虹裏img歴史資料館

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24/03/01(金)00:10:48 泥の深... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1709219448413.jpg 24/03/01(金)00:10:48 No.1162855669

泥の深夜 https://seesaawiki.jp/kagemiya/ https://zawazawa.jp/kagemiya/

1 24/03/01(金)00:19:48 No.1162859042

SSよんだパー公がかわいかった

2 24/03/01(金)00:23:33 No.1162860410

へいお待ちのやつの続きめいた再放送も貼る fu3191843.txt

3 24/03/01(金)00:28:16 No.1162861835

>「ふーん………え!? 不貞! やっぱり不貞ですか!? トリスタン卿ならそうかもしれないなぁなんて思ってたのがそのまんまでした!」 パー公!

4 24/03/01(金)00:30:06 No.1162862307

もともと野生児だからしょうがない

5 <a href="mailto:パー公後日談">24/03/01(金)00:38:58</a> [パー公後日談] No.1162864956

「今更なんですけど、ケイさん人の事をパー公だのなんだのって呼びますけど目茶苦茶失礼じゃないですか」 キャメロット城の談話室、ケイと談笑していたパーシヴァルはふと思い出したように声を上げた。 「なに言ってんだ、今更……まぁ、いいか、良く聞け。パー公はパーシヴァル公の略だ。公って敬称の何処が失礼だ?ランスロットだって公の場でヘンウィック公って呼ばれるだろう?それも失礼に当たるのか?そうなると卿や公、王も失礼に当たることになるぞ?パー公が嫌だそう呼ぶなって言うならこれからお前は他の騎士や領主やアーサーも呼び捨てするんだな」 捲し立てるようなケイの言葉にパーシヴァルの頭が段々と傾いていき、遂には目がぐるぐると回り始める。

6 <a href="mailto:パー公後日談1/2">24/03/01(金)00:40:26</a> [パー公後日談1/2] No.1162865376

「えっと、うん?あれ?そうかんがえると…………しつれいに、当たらないかも?」 「だろう?疑問が晴れて良かったな、パー公」 「はい…ありがとうございます、ケイさん…?」 パーシヴァルは疑問が頭に浮かべたまま納得の行かない表情でお礼を言い、ケイは勝ち誇ったようにうんうんと頷く。 「サー・ケイ、パーシヴァル卿はすぐ信じるんですから嘘を教え込まないで下さい」 とそこでケイの口車を止めたのは長身の偉丈夫トリスタンだった。 苦笑しながら、談話室に足を踏み入れる。 「トリスタン卿!……って事はやっぱりパー公ってバカにしてるんじゃないですか!」 「騙せそうだったんだから余計なことを言うなよ。トリスタン!」 顔をしかめながら談話室を退散するケイと追いかけるパーシヴァルを見ながらトリスタンは今一度困ったように笑うのだった

7 24/03/01(金)00:42:44 No.1162866090

そういえばFGOでモーさんにトリ公いわれてたような…

8 24/03/01(金)00:45:53 No.1162867093

兄貴分がふたりもいてぺぇはいいな…

9 24/03/01(金)00:47:21 No.1162867521

パー公は日本語の響きがよくない いやいいのかもしれない

10 24/03/01(金)00:48:28 No.1162867791

林家パー公…

11 24/03/01(金)00:48:55 No.1162867913

>兄貴分がふたりもいてぺぇはいいな… 実際にはもっといるんじゃないか? かわいいしな

12 24/03/01(金)00:56:48 No.1162870032

ボールスは兄貴分?

13 24/03/01(金)00:57:42 No.1162870291

かわいいのでつい撮っちゃうのだ fu3191952.png

14 24/03/01(金)00:59:32 No.1162870726

ぺぇ公!!

15 24/03/01(金)01:04:36 No.1162872042

これは可愛がりたくもなる

16 24/03/01(金)01:09:02 No.1162873134

円卓若手組いいよね

17 <a href="mailto:1/3">24/03/01(金)01:10:58</a> [1/3] No.1162873585

こっそり近づいたパーシヴァルは気配を殺し、後ろからじっとその手元を見つめた。 椅子に腰掛け、ナイフで野菜の皮をするすると剥いてる。手つきに澱みはない。刃物を扱い慣れた動きだ。 もっともキャメロットの厨房担当となれば嫌でも身につく技術でもある。 なんせ毎日膨大な量の野菜や肉を捌くのだ。激しい訓練は大食漢の騎士を多く生んだ。 彼らの胃袋を賄うために大量の食事を作るのは大変な激務であり、この厨房もまたひとつの戦場だった。 中ではまだ小姓身分の若人たちが忙しそうにそれぞれの作業に没頭している。 立ち込める蒸気で厨房の中は蒸し暑く、立っているだけで服の内が汗ばんでいくほどだった。 パーシヴァルにここでの労働体験はない。こういう下積みを経て騎士見習いとなるルートは通らなかった。 なので訪れたことも殆どない。物珍しそうに周囲を見回すパーシヴァルに声がかかったのは焼かれる豚肉の脂の香りが漂ってきて唾を飲み込んだ頃だった。 「私に何か御用でしょうか」 「あ…」 「申し訳ありません。いらっしゃったのが例え円卓に名を連ねるお方であろうと作業の手を止めるなというのが厳命です。  このままの体勢で失礼します」

18 <a href="mailto:2/3">24/03/01(金)01:11:12</a> [2/3] No.1162873647

パーシヴァルの目当ての人物は背を向けたままそう言って次の野菜に手を伸ばした。 素っ気ない返事だったが殊更無愛想という感じでもない。突然やってきたパーシヴァルに驚いているという気色があった。 解けばそれなりに長いだろう髪を後ろで短く縛り、顕になっているうなじには汗の水滴がいくつも浮いている。 ケイと並んでいる時は小柄に見えたが、近くで見ると自分と同じくらいの背格好のようにパーシヴァルには思えた。 「はじめまして…でいいのかな。私はパーシヴァルといいます」 「パーシヴァル様。こうしてお会いするのは初めてですがその勲は存じています。昨今活躍目覚ましいお方と」 「え?私、そんなふうに噂されてるの?困っちゃうなぁ、えへへ…」 つい相好を崩しかけたパーシヴァルはいかんいかんと首を振って戒める。 こんなことで浮かれていたらまたケイに調子に乗るなと笑われてしまう。こほんと咳払いをひとつ。 それで気を取り直して、背を向けたまま作業をする姿に務めて穏やかに話しかけた。 「それで、あなたの名前を教えてくれませんか?」 「名前…申し訳ありません。私に名前はないのです」 「は?ない?え、名前がないんですか?」

19 <a href="mailto:3/4">24/03/01(金)01:11:29</a> [3/4] No.1162873711

「はい。ある方は私のことをボーメインと呼ぶので、それに倣ってそう呼ぶ者も少なくありませんが」 やや俯いて野菜の皮剥きを続けながらその背中はそうぽつりと言った。 ちらりとパーシヴァルはその手を見遣る。ボーメイン───白い手。なるほど、形の整った美しい手だ。 ケイが厨房の前でボーメインと口にしてこの名無しを呼んでいたのが思い出される。 意地悪なケイのことだから剣も握れなさそうなお綺麗な手とか、そういう揶揄も込みだろうが。 ともあれ、ふぅん、と唸ってパーシヴァルがその白い手が次々に野菜の処理をしてくのをぼんやりと見つめていたからだろう。 名無しの小姓はいよいよ居心地が悪くなってきたのか、その手元の動きを鈍らせて言った。 「あの…本当に、パーシヴァル様は私へ何の御用なのでしょうか」 「ああ、ごめんなさい。特別な用事があるわけじゃないんです。ただ、あなたに会ってみたくて」 「私に、ですか」 「はい。この前あなたを見かけた時に思ったんですが───あなたが騎士ではないことがなんとなく不思議に思えて」 その時だった。 厳命されていると言ったはずの手を止め、野菜剥きの小姓がゆらりと椅子から立ち上がった。

20 <a href="mailto:4/4">24/03/01(金)01:11:40</a> [4/4] No.1162873757

パーシヴァルへと振り向く。やはり想像通り背丈はおおよそ同じくらい。 金髪が張り付くほどに額から滝のような汗を流し、衣服も粗末で薄汚れた調理服だったが、その顔立ちに漂う高貴さは隠しきれていない。 むしろその赤ら顔の中でも瞳だけがきらきらと力を帯びて輝いていた。 パーシヴァルは直感によって確信した。───やはり只者ではない。 「申し訳ありませんパーシヴァル様。先程の言葉は訂正させていただきます。  “今は名乗るべき名前が”ありません。…いずれお伝えできるようになる日が来ると思います。  その時まで、どうか名乗らぬ無礼をお許しください」 そう言って名無しはぺこりと頭を下げた。 微かに呆気にとられていたパーシヴァルは実直に下げられた頭を見ていたが、やがてその唇は綻んでいった。 「お仕事中にお邪魔しました。ではちゃんとした挨拶はあなたの名前を知った時に。  いつかそんなあなたと晴れてお会いできる日を楽しみにしています」 「…」 名無しが顔を上げる。その頑なな表情が微かに緩み、パーシヴァルと同じようにほんのりと微笑んだ。 ───この名無しがガレスという名であるのを知るのはもう少し後の話になる。

21 24/03/01(金)01:20:12 No.1162875651

ガレスちゃん格好いいな ぺぇ公がジロジロ見てないで手伝いなさい!

22 24/03/01(金)01:22:17 No.1162876068

いやぺぇ卿の立場で下働きの騎士見習いの仕事を奪ってはいけない 彼らにとってこの仕事は成り上がりのための下積みなのだ

23 24/03/01(金)01:22:21 No.1162876078

厨房が破壊されるだけだから見てるだけでいい

24 24/03/01(金)01:23:17 No.1162876241

野生アレンジで食中毒が出たらガレスちゃんの責任になるからな…

25 24/03/01(金)01:25:44 No.1162876733

ぺえの野生めし

26 24/03/01(金)01:48:15 No.1162880953

https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%A5%ED%A5%BA%A5%F4%A5%A3%A1%BC%A5%BF%A1%A6%A5%CD%A1%BC%A5%D9%A5%EB%A5%AF%A1%A6%A5%EC%A1%BC%A5%B2%A5%F3%A5%D5%A5%A7%A5%EB%A5%C8 私はサイレント泥ダイマ男 かよわきいきもの...

27 24/03/01(金)01:49:22 No.1162881148

その辺の猪を捕まえて血抜きして内臓を抜きます! 内臓は栄養豊富なので獲物を仕留めた人に権利があります! 毛皮はまぁまぁの値段で売れるので毛皮は剥ぎます 毛皮が傷だらけで売れなさそうな時はめんどくさいので皮は剥ぎません! 大きな焚き木を組んで火を入れたらそこに猪をえいやっ!と投げ入れます その辺の枝の樹皮を剥き内臓を串刺しにしたら周りで焼きます 焼けるまでの間に装備の点検や歌でも歌いましょう 内臓が焼けたら火から離し投げ込んだ猪を取り出します 表面は焦げているので切り取り切り分けたら塩でも振っていただきます…香辛料類?高くて買えないのでその辺のハーブを乾燥させたものを振り掛けます 生焼けなら串に刺してもう一度火が通るまで焼きます 生焼けは本当に死ぬような目に合うので絶対にダメです!

28 24/03/01(金)01:51:12 No.1162881504

>その辺の猪を捕まえて血抜きして内臓を抜きます! 1行で済ませるな

29 24/03/01(金)01:52:17 No.1162881707

>かよわきいきもの... 時限爆弾みてーなやつだ…

30 24/03/01(金)02:17:34 ID:1vBug9SI 1vBug9SI No.1162885564

スレッドを立てた人によって削除されました うn

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