虹裏img歴史資料館

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17/03/06(月)00:00:13 おらっ... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1488726013372.png 17/03/06(月)00:00:13 No.412904683

おらっ逸見エリカ誕生日記念みほエリSSだ! 昨日の晩の「」おりん達いたらありがとうね! みんなのおかげで一気に執筆モチベが上がったんだから!

1 17/03/06(月)00:00:59 No.412904854

「…寒い」 今現在、日付は3月6日。 いい加減寒さのピークは過ぎているが、まだ日も登っていない時間、しかも場所が海の目の前ともなれば暖かい訳がない。 出身が比較的温度が高めな方というのもあって、私…逸見エリカは来ているコートに身をうずめるようにして軽く鼻をすする。

2 17/03/06(月)00:01:26 No.412904960

「エリカさん、大丈夫?」 はいコーヒー、と共用する事にした魔法瓶をみほが手渡してくる。 私と同じく重武装ではあるが、割と涼しげな顔をしているのがちょっとだけ憎たらしい。 出身地は同じだろうに、本拠地を移した事で寒さに少しだけ耐性でも付いたのだろうか? 「…平気よ、どーも」 差し出されたそれを受け取ると、一口啜る。 淹れ立ての熱さを保った苦めのコーヒーが喉を通り、少し体が温まる。 とはいえあくまで一時的なもので、10秒もしたら完全に胃袋に納まってしまい、元どおりの寒さが私たちを襲った。

3 17/03/06(月)00:01:50 No.412905056

「ちょっと意外、かな」 「何が?」 「そのね、黒森峰にいた時からエリカさんって結構寒さ熱さに強そうな感じしてたから。朝だけどもう3月だし、問題ないかなって思ってたんだけど…」 「…あなたねー」 軽くため息をつく。 それとこれとはまったく別問題なのである。 「そりゃあね、戦車に乗ってる時はそうよ。極寒のシベリアだろうが灼熱の砂漠だろうが弱音なんて吐かないわ。でもね」 「うん」 「オフの時は別の話、寒ければ寒いって素直に言うわ。…というか、何が悲しくてこんな時間から波打ち際に突っ立ってなくちゃいけないのよ!」 がーっとまくし立てる私の声が、まだ夜を脱しきっていない青みがかった空の下に響いた。

4 17/03/06(月)00:02:49 No.412905253

事の起こりは三週間ほど前の事である。 近づいてきていた私の誕生日、それをお祝いしたいとみほから連絡が来たのだ。 曰く、「何もなくってもお祝いしたいけど、私の誕生日の時もわざわざ来てもらったからそのお返しって意味でも」との事。 「…ま、ヘリを出すのは相変わらずこっちなんだけど」 なんてぼやきつつ、私は口角がにまにまと上がってしまいそうなのをどうにか堪えていた。 色々と引き継ぎの作業がある1、2月はやたらと忙しく、自分の体が空かなかった。 最後に私がみほと直接会ったのは確かあの子の誕生日の時だったかもしれない。 忙しいとは言え一日程度なら隙を作る事もできたかもしれないが、いくら機甲科の副隊長…というより実質的にはもう隊長と言ってもいいが、あくまで一介の生徒が私用で学園のドラッヘをそう頻繁に使う事はできない。 その上申請する行き先が毎回同じ場所のため、あまり考えなしに飛ばしてしまうと私たちの関係がバレる危険性もないではない。 恐らくみほは誘ってくるだろうし、互いの誕生日という節目的なイベントの時は後腐れなく会いたいという気持ちから私はこの二か月ほど意図的にヘリの使用申請を控えていた。

5 17/03/06(月)00:03:21 No.412905371

そして迎えた3月5日、訓練終了時。 この時期ともなれば大体の引き継ぎ作業は終わっていたし、入念にスケジュールの調整を行っていた私は二日後、7日の夕方に帰ると言う内容、2泊3日分の予定でヘリの利用を申請していた。 隊長…まほさんからの「少し気が早いが誕生日おめでとう、エリカ。ついでという訳でもないがあの子にもよろしく言っておいてくれ」という言伝と共に大洗学園艦へと飛び立った。 今回、大洗の学園艦は本拠地である茨城県大洗町に停泊しているらしい。 そういえば実際にあの子たちのホームに行くのは初めてかもしれない、と思いつつ、眼下の景色を見降ろしながら私は夕日に照らされた学園艦のヘリポートにドラッヘを降下させる。 そこには、 「エリカさん、いらっしゃい!」 とにこにこ笑うみほが、いつもの面子と一緒に待っていた。 …ついでではあるが、武部沙織の意味深なニヤニヤ笑いが癇に障った。 そりゃあ考えている事は見当がついているし…まあおおむね合っているのだろうが、だからこそよりむかつく。

6 17/03/06(月)00:03:40 No.412905436

そこから六人…一人は半分寝入っていたので実質五人かも知れないが…で夕食を済ますと、今回の大洗での宿泊先であるみほのマンションに向かう。 「みーぽりーん、えーりりーん、頑張ってねー!」 「ゆっくりしていってくださいね、逸見さん。では、また明後日に」 「細かいお話は後からお聞きしますのでー!」 「むにゃ…じゃあな…」 という感じで冷やかしを飛ばしてくる子たちとはとりあえずお別れで、誕生日当日はみほと二人きり、というのが予定だった。 「相変わらず賑やかな子たちよね」 「あはは…エリカさんは嫌だった?」 「…別に、そんな事もないわよ。うちの連中だって戦車を降りれば大概姦しいじゃない」 などと言葉を交わしつつ、私たちはみほの部屋に入った。

7 17/03/06(月)00:04:08 No.412905539

レストランでの話が(無駄に)弾んだのもあって、時刻も割といい時間。 日付変更までの短い一時間ほどを私たちは和やかにお茶を飲みながら過ごした。 いつぞやかプレゼントした、黒クマに食われたようなボコを抱き締めながら話すみほの姿は楽しそうで、私もそんな彼女にのんきに相槌を打つ。 …そして、時計の針が12時を過ぎ、日付が3月6日…すなわち私の誕生日に変わる。 えー、こほん、なんて感じでみほが姿勢を正し、それを見た私もちょっとかしこまってしまう。 …前、彼女の誕生日の時も思ったが、たかだか誕生日を祝うと言うだけでなんだか少し固くなってしまうのは単純に真面目だから、というだけではなくやはり相手を意識してしまっているからだろう。 「わざわざ来てくれてありがとうね。…誕生日おめでとう、エリカさん」 「…ええ、ありがと」

8 17/03/06(月)00:04:37 No.412905659

なんか照れちゃうね、とはにかむ顔は可愛くって、ついつい見惚れてしまう。 手を伸ばせば届く程度の距離だったのもあって、私はごく自然に手を伸ばすとみほの頭を撫でる。 「もう、エリカさんてばー」 「何よ、しばらくぶりなのにこう…欲求不満だったのは私だけって?薄情なんじゃないの、あなた」 「また意地悪な言い方する…」 くすくすと笑い合う中で、確かに空気が「そういう」方向に傾いてきたのを感じた。 頭を撫でる手は頬へとスライドし、そのままの動きでゆっくりと首筋を伝う。 みほも満更でないようで、頬をわずか赤くしながらも私の手を動くままにさせてくれる。 …指先が、パジャマの襟の中に入る。 細くも確かに存在する鎖骨の感触を滑らせた指先で撫でて感じる。 そのまま私は顔を近づけて、みほの匂いを感じようと首筋に鼻をくっつけ―――

9 17/03/06(月)00:05:10 No.412905778

「あ」

10 17/03/06(月)00:05:29 No.412905859

―――ようとしたところで、そんな間抜けた声で気分が遮られた。 「えええエリカさん!」 「へっ?え?」 がしっと両肩を掴まれるとそのまま引っぺがされる。 この子にしてはなんか強引だな、なんて考える前に私は真剣な目をしたみほとガッチリ視線を合わせられていた。 場に芽生えはじめていた甘い雰囲気は雲散霧消。 彼女の趣味の如く、ボコにされてしまったようだ。

11 17/03/06(月)00:06:05 No.412906022

「明日は早いから!」 「あ、明日は早いから」 「今日はこのまま寝ましょう!」 「今日はこのままー、寝ましょう…」 「はい!」 「は…え?本気?」 「本気です!」 えーちょっと待って今の空気どうすんの、なんて言う暇もなく私はベッドに叩き込まれた。 部屋の電気を消したみほが横に滑り込んでくるが、その動作はあまりにもきっぱりとしていて、今夜は寝かせないわよなんて陳腐なセリフを差し挟む余地がまるでなかった。 結果、し損ねたのと体の中にわずかに芽生えかけたムラッとした感覚を持て余しながら、少しだけ不機嫌になった私もそのまま眠りにつき…

12 17/03/06(月)00:06:42 No.412906176

「おはようございます!」 「ふにゅう!?」 まだ真っ暗な中、やたらにアグレッシブな声音で叩き起こされた。 まぶたをこすりながら時計を見ると時刻はまだ5時。 オイオイ寝てからまだ五時間も経ってないじゃねーかいい加減私も怒るぞ、的な事を言おうとした口は突き出された私の耐寒コートに遮られた。 「え?はい?何?」 「さぁエリカさん、行きましょう!」 「ど、どこへ?」 「外です!」 は?と聞き返す暇もなく、正直ちょっと寝坊したので慌ててます、なんてことをごちゃごちゃまくしたてるみほにコートなどで武装させられる。 そのまま右手にボストンバッグを、左手に逸見エリカ(耐寒仕様)を持って急いで部屋を飛び出したみほは…カギをかけ忘れたのか一瞬戸口に取って返してから…毎朝しているとか言う十キロランニングで鍛えた脚力でもって、事前に艦を降りる許可をもらっていたのか未だまどろみに耽る大洗の町へ颯爽と飛び出していったのだ。

13 17/03/06(月)00:07:21 No.412906339

「…そして今に至る、と」 「ごめんね、急かしちゃって…」 「…別に、構わないけど。その積極性自体はいい事だし」 黒森峰にいた時からそれがあればよかったんだけどねぇ、と鼻を鳴らして嫌味を言うと、みほは少ししょぼんとした。 ちょっとだけ言いすぎたかなとも思うが、お楽しみをぶち壊しにされた上にやたら早く起こされ、あげく学園艦-町内ダッシュに巻き込まれた身なんだから多少の不満を言う権利はある、と思い直した。 「…で?ようやく落ち着けたから聞くけど、説明はしてもらえるんでしょうね」 「うん、もちろん。…よかった、間に合って」 ふぅーっと胸をなでおろすみほに何を、と尋ねようとして、私は少し目を細めた。 …何やら眩しくなってきたのだ。

14 17/03/06(月)00:08:13 No.412906501

なんだと思い海の方に目をやると、そこにはこの町の名所だと言う鳥居が建った岩が波に打ちつけられていた。 …そして、その向こうの水平線からじわじわと明るい光が見え始めて来ていたのだ。 「…えぇと、5時50分…」 見る見るうちに明るさを増していく空に目を奪われている私の横では、みほが額の汗を拭きながら携帯の時計を確認している。 「あと10分ちょっとか。…危なかったぁ」 ほっとした様子のみほがどうかな、と言うような笑顔でこちらを見てくる。 私はその顔をぽけっとした面持ちで見つめ返すと、また海の方に目線を戻した。 空はどんどん明るくなっていき、海もその光を反射して黄金色に輝く。 じぃっとその光景を見つめていると、自分の右手を遠慮がちに探る感触に気付いた…みほの手だ。 視線を走らせることはなかったが、私もごく自然に、何も考えずにその手を握り返した。 そうして私たち二人が並んで見守る中、立ち上る光はどんどん眩しくなって、いっそ鳥居すら見辛くなって、そして…

15 17/03/06(月)00:09:01 No.412906698

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16 17/03/06(月)00:09:33 No.412906823

眩しかった。 目にしている光景が、ただきれいだなあと感じた。 夜明けの空も、輝く太陽も、影絵のようになってそれを収める鳥居も、きらきら輝いて波打つ海も、とにかくすごくきれいだと思った。 陳腐な感想だと自覚してはいるが、胸いっぱいに広がる感慨に何の変哲もない小娘がレッテルを貼るとするなら、そのくらいしかないと思う。 「初めて大洗で年越しした時、沙織さんたちが鳥居ごしに見る日の出はすっごいんだよ!って言って、ここでみんなで初日の出を見たんだ」 恐らく私同様に目をしぱたたかせているであろうみほが誰に聞かせるでもなく言った。 「メールでも新年の挨拶した時に初日の出がすごかったよって言ったの覚えてる?写真送ろうかなとも思ったんだけど…」 えへへ、と照れたような笑いが聞こえる。 「やっぱり、エリカさんに実際にこの日の出を見てほしかったんだ」

17 17/03/06(月)00:10:07 No.412906973

それで、私はようやくみほの方を見た。 見慣れた顔が自慢げなんだか申し訳なさげなんだか分からない感じの笑みを浮かべてこちらを見返している。 「寝る前も今も、私のひとりよがりで慌ただしくしてごめんね。どっきり作戦です!って感じにしよう、だなんて思っちゃって…」 「いいわよ、そんな事言わないでも。こんなもの見せられたら、文句言うなんて逆に野暮だわ」 さっきまで心の中でちょろちょろしていた不機嫌の虫は綺麗に消え去っていた。 あるのはただ、美しいものを見たという感慨と、目の前の女の子への信愛の情だけ。 「よかった。それじゃあこの日の出が、私からエリカさんへの誕生日プレゼントです、なんて」 「…ありがとう、みほ。喜んでもらっておくわ」 みほのおでこに私のそれをこつんとぶつける。 よかった。 今日この日に、この娘といっしょにここに来れて。

18 17/03/06(月)00:10:43 No.412907134

しばらくの間太陽と海と鳥居のコラボレーションを堪能した後、私たちはなんとなくすぐ近くの神社への階段を上っていた。 やたらと大きい鳥居を潜り階段を上っている途中、エキシビションで聖グロ・プラウダと戦った時にここを戦車で下ったのだと聞き、普通に呆れた。 大洗の戦車道は相も変わらずダイナミックなものであるようだ。 「正月の時なんかはね、ひどかったんだよここ。私たちは地元だから日付が変わってすぐに初詣できたんだけど、初日の出を見た後にこの階段見てみたら、下までぎっしり人で埋まっちゃっててね」 「何よソレ、このなっがいのを?そんなに人気の神社なの、ここ?」 「うーん、どうも私たちのせいみたい…去年の全国大会で優勝したチームの本拠地の神社だからって、高校戦車道のファンがこぞって押し寄せて来てたの。もしあれに並んだら自分達の番が来るまでに2時間とかかかりそうで…」 「ぞっとしないわね…」 なんて事を話しながら、階段を上り終えた。 静かな境内を見回していると、ふとしたことを思い出した。

19 17/03/06(月)00:11:34 No.412907330

「…初詣と言えばしてないな、私」 「ええー?」 なんで?と言いたげな目を向けてくるみほに答えてやる。 神頼みなど自分の性に合っていないのだ。 「もともと滅多に行かないのよ。そんなのしてる暇あったら、まだ新年おめでとうメールを一斉送信してた方がマシだわ」 「そんな、もったいないよ。あ、それじゃ今からお参りしない?」 「…まぁ、構わないけど。気分的な問題だし」 と唆されて、私とみほは賽銭箱の前に立った。

20 17/03/06(月)00:12:13 No.412907479

これが私の初詣かぁ…と思い、ちらりと横を見るとみほがいそいそと五円玉を取り出しているところだった。 私もポケットに手を突っ込むと、自販機の釣り銭で出てきた十円玉を取り出す…そこで、ふと考えた。 …何を願おうか。 どうせなら一応何かを願った方がいいのだろうが… 一番最初に思いついたのは、当然戦車道のこと…だが、それは却下。 まほさんの背を追い、後を立派に継ぎ、みほと肩を並べる…その私の目標に、神頼みなんてものに頼る気は一切ない。 これはあくまで、私自身が成し遂げなければ誰より自分が納得できないものだ。 …しかしそうしたら、何を願うか。 戦車道関連は論外として、他に何か願い事なんて…

21 17/03/06(月)00:12:35 No.412907549

と思ったところで、ふと隣の様子を伺った。 みほは既に頭を下げて目を閉じ、何かを祈っているようだ。 余程大事な願い事なのか常からそうなのかは知らないが、彼女の様子は真剣に映る。 ……………………まぁ、別に。 実際に神様なんて信じている訳でもないし。 このくらいのもので、いいか。 (…決めた) 私はみほに倣って手にした硬貨を賽銭箱に投げ入れると、目を閉じ、頭を下げ、手を合わせる。

22 17/03/06(月)00:13:02 No.412907651

…どうか、願わくば。 今度こそこのぽやぽやした子との縁が、途切れることのありませんように。

23 17/03/06(月)00:13:37 No.412907805

「…ねぇ、エリカさんは何をお願いしたの?」 参道を下る最中に案の定そんな事を聞いてきたが、素直に答える…ありえない。 「別に。私にとってはどうでもいい事だもの、適当に…世界平和とか願っただけよ」 我ながらつれない返答をしたと思う。 しかし、みほは嬉しそうな笑みを浮かべたままだった。 「えへへぇ」 「何よ、ニヤニヤして」 「ううん、なんでもないよ。世界平和かあー。それじゃ、私といっしょだなあって思って」 「…チッ」 浮かれた様子がどうにも調子に乗っているように見えたので、こつんと小突いてやった。

24 17/03/06(月)00:14:14 No.412907923

「あっ、叩いた」 「ええ、叩いたわよ」 「ひどいなあ。それじゃあ、まずはアウトレットに行こう?いい眺めだけがプレゼントです、じゃ味気ないから一緒にプレゼント探ししようよ!」 「渡す相手と一緒に物色ね…ま、いいんじゃない。付き合ってあげるわ、そのくらいは」 「あはは。あ、でもまだ朝だし空いてないよね…」 「いいわよ、それまでは町を適当に歩けば。案内くらいしてくれるんでしょう?」 「うん!それじゃあ行こう、エリカさん…!」 「ああちょっと、ガキじゃあるまいし走らない!階段から落ちたら危ないでしょ!?」

25 17/03/06(月)00:14:47 No.412908058

他愛もないやり取りをかわしながら、神社の階段を私たちは下りて行く。 そんなふたりを、登っていく私たちの「初日の出」がいっそ鬱陶しいくらいに眩しく照らしていた。

26 17/03/06(月)00:15:32 No.412908219

それはそれとして。 その夜はとにかくえっちした。 おわり

27 17/03/06(月)00:16:03 No.412908322

いいねぇ…

28 17/03/06(月)00:17:30 No.412908617

どうして!!! どうしてそこで!!! 止めちゃうんだ!!! でもものすごくキテル…

29 17/03/06(月)00:19:42 No.412909113

むっ!

30 17/03/06(月)00:20:16 No.412909265

画像横じゃねと思って保存したら縦だった

31 17/03/06(月)00:20:39 No.412909357

いい…これあれかな まだ誕生日がわからなかった頃のやつと繋がってるのかな 寮の部屋に帰ると窓際にもう散っちゃったエリカの鉢植えが置いてあるのかな ああ…散っちゃったってそういう…

32 17/03/06(月)00:22:01 No.412909698

いいよね…

33 17/03/06(月)00:22:01 No.412909699

なお、「危うく誘惑に流されるところでした」というのはみぽりん談です ッチーにテキストぶん投げとくね! よかったら持ってって! su1775088.txt

34 17/03/06(月)00:22:28 No.412909808

あーたまらんね…

35 17/03/06(月)00:23:30 No.412910065

ちゃんとおまけあるじゃねーか!よくやった!

36 17/03/06(月)00:23:43 No.412910131

おめでとう…おめでとう! とっても甘酸っぱいよ! 「」凄い!

37 17/03/06(月)00:24:30 No.412910355

>いい…これあれかな >まだ誕生日がわからなかった頃のやつと繋がってるのかな >寮の部屋に帰ると窓際にもう散っちゃったエリカの鉢植えが置いてあるのかな >ああ…散っちゃったってそういう… そうそれ…覚えてくれてる「」がいてくれて嬉しいな …何が散ったんでしょうね

38 17/03/06(月)00:24:40 No.412910406

おまけがえっちじゃねーか!!!!! ありがとうバカヤロウ!!!!!!11!123

39 17/03/06(月)00:25:20 No.412910575

そりゃおめえアレよ

40 17/03/06(月)00:26:08 No.412910774

散華ってそういう

41 17/03/06(月)00:26:55 No.412910942

やっちまったぜ!

42 17/03/06(月)00:28:45 No.412911340

初詣で神社に集った高校戦車道のファンって ぼかしてるけど現実世界とリンクしてるなこれ!?

43 17/03/06(月)00:30:04 No.412911652

…これあれじゃないですかね 初日も我慢しなくても日の出見に行けたんじゃないですかね 興奮と快感の名残とぐったり疲れた体を引きずって一緒に綺麗な風景見ながら寝ちゃって二人で風邪ひくとかしちゃうかもしれないけど

44 17/03/06(月)00:31:03 No.412911899

ちなみにこれは本来正月にやろうかと思ってたけど当日大洗で遊び呆けてて投下できずじまいだったネタを強引に再利用した物であることをここに懺悔します

45 17/03/06(月)00:32:29 No.412912226

エリカ攻めいい…

46 17/03/06(月)00:33:03 No.412912370

いいんじゃないか 年末年始は実家が手放さないやつかもしれないしな

47 17/03/06(月)00:36:31 No.412913125

テキスト三分の一くらい2人いちゃいちゃおんなのこいちゃいちゃえっちじゃねーか! 何がオマケだこんにゃろありがとうございます!!

48 17/03/06(月)00:37:15 No.412913279

エリみほには本当に人生の大切な事が詰まってるね! だろう(ポロン

49 17/03/06(月)00:37:39 No.412913367

存在しないえっちシーンを見れてる「」がいる… と思ったらテキストに濡れ場がついてる!

50 17/03/06(月)00:39:34 No.412913768

>初詣で神社に集った高校戦車道のファンって >ぼかしてるけど現実世界とリンクしてるなこれ!? あのデカい鳥居どころか下手したら道路にまで届きそうになってたよ… はははこのクソ寒い中これに並ぶとかやってらんねって思って脇通り過ぎてウスヤさんで朝メシ食ったよ

51 17/03/06(月)00:40:47 No.412914024

こっちで読んだし、とりあえず保存だけして…と思ったらおまけついてた!

52 17/03/06(月)00:40:56 No.412914052

ばたばたしながらとにかく服着てエリカだけ玄関出で言い訳したらさおりんに呆れられたり怒られたりするんだ… もー、わかったからシャワー浴びなよー 気付いてないかもしれないけど匂い凄いからね! みぽりーん、聞こえてるー?向こうの喫茶店で待ってるからねー? 1時間以内!いーい? みたいなこと言われて去られるんだ… ベッドに戻ったらみぽりん真っ赤になってるんだ…

53 17/03/06(月)00:42:05 No.412914283

多分あんこうチーム4人が最初に嗅ぐのは強烈な淫臭だよね… 匂いに敏感な華さんが大変なことになってしまいそう

54 17/03/06(月)00:42:19 No.412914332

誕生日権限を好きな子に恥ずかしい秘密を告白させるという羞恥プレイに使用したやつがおる

55 17/03/06(月)00:42:56 No.412914452

喫茶店に行ったらいなかったりするんだ…

56 17/03/06(月)00:43:15 No.412914509

なるほど「また」なんだ… 前も目撃した事あるのかさおりん

57 17/03/06(月)00:43:53 No.412914625

中途の写真が粋で好きだ 鳥居と一緒に見る日の出インパクトあるよね…

58 17/03/06(月)00:46:38 No.412915158

>なるほど「また」なんだ… >前も目撃した事あるのかさおりん 目撃というかみぽりんとえりりんが待ち合わせにこない! 基本どっちも真面目なのに!とか思って家行ったら…って感じのすっぽかし被害者なんだろう

59 17/03/06(月)00:46:41 No.412915169

「また」バレちゃったわね… 「また」バレちゃった…

60 17/03/06(月)00:47:52 No.412915394

>誕生日権限を好きな子に恥ずかしい秘密を告白させるという羞恥プレイに使用したやつがおる 誕生日の特権はあらゆる全てに優先するのだ 口を慎め

61 17/03/06(月)00:48:52 No.412915570

>多分あんこうチーム4人が最初に嗅ぐのは強烈な淫臭だよね… >匂いに敏感な華さんが大変なことになってしまいそう 濃厚な臭いにアテられちゃうんだ… 鋼の精神でアグレッシブビーストモード押さえ込むんだけど美味しそうなふかふかの獲物が目の前チラチラするんだ…

62 17/03/06(月)00:50:41 No.412915883

もー私ったら! 昨日は待ってるねって言ったけどほんとにお出しするなんて偉いよ! 今夜は二人にお赤飯だねっ!

63 17/03/06(月)00:50:59 No.412915938

そらもう色がついてそうな匂いがする淫臭の空間で興奮したら・・・ねえ

64 17/03/06(月)00:51:00 No.412915940

扉空く前から気付いてて「あれー?部屋にもいないのかなー?」ってなってるさおりんに赤くなりながらこしょこしょ耳打ちしちゃうんだ…

65 17/03/06(月)00:51:57 No.412916096

いい・・・おまけもしゅごい・・・

66 17/03/06(月)00:53:48 No.412916426

ああ…おまけはED後だこれ… アンツィオと同レベルだこいつら…

67 17/03/06(月)00:54:32 No.412916552

電話に出ない時点でなんとなく察して「西住さん達もお盛んだな…」と呟く麻子

68 17/03/06(月)00:54:41 No.412916577

これアレだね? みぽりんは「世界平和」の内実を完全に看破してるやつだね?

69 17/03/06(月)00:56:37 No.412916886

いいですよね…換気しようとパタパタ走り回るさおりんの揺れるスカートに目が行く自分を自覚しちゃって 冷静になろうと深呼吸したら淫臭ガス胸一杯に吸い込んじゃってキャパオーバーでぱたりこする華さん

70 17/03/06(月)00:56:56 No.412916943

>これアレだね? >みぽりんは「世界平和」の内実を完全に看破してるやつだね? そらそうよ (ふたりの)世界(が)平和(でありますように)よ

71 17/03/06(月)00:58:24 No.412917214

いい…

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