虹裏img歴史資料館

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24/01/26(金)18:22:55 泥スシ ... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1706260975928.jpg 24/01/26(金)18:22:55 No.1150516441

泥スシ https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/

1 24/01/26(金)18:29:42 No.1150518847

そろそろ泥を練らないと死ぬぜ!

2 24/01/26(金)18:41:53 No.1150523201

スシを食べている

3 24/01/26(金)18:50:20 No.1150526295

スシを補給している

4 <a href="mailto:安土一節ラストです">24/01/26(金)19:05:33</a> [安土一節ラストです] No.1150532015

「……む」 「どうしたの、イヴ」 「……むー……」  イヴの宝具によって形成された陣地の中で一時の休息を取るユウたち。「この中なら絶対全体安心です!」と胸を張ってどこからともなく水やバナナなどの食料まで結界から取り出したイヴであったが、そのイヴが怪訝そうな表情を見せたのだ。  すなわち、異変である。 「ここで休んでいる場合じゃないようなことかしら、イヴ」  そうモニカが問いかけるも、

5 24/01/26(金)19:06:00 No.1150532206

「……と、と、とー……」  イヴはうわの空のようで、答えない。しかしその様子こそが異変であり、ユウとモニカはじっくりとイヴを見守るしかなかった。特異点の案内人を自負し「聖胎」の認識すらしているイヴへの信頼は、もう既にそれなりに積み重ねている。つまりこの場においては、イヴの判断が優先されるべきであり──。 「行きましょう。多分、あの『サーヴァント』は大丈夫です」  ──そう彼女が判断したのなら、ひとまずは正しいと信じられる。  結界を解き、再び歩みを進め始めるユウたち。しかしイヴのナビゲートは、今度は明確な目標を持って為されていた。黄金に身を包む亡者の邪気とは違う、強固で崇高な「霊基」の反応。  抑止力によって特異点の解決のために呼ばれたサーヴァントの存在を、イヴは感知した。  その一帯だけ、完全に魔人兵の気配がない。つまりは魔人兵を今まさに掃討した味方となりうるサーヴァントがいると、判断したのである。  特異点の解決には、他に召喚されたサーヴァントの力を借りることが限りなく重要である。  そのことを踏まえ、目指し、歩み続けた先には──。

6 24/01/26(金)19:06:20 No.1150532343

「……おや」  屍の山の上に立つ、和装の「弓兵」。 「お主ら、妾に何か用かの?」 「……あなたは」 「おや、先に自己紹介でも済ませようか」  大きな狐の耳と、尾を持つ。 「あぁちゃあのサーヴァント、毛利元就……の代役じゃ。毛利狐、とでも呼んどくれ」  見目麗しい半妖狐の女性、「銀狐」がそこにいた。  毛利元就を助けた逸話からサーヴァントとしてその力を譲り受けた、まさしく毛利狐である。

7 24/01/26(金)19:06:37 No.1150532471

「毛利元就、ですか。軍略の天才、まさか正体は狐だったなんて……」 「ふふふ、そこの坊、そう言ってもらえたなら嬉しいのう。いかにも妾は毛利元就、その人格と力を」 「擬似サーヴァントのようなものでしょう、要は」 「……そちらのおなごは話が早い」 「英霊の逸話には詳しくないけれど、サーヴァントの仕組みには少し詳しいの。そんなことより、私が聞きたいのは」  そう言って、モニカは大胆不敵に元就の前に向き直り。 「私たちはこの特異点を解決するためにここにいる。あなたは、どうなの」  挑発的な言葉を、吐いた。  ……すると毛利元就は、くつくつと笑い、微笑い、にこりとさせた口元に手を添えて。

8 24/01/26(金)19:06:54 No.1150532592

「いかにも、妾たちは特異点を解決するために結集した武軍。いささかいざこざもあるが、そこは毛利狐の指揮の見せ所よ。……あの織田信長と亡者の群れ、「魔王軍」にあい見えようとするなら、十二分にも頼もしい味方じゃ」 「それは頼もしい! 頼もしい! あの魔人兵なんてもうイヴちゃん一人じゃ一人も倒せないからもうもう」 「……キンキンする羽虫じゃの。まあ、ともかく」  そこで言葉を区切り、毛利元就の右手は一方を指す。ゆらりゆらりと荒野の風に、その耳と尾をたなびかせながら。 「名を、『対魔連合軍』。歴戦の&ruby(つわもの){兵}たちが、お主らを歓迎するよ」  指した先には何も見えない。遠く遠く、荒野の先にその本陣があるのだろう。だが逆に言えば、荒野を抜けた先にあるものはわかったのだ。確かで強力な勢力の協力を得られると、まずわかった。特異点解決のための歩みは、確実に進んでいる。  無論今も魔人兵の気配は多く、状況は決して芳しくないのだろうが。

9 <a href="mailto:一節終わり 二節からは一回を長めにします">24/01/26(金)19:07:29</a> [一節終わり 二節からは一回を長めにします] No.1150532816

「彼女──モニカのマスター、ユウです」  だからこそ、ユウは前に立ち。 「僕たちが、みなさんを助けます」  非力な自分にできることを、少しでも探そうと決めたのだった。  特異点。それは異常であり、特殊である。すなわち、修正すべき災いがある。助けるべき、誰かがいる。  ならば、願え。他者を助け、他者を信じ、お前が英雄になれ。無力だろうと無垢だろうと、だからこそ手を伸ばし続けろ。  これは、そういう物語なのだから。

10 24/01/26(金)19:09:51 No.1150533808

https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%c2%e8%b0%ec%c6%c3%b0%db%c5%c0%b0%c2%c5%da%c2%e8%b0%ec%c0%e1%a1%a1%b1%d1%cd%ba%eb%fd%a4%ce%bb%cf%a4%de%a4%ea というわけで第一節完です 長らく期間の空いてしまったお話だったので、ひとまず主人公チームの紹介が主な内容とさせていただきましたが、ここから特異点に召喚された様々のサーヴァントが出てきて話が動いていきます よろしくお願いします

11 24/01/26(金)19:11:51 No.1150534615

ハサンがスシを握っている

12 24/01/26(金)19:12:03 No.1150534691

https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%cc%d3%cd%f8%b8%b5%bd%a2 今回登場した毛利元就はこんな感じの人です 懐かしいですね

13 24/01/26(金)19:12:41 No.1150534955

見覚え無いなと思ったらめっちゃ古い泥だなこの狐…

14 24/01/26(金)19:13:20 No.1150535240

六年前の泥が!

15 24/01/26(金)19:13:51 No.1150535458

本物毛利はまだいないんだな

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