24/01/16(火)02:39:26 「…中々... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1705340366296.jpg 24/01/16(火)02:39:26 No.1146731025
「…中々、お前を口説き落とすのは難しいみたいだな」 ヴィアベルはそう呟くと、ジョッキをぐいと傾け、残りのエールを飲み干して、わざとらしくドスンとテーブルに落とした。右手に座っていたシュタルクは、ちょっとビックリして、思わず視線をそらした。 北の果てへの救援として共に戦ってほしいと願い、あの手この手で勧誘したが、戦士の決意は顔に似合わず固かった。 「…ごめんな、でも俺にも理由があってさ」 「まあ、みなまで言うな」
1 24/01/16(火)02:39:44 No.1146731051
毅然と言う事は言う。ビビリなようで、芯が強い。シュタルクのそんなところにも好感を持っていたヴィアベルは、悪人面を歪めて、意地悪そうに微笑む。 「…あのオンナのためだろ?」 「へ?」 「とぼけんな、女連れのパーティじゃ良くあることだ」 視線を少し離れたテーブルにやる。不安げな眼差しをたまに送ってくる紫髪の娘と、反対に平然とした表情で料理を楽しんでいるエルフの女がいた。ヴィアベルはどちらの顔も知っていたが、紫の方は名前を覚えていなかった。 「まあ、そう…なのかな?」 「なんだそりゃ」 「フリーレンやフェルンと一緒に旅がしたいってのはそうだけど、オンナのため、ってのがよくわからねえ」 「そりゃお前…」
2 24/01/16(火)02:40:14 No.1146731109
慌てるさまを楽しみにしていたのに、変に曖昧な返答だった。つまらねぇ。だが、あの様子からして、紫髪の方…フェルンと言ったか…は、シュタルクを憎からず思っているのだろうと感じた。屈強な戦士であるのに、精神は子どもっぽいというか、未成熟な部分があるのは付き合いの浅いヴィアベルにもわかっていた。 だが…それはそれとしてクるものがあった。ヴィアベルはヴィアベルで、北の果てを防衛するために何でもしたいという思いがある。それを淡い冒険心が上回るのだ。少しぐらい、イタズラしてもバチは当たるまいと考えると、逆にムクムクと欲望が膨らみ…むらついてきた。 「…おいシュタルク」 「なんだよ」 「まあお前の気持ちはわかった。無理矢理連れてくわけにもいかねえしな」 「うん…」 「その代わり…今夜は、付き合えよ」 ぐいっと肩に手を回し、シュタルクの耳元で囁いた。その顔にはアルコールで紅潮しているだけではない、欲情の火照りがあった。静観していたシャルフは何かを察し、やれやれとため息をついた。初心なエーレはそれが何を意味しているのかわからず、きょとんとするばかりであった。
3 24/01/16(火)02:41:24 No.1146731228
「ふ…あっ…なにすんだよぉ…」 フリーレン一行は女二人男一人のパーティなので、シュタルクは宿に個室を取っていた。ヴィアベルにとっては、非常に好都合な状況だった。人払いの必要が無いからだ。 ベッドに組み敷くと、最初はきょとんとしていた赤毛の戦士は、段々と生理的恐怖が湧いてきたようで、途端にメソメソしだした。 「へへ…黙って俺に任せな。悪いようにはしねえよ」 なだめる様に、愛撫が始まる。魔法まで動員して上着を脱がせると、ノースリーブのインナーから見える肩や腕がヴィアベルの心を捉えた。細いようで、しなやかかつ鋼のような固さの筋肉に包まれ、ランプに照らされて素晴らしいカットが浮き出ていた。皮膚に残る細かい傷跡は、前衛としてパーティに降り注ぐ攻撃を一身に受けてきたことを示している。がさつなようでちゃんと処理しているのかムダ毛が少ないのも好感だった。つまり…滅茶苦茶エロい。 しゃぶりつきたくなる獣性を年長者の余裕でセーブしつつ、シュタルクの首筋や肩に唇を落とし、優しく背中や腰を撫で上げていく。シュタルクは、最初は恐怖で竦み上がっていたが、段々と背筋を走る未知の感覚に気付いてきた。
4 24/01/16(火)02:41:37 No.1146731255
「あっ…なんだ、これ…やめ、ヴィアベル…」 うぶな青年は思いの外敏感で、筋肉に鎧われた肉体の奥まった部分が熱を帯びていくのに時間はかからなかった。無論、男女ともに百戦錬磨のヴィアベルが持てるテクニックを総動員したことも原因であった。だが彼の胸中には焦りも生じていた。 やべえ、欲しくなっちまう。 ヴィアベルは、この極上の雄を前に、童貞のように気を逸らせる自分に気付きつつあった。荒っぽくならないように細心の注意を払いつつ、シュタルクの股間に手を伸ばしていく。 「そ、そこは」 ズボンの留め金を外す。ちょっと皮が被っているが、ガチガチに勃起した陰茎に手を添える。鈴口からは透明な汁がにじみ出つつあった。 「こんなに固くしやがって…一回出してやるか。好きなオンナのことでも考えとけよ」 多少の嫌味を込めて、あくまでもやさしく指を前後させてやる。わかりやすくシュタルクの身体がこわばり、しごかれるのに合わせて身体が震えているのが手に取るように分かった。
5 24/01/16(火)02:42:14 No.1146731330
「あ…あぁ…う…なに、これ…」 可愛い喘ぎ声をあげやがる。 ヴィアベルにとってはそそる要素ばかりをお出しされ、辛抱たまらない状態になりつつあった。ムチャクチャに犯し抜いてやりたい気持ちも湧いてくるが、相手はどう見ても童貞。さすがに無理矢理やったらヤバいことは心得ている。勝負はこの後だと自分に言い聞かせながら、ストロークのペースを上げていく。海綿体は握り心地よく、しかも若い雄の漲る血気を感じさせた。 「ほら、出せよ、出せ」 「あっ…あっ…うあ…!」 一際大きな喘ぎとともに、一回目の迸りが放たれた。 白濁は勢いよく何度も飛び出し、ベッドのシーツやヴィアベルの手を汚していった。シュタルクは意味の分からない快楽と痛いくらいの緊張を味わっていた。こんなの知らない…人生の中で未知の領域を無理矢理に味わわされ、放心状態でヴィアベルの胸に身体を預けてしまっていた。 「…もしかして、出すのも初めてなのか?」
6 24/01/16(火)02:42:45 No.1146731385
「うぁ…は…はぁ…」 シュタルクの返事は、声にならない。思考は乱れて、息をするので精いっぱいだった。そんな頼りない様子に、却ってヴィアベルの嗜虐心はそそられていた。北部魔法隊で死線を潜り抜けながら、何人も戦友の処女や童貞を食ってきたが、こいつは…格別だ。 いたずら心から始めたカンケイだが、少しでもこいつの心に爪痕を残したい。ヴィアベルもまた、熱い火照りに支配されつつあった。 「…ちょっとイジメてやるくらいにしとこうと思ったが、気が変わった」 ズボンを脱ぎ捨てる。ヴィアベルの陰茎もまた硬く立ち上がっており、包皮の剥けた亀頭の先からはねばっこい汁がとろとろと分泌されていた。ズボンのポケットに入っていた薬瓶を取りだし、中身を手のひらに開ける。それは潤滑のある香油だった。 「もっと気持ちイイこと、してやるよ」
7 24/01/16(火)02:43:17 No.1146731443
さすがに初釜を犯す趣味は無い。ヴィアベルは使い慣れた自分の穴に香油を塗り込み、ベッドに寝転がる。こんなこともあろうかと、事前に「処理」は行われていた。 「ほら、来い」 シュタルクと比べると、ヴィアベルの裸体は骨ばって細っこいが、実戦を通して鍛えられた野生の獣のような肉体であった。シュタルクは、片脚を上げて自分を誘うヴィアベルを見て、意味の分からない感情に身体を操られていた。 「ヴィアベル…」 感情が赴くように、ヴィアベルの片脚を掴む。けして逃がさないように。 その行動原理は、シュタルクが初めて経験する、肉欲だった。 「もっと、腹の方に向けて挿れんだよ…うぐっ♡」 導かれるままに、シュタルクは腰を突き入れ、香油の潤滑も手伝ってヴィアベルの中に侵入した。腸内に異物が入ってきた圧迫感に、余裕の表情が歪むが、すぐに痺れるような快楽が塗りつぶしていく。入れられたのだが、ヴィアベルに到来するのはただ征服感であった。
8 24/01/16(火)02:43:46 No.1146731500
「はぁあ…ヴィア、ベル」 「童貞卒業…おめでと…さん」 シュタルクは皮肉にも気付かず、自身にひたすら与えられる締め付けに耐えていた。指でされるのとはまた違った圧迫。ねっとりとした肉の感触、体温の温かみで、思考は乱れきり、すっかりとろけてしまっていた。最早未知への恐怖は吹き飛び、ただ快楽を追求する雄と雄がベッドの上にあった。 「あっ…あぁ!」 無我夢中のピストン運動が始まる。少しでも快楽を貪りたい、という動物的感情から勝手に腰が動いているのだ。相手の肉体など一切考慮されていない力にヴィアベルも身体がこわばるが、そこは海千山千。こういう時は力を出来るだけ抜いて対応するのが良いと心得ていた。 「ったく…猿かよ…!」 皮肉が口から出るが、語尾が潤んでいた。十代の青い性欲にあてられて、ヴィアベルもすっかり出来上がってしまっていたのだ。
9 24/01/16(火)02:44:02 No.1146731532
「で、出る!出る!」 「来い、よ…全部…ぐぁっ♡」 一際大きく突き入れられた後、腸内に温かい感触が満ちていった。ぶるぶると震えるシュタルクの肉体が緊張を脱して、ばったりと倒れこむまで10秒以上はかかる、長い射精だった。ヴィアベルも久方ぶりにところてんで射精してしまい、情けない汁がベッドに垂れ落ちていくのを呆然と見つめるしかなかった。 荒い息を段々と整えながら、シュタルクはヴィアベルの身体に身を預ける。頬に当たるヴィアベルの胸板は、意外と細く、頼りないように思えた。 「…これ、一体、何だったんだ?むちゃくちゃ気持ちよくて…」 「あん?…これがセックスって奴だよ。オンナだったら前の穴を使うんだ」 「前の、穴…?」 そんなことも知らんのか。ヴィアベルは、シュタルクの言動に感じる子どもっぽさの理由が分かった気がした。そうすると、幼児みたいな男の童貞を食ってしまったことになる…罪悪感とも優越感とも知れないモヤモヤが胸の内に去来するが、寄りかかってくるシュタルクの赤髪を撫でて、汗のにおいを感じているうちに、モヤモヤは薄れていった。
10 24/01/16(火)02:44:49 No.1146731620
「さすがにオンナに無理矢理やったら男じゃねえからな、気をつけろよ」 「…どうすればいいんだよ」 「その気にさせるんだよ、俺がやったみたいに撫でたりキスしたりよ…」 ピロートークはさながら性教育教室となった。 ちょっと教えてやると、シュタルクは目を輝かせ、ふんふんと頷く。ヤリたいという気持ちが今回の交合で芽生えたのだろう。そんな可愛らしくさえあるピュアさが、ヴィアベルには眩しすぎて、年甲斐もなく赤面してしまう。 こんな天然記念物と会えたのは、拾いもんだったな…と、今回の一級試験に改めて感謝した。 「…北の果てに着いたら、また俺に会いに来い。どれくらい男を磨いたか、試してやるよ」 「…うん」 フリーレン、フェルン、すまねぇな。 こいつの扱い、ちょっと困るかもしれないぜ。なんたって覚えたてだからな。 口には出さずに胸中で謝罪しながら、さすがに唇はかわいそうなので、頬にキスをした。 一緒のベッドで眠りに落ちていく。ヴィアベル3×歳、久しぶりに充実した夜だった。
11 <a href="mailto:s">24/01/16(火)02:46:12</a> [s] No.1146731731
TSヴィアベル隊長がシュタルクの童貞を食う薄い本が欲しいです…
12 24/01/16(火)02:46:21 ID:fwOUSWlY fwOUSWlY No.1146731744
https://img.2chan.net/b/res/1146716443.htm
13 24/01/16(火)02:49:35 No.1146732037
ヴィアシュタ!?
14 24/01/16(火)02:51:10 No.1146732183
品性の欠片も無い!
15 24/01/16(火)02:55:08 No.1146732496
エーレとフェルンの脳を同時に破壊する魔法
16 24/01/16(火)02:59:30 No.1146732837
アニメであのエピソードやったら食いつく人出るだろうなと思ってたらもう来た
17 24/01/16(火)03:03:21 No.1146733127
シュタルク様が男に気持ちよくされるわけがありません。
18 24/01/16(火)03:10:05 No.1146733586
エーレはどう思う?
19 24/01/16(火)03:19:00 No.1146734119
既にフリーレンに男にされた状態でヴィアベルに犯される路線も捨て難い…
20 24/01/16(火)03:34:06 No.1146734957
ウッ …ヴィアベル隊長はこんなことしねぇ~~!!
21 24/01/16(火)03:34:45 No.1146734994
NTRじゃないですか。 NTRじゃないですか。
22 24/01/16(火)03:37:35 No.1146735145
>エーレはどう思う? (ヴィア×シュタ…なんて品性のないカプ…シュタ×ヴィアでしょ…)
23 24/01/16(火)03:55:10 No.1146735968
あの女への興味の薄さはBL妄想にとって非常に都合がいいなとは思っていた
24 24/01/16(火)04:01:18 No.1146736219
基本的な性格として内向的で鈍感だが他者への配慮や臆病さは強く相手のリアクションを見て自分が悪いを基本とする奴という前提で 異性とのスケベイベントでのリアクションに自発的なものやラッキー感が無いからまあ…解釈は楽だな…
25 24/01/16(火)08:31:41 No.1146752162
>既にフリーレンに男にされた状態でヴィアベルに犯される路線も捨て難い… フリーレン様。
26 24/01/16(火)08:36:16 No.1146752739
ヴィアベルが縦割れアナルだったなんて…
27 24/01/16(火)08:36:21 No.1146752752
https://twitter.com/CYAKA_MUNOO
28 24/01/16(火)08:51:27 No.1146754818
>>既にフリーレンに男にされた状態でヴィアベルに犯される路線も捨て難い… >フリーレン様。 ヴィアベルはいいのか……
29 24/01/16(火)09:17:47 No.1146758789
>ヴィアベルはいいのか…… アナルセックスはセックスの内に入りませんから…