虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

17/08/18(金)00:00:39 No.446949980

「海に行きたい…」ゲーセンのカウンターに突っ伏した「」は溜息のように呟く 「…休みの日に行けば良かったじゃないか。盆の間は店もCloseにしてたろ？」 「一人で行ってもつまんないじゃん！君達は実家のお仕事で居なかったし… もう遊んだけど、仕事中水だらけの場所ではさぞ良い気持ちだったんでしょうね！」 それを言うなら何度も溺れかけたり、実際に溺れたり、逆に油田に火をつけたりと 大変な事も色々あったのだけれども、はやいさんはいい大人なので我慢しました 「Hmmm…わかったよ、じゃあ行こうか、海。これから、今すぐ、Right Now」 「えっ、今！？いやだって今は開店中だよ！？店内にお客さんいるんだけど…」 「行きたいの？行きたくないの？」 「……行きたいです」 「」の答えを聞き微笑むはやいさん、彼女はおもむろに壁のスイッチを押すと けたたましいロケットエンジンの音と共にゲーセンが浮上した── 「言っとくけど単に場所移しただけで店はまだ営業時間中だかんな、店長さんよ」 「そんなこったろうと思ったよ！」