虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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  • 泥のア... のスレッド詳細

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    23/12/22(金)00:29:24 No.1137416560

    泥のアレ https://seesaawiki.jp/kagemiya/

    1 23/12/22(金)01:05:09 No.1137427416

    「───ところで」 それまでお喋りな本性を持つ割には珍しく静かにしていた数が箸で鰤の切り身を摘んだまま口を開いた。 「これ何のお魚ですか~?」 「え? 何か言ってるんですか、ブリに決まってるでしょう、ぶりしゃぶなんですから」 「いえ、これブリではないですね~」 いつも通りの独特のイントネーションで、聞き捨てならないことを言った。 和やかな団欒の場の空気にぴしりと亀裂が走る音がした。他の誰が言うならともかく、尋常ではなく繊細な感覚を有する数が口にすることである。 「あ~、すみません。より正確に言うと『これはちゃんとしたブリなんですか?』となりますね~」 「そ、そのはずですけれど。ウェイトのお姉さんの方がこれもしよろしければって」 その時鍋の煮える席へ近づいてくる人物、否酔っ払いがいた。言うまでもなくディナンドリだ。 「おうお前ら、目を離した隙にえらくセ・ヴェ・リコなことをしてるじゃねぇか! 見てろ俺の箸捌きを、こう摘んでこう動かしてだな! 鍋に突っ込んで切り身を泳がせてこうして口に……ぴょっ!?」 赤ら顔のまま口に入れて咀嚼しブリの切り身を嚥下したディナンドリがまもなくびたーんとその場に倒れ伏した。

    2 23/12/22(金)01:47:51 No.1137436263

    >ミカビ「」います? アッハイなんでしょうか