17/07/25(火)01:59:49 おはよ... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1500915589664.jpg 17/07/25(火)01:59:49 No.441939536
おはようございます博士 今日は一体何の用ですか 朝も早くに博士に呼び出され 私は眠い目をこすりながらとしょかんを尋ねました 「よく来たのです これから話すことはとても大切なことなので よく聞くのです」 いつもの博士とは違う調子でそう話す博士 とても真剣な眼差しをして 一体何が 「昨日のサンドスターによってフレンズが増えたことはお前も知っていることでしょう」 ええはい 今年はどんな子が増えたんでしょうね 「そこはいいのです」 「問題はセルリアンなのです」 セルリアン? セルリアンならいつもより少し多いくらいだけども 「今現在 セルリアンの大群が畑を襲撃して 大変なことになっているのですよ」 どこからともなく聞こえる助手の声 見上げると上で飛んでいた 「情報集めはおしまい なのです」 そしてそのままとしょかんの中に入っていった お疲れ様です 「ともかくリカオン お前にはハンターとしてこの仕事を頼みたいのです じゃぱりまんの畑の奪還 できますね?」 あくまで真剣な口調で 博士はそう言った
1 17/07/25(火)02:00:05 No.441939596
一つ質問があります 私がそう聞く じゃぱりまんの畑を奪われて じゃぱりまんの製造って止まらないんですか? 「いいところを聞いたですね 説明しようと思ってたところなのです」 「この島のじゃぱりまんの畑はあそこと それとは別にいくらかあるらしく じゃぱりまんの供給に関しては あと一ヶ月くらいならストックで足りるみたいなのです」 だったらわざわざ私一人に頼まなくたって フレンズを募って作戦を立てればいいんじゃ 「そうなるとあの畑のことが沢山のフレンズにバレてしまうのです」 ああ なるほど 私達がたまにりょうりを作れるのもあの畑のおかげ もし何も考えずに畑のことをばらしてしまった場合 その後りょうりを手に入れるのはかなり難しくなるだろう そんなわけで私は単独でじゃぱりまんの畑までやって来ていました あの後博士からは 「きっと役立つのです」 と いろんなものを渡されていた まずはこれ 煙幕 その名の通り煙を出して視界を遮るもの これを使って畑の内部に一気に走っていく 途中でセルリアンの脇を何度かすり抜けるが 今はまだ無視する
2 17/07/25(火)02:00:27 No.441939681
煙が流れるまでの間に畑の内部に着いた そしたらそこら辺の壁を登る もちろん博士から貰った道具をつかってだ フック銃と言うものらしい 素早くロープを射出できるものだ さっさと高台に着いた ここからは博士曰く 「お前にしか出来ないこと」 らしい それ故に行動内容は紙にかかれて渡されるのみだった さて 一体どんな任務なんだろう? 折りたたまれた紙を丁寧に開いて中を見る そこには 「セルリアンがご飯を独り占めしたのです お母さん助けてほしいのです」 手書きでそう書かれていた ふむ セルリアンというのはあの青かったり赤かったりするやつのことか あいつらが私の娘のご飯を なんてやつだ 生かしておけぬわ この母直々に成敗してくれる! 高台から飛び上がり懐にあったタライを放り投げる きれいな円を描いてセルリアンの石を破壊していき 着地する頃には足元のセルリアンは全滅していた まだまだ
3 17/07/25(火)02:00:44 No.441939727
タライの中に母乳を入れてくるくると手で回す スピードをどんどん上げていく そして十分なスピードが乗ったなら真上に放り投げて そこに衝撃を加える 遠心力を得た私の母乳はまさに弾丸のようにセルリアンに飛来し その体 そしてその石を砕いて回る あっという間に付近のセルリアンも全滅した 後はいるかしら 私が振り向いて見渡すと ちょうど奥から新手が飛び出してきた あのセルリアンは 確か私の娘のかばんを食べたやつと同じ色 サイズは同じではないがそれなりに大きい 黒セルリアンが触手を放つ 射線を避けながら移動し 時にタライで弾きながら遮蔽物まで移動した ここからどうするか そんなの決まってる あいつを倒す 娘のために 懐にあった煙幕をなげて視界をごまかす これは博士ちゃんの作った煙幕かしら 匂いで何となく分かるわ あとで抱きしめてあげよう 今はこいつを倒す
4 17/07/25(火)02:00:59 No.441939758
煙が十分に広がったら走り出す そして跳躍 黒セルリアンは今ころ私に気がついたようだ だがもう遅い 私の分 そして可愛い私の娘の分 この必殺技を耐えきれるかなこの野郎! 思い切りタライを振り下ろす 視界が真っ白に染まり 目を開けた時 私の目の前には石を一刀両断されて 少しづつ消えていくセルリアンの姿があった 倒したのだ これで娘のご飯を奪うような奴らは居なくなっただろう さて 可愛い私の娘達に まずは博士ちゃんにご飯をあげてこよう 煙幕のお礼も兼ねて 意気揚々と図書館に向かう 着いた 博士ちゃんはどこかしら 扉を蹴破って中に入る すると蹴破った扉が壁に跳ね返されて顔面に直撃 めっちゃ痛かったです 気がつくとお昼時 としょかんのソファで眠っていました テーブルの上には 「報酬」 そう書かれた紙と 温かいりょうりが置いてありました よかった 任務は成功したんですね ひとまず目の前のりょうりを一口食べる この味付けはヒグマ先輩のもの 久々に食べるりょうりを一つ残さず平らげ 私の朝の仕事は幕を下ろしました
5 17/07/25(火)02:02:35 [ス] No.441939968
おわり いつもの時間まで仮眠を取ろうとしたら寝坊しました そんなわけで遅くなりました ハイ言い訳おわりっ!
6 17/07/25(火)02:42:06 No.441943829
お母さんスイッチ利用してる…
7 17/07/25(火)03:10:49 No.441945978
舵さえとれれば役に立つのだな…