ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
17/07/29(土)09:33:46 No.442781489
博士に呼び出されてやって来たのはとしょかん 何でも私に対して大事なお話があるとのこと 一体何の話だろうか わからん ひとまずこんにちはと声をかける 「よく来たのです リカオン」 うわびっくりした いつの間に私の後ろに 「我々は音を… まあいいのです」 なんだか釈然としないな して 私に対する 大事なお話 とは一体 「簡単なことなのです リカオン」 そう言って博士は指を鳴らす すると背中に衝撃が走り 私はそのまま地面に押し倒されていました 「準備できたぞ 博士」 ！その声はヒグマ先輩 どうしてここに 振り落とそうとするけど身動きが取れない 一体全体何なんですかこれは 博士に問いかける すると博士は笑顔を見せてこう言った 「簡単なことなのですよ リカオン お前を再教育するのです」 わけがわからない 再教育ってなんだ 私に大事な話があるんじゃなかったのか 「それは嘘なのです」 嘘か騙された 「リカオン お前はパークの中でも危険だと判断されたのです それはもうセルリアンと同じくらいに」
1 17/07/29(土)09:34:01 No.442781514
「我々はお前のことをずっと観察していたのですよ もし危害を加えていなければ 今頃賞状伝達くらいはしていたでしょうね」 何かを取り出す博士 それは一冊の本だった 「いいですかリカオン この本にかかれていることを読み上げるのです でないとその腕を折ってやるのです」 怖いなぁ ともかく本を読み上げる 英語ではアフリカンハンティングドック あるいはワイルドハンティングドッグ… …とになります と これでいいですか 「それでいいのです ではリカオン 次はこの紙を開くのです」 そう言って紙を渡される 片手だけ開放されたので開けれないなんてことはないな 中には 「お母さんへ 思い出してね」 そう書かれていた あらあらこれは手紙？ 恥ずかしいからってこんなことしなくたっていいのよ 可愛い娘達 何故か上に乗っていたヒグマちゃんを振り落として目と目が合う その目は焦っているように見えた やっぱり恥ずかしいのかしら まあいいわ
2 17/07/29(土)09:34:22 No.442781568
恥ずかしい時は近くの娘達全員を授乳する そしたら誰一人仲間はずれはいないわけだから 実質恥ずかしがる必要はないわけだ 私ってばいいこと思いつくわね さてとじゃあ早速ヒグマちゃんに授乳… ん 何だろう 私はなにかを忘れてる？ だとしたら一体何を 自分の記憶を巻き戻して再生する 英語ではアフリカンハンティングドック… 大変だ 私の群れはどこに行ってしまったのだろう まさか私ははぐれてしまったのでは 「やりましたよヒグマ 見るのです」「本当だ あんなに手を焼いていたのに」 二人に目の前にはリカオンがいた 何かを呟いているようだ 「本に書いてあったリカオンの話 リカオンのことです しっかりと本の内容を覚えているでしょう そしてその内容を確認させれれば…」
3 17/07/29(土)09:34:39 No.442781603
博士の言葉をヒグマが続ける 「群れのことを考えて停止 そのまま 肉食動物 や イヌ などでイメージを固定 勝手に母親を頭から追い出していく」 「完璧な理論なのです あと少しすればリカオンはもとに戻るはずなのです 我々の勝利なのです」 とても嬉しそうに博士がそう喋る リカオンは群で行動 なら私はリカオンではない…？ イヌ？ 肉食動物？ 私はフレンズ ならば私は一体何なんだ？ 私とは一体何だと言うんだ？ ああそうだ 私の群れは食べられたんだった だから私は一人でここにいるんだ 大変だ 目の前に可愛い子どもがいる 食べられたりしたらどうしよう 怖い そうだ私がこの子の母親になろう そう思って一歩踏み出す 突然こっちを振り向く子供と誰か ああ 彼女も確か私の娘だ 助けないと 救わないと
4 17/07/29(土)09:35:39 [ス] No.442781751
おわり …寝坊したあああああああああ うう…ごめんよぉ…
5 17/07/29(土)09:44:49 No.442782932
母性だけは原作準拠だからしょうがないね…
6 17/07/29(土)09:49:04 No.442783486
まさかこのリカオン…ソロね！