虹裏img歴史資料館

画像ファイル名:1491058802053.png 17/04/02(日)00:00:02 No.418314739

機嫌良く道を走っていたはずのはやいさんは、唐突に奇妙な感覚に襲われた 「空間が捻じ曲げられて一定のAreaから出られない？携帯も…ダメか」 気がつくと周囲には人の気配も感じず、大気も淀んでいる気がする 何より邪悪に対して敏感である彼女の鼻が極めて近くの人影に嫌悪感を示していた 「…アンタだな？迷惑なんだけどね、こんな辛気臭いFieldから離れられないとさ」 「知らなかったのか…？大魔王からは逃げられない…！」 大魔王──普段なら冗談だと鼻で笑う所だったが、はやいさんは威圧感だけで 自分が対峙した相手がそれに類するほどの存在であると認識を改める 「逃がさない、つまりあたしが目的って訳だ。OK,遊んでやるよ……来な」 髪を逆立て全身で警戒心を表す彼女に『敵』はゆるりと近づいた（…来るっ！） 「らいおんアイスのフレンズさんですよね？握手してください！」「違うよ！？」 家に戻ったかんだいさんは自分の主人である「」に尋ねた 「ねぇ「」ドラー、はやいさんXってアニメのDVDを貰ったんだけど面白い？」 「ハハーッ！貰い物くらい自分で吟味してはどうかと！」