虹裏img歴史資料館

画像ファイル名:1488294369227.jpg 17/03/01(水)00:06:09 No.411874021

夜。家路を行く私の車の前を一台のラパンが走っている。 どこにでもあるラパン。何の変哲もないラパン。 ただ、そのブレーキランプが赤く灯る度に、私は「乳首だな」と。そう思っていた。 真ん中の一つの光を勃起した乳首だとすれば、周りの赤いツブツブは乳輪そのものではないか。 それを何の恥じらいも見せず堂々と。 この寒い中誰もが着込んで家路を急ぐのに、乳首を丸出しにして走っているというその変態性。 しかもこのラパン、若い女性に大変人気があるそうじゃないか。 これでは「私は普段からこんな乳首で生活しています」と、主張していると捉えられても文句は言えまい。 どこまでも続く暗がりを、オレンジの街灯だけが照らし出す国道。 どんな澄ました顔で道を行こうとも、彼女がツブツブの乳輪で生きていることには変わりない。 家に帰るまでの間、ずっと私の目の前で走る乳首を見ながら、とても幸せな気持ちで家に着いた。 今日はいい日だ。