17/06/19(月)21:50:01 「むぅ…... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1497876601636.png 17/06/19(月)21:50:01 No.434564154
「むぅ…どうしたものか…。」 江戸時代の文献を求め、迅雷は学校の図書館を訪れていた。しかし、迅雷が求めていたものは高い所に置いてあり、それは迅雷が背伸びをしても届かない高さだった。 「うぬぬぬぬ…!……ダメだ、届かん…。ひと跳びすれば届きそうではあるが、流石にここでそのような事は出来んな…。」 「…どうかした?」 後ろから声を掛けてきたのは、アーキテクトだった。 「おお、アーキテクト殿。丁度良いところに来てくれた。実はこの上の方にある、あの本を取って欲しいのだが…。」 「それなら、脚立を使うことを推奨する。」 「自分もそう思ったが…。先ほど他の者が持っていってしまってな…。」 「…なら自分が。」 アーキテクトが軽々と上の方の本を取ってみせ、迅雷に渡す。 「…はい。」 「あ、ああ…かたじけない。」 「…?どうかした?」 「ああ、いや、なんでもない、気にしないでくれ…。」 「???」
1 17/06/19(月)21:50:40 No.434564303
迅雷は気にしていた。自分の身長の低さを。バーゼラルド程ではないにしろ、他の皆と比べて未発達の身体であるということを。…何より、今目の前にいるアーキテクトが正反対のスタイルであるということを。 (胸はもうそこまで気にしてるつもりはなかったが…同じ年齢だというのに、こうも違うものなのか…。それに、やはりもう少し身長が欲しいものだな…。) 自分の方に視線を向けては、俯いて考え事をしているような迅雷をアーキテクトは不思議そうに思った。 「…それじゃあ、自分はこれで。」 「そういえば、アーキテクト殿も何か本を読んだりはするのか?」 「それなりに読む。普段は予習とかをしている。」 「そうか、真面目なのだな、アーキテクト殿は。」 「迅雷はこの時間は部活じゃなかった?」 「実は訳あって、今日は休みになってしまってな…。とはいえ、他の皆はまだ部活中だし、ここなら時間を潰せると思ってな。」
2 17/06/19(月)21:51:58 No.434564608
その後、迅雷は何冊か本を借り、アーキテクトの隣に座り本を読む。お互い何も語らず黙々と時が過ぎ、気づけば日も大分落ちかけていた。 「…む、もうこのような時間か。そろそろ他の部活も終わっている頃合いだろう。」 「そろそろここも閉館時間。急いで退館した方が良い。」 「もしかして、アーキテクト殿は気づいていたのか?」 「普段から利用してるから体感で分かった。でも、あまりにも夢中だったようだから声をかけられなかった。」 「そうだったのか…。ハハハ、なんだか恥ずかしいな。」 迅雷は少し照れながら、荷物をまとめ、アーキテクトと一緒に図書館から出て、轟雷たちと合流をし、下校をする。それからは、何回か2人は図書室で一緒になるようになった。部活が休みの日や、試験の近い日。休日などにも会うようになった。 そしてそんなある日の放課後。部活を終えた迅雷は、図書館に向かっていた。普段より早く終わったのでアーキテクトに会いに行こうと考えていたからだ。しかし、いざ図書室に入ってみると、そこにはアーキテクトの姿は無かった。
3 17/06/19(月)21:52:17 No.434564696
疑問に思いつつ、館内を探し回る迅雷。すると、迅雷がよく見る、歴史モノの本が置かれている場所にアーキテクトが居た。 「珍しいな、アーキテクト殿が歴史の本を読んでいるとは。」 「…迅雷、今日は早かった。」 「部活が少し早く終わってな、それに、アーキテクト殿もまだここにいるだろうと思ったからだ。だがまさか、アーキテクト殿もこういった本に興味を持ってくれるとはな。」 「迅雷が凄く夢中になっていたから気になって。それに、日本史の勉強にもなる。」 「おお!それは良いことだ!それなら自分が、おすすめを色々用意してやろう!」 嬉しそうに迅雷は本を何冊か取り、アーキテクトと一緒に閉館時間まで読みふけった。 「さて、そろそろ時間だな…。」 「帰宅の準備。」 荷物をまとめ、図書館を出る2人。
4 17/06/19(月)21:52:32 No.434564747
「それにしても、まさかアーキテクト殿が戦国時代に興味を持ってくれるとはな。すごく嬉しいぞ。」 「こうすれば、迅雷もっと色んな会話が出来ると思ったから。」 「ほう、それなら今度自分の家に来てみないか?家にはもっと色々な資料があるのだ。」 「うん…。そうする。なんなら今から行ってもいい。」 「なっ、流石にそれはまだ準備というかなんというか…。」 「…冗談。」 「…まさか、アーキテクト殿にまでからかわれるとはな…。はっはっはっ」 「でも半分本気。」 「?それってどういう…。」 迅雷が言おうとする前に、アーキテクトはおもむろに迅雷をハグする。 「!?!?ななななな何を!?」 「一度こうしてみたかった。やっぱり小さくて抱き心地が良い。」
5 17/06/19(月)21:52:59 No.434564839
その後もしばらくの間、抱きながら頭を撫でるアーキテクト。迅雷も最初は抵抗していたものの、その気持ち良さに自然と力が抜けきってしまっている。 「うぅ…。この気持ち良さは一体…。」 「…やっぱり今から迅雷の家に行く、拒否権は無い。」 その後轟雷たちと合流し、迅雷とアーキテクトが手を繋いでいたりアーキテクトがどこか満足げな表情をしていて、なにかあったのかと色々ツッコミを受けた。 「まぁその…。色々あってな、うん。」 「色々あった。」 「では、我々はこの辺で…。」 轟雷たちはきょとんとしつつ、迅雷たちを見送った。その後迅雷は朝までアーキテクトに可愛がられた。
6 17/06/19(月)21:55:11 No.434565309
導入まで無駄に長ったらしくなった上に後半も雑になっててお許しいただきたい…やっぱり人間化の方はちょっと無理があるねうn
7 17/06/19(月)21:55:21 No.434565344
普通に迅雷が可愛いだけの世界だった
8 17/06/19(月)21:55:55 No.434565481
迅アキいいよね…
9 17/06/19(月)21:57:07 No.434565756
迅雷さんはかわいいな! 生身世界線はただの学園百合物語になりかねないから難しいよね…
10 17/06/19(月)21:59:56 No.434566380
>生身世界線はただの学園百合物語になりかねないから難しいよね… それもあるしそれ以上にアキ子の台詞が少なすぎてどうしようかと結構悩んだ
11 17/06/19(月)22:00:39 No.434566557
これが13話か…いいな…
12 17/06/19(月)22:01:43 No.434566767
>それもあるしそれ以上にアキ子の台詞が少なすぎてどうしようかと結構悩んだ よく考えたら夢で1番口調が変わってるのか…
13 17/06/19(月)22:02:54 No.434567029
迅アキの良さは俺だけが分かってる訳じゃなかったのか…ありがたい…
14 17/06/19(月)22:02:54 No.434567030
ガールミーツガール
15 17/06/19(月)22:04:22 No.434567349
素晴らしい
16 17/06/19(月)22:04:49 No.434567461
>よく考えたら夢で1番口調が変わってるのか… 流石にあの状態で肯定とかいつもの口調じゃないだろうしそれっぽく多くは喋らない系ガールかなって…轟雷とかスティ子なら割と簡単そうだけどね…
17 17/06/19(月)22:10:50 No.434568871
普段エスコートしたり男らしいのは迅雷だけど いきなり距離を縮めてくるアーキテクトには参るね…
18 17/06/19(月)22:16:16 No.434570135
最終話前にとてもいいものを見せてもらった…
19 17/06/19(月)22:22:47 No.434571635
身長差カップルいいよね
20 17/06/19(月)22:24:09 No.434571999
いい…