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17/09/04(月)19:33:00 古典は... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1504521180161.jpg 17/09/04(月)19:33:00 No.450794742

古典は普遍的な価値があるから残りつづけるっ言うけど 一つの価値観が何百年何千年経っても正しく在り続けるって時々信じられないって思えてくる時があるぞ俺 かと言って今何が正しいのかはよく分からなくて頭おかしくなりそうだぞ俺

1 17/09/04(月)19:33:46 No.450794893

昔こんな考え方あったよね という確認のために残るよ

2 17/09/04(月)19:35:12 No.450795213

そういう古典は消えてくよ また時代に許容されたら復活するよ

3 17/09/04(月)19:39:41 No.450796239

今起きている事だけが本当だぞ俺

4 17/09/04(月)19:43:23 No.450797043

ワイルドのサロメとか当時だから蠱惑的であって今同じ魅力を我々が受け取れるかとなると疑問符だぁね まあそもそもあれは正しい価値観じゃねえけど

5 17/09/04(月)19:46:40 No.450797719

>一つの価値観が何百年何千年経っても正しく在り続けるって時々信じられないって思えてくる時があるぞ俺 作家ウィリアム・フォークナーは「時計が止まるとき時間は生き返る」と表現しているから信じていいと思う

6 17/09/04(月)19:47:52 No.450797990

シェイクスピアとか今だと真面目な研究対象だけど当時の基準だと低俗扱いされた作品だって結構あるぞ 価値観に普遍性なんて最初からない

7 17/09/04(月)19:49:01 No.450798246

歴史的な名作は半永久的に残り続けるけど それはそれとして受けとめる人の考えは変わり続けるから名作の意味合いも変わり続けるぞ たとえばシェイクスピアは初め大衆娯楽だったのが100年後には英国文学の権威づけのために格調高いものとみなされ始めて さらに文学の流行りの潮流に見合った改変が何度もされてる

8 17/09/04(月)19:49:02 No.450798248

この書き込みが数百年後めちゃくちゃ評価されてると思うと身が引き締まる思いだよ

9 17/09/04(月)19:49:40 No.450798374

じゃじゃ馬ならしやヴェニスの商人があまりやらなくなったのは価値観が変わったんだよ

10 17/09/04(月)19:50:24 No.450798543

ガリア戦記は今読んでもふむふむと読めたからカエサルは文才あるなって

11 17/09/04(月)19:51:58 No.450798909

源氏物語が残り続けてるのもなんだかな

12 17/09/04(月)19:52:12 No.450798959

色々な考えに触れて自身の思考の選択肢を増やすことができる 読書ってだいじ

13 17/09/04(月)19:52:31 No.450799023

人が不死になったりしたらガラッと変わるかもしれないけど少なくと文明発祥から今まで生まれて飯食って死ぬだけだし根本的な価値なんてほとんど変わってないと思う

14 17/09/04(月)19:52:52 No.450799091

キケロは微妙だった

15 17/09/04(月)19:52:55 No.450799102

価値観と普遍性は分けれるし… それこそ神話とか価値観と普遍性と面白さの各自独立してるバランスで現代まで残ったと思う

16 17/09/04(月)19:54:37 No.450799478

くそつまんね!というのが数年たってから読むと超おもしれえ…になるのもよくある話

17 17/09/04(月)19:55:55 No.450799795

価値観以前にお互いが使用する言葉が一致してるのだろうかという 結局のところその疑問を解消する決め手が存在しない問題になるね 今自分たちが現に使用している言葉さえ外国語の翻訳のように 見かけの言葉は同じでも言葉に充てている意味が違うのか 意味は同じだけど見かけの言葉が違うのかという 自分はこの話面白いと思う

18 17/09/04(月)19:56:22 No.450799888

カフカは読んでて意味わかんない話が多いと思うんだけど わかる人にはわかる物語なんだろうか

19 17/09/04(月)19:56:56 No.450800027

当時の思想や文化に気軽に触れられるのは価値があると思う

20 17/09/04(月)19:58:25 No.450800409

世界文学の頂点にたつドン・キホーテなんかは 発表された当時からいろんな国でコスプレイヤーが出るぐらい 人気あったとかそういうポピュラリティーあるのもすごい

21 17/09/04(月)19:58:53 No.450800509

>価値観以前にお互いが使用する言葉が一致してるのだろうかという 緑と青が曖昧だった時代とかな

22 17/09/04(月)19:58:56 No.450800518

日本語だったら源氏とか イタリア語だったら神曲とか 言語の付加価値を上げるための古典って面はあるかもなあ

23 17/09/04(月)19:59:09 No.450800580

徒然草は今でも通じるエッセイ集で草

24 17/09/04(月)20:00:11 No.450800827

>カフカは読んでて意味わかんない話が多いと思うんだけど カフカって「」よりも暗いよな…という感想しか出てこない

25 17/09/04(月)20:01:07 No.450801068

>カフカは読んでて意味わかんない話が多いと思うんだけど >わかる人にはわかる物語なんだろうか 質問に対する直接の回答でないけど 同時代の感触を共有する作家のリルケと比較すると リルケは自分の体験を書いたものから読者が読み解けるようにできているけど その意味で外に語り開いているリルケと違いカフカは内に閉じている(なのに読者に何かが伝わっている) という解釈を聞いたことがある

26 17/09/04(月)20:02:11 No.450801331

シェイクスピアは読んでみると結構ふつうに大衆娯楽

27 17/09/04(月)20:04:08 No.450801825

シェイクスピアはなんというか昼ドラ的だよね

28 17/09/04(月)20:06:20 No.450802323

シェイクスピアの文学としての評価ポイントは韻律にあるわけで 話の筋は王族貴族のゴシップみたいなものだからな

29 17/09/04(月)20:07:19 No.450802584

古典は読んだ自分がいい悪いを判断していいんだ どんなに有名でもつまらないのはあるし、名前も知らなかった本はおもしろかった場合は超ラッキーだ 最近だと岩波文庫の原爆詩集が超おもしろかった

30 17/09/04(月)20:07:55 No.450802739

>>価値観以前にお互いが使用する言葉が一致してるのだろうかという >緑と青が曖昧だった時代とかな この今使ってる言葉自体、つまり自分たちの会話も本当は お互いに違う意味を伝え合っている可能性とかね こういう疑問に頭をやられると名前が挙がってるカフカ的な心境にもなる

31 17/09/04(月)20:08:58 No.450802998

あっちの文学って要は思想表記で シェイクスピアはそれから見ると例外なのに単体で偉大過ぎるから扱いに困る

32 17/09/04(月)20:10:47 No.450803446

オーウェルのパリロンドン放浪記は面白かったなあ 古典と言えるほど古くはないかもしれないけど

33 17/09/04(月)20:12:32 No.450803860

古典が正しいとのたまう教師のほうが少ないんじゃないかな俺 西洋的な価値観で言うならそれを乗り越えて称揚したところにさらなる心理があり続けるっていう 進歩的な通奏観念が常にある気がするぞ ヘーゲル的な

34 17/09/04(月)20:13:55 No.450804201

>カフカって「」よりも暗いよな…という感想しか出てこない そして何ひとつ いいことなく死にましたとさ

35 17/09/04(月)20:14:44 No.450804382

>シェイクスピアの文学としての評価ポイントは韻律にあるわけで やめやめやめろ やめやめろ

36 17/09/04(月)20:15:02 No.450804452

カフカは変身朗読して自分で大爆笑のイメージが強い

37 17/09/04(月)20:16:54 No.450804922

カフカって自分の著作だとめちゃめちゃ暗いんだけど カフカに師事してた人の書いた回想録だと賢者みたいに若者を導く明るい言葉を投げかけていて結構印象変わるからオススメだぞ

38 17/09/04(月)20:17:06 No.450804970

フランケンシュタイン読んだら怪物の方に感情移入したんだが当時の人はどうだったんだろう

39 17/09/04(月)20:17:34 No.450805080

>ヘーゲル的な しかし否定したいんじゃなくて場合によりけりという話になるけど 一方で「ナントカが正しいのだ」と思い込んで実行した人間が 全体の進歩の可能性を切り開くことも往々にしてあるよね ヘーゲルに対してあえて言うならカント的な崇拝者 これは普遍化を始める人間っていっていいかもしれない

40 17/09/04(月)20:20:23 No.450805736

>カフカに師事してた人の書いた回想録だと賢者みたいに若者を導く明るい言葉を投げかけていて結構印象変わる 夭折したから不健康そうなイメージあるけれど 毎日マラソンしてそのまま川泳いで出社して 帰ってきたらそのまま朝まで執筆してって言ういつ寝てるんだよお前 ってぐらい鉄人だったりするしね

41 17/09/04(月)20:22:10 No.450806189

>古典が正しいとのたまう教師のほうが少ないんじゃないかな俺 古典のが正しいって風潮がルネサンスや古典主義で その合間合間にロマン主義やヘーゲル主義が挟まるってのが20世紀までの西洋思想の流れだから 真実を過去に置いて考えるじゃ未来に置いて考えるかは本当に時代の風潮でしかないぞ俺

42 17/09/04(月)20:25:44 No.450807060

>真実を過去に置いて考えるじゃ未来に置いて考えるかは本当に時代の風潮でしかないぞ俺 過去志向か未来志向かという話は 理想主義か現実主義かという対比と似てるかもなぁ 実はあまり違わない両者だという

43 17/09/04(月)20:26:45 No.450807319

トロイの木馬が出てくると思ってイリアス読んだら最後まで出てこなくてびっくりしたのが俺だ

44 17/09/04(月)20:28:15 No.450807687

>>シェイクスピアの文学としての評価ポイントは韻律にあるわけで >やめやめやめろ >やめやめろ 翻訳する人めっちゃ大変だろうな……と読みながら思った

45 17/09/04(月)20:29:22 No.450808010

こころは先生と私やKとの関係性はねっとり書くのにお嬢さんの魅力は伝わらないからホモよ!ってレスしたらこのテクスト論者!って言われたのが俺だ

46 17/09/04(月)20:30:44 No.450808364

人間なんか変わらないんだなってことよ

47 17/09/04(月)20:31:19 No.450808518

1000年経たなきゃ古典とは呼ばない

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