24/01/15(月)00:12:27 (あら... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1705245147414.jpg 24/01/15(月)00:12:27 No.1146365762
(あらすじ:ソウカイヤの女ニンジャ、サイコダガー。アマクダリニンジャであるキュアと戦うために発したフーリンカザンは、拒否できぬ形で挑戦状を突き付け、表舞台のスポーツに彼女を引きずり出すことだった。ネオサイタマに建造予定のビッグスタジアムの利権を巡り、二つの組織は出資を賭け金にぶつかり合う。ソウカイヤ側の代表選手の座を勝ち取ったサイコダガー。岡山の湯治からネオサイタマに帰還したキュア。二人の女ニンジャがリングで試合う日が訪れた)
1 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:13:14</a> [sage] No.1146366062
リングインを前に観客へのパフォーマンスも兼ね、サイコダガーは入念なストレッチを行っていた。姿勢は脚を大きく開き掲げたY字バランス。それを柄尻を床にした抜身のカタナの上で平然とやって見せている。恐るべきカラテだ。ハヤニエめいて串刺しにならぬだけでなく、衆人の視線に晒されながら、床と自分の間にあるカタナに重心を預け固定して見せる。ニンジャ身体能力や精神力をしても容易ではないことだ。更にサイコダガーのシルエットはYの字からの字に変わる。「オミィゴト!」「ファンタスティック!」「ワーオ!」I字バランスの姿勢をとったことで、ハイレグのレオタードの鋭角が彼女の股間に食い込む。観客がより一層大きくどよめくが、サイコダガーは平然としたものだ。難度の高い姿勢に移行しながらもやはりカタナは揺れもしない。揺れるのはその豊満な。モータルがどよめく。一方で立会人役の傭兵ニンジャはハイレグから伸びる脚の存在を見逃さなかった。
2 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:13:27</a> [sage] No.1146366140
(あの脚はヒキャクだな…)サイバネレッグである。高級品ともなればバランサーを内蔵していることは珍しくないが、しかしそうではないことは理解できた。痩身の傭兵ニンジャはサイバーゴスという前身からサイバネへの忌避感はなく、自身もサイバーアイを装備し、それでいて道具に溺れずカラテを磨いているニンジャだ。だからこそ元からの体のようにサイバネを操るサイコダガーの練度に内心敬意を払う。それでも敵との力量差は如何ほどのものなのか。サイコダガーの敵はソウカイヤの敵、アマクダリの幹部キュア。強敵の二文字以上に恐ろしい相手。その事実を知る者からすれば、ストレッチをするサイコダガーは死刑執行前の受刑者と哀れまれたかもしれず、食い込むハイレグが受刑者の首にかかる首つり紐めいて見えるかのようだった。
3 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:13:49</a> [sage] No.1146366274
サイコダガー対キュア。大雑把に言えばシックスゲイツに挑むような愚行。ニンジャのイクサではなく、スポーツという舞台での戦いではあるが、サイコダガーはどこまでやれるのか。負ければソウカイヤは利権争いでひとつ遅れをとることになるだけでなく、ヤクザの看板に泥を塗ることになる。他に方法があるかと何度も検討されたが、この戦いの場にアマクダリを引きずり出すには、この方法とサイコダガーという選出以外になかった。ソウカイヤニンジャたちはスポーツという枠組みに一抹の望みを賭けた。一方で、アマクダリの選手が誰かを知らないモータルのヤクザたちは気楽であった。「勝てますよオネエサン!」「見てくださいちっちゃなガキだ!」事前情報で得たホロに映るキュアは子供の姿、つまり小柄だ。スモトリは巨体であるほど有利とされる。サイコダガーも大柄な方ではないが、二人の見た目は大人と子供の体格差。モータルのヤクザたちは既に勝った気で敵の入場を見た。キュアが来る。やはりどう見ても幼い少女の姿。だがしかし、相手は熟練のニンジャであり…そしてその胸は豊満だった。
4 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:14:09</a> [sage] No.1146366390
「ドーピングだ!」ソウカイヤ陣営からすかさずモノイイが入る。「違法ではありません」無論、ドーピングだ。「実際合法」レフェリーは準備していたかのように台詞を続ける「何故ならチャンコ072はネコソギファンドも大いに推奨した」レフェリーのジャッジにキュアは微笑んだ。胸が揺れる。「グヌー!」これにはソウカイヤのモータルも前屈みで引き下がるしかない。「ヨロシサンはアスリートの皆様を応援していますわ」キュアは再び微笑んだ。胸が揺れる。「ロリキョニュ…!」「欺瞞!」ソウカイヤに代わり神聖なオスモウを汚されたと観客のモータルは憤怒し体を上下に震わせた。キュアは微笑んだ。胸が揺れる。観客のモータルはキュアを睨めつけ、視線を逸らさず体を上下させる。「両者、リングへ!」レフェリーの声。観客の声がやむ。ここから先は一秒たりとも見逃せない戦いが始まるのを理解しているのだ。一秒たりとも油断することはできない…それはサイコダガーにとってもだ。
5 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:14:24</a> [sage] No.1146366475
「イーストコーナー、ヨロシ・パイオツデカディカ所属…プリティ・キュア!!」名前を呼ばれ、キュアがドヒョーにリングインする。無駄な脂肪を落とし、カワイコチャンコ081でコンディションを調整したその体に一部の隙もない。「サウスコーナー、シコスギファイト所属…サイコダガー!!」そのアマクダリ幹部に挑むために、サイコダガーのサイバーレッグがリングを踏もうとする。その所作はソウカイヤの女ニンジャのニューロンに過去の記憶をソーマトーめいてリフレインさせ、恐怖で足を凍り付かせる。キュアが笑った。だが、サイコダガーが恐怖したのはキュアにではない。記憶の中である男が笑っていた。
6 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:14:38</a> [sage] No.1146366563
『どれ、ワシがひとつ稽古をつけてやろう』記憶の中の男──ラオモトは立ち上がると上着を脱ぎ、構えた。バレリーナめいて頭上よりも高々に掲げられた脚の伸び。ラオモトの類まれなる体幹とカラテは見事だった。指一本の片足立ちでタタミに立ち、もう一方の足で天を指すつまさきは、偉大なある人物の誕生のエピソードを連想せずにはいられない。正にブッダめいたポーズ。「天上天下唯我独魂…」すべてはソウルの命ずるままに。それは恐怖ではない。サイコダガーの情緒は宗教画を見た敬虔な信者のよう激しいく揺さぶられた。ラオモト・カンはほとんどブッダ。サイコダガーはソウカイヤへの忠誠を、いや…ラオモト・カンという男への信仰を篤くする。神聖な瞬間が訪れた。まるでブッディストの経典に記された一場面のように、ブッダから弟子が教えを授かるエピックの再現が施される…はずだった。『脱ぐがいいサイコダガー=サン』「エッ」『不要な服を脱ぐのだ』この後どうなったのかは読者の皆様がご存じの通りである。
7 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:14:51</a> [sage] No.1146366643
(あの時、聖ラオモトの前で裸になれなかったことで不興を買った…)ニューロンに刻まれた記憶を引き金に、サイコダガーは絶望という名のコキュートスに無限落下し心身は凍てつく。しかし、それはワン・セブンティファイブ・セコンドという短い時間だけだった。今や絶望に勝る怒りがアトモスフィアの炎と化し、サイコダガーを再起させる。ラオモトへの怒りではない。彼の直々の鍛錬を愚かしい羞恥で無碍にした、己の弱さへの怒りだった。(あの時、躊躇いなくこの姿になれる強さがあれば…!)変わるべきは今、挑むべきは此処。ソウカイヤの利益のためならば、相手がアマクダリの幹部であろうと関係ない。サイコダガーはコートとレオタードを投げ捨て裸身を晒す。ゴウランガ!なんたる早変わりか!今宵のサイコダガーの戦装束は下半身を僅かに隠すだけの不退転、決意の証。──即ち、マワシだった。
8 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:15:32</a> [sage] No.1146366906
サイコダガー、キュア。両者ともに女人。そして当然──マワシ姿。オスモウでマワシ以外の衣装を身に着けることはスゴイ・シツレイな行為。それは女人であってもだ。ドヒョーの上では男女平等に区別はない。そこは神聖な儀式場であると同時に戦場、挑戦者を拒まない開かれたそのリングの上に立つことの自由とは、当然苛烈を極める。ドヒョーは常にインタビューを投げかけているのがおわかりだろうか?故に、女人のオスモウがマワシひとつの裸身を晒すことこれ求めるのに卑猥は一切ない。サイコダガー、キュア…二人の乳房がtテ・ブラの下で僅かに揺れた。
9 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:16:16</a> [sage] No.1146367185
サイコダガーがソンキョした。勢いよく腰を下ろしながらも乱れぬ姿勢は、安定した身体のバネを感じさせる。「かかってこい老害」胸を腕と肘で隠したテ・ブラの亜種、恐れを知らぬ若者らしいUK式ダブル逆ピースファックサインの挑発的なソンキョだ!「ソウカイヤのオスモウの程度がしれますわ」対しキュアのソンキョは悠揚。胸を腕と肘で隠したテ・ブラの亜種を行いつつ、カーテシーめいた優雅な屈膝は、招かれざる下賤なゲストすらも寛大にもてなすホスト、あるいはニュービースモトリに胸を貸すヨコヅナめいていた。「かかってくるのは貴女」サイコダガーの身長に劣る矮躯でありながら、キュアは巨女めいてドヒョーに存在する。特に胸は実際豊満。己が格上だと誇示する余裕の表れ…だがその両手は、親指と中指と薬指をくっつけて前に押し出し、同時に人差し指と小指を立てるハンドサインを形作っていた。キュアの構えはダブルキツネ・サイン・ソンキョ!奥ゆかしさ保ちながら敵意と攻撃意思は通常の二乗だ!!
10 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:16:28</a> [sage] No.1146367263
試合前から高度な駆け引きに、リアルでオスモウを観戦したことのないミーハーな観客はたまらず失禁!!同時に一部の観客は女だてらに見事なオスモウ巧者を見せる二人を、この競技に相応しい選手であると認め始めていた。そしてオスモウのツウであればあるほど、この立ち合いでの格付けを明確に読み取っている。キュア有利──サイコダガーは先刻承知。キンボキオオキイの語源はオスモウにある。勝てばいい。勝てばキンボシオオキイだ。負ける気でドヒョーを踏むのはダンゴウを経た負け犬だけなのだから。ツウたちはサイコダガーから発せられたオスモウ・アトモスフィアも確かに感じた。格付けは済んだ。立ち合いではだ。男たちのオスモウに引けを取らぬ試合が見られる予感に観客は手に汗を握った。
11 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:16:42</a> [sage] No.1146367341
レディ・オスモウを闇興行のオイラン同士のお遊びで見た読者もいることは想像に難くない。しかし陽の光の下、健全なスポーツとして一般観衆の目に触れたことは?この時代では初めてといって過言ではない。男たちの独占、マワシのみというスタイルは、今日まで長らく女のオスモウをハレンチ・スケベ・邪道と呼び蔑んできた。だが歴史的スポーツなのだ。オスモウに魂を揺さぶられ、己もまたそこに立ちたいと思いを馳せた女性は少なくはない。その歴史的の新たな第一歩がニンジャ同士の利権争いに利用される形で表に出たのは皮肉であるが、この泥にまみれた一歩こそ女オスモウの勇気ある決断といえよう。例えば、サイコダガーを応援するアンオフィシャルなオスモウ・グループは、そんな一歩に続くことを恐れぬ女たちであり、モータルながらサイコダガーのトレーニングに最後まで付き合ってくれた者たちである。「ガンバレ…サイコダガー=サン…」観客席で見守る女たちの声。偶然にも同時、サイコダガーが仕掛けた。テ・ブラから豊満がリリース、サイコダガーがハッケした。
12 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:16:56</a> [sage] No.1146367420
「ドッソイ!」サイバーレッグの瞬発力を活かした加速。常人相手ならばネギトロと化す決まり手の一撃。その先に狙う獲物がいればの話だが。「ワッザ!?」目の前にいたキュアが消失した。この狭いドヒョーから消えるはずのない相手が。「後ろだ!サイコダガー=サン!!」観客の叫び通り、ヨロシ・バイオサイバネティカCEOの肩書を持つキュアはパルクールめいた動きでダッジ&アンブッシュ!「ハッソー・ジャンピングだ!!」タチアイ・ヘンカだ!シンプルだが虚をつく動き。狭いドヒョーで視界にいない相手がどこにいるか、リングの外にいる観客からすれば明確な答えを聞き、サイコダガーはニンジャ反射神経で振り返った。オスモウにとって背後を取られるということは死を意味する。他の格闘技の比ではない。「遅いわーッ!」キュアの小さな手がサイコダガーの回避より速くマワシを取った。キュアの正体を知らぬ観客は、この矮躯のどこに怪力が秘められていたのかと知ることになる。サイコダガーの体が吊り上げられる。マワシがサイコダガーの股間と尻に激しく食い込んだ。
13 <a href="mailto:sage">24/01/15(月)00:17:11</a> [sage] No.1146367526
(「レディ・アズ・カムバック、ハイエッジ・マワシ」#3 終わり。)
14 24/01/15(月)00:22:08 No.1146369341
アイエエエエ…何やってんのCEO…
15 24/01/15(月)00:30:56 No.1146372213
Chief Executive Osumou.ヨロシ・バイオサイバネティカCEOの肩書を持つキュアには避けられぬ戦いであった
16 24/01/15(月)00:31:47 No.1146372531
サイコダガー=サンの怪文書初めて見た
17 24/01/15(月)00:35:43 No.1146373786
カタログでサイコダガー=サン初めて見たと思ったらなにこの… 所々でブザマエロ・ニンジャクランっぽい描写も入ってワザマエですな
18 24/01/15(月)00:37:48 No.1146374514
ムフォーフォーフォー バラゴンよ…ナニコレ
19 24/01/15(月)00:39:17 No.1146374991
これは忍殺TRPGダイスにニューロン焼かれて出来たミステリアスドキュメントなのでは? 「」ブは訝しんだ
20 24/01/15(月)00:42:54 No.1146376203
アイエッキュア=サンが豊満ナンデ!?
21 24/01/15(月)00:44:36 No.1146376735
フジキドがこの現場に踏み込んだらトンチキすぎてフリーズするかな
22 24/01/15(月)00:45:41 No.1146377039
>ムフォーフォーフォー >バラゴンよ…ナニコレ ザイバツは無関係ゾーンにございますマイロード
23 24/01/15(月)00:48:55 No.1146377960
>これは忍殺TRPGダイスにニューロン焼かれて出来たミステリアスドキュメントなのでは? オグニ前後とスモウ真実にブーブスバンドが突き刺さってケモ反応な? ニューロンは焼けた
24 24/01/15(月)00:50:37 No.1146378427
スレ「」=サン貴方の自我が心配だわ
25 24/01/15(月)00:51:39 No.1146378735
>無駄な脂肪を落とし、カワイコチャンコ081でコンディションを調整したその体に一部の隙もない。 欺瞞!
26 24/01/15(月)00:55:11 No.1146379686
>『脱ぐがいいサイコダガー=サン』「エッ」『不要な服を脱ぐのだ』この後どうなったのかは読者の皆様がご存じの通りである。 知らないよぉ…
27 24/01/15(月)00:55:36 No.1146379805
本人たちは至って真面目なの良いよね
28 24/01/15(月)00:57:16 No.1146380231
スレ「」=サン。あなたの自我が心配だわ。
29 24/01/15(月)01:04:17 No.1146382051
その…立会人の傭兵ニンジャに既視感が…やっぱこれあの黄金立方体シミュレータの…
30 24/01/15(月)01:05:00 No.1146382218
>その…立会人の傭兵ニンジャに既視感が…やっぱこれあの黄金立方体シミュレータの… そもそもあの次元じゃなければキュアがこんな場に出てこないだろ
31 24/01/15(月)01:38:26 No.1146389523
サイコダガー=サンのスレッドーが立ってると思って開いたらCEOとオスモウしていた おかしいと思いませんか?あなた
32 24/01/15(月)02:01:11 No.1146394130
TRPG世界ってアマクダリとソウカイヤがバトルしてるのか… ザイバツは?
33 24/01/15(月)02:09:46 No.1146395489
>TRPG世界ってアマクダリとソウカイヤがバトルしてるのか… >ザイバツは? 無関係ゾーン ムフォーフォーフォー 無関係ゾーン