17/07/06(木)20:10:43 なんて... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1499339443632.png 17/07/06(木)20:10:43 No.438026230
なんてことのない日だった。その日わたしは纏まっていた仕事を終え、一息ついてお茶を飲んでいた。なんとなく窓から覗く外の景色を眺めていると、アトリエの前の石垣に座るミミちゃんが視界に映った。ようやくひと段落ついたんだ、ミミちゃんで遊ぶのもいいだろう。 扉を開き外に出ると、数日の間アトリエに篭りっきりだった体中が爽やかな外気で満たされる。いい気分だ。ミミちゃんと話すともっと楽しいだろう。 「ミミちゃん」
1 17/07/06(木)20:11:12 No.438026329
びくっ、と体を震わすと、ミミちゃんはこちらに顔を向けた。ミミちゃんは綺麗だ。顔を合わせるたびにそう思う。さらさらと柔らかく靡く黒髪、整った顔立ち。少しつり目がちな宝石のように輝く半色の瞳。柔らかい唇。 「一緒にお茶でもしない？」 にっこり笑ってミミちゃんを誘うと、 「ま、まあ、私も暇だし、付き合ってあげてもいいわよ」 ミミちゃんは髪を弄りながらいつも通りの反応を返してきた。 ミミちゃんの強がりを聞くと勝手に口角が上がってしまう。可愛いなあ。 「何笑ってるのよ」 むすっと拗ねたようにわたしを睨むミミちゃん。 「なんでもないよ。ほら、行こ？」
2 17/07/06(木)20:11:34 No.438026391
ミミちゃんの強がりを聞くと勝手に口角が上がってしまう。可愛いなあ。 「何笑ってるのよ」 むすっと拗ねたようにわたしを睨むミミちゃん。 「なんでもないよ。ほら、行こ？」 ミミちゃんの手を取ってアトリエに引っ張って扉を閉めると、強引に唇を合わせる。驚くミミちゃんの首に腕を回して舌で歯を割り口に口中に差し込む。温かい口の中かき回していると遠慮がちなミミちゃんのしたが私のそれに絡みつく。きもちいいな。脳みそを唾液に溶かして流し込んでいるようだ。わたしはミミちゃんと一つになっている。舌と舌を絡み合わせるだけでたまらなく幸せな気分になる。アトリエにぐちゅぐちゅと数分ほど水音を響かせ、ようやく舌を離す。ミミちゃんの惜しむような表情が可愛いな。唾液がきらきらとわたしとミミちゃんの口にの間に橋を作る。
3 17/07/06(木)20:12:10 No.438026503
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4 17/07/06(木)20:13:29 No.438026755
「ベッド行こっか？」 ミミちゃんは赤い顔でこくりと頷いた。 ミミちゃんをベッドに押し倒すと、まずミミちゃんのすらっと長い足を撫でた。柔らかに熱を持った足は絹よりもなお滑らかだ。足の甲に口づけして、ゆっくりと舌を上へと滑らせる。内腿で止まり、甘く噛みつくと薄く柔らかい脂肪の下の締まった筋肉が歯を押し返す。この魅惑的な感触にいつまでも浸っていたい。
5 17/07/06(木)20:14:08 No.438026877
「痛いわよ。跡が付いちゃうでしょ」 ぐい、とミミちゃんに頭を押される。わたしは構わないんだけどな。透けるように白いミミちゃんの足にはほんのりと赤く歯の跡が残っていた。わたしが付けたんだ。ミミちゃんの白に私が赤を浮き上がらせたんだ。跡をゆっくりと指で撫でると、肌の上をわたしの唾液が滑っていく。ミミちゃんの体がじんわりと熱を帯びているのが分かる。わたしの唾液。わたしの赤。わたしの白。わたしのミミちゃん。わたしだけがこの印を付けることができる。背筋がぞくぞくと震え、痺れるような快感が襲う。わたしにもこの印が欲しい。 「わたしにもミミちゃんの跡を付けて欲しいな」 情欲に染まった顔でわたしは笑った。
6 17/07/06(木)20:14:41 No.438026982
ぐい、とミミちゃんに頭を押される。わたしは構わないんだけどな。透けるように白いミミちゃんの足にはほんのりと赤く歯の跡が残っていた。わたしが付けたんだ。ミミちゃんの白に私が赤を浮き上がらせたんだ。跡をゆっくりと指で撫でると、肌の上をわたしの唾液が滑っていく。ミミちゃんの体がじんわりと熱を帯びているのが分かる。わたしの唾液。わたしの赤。わたしの白。わたしのミミちゃん。わたしだけがこの印を付けることができる。背筋がぞくぞくと震え、痺れるような快感が襲う。わたしにもこの印が欲しい。 「わたしにもミミちゃんの跡を付けて欲しいな」
7 17/07/06(木)20:15:26 No.438027145
情欲に染まった顔でわたしは笑った。 熱に呆けたミミちゃんはわたしの服を脱がす。左肩にミミちゃんの歯が触れる、歯が肉を絞っている。痛い。ミミちゃんがわたしに刻みつけられる。このままもっと強く噛み付いて、肉を削ぎ取ってそれを食べてほしい。ぱっと肩から口が離れた。 「ほら、これでいいんでしょ」
8 17/07/06(木)20:15:50 No.438027225
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9 17/07/06(木)20:16:48 No.438027436
少し心配がちな顔をしてぶっきらぼうな言葉を向けられると、頭から少しずつ熱が引いて、胸がじんわりと自然な暖かさで満ちる。 「これで、わたしもミミちゃんのものだね」 ミミちゃんは驚いた様子で、はあ、とため息を吐いた。数瞬迷うような表情を見せて口をぱくぱくと開き、 「こんなことしなくても、私はあんたのものなんだから」 目を逸らして真っ赤な顔でそう言った。 やっぱりミミちゃんは可愛いな。ミミちゃんを抱きしめて、触れるだけのキスをした。
10 17/07/06(木)20:17:33 No.438027588
おしまい
11 17/07/06(木)20:20:45 No.438028297
いい…
12 17/07/06(木)20:21:50 No.438028556
トトミミいい…
13 17/07/06(木)20:22:10 No.438028604
いい…
14 17/07/06(木)20:24:32 No.438029120
やっぱり ミミちゃんは 可愛いいな。
15 17/07/06(木)20:25:36 No.438029371
甘く噛むプレイいいよね…
16 17/07/06(木)20:36:46 No.438031911
お互いにすぐには消えない痕を残すのいいよね
17 17/07/06(木)20:46:29 No.438034172
いい…
18 17/07/06(木)20:46:35 No.438034195
こういうのでいいんだよこういうので