虹裏img歴史資料館

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24/02/12(月)00:19:02 あの人... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1707664742571.jpg 24/02/12(月)00:19:02 No.1156444311

あの人と自分。 出会いからトラブルを乗り越えて、愛し合うようになって。 結ばれてからは一瞬にいるのが当たり前のようになって。 かけがえのないパートナーとなった今。 彼女と自分の距離。 2人の望む場所。 それは、同じになれたのだろうか。

1 24/02/12(月)00:20:04 No.1156444705

「…ふぁぁ」 あくびをしながら、レッドは伸びをする。 「おはよ。すっごくよく寝てたわね」 隣でブルーが微笑む。 寝起きだからか、いつもより力の抜けた笑顔になっていた。 多分、今の自分もそうなんだろう。 軽くキスをする。 ブルーの方からもお返しにされた。 その後、引っ張られて抱擁を受ける。

2 24/02/12(月)00:20:30 No.1156444873

素直に従って、身を委ねる。 「レッド、結構甘えん坊になったね」 「ブルーならいいかなって」 温かく、柔らかい身体。 愛する人に包まれて、喜ばない男はいないだろう。 そう思えるようになれたのはいつだろうか。 素直になれたのは、いつからか。 「なんかまた眠くなってきた…」 「そうさせてあげたいけど、そろそろ起きましょう。 お腹空いちゃった」 頭を撫でられ、宥められた。 それにも従い、彼女から離れた。

3 24/02/12(月)00:20:49 No.1156444973

目の前で着替える彼女を見つつ、自分もベッドから這い出た。 「そういえば、今日は何する?」 下着姿のまま、ブルーが聞いてくる。 薄い青の綺麗な下着に包まれる彼女の肢体も、美しいラインを描いている。 見慣れはしたが、それでも飽きることはなかった。 「んー、特にやる事ないし適当にゴロゴロするかな」 ブルーの方も、こちらを見てくる。 下着一枚の自分の格好。 それなりに鍛えてはいるから、変な身体にはなっていないはず。

4 24/02/12(月)00:22:07 No.1156445491

「朝からしよっか?」 身を寄せられる。 下着程度しか阻むものもなく、素肌同士が触れ合う。 「腹減ったんじゃなかったのか?」 「レッドの身体見たら、後回しでいいかなって」 そう言って、こちらの胸に頬を擦り寄せてくる。 胸板を滑る髪や頬の感触が、くすぐったい。

5 24/02/12(月)00:30:48 No.1156448770

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6 24/02/12(月)00:31:15 No.1156448950

甘い匂いに、鼻を刺激される。 彼女の誘いに、乗りたくなる。 と、思いついたことを聞いてみる。 「そういえば、なんでブルーがいるんだ?」 昨夜はブルーもいない、1人で寝ていたはず。 ブルーが目元に涙を浮かべ、 「大好きなレッドに、会いたかったから…!」 弾けるような笑顔で、彼女が言った。 本心なのは確かにそうなんだろう。 だけど、それ以外にも何かあるだろう。 そう思って、半目で聞き直す。 「本当のところは?」 「レッドが驚くところが見たくて」

7 24/02/12(月)00:36:28 No.1156451099

予想通り。 こういうことも初めてではない。 「怒ってる?」 「いや、いつものことだしそんなことないよ」 ブルーを引き寄せ、ベッドに押し倒す。 「え…」 驚き、ブルーが目を見開く。 何回か彼女が忍び込むことはあった。 でも、こうしてレッドが押し倒すのは確か初めてであった。

8 24/02/12(月)00:42:27 No.1156453540

「でも、たまにはこういうのもいいよな」 唇を奪って、彼女の背中に手を回す。 ホックを外して、下着をずらす。 露わにした乳房に口を寄せて、軽く噛んだ。 「えっ、レッド…!?」 抗議をキスで塞ぐ。 パンツの中に手を入れ、割れ目に指を這わせた。 「んんっ!?」 口が開けず、声にならない悲鳴が上がる。

9 24/02/12(月)00:50:04 No.1156456625

「これくらいにしておこうか。 朝から最後までやると体力保たないしな」 「…うん」 疲れ果てたように、ブルーが力無く同意する。 「まさか、レッドからこんな反撃がくるなんてね…」 「いやだったか?」 聞いてみるが、ブルーは首を左右に振る。 「こういうレッドも好きかな。 惚れ直しちゃいそう」 「たはは。なら良かったよ」

10 24/02/12(月)00:56:40 No.1156459227

思いつきでしたことだが、嫌われてないようで安心した。 ブルーを助け起こし、下着を付け直した。 「脱がせるのも着せるのも慣れたわね…」 何か呆れたような口調で、ブルーが呟いてきた。 「何回もしたからな。 それでもやるたびに興奮するけど」 「興奮してくれるならよかった…」

11 24/02/12(月)01:09:30 No.1156463980

若干乱れた髪を直すと、ブルーが改めて着替えを行う。 「レッドがこんなにもエッチだなんて…。 いや、前からそうだったわ」 「それでブルーに騙されたのが知り合ったきっかけだしなぁ」 昔は女性に対しての興味が強かった。 そこにつけ込まれてしまったが、今では笑い話だ。 「レッドはお人よしすぎるわ。 そんなことした女の子好きになるなんて」 「それだけじゃなかったしな。 ちゃんとかわいいところもあるって知ったし」

12 24/02/12(月)01:19:02 No.1156466917

ただの嫌な女の子なら、ここまで長い付き合いにならなかっただろう。 彼女のいいところ。 それを知れたから、好きになれた。 「そんなバカなくらいに甘いから、アタシも好きになっちゃったのよね…」 「なら良かった。 1番好きな子に好きになってもらえたってことだし」 「…ほんとにね」 赤くなった顔を手で隠し、ブルーが呟く。

13 24/02/12(月)01:25:40 No.1156468898

「だから、逃したらダメよ。アタシのこと」 「そうしなくても、ブルーの方から来るだろ。 今日みたいに」 「…うん」 気がつけば、いつも隣にいる。 それがブルー。 それが自分たち。 これからもそうなるだろう。 「じゃ、飯にするか。 今日はオレが作るよ」 「ほんと?レッド大好き!愛してる!」 「急に元気になったなぁ…」 今度はこっちが呆れた。 抱きついてくるブルーを引きずるように、寝室を後にした。

14 24/02/12(月)01:25:52 No.1156468967

以上です 閲覧ありがとうございました

15 24/02/12(月)01:29:30 No.1156470021

いつもと違ってレッドがペース握るようにしようとしたけどなかなかスムーズにできなくて今回短くなってしまいました まだまだレブルで開拓しきれていないところがあるようです

16 24/02/12(月)01:30:18 No.1156470262

むっいいねぇ…

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