられていた。 閉めたはずのドアが開いている。東郷美森は救世主の到来を垣間見た信徒のように、涙目に喜びの星を浮かべていた。 「銀!!!」 「待たせたな、須美。……それにしてもどうしたんだい園子さんや。こんなボロボロでさ」 「ミノ……さん……」 乃木園子は歯を食いしばった。気を抜けば、その声だけで泣いてしまいそうだった。 こうなる前に東郷美森を助け出せなかった、間に合わなかった自身の行動の鈍さを呪った。 「せめて休んでいけって。園子も、疲れてるんだろ」 「だめ……それは、だめなんだよ……私は……私達には……」

    33 17/10/02(月)23:43:31 No.456919689

    ヒッ

    34 17/10/02(月)23:44:58 No.456920010

    「ダメじゃないわ。ね、そのっち。少しだけよ。銀も私も、ここにいるから」 乃木園子は抱きしめられた背中に暖かさを感じずにはいられなかった。 あの頃の三ノ輪銀のぬくもり。それを感じる事ができる、自分の体。 記憶を取り戻した鷲尾須美。あの日、あのやくそくで果たされるべきだった全てがここにあった。 どれだけ堪えても溢れ出してくる思い出が乃木園子の記憶を揺さぶり、郷愁が現実を忘れさせていく。 強く握りしめていた槍が手から離れ、カラカラと軽い音を立てた。 緊張で喉が渇く喉を抑えながら、乃木園子はやっとの思いで一つだけの言葉を絞り出した。 「ね、ねぇ、わっしー、ミノさん……わたしは、二人の……」

    35 17/10/02(月)23:46:04 No.456920270

    「ええ。私も銀も、ずっとずっと、そのっちのともだちよ」 「なんだよ、そんなのあったり前だろう。ほら、園子」 その言葉が最後だった。三ノ輪銀が乃木園子に向き直り、両手を広げる。 「あ……ぁ……」 乃木園子は懸命に食いしばっていた口を大きく開き、三ノ輪銀の胸に縋り付きながら大声で泣き始めた。 「うぁぁああああああああああああああぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」 安心の涙だった。歓喜の涙だった。悲嘆の涙だった。悔恨の涙だった。 その全てを、三ノ輪銀は微笑んで受け止めていた。

    36 17/10/02(月)23:48:12 No.456920771

    ともだち

    37 17/10/02(月)23:48:41 No.456920862

    オオオ イイイ

    38 17/10/02(月)23:49:43 No.456921097

    「ほーら園子ー、餌だぞー」 「わ~い」 三ノ輪銀に差し出される金平糖を、乃木園子はぱくりと一呑みにした。 猫を模したパジャマに身を包んだその姿は、まさしくペットそのものだった。 「ずるいわ、銀。私にも」 「はいはい。須美の分もちゃんとあるから慌てるなって」 三ノ輪銀が東郷美森に金平糖を差し出そうとした時、再びドアが強く叩かれる。 怯える二人の頭を撫でながら、三ノ輪銀はいつものように笑って言った。 「大丈夫、あの音を止めたらすぐに帰ってくるよ。そうだ、お昼は何か作ろう。みんなで一緒にさ」 「ねぇ、わっしー。ミノさんにお料理教えてあげてもいいんじゃないかな~」 「そうね、そうしましょう。銀、早く帰ってきてね」 「まっかせなさいってな。んじゃ、ちょっと行ってくるよ」 そんな日々を繰り返し。 時計の無い部屋で、三人の少女達はいつまでも笑いあった。 ドアを叩く拳の音は、日を追うごとに段々と遠ざかり、やがてぱたりと聞こえなくなった。

    39 17/10/02(月)23:51:21 No.456921493

    えらいこっちゃ…

    40 17/10/02(月)23:51:45 No.456921580

    そういやリトルわっしーは…

    41 17/10/02(月)23:51:46 No.456921584

    …え?

    42 17/10/02(月)23:51:52 No.456921614

    ヒッ

    43 17/10/02(月)23:52:00 No.456921645

    JC園子東郷の面倒見るJS銀いいよね…

    44 17/10/02(月)23:52:35 No.456921772

    あの…にぼっしー…

    45 17/10/02(月)23:54:14 No.456922149

    久しぶりに狂気をみた

    46 17/10/02(月)23:54:36 No.456922245

    なんて こったい

    47 17/10/02(月)23:56:13 No.456922634

    3人一緒にいつまでも幸せ!

    48 17/10/02(月)23:56:44 No.456922760

    死んだ

    49 17/10/02(月)23:59:42 No.456923439

    どうせ誰もいなくなる

    50 17/10/03(火)00:00:17 No.456923580

    この前勇シャブとイネス終わったの?って聞いたらまるで思い出したように続々と動き出したからいやぁ言ってみるもんですな~

    51 17/10/03(火)00:01:26 No.456923926

    ゆゆゆいの中のイネスって存在そのものがないんだっけ? それともただ未開放なだけ?

    52 17/10/03(火)00:02:06 No.456924112

    やっとG's届いてポストに突っ込まれてたけど外側がびっちょびちょになってて取り出す時が怖かった おのれ!

    53 17/10/03(火)00:02:48 No.456924293

    >びっちょびちょ ああそれきっと うどんつゆだよ

    54 17/10/03(火)00:03:09 No.456924389

    >ゆゆゆいの中のイネスって存在そのものがないんだっけ? >それともただ未開放なだけ? まだ未解放なだけじゃなかったっけ

    55 17/10/03(火)00:03:09 No.456924390

    >ゆゆゆいの中のイネスって存在そのものがないんだっけ? >それともただ未開放なだけ? わからんが 市内に未開放地帯だらけなんだから未開放地帯に入ってるとは思う

    56 17/10/03(火)00:03:26 No.456924472

    >>びっちょびちょ >ああそれきっと >うどんつゆだよ 四国直送!?

    57 17/10/03(火)00:04:22 No.456924698

    未開放だから行けないだけだよ でも同じく未開放地域のそのっちマウンテンにはバーテックス倒しながらでも山菜採りに行ったりするよ なんでイネスには行けないんだろうねえ

    58 17/10/03(火)00:05:26 No.456924967

    店員さんがいないとか? いやでも…風先輩のバースデーでケーキ買ってるな…

    59 17/10/03(火)00:07:32 No.456925387

    まぁ銀の実家にはいけないしね