虹裏img歴史資料館

画像ファイル名:1493774679229.jpg 17/05/03(水)10:24:39 No.424671026

照りつける強い陽射しの中、水分補給のバンテリンも底を尽きんとする。 黒いのと眼鏡のとに囲まれながら待つのはぴるす君が行きたいと言っていた得体の知れぬ会合である。 バンテリンが無くなった。コンビニ行ってくるからぴるす君場所取っといて。 「けお」 YesかNoだかよくわからない返事に拳で返してコンビニへ。別格珈琲を買って戻れば…様子がおかしい。 どうやら湯川君もこの集いに参加してたようで、まあ見事にけつまんこいの花が咲いている。 ちなみに場所取りにと置いておいた地雷はとうに弾けて、今入ったら横入り以外の何ものでもなかった。 帰るか。踵を返さんとしたその時、ひとつ強い風が吹いた。 カタログを熱心に呼んでいた参加者の一人、その顔が剥がれ現れたのは湯川君。 ああ、みんな一様に似たような顔な理由がなんとなくわかったよ。 ペルソナの集団(なぜか少数梅宮辰夫が混じっていた)を横目に駅へと急ぐ。 京急蒲田駅のホームに入る刹那、風に乗って断末魔が聞こえた気がした。