24/02/14(水)22:39:19 キタ━━━━━... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1707917959394.png 24/02/14(水)22:39:19 No.1157456579
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
1 24/02/14(水)22:40:50 No.1157457168
お互いの色を交換するのいいよね…
2 24/02/14(水)22:43:34 No.1157458207
チョコのリボンがブルーのクラちゃんと包装紙がライトグリーンなシュヴァち…
3 24/02/14(水)22:44:52 No.1157458691
お似合いカップル
4 24/02/14(水)22:49:12 No.1157460362
二人のバレンタインのこと妄想していい?
5 24/02/14(水)22:51:31 No.1157461241
いいよ
6 24/02/14(水)22:55:49 No.1157462890
fu3137474.png fu3137475.png イメージカラーはちゃんとシュヴァルが水色でクラちゃんが緑なんだよね なんで私服だけ…
7 24/02/14(水)23:10:47 No.1157468491
>いいよ ありがとう 『プレゼントは机の中よ』 クラウンさんのプレゼントはいつも遠回しに贈られる。理由は簡単、僕らが交際していることは秘密にしているからだ。そうしないといけない、なんてことはないけれど、何となく、そうなった。 『ありがとう。僕のは冷蔵庫で冷やしてるから、帰りに渡すよ』 秘密、のはずだった。けれど今朝、クラスメートの一人からそっと耳打ちをされたのだ。 「シュヴァル~、私見ちゃったんだ! サトノクラウンさんがシュヴァルの机に、ふふっ、プレゼント入れてるの!」 案外やるねぇ、と彼女は僕を肘で小突いた。僕は、頭が真っ白になった。 「で、今日一日上の空だったの?」 放課後のカフェテリアはどこか浮ついた空気が満ちている。喧騒の中で行われる密会は自然な形を保たれていた。 「うぅ……」 「……うっかりしてたわ、ごめんなさい」 クラウンさんが謝ることじゃない、と僕はかぶりを振った。だって、そもそも隠す必要なんてないんだから。僕に合わせてくれているだけなんだから。 「……秘密にはする、って言ってくれたけど……」 内緒。それは思えば、昔から僕の心に蔓延っていた。姉さんとヴィブロスへの劣等感や、自己嫌悪。
8 24/02/14(水)23:11:10 No.1157468654
醜くて後ろ暗い気持ちだけじゃない。憧れや目標だって、分不相応な気がして隠していた。今だって、自分の気持ちをあけすけに話すことは慣れない。 「クラウンさん……」 「どうしたの?」 その秘密を、クラウンさんは尊重してくれる。昔何かの本で読んだ記憶がある。友情とは秘密の扉を潜ることではなく、その扉の番人になることだと。まさに彼女は僕の心の門番だった。 「手、繋いでいい、かな」 けれど門番だって、何を守っているかは知りたいだろう。あなたが秘密にしてくれている僕の気持ちがどれだけ大きいか、伝えたっていいんじゃないか。 「哇……!ちょ、ちょっと……!?」 並んだ机の下で、尻尾がそっと彼女の手の甲を撫でた。 「……クラウンさん?」 そして彼女は、ただ、俯いていた。ヒトなら耳がある辺りまで真っ赤に染めて。 「あっ……ぼ、僕……ごめん……」 「ううん……」 毛先をそっと、指先が摘んだ、と思う。絶対に離れないように、誰にも見つからないように。 僕たちは互いに、秘密を守っていたらしい。秘密を楽しむクラウンさんと、秘密が心地よい僕。二人はもう少し、この彼岸で手を取り合っているだろう。
9 24/02/14(水)23:11:24 No.1157468746
俺にはこのくらいしかできない…
10 24/02/14(水)23:11:33 No.1157468797
あいつ
11 24/02/14(水)23:11:49 No.1157468889
いいよな…
12 24/02/14(水)23:12:24 No.1157469108
急に来た?
13 24/02/14(水)23:13:56 No.1157469667
ちゃんと怪文書にしろ
14 24/02/14(水)23:17:31 No.1157470923
勝ちたいよね...って言い合う2人の会話いいよね...
15 24/02/14(水)23:20:48 No.1157472132
スレッドを立てた人によって削除されました まあどっちも男性トレーナーというパートナーがいるんだが
16 24/02/14(水)23:29:59 No.1157475368
>ちゃんと怪文書にしろ 「甘酸っぱいねぇ~いいな~」 「ヴィブロス!?」 「楽しむのは構わないけれど……いつもくっついてるし秘密になってないわよ」 「姉さん!?」 姉妹がいつのまにか僕らを挟んでいた。オセロなら二人はひっくり返っているけれど、今はまさにそんな気分。 「あ、えっと……」 「そんな……偽装工作は完璧だったはずよ……!」 クラウンさんの言う通り。毎日一緒に帰る時は待ち合わせ場所を敢えて離したり、一緒に話すのだって人気がない場所にしていた。カフェに行く時もあくまで自然な感じに……。 「仕草かしら」 「ん~、目線?」 そんなことでわかるの……?僕が疑問符を頭に浮かべている間に、クラウンさんは得心したようにゆっくりと頷いた。もしかして心当たりがあるのかな、だとするとちょっと親近感。そんなこと考えている場合じゃないけれど。 「……どうしよっか、シュヴァル?」 クラウンさんは尻尾を伸ばし、僕へと絡めた。よく手入れされた毛先がこそばゆい。 僕はその日、初めて尻尾ハグをした。指と指、尻尾と尻尾、触れる箇所が増える程に指数関数的に心臓が高鳴る。後日、クラス全員が「見」に回っていたと知るのは別の話だ。
17 24/02/14(水)23:33:59 No.1157476655
二人とも聡明だけど結局中一だしな…