17/04/30(日)22:04:20 はいふ... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1493557460579.jpg 17/04/30(日)22:04:20 No.424197309
はいふりSS ぎょうずい 前の su1843497.txt その前の su1843496.txt
1 17/04/30(日)22:05:25 No.424197567
「嫌な予感はしていたんだ」 「……」 何も答えないテアの顔には、いつもより磨きのかかった無愛想な色が浮かんでいる。 一見いつも通りに見えるが、美波はその顔から彼女の不機嫌を確かに読み取っていた。 いつの間にだろうか。こうして時間を共に過ごす内に、この異邦人のポーカーフェイスに見える無表情にも、僅かながらに感情が現れていることに美波は気付いていた。 「不貞腐れている暇があるならさっさと服を脱げ。今更恥ずかしがるようなものでもないだろう。それとも、手伝わなければ脱げないか?」 「……むう」 促されて渋々と脱ぎ始めたテアの服には、赤いトマトソースの染みがべたべたとついていた。 食事に行こう。 あれから研究の進捗も持ち直し、一段落ついて部屋で寝る以外の時間も取れるようになったある日の朝。 すっかり日常に組み込まれるようになった行為の後、テアがそんなことを言い出したのだ。 特に他意はなかったのだろう。ただ空腹を覚えたので食事を所望した、というだけのこと。 美波の方もちょうど同じ感覚を覚えていたこともあり、特に断る理由もないので二人は大学の近くで食事を取ることにした。
2 17/04/30(日)22:06:20 No.424197780
そこまでは、いい。空腹を覚えたから食事をとる。何もおかしなところなどない、普通のことだ。 しかし、問題はそこからだった。 「おい。何故私の隣に座るんだ」 「おかしいか?」 昼時をとうに過ぎた時間ということもあってか、入ったファミレスの客はまばらだった。 そして二人が案内されたのは、別にカウンター席だとかいうわけでもない、ごく普通の、椅子が二脚ずつ向き合っているテーブル席。 もちろん、言うまでもなく美波とテアは二人組である。 だというのに、テアは美波の向かい側ではなく、隣の椅子に腰を降ろしていた。 「向かいに座れ、荷物が置けん」 「向かいの席に置けばいいだろう」 「おかしいとは思わないのか」 「何が」 「横並びに座ることがだ」 「おかしなものか、お前の向かいに座ったら食べにくいことこの上ないだろ」 「は? 一体どう、いう……」
3 17/04/30(日)22:07:25 No.424198052
テアの言葉に、美波は困惑の声が漏らす。 しかしすぐに思い当たって、まさか、と美波は何とも言えない表情を浮かべた。 「……お前、まさか私に食べさせてもらうつもりじゃないだろうな」 そう言えば、シュペーで開かれたパーティーの時も、テアの横には終始ヴィルヘルミーナがついて食事を食べさせてもらっていた覚えがある。 それを、自分にもさせるつもりなのか。 「そのつもりだが。どうして私が手を煩わせなければならないのだ?」 「……」 やっぱりか。 美波は思わず絶句し、苦い表情を浮かべていた。 「どうした? 急に黙り込んで」 「……気にするな」 呆れただけだ。 そんな言葉をぐっと飲み込み、美波はさっさと選べ、とメニューをテアに押し付ける。 名馬に癖ありとはよく言ったものだ。しかし、きっと彼女にとってはそれが当たり前なのだろう。 だったら食べさせるか否かを言い争っても平行線を辿って無駄な時間と体力を浪費するだけで、ただでさえ食いっぱぐれて空かした腹がいよいよがらんどうになりかねない。
4 17/04/30(日)22:08:27 No.424198287
そんな結果が分かりきっているのだから、ここは従うのが得策だと美波は判断していた。 「研究は進んでいるのか?」 「ああ、問題ない。遅れも取り戻すことができた」 「そうか」 注文したメニューを待つ間、テアがそんなことを聞いてきた。 空いているのでそう時間はかからないだろうが、どうしても待ち時間は発生するし、その間は手持ち無沙汰にはなってしまう。 ずっと無言というのもいたたまれないので、話を振ってきたのかもしれない。 お互い、ずっと無言でも気にしない性分な気もするけれど。 「それはなによりだ」 「ああ。しかし、問題はまだまだ山積みだ。シュペーには乗れんぞ。そもそも乗る気もないが」 「……だろうな」 先回りして釘を刺すと、テアはからからとお冷やの入ったグラスを揺らした。 行き場を失った言葉を氷にぶつけているようだった。 「いい加減他を当たればどうだ? なんなら、私から研究室のメンバーに声を掛けてみてもいいが」 あの夜から今日に至るまで、テアはずっと、美波にシュペーに乗るように要請し続けていた。
5 17/04/30(日)22:09:00 No.424198416
> すっかり日常に組み込まれるようになった行為の後 爛れておるのぅ…
6 17/04/30(日)22:09:45 No.424198594
そもそも彼女が美波に接触してきた理由がそれなのだから当たり前と言えばそうなのだけれど、自分に執着せずともウィルス対策に従事している研究者は他にもいる。 ツテがないというのなら、自分を通して紹介するよう求めてもよかったはずだ。 なのに、テアはそうしなかった。それが気になったのだ。 「……新しいメンバーを向かえ入れる、ということにはリスクが生じやすい」 と、テアがぽつりぽつりと語り始める。 「積み荷を運ぶのとは訳が違う。人が乗る以上、当然他のクルーとも関わりが生まれる。その時に見知らぬ、それも年上の人間相手では余計な遠慮や軋轢が生じるのではないかと私は危惧している」 「そういうものか?」 見知らぬ年上、と聞いて美波が思い浮かべたのはヴィルヘルミーナのことだった。 あの事件のとき、成り行きとはいえ晴風に乗り込んだ彼女はテアの言う状況に当てはまっていた。 しかし、彼女はすぐに皆と馴染んでいた。加えて言えば、勘違いとはいえ年上だと思われていた自分のことも。 少なくとも晴風の仲間は、そうやって分け隔てなく接してくれた。 だから、全てがそうという訳ではないと思うのだが。
7 17/04/30(日)22:10:42 No.424198846
「可能性が高い、ということだ。そこで、我々とも面識があり、何より救われた実績があるお前なら、と思ったのだが」 「そうか」 能力を買われているのは悪い気分ではない。しかし、やはり晴風を離れる気にはなれなかった。 「……それに。ここ数日で、個人的にお前のことが気に入った、というのもある」 「なっ」 思わず口に含んだ水を吹き出しそうになって慌てて口許を押さえて顔を赤くする美波に、テアはくすくすと笑った。 「ば、馬鹿なこと言うな」 「真面目な話だ。人選というのは抱いている印象も重要になる」 美波は何か言い返そうとしたが、ちょうどそこに二人の頼んだ料理が運ばれてきて機を逸してしまった。 もしかしたら、そこまで計算づくで言ったのかもしれない。 釈然としない気分だったが、ともあれ美波はいただきますをして食べ始める。 「……ほら」 「あーん」 トマトソースをたっぷりとつけたカツレツを刺したフォークを、テアの口まで運んでやる。 それを咀嚼しながら顔を綻ばせる様子を見て、美波は呆れたような溜め息をもらした。
8 17/04/30(日)22:11:52 No.424199098
最初は「これはシュニッツェルではない……」等と不満げに言っていたくせに、食べ始めたらこれだ。 時々、こいつは妙に子どもっぽくなる。いや、16だか17なのだからまだ子どもで間違いはないのだろうけれど、普段とのギャップがどうしても拭えない。 「しかし、困らないのか?」 「何がだ?」 「ブルーマーメイドを目指すのならば、他国のブルーマーメイド等と会食する機会も自ずと出てくるはずだろう。だというのにお前、一人で食事もとれないでどうするんだ」 自身もオムライスを食べながら、美波はそんなことを聞いていた。 ブルーマーメイドの職務は海の治安維持や海難事故の救助活動だけでなく、外交官として他国と折衝を重ねる役割も兼ねている。 そんなときに、隣に座る副官などに食事を食べさせてもらう様など見せれば、国の威信にも関わりかねない。 「その時は、自分で始末をつけるさ。マナーは頭に叩き込んでいる」 しかし、テアは事も無げにそう言って、次を寄越せとばかりに口を開けた。 「年下の私にそうやって食べさせてもらいながら言っても、まるで説得力がないがな」 「なんだと──むぐっ」 「黙って食え」
9 17/04/30(日)22:13:18 No.424199420
今更のことを指摘されて反論しようとするテアの口にフォークで付け合わせの野菜を突っ込んで黙らせる。 「どんな屁理屈をこねる気か知らんが、今述べた事実は覆らんぞ」 「……」 「それに、習癖というものは気付かない内に滲み出るもの。いずれボロが出てくるだろう」 「……」 「まあ、病は治るが癖は治らぬとも言う。今さら矯正しても遅いかもしれんな」 含み笑いを浮かべて語る美波に、テアは不服そうにもごもごと咀嚼していた。 が、口の中のものを飲み込むなり、テーブルの脇に置かれた食器入れから新しいフォークを取り出した。 「ずいぶんと勝手なことを言う。なら、証明してやろう」 「大袈裟な……」 どうやら、自分で食べるつもりらしい。 別に止めはしないが、と半眼で見ていると、テアはカツレツを一切れフォークで刺して、自分の口に運ぶ。 たったそれだけの事だというのに、ぷるぷると手が震えていた。どう見ても危なっかしくて、嫌な予感しかしなかった。
10 17/04/30(日)22:14:42 No.424199769
恐らく、随分と長い間自分で食事を取ったことなどないのだろう。 飲み物は普通に飲めるのだから、何が違うのかはわからないが。 それから美波がオムライスを二口ほど食べた辺りでようやく、カツレツがテアの口に到着する。 逆にそれだけ時間をかける方が難しいような気もするのだが、とにかく、テアは自分の手で食事を食べた。 しゃくり、という肉と衣が噛みきられる音が響く。 「どうだ、言った通りだろう」 「そうだな」 うっすらと得意気な色の浮かぶ顔で言うテアに、美波は素っ気のない返事を返す。 そんなものは出来て当たり前のことだったし、得意気になるようなことではない。 「だが、完璧とは言えんな」 「何故だ?」 「口許が汚れている。それから」
11 17/04/30(日)22:14:50 No.424199800
キテル…
12 17/04/30(日)22:15:43 No.424200008
備え付けのペーパーナプキンで口許を拭ってやりながら、そう指摘する。 それに、なにより。 「……随分と派手にこぼしたものだ」 嫌な予感が的中したと、美波は首を横に振る。 テアの白いシャツに、ポタポタとトマトソースが滴り落ちていた。 「私が染み抜きをしておいてやる。お前は風呂が沸いたら勝手に入れ」 そうして二人が美波の部屋に戻ったのは、もう日も暮れかかった宵の口のことだった。 ついでに風呂にも入ってしまうかとスイッチを押して、上着を脱いでスカートにキャミソール姿になったテアからシャツを受け取る。 それから実験に使っていたの重曹を棚から取り出し、浴室から持ってきた洗面器にテアの服を放り込んだ。 幸い、上着は脱いでいたので被害はシャツのみに止まっていた。上着にまでついていたら、流石に美波だけでは対処しかねる。 「……世話をかける」 「今更だ」 背中越しに聞こえた言葉に、振り返りもせずそう返す。
13 17/04/30(日)22:16:58 No.424200285
>「何故だ?」 >「口許が汚れている。それから」 「こっちも…汚れてしまったんじゃないか?」 「きゃあ♡」
14 17/04/30(日)22:16:58 No.424200288
「……ところでお前、シュペーでは『小さなお母さん』などと呼ばれているそうだな」 「……何?」 「なんだ、知らんのか」 少し前に、シュペーのクルーと仲良くなった美海から聞いた話だったのだが。 どうやらその呼び方はクルーの間でこっそりとされているだけの物らしい。 「なんでも、話がわかって包容力もあるから、そう呼んでいる者もいると聞いたが」 「母、か。あまり好ましい呼ばれ方ではないな」 自分への評価については何も言わず、テアは母、という言葉にだけ妙に反応していた。 どうにも、母親に対してあまり良いイメージは持っていないらしい。 「まあ、お前には似合わん愛称だろうな」 「ふん」 「……一人で食事もできん、洗濯も人にやらせるとあっては、母親等とはとても呼べん」 「ぐっ」 これ以上掘り下げるのも野暮だろうと、美波は染み抜きを続けながら皮肉を言ってくすくすと笑った。
15 17/04/30(日)22:18:08 No.424200560
「……お前、いつもよりキツくないか?」 「日頃の礼だ」 恨みがましいテアの言葉に、美波は負けじとそう返す。 いつもいつも、褥の上ではされるがままなのだ。それ以外でやり込めるくらいはしてもいいだろう。 「……この借りは返させてもらうぞ、必ずな」 「そんなことより風呂が沸いたぞ。入ったらどうだ」 不穏な台詞を適当に流して、染み抜きの手を止めた美波は湯を張り終わったことを知らせるアラームの響く浴室を指差す。 「着替えは私のを貸してやる。どうせ今日も泊まるんだろ」 「……まあな」 浴室へと入っていくテアを一別し、美波は再び染み抜きを続ける。 既に殆ど消えかけてはいるが、やるからには徹底的にやってしまいたい。 「一伍一什、か……」 ふと、ある考えが過る。 何となく振り向いた浴室のドアからは、水音が響いている。
16 17/04/30(日)22:19:18 No.424200828
浮気じゃー!浮気じゃーっ!
17 17/04/30(日)22:19:35 No.424200898
「ふむ」 美波は洗剤のついた手を洗い、洋服棚を物色する。 既に、シャツの染みは綺麗に抜けていた。 「入るぞ」 染み抜きを終えたシャツを洗濯機のドラムに放り込み、自らもタオル一枚となった美波は返事も待たずに浴室へと侵入する。 すると、ちょうど頭を洗い終えたらしいテアが、座椅子に座って頭に湯をかけていた。 「なんだ、何かあったのか」 「背中を流してやろうと思ってな」 「……どういう風の吹き回しだ」 「気まぐれだ、ただのな」 言いつつ、美波はスポンジに染み込ませたボディーソープを泡立てていく。 それを見たテアも、『なら頼んだ』と小さな背中を預けてきた。
18 17/04/30(日)22:20:19 No.424201075
言いつつ、美波はスポンジに染み込ませたボディーソープを泡立てていく。 それを見たテアも、『なら頼んだ』と小さな背中を預けてきた。 浴室の灯りに照らされて白く輝くテアの滑らかな肌を、スポンジで丁寧に流していく。 摩擦など存在しないかのように肌の上を滑っていくスポンジが、泡の線を跡に残していった。 その背中越しに、ごくささやかではあるものの柔らかな曲線を描く膨らみがほんの少しだけ覗いている。 気付けばすっかり見慣れた裸身ではあるものの、やはりどこか人ならざるようなものに思えるほどに美しい肌だと美波は思った。 そのまま10回程スポンジを背中の上で往復させた後、美波は一旦手を止めた。 「さて、背中はこのくらいでいいだろ。後ろで手を組め。前を洗うのに邪魔だからな」 「背中を流すんじゃなかったのか?」 「この場合の『背中を流す』というのは、体を洗ってやるという意味だ」 「……日本語は面倒だな」 美波の言葉に従い、テアは後ろで手を組んだ。
19 17/04/30(日)22:21:07 No.424201262
……かかった。 「おい、何の真似だ!?」 そのままテアの腕をタオルで縛ると、テアが困惑の声を上げる。動きを封じられたのだから無理もない。 「体を洗うのに変に動かされては面倒だからな」 そんなテアとは対称的に落ち着き払った様子の美波は、持ち込んでいたリボンでテアの目も隠してしまった。 「おい……」 「大人しくしてろ。悪いようにはしない」 見えていないことは分かった上で、美波は鏡越しににやりと笑った。 「では、始めよう」 「っ……」 スポンジを泡立て、テアの前を洗っていく。特段何かするわけではない。ただ普通に、丹念にテアの体を泡で清めていく。 白い泡の線がテアの肩から腹、そして脚へと引かれていき、汗や汚れを払っていく。 「──っ!?」 そのまま、なにもされないと安心しかけていたのか。 美波が彼女の小さな膨らみをスポンジで少し強めに刺激すると、体を軽く跳ねさせる。
20 17/04/30(日)22:22:06 No.424201471
「どうした、急に飛び上がるとは」 「う、うるさいっ」 柔らかな感触を確かめるように美波がスポンジ越しに触れながら問うと、テアが身じろぎして抵抗してくる。 しかし、腕も目も封じられた状態でできることなど知れている。 結局、テアはされるがままになるしかなかった。 それをいいことに、美波は円を描くようにして右の乳房を洗っていく。 少しは慣れたのか、はたまた耐えているのか。テアは何も言わず、従順にそれを受け入れている。 「……」 「く、ふっ……」 それでは少し面白くないと、美波が桜色の先端を刺激すると、テアは再び体を飛び上がらせた。 「妙な、真似は、やめろっ」 「お前が変な反応をしているだけだろう」 そう返しながらも、内心では美波もテアの反応に驚いていた。 含みがあるとはいえ、実際自分はただ体を洗っているだけなのだ。 しかしテアは視界を封じられたせいか、余計な想像を重ねて通常よりも過剰に反応しているのかもしれない。
21 17/04/30(日)22:23:02 No.424201683
このまま続ければ、どうなるだろうか。 そんな思考が頭を過り、美波の探求心に火をつけた。 「続けるぞ」 「やめっ……」 制止の言葉を無視し、次は左胸に手をつける。 「ん、いゃ、あぁ……っ!」 同じようにしてやると、先程よりも強く反応した。一度目の感覚が残っているせいだろうか。 「お前、いい加減にっ……」 「私は体を洗ってやってるだけだ。お前の方こそいちいち暴れるな」 「くうっ……」 息を荒げ始めたテアに意地の悪い言葉を返しながら、美波は手を動かし続ける。 テアの弱い部分はもう把握している。 そこをこうしてスポンジで触れるだけでも、充分これまで一方的な仕打ちへの報いになるだろう。 しかし、美波はそれだけでは済まさなかった。 「とりあえず、一度泡を流してやろう」
22 17/04/30(日)22:23:48 No.424201856
「ふぅ……」 美波の言葉に、テアが安堵の息をつく。これで終わりだと思ったのだろう。 「っひ!?」 だが、その安堵も束の間のこと、乳房にシャワーで強い水流を当てられて、テアは再び身をのけぞらせた。 美波はシャワーヘッドを揺すってテアの左右の胸に水流を浴びせながら、スポンジを下腹部へと持っていく。 「お前、なにする……んひぃいいい!?」 スポンジの感触に意図を察したテアが何かを言い切る前に、美波はその秘部をスポンジでなぞっていく。 美波の手指よりもさらに柔らかなもので擦られ、テアは身をくねらせて逃れようとするが、やはりできなかった。 「はぁっ……はぁっ……うぁっ!」 今度は洗い終えた秘部に水流をぶつけられて、テアは火がついたように真っ赤になってのけぞる。 それを全身で押し止めて、美波はスポンジを投げ捨て、シャワーと指でテアの体を弄び始める。 いつしか、テアもそれに合わせるように動いていた。
23 17/04/30(日)22:24:56 No.424202134
受けテアもええのう…
24 17/04/30(日)22:25:10 No.424202196
「……そろそろか?」 「あぅ、んんっ、んっん、んんん……」 耳元に唇を近付けて問いかけると、テアはうつむくように顎を引きながら頷くような反応を見せる。 「好きなだけイけばいい。誰も邪魔はしないぞ」 「くぁっ、んひっい、い、い、いくっ……やっあああっ……、ぁ……っ」 その言葉に誘われるように、テアは美波の腕の中で絶頂を迎えていた。 「……卑怯な真似をする」 「抵抗されてはかなわんからな」 二人はもう一度汗を洗い落とした後、湯船に浸かっていた。 ぶくぶくと口許まで湯に身を沈めたテアの恨めしげな視線と言葉を受け流し、美波は澄ました顔で事も無げにそう返す。
25 17/04/30(日)22:25:35 No.424202294
児ポいにゃああ…!
26 17/04/30(日)22:28:26 No.424202974
最年少の2人なのになんでこんなにエロいの…?
27 17/04/30(日)22:28:28 No.424202983
「……上がったら覚悟しておけよ」 「その前に、軽く夕食を食べに行きたい」 「む」 風呂の中でそれなりに時間を過ごしててしまい、再び腹の虫が騒ぎ始めている。 テアの方も同じなのか、特に反論はしなかった。 「今度は溢さんぞ」 「心配するな、私が食べさせてやる。服を汚されるのも嫌だからな」 特に、これからテアが着るのは自分の服なのだから。 やりこめてやった達成感を滲ませながらそう言うと、テアはますますばつが悪そうな顔になってぶくぶくと湯船に水泡を立てた。 おわり テキスト版 su1843540.txt 今回は前半がやりたかったのでえっちなのはほぼなし
28 17/04/30(日)22:29:11 No.424203168
いかん!
29 17/04/30(日)22:29:39 No.424203284
イキテアめっちゃエロい
30 17/04/30(日)22:30:45 No.424203543
>今回は前半がやりたかったのでえっちなのはほぼなし ムスビ嘘をつけっ
31 17/04/30(日)22:31:46 No.424203787
なんだかんだ言ってテアも甘いのぅ…
32 17/04/30(日)22:32:33 No.424203979
今日の美波さんは魔性の女じゃないか!
33 17/04/30(日)22:32:33 No.424203982
ワシのヴルストが制御不能じゃぞ… 宗谷棒がのっぴきならないにゃあ…
34 17/04/30(日)22:33:11 No.424204128
なんかテアがずるずる晴風に来ちゃいそうだね
35 17/04/30(日)22:34:25 No.424204423
食堂の会話の雰囲気好き
36 17/04/30(日)22:36:00 No.424204813
テアの××が柔らかそうでいいと思う
37 17/04/30(日)22:47:11 No.424207899
テアって割りと感情表現豊かだよね 無表情なイメージあるけど