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  • 民俗学... のスレッド詳細

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    23/11/12(日)01:56:40 No.1123203317

    民俗学好き? 妖怪や怪談くらいでもいいよ

    1 23/11/12(日)01:58:39 No.1123203797

    京極夏彦は好き

    2 23/11/12(日)02:01:28 No.1123204479

    今年は秋葉神社にいってお札もらって台所にはろうと思う

    3 23/11/12(日)02:12:11 No.1123207102

    俺が好きだったのは民俗学ではなく柳田民俗学だったということに気づいた

    4 23/11/12(日)02:13:11 No.1123207329

    遠野物語とか水木しげるの妖怪大辞典程度の知識しかないけど好きだよ

    5 23/11/12(日)02:16:25 No.1123207976

    大学でちょろっと講義受けたくらいだ

    6 23/11/12(日)02:17:05 No.1123208113

    しめ縄って絡み合ってセックスするヘビから来てるらしい

    7 23/11/12(日)02:18:56 No.1123208481

    全く知らないからおすすめの本が知りたい

    8 23/11/12(日)02:21:45 No.1123209131

    妖怪の特徴とかビジュアルって鳥山石燕と水木サンで大分固定化されてるイメージあるんだけどそれより前に遡って色々調べるならどうすればいいんだろ

    9 23/11/12(日)02:21:56 No.1123209173

    最近のだと中国の死神ってのがオススメ 中国だと死神は白黒の双子みたいなのが有名なんだけどこいつの由来って何だろうなと追いかけるやつ

    10 23/11/12(日)02:22:43 No.1123209399

    >最近のだと中国の死神ってのがオススメ >中国だと死神は白黒の双子みたいなのが有名なんだけどこいつの由来って何だろうなと追いかけるやつ 北斗と南斗の化身じゃないの?

    11 23/11/12(日)02:24:42 No.1123209877

    道教周りの学術書を読んでると 日本って儒教や仏教よりも道教が根底の部分で深く影響を受けてるなと感じる

    12 23/11/12(日)02:25:16 No.1123210016

    国立民俗学博物館の50周年特別展面白そう

    13 23/11/12(日)02:27:59 No.1123210602

    民族学って言っていいのかわからないけど2000年代以降のネット怪談がここ数年で映像化とかキャラクター化されてる動きは江戸時代の妖怪絵の流行みたいだなと素人ながらに思ってる

    14 23/11/12(日)02:32:27 No.1123211429

    妖怪は定期的に流行るよね

    15 23/11/12(日)02:39:22 No.1123212732

    >諸星大二郎は好き

    16 23/11/12(日)02:39:45 No.1123212809

    まず水木しげるの妖怪図鑑から始まった 宮本常一の道の本で塩の道、山仕事の道、そしてライ病者の道があるってところから、ハンセン病に行った それから部落や遊郭、諸芸能と興味が広がっていった 今、水木しげるの妖怪図鑑を見返すと、そういった社会の境界の人たちのことを言ってるんじゃないのかと思うのがいくつか見つけられる

    17 23/11/12(日)02:41:31 No.1123213134

    サンカって20年ほど前に一部の民俗学界隈でプチブームになってたけど 結局のところあのプチブームはなんだったんだろうか

    18 23/11/12(日)02:47:02 No.1123214284

    恒川光太郎の風の古道とか読んで好きになったジャンルだ

    19 23/11/12(日)02:49:23 No.1123214706

    いざなみ流の本買って読んだら面白かった

    20 23/11/12(日)02:50:57 No.1123214958

    プチブームは知らないが、サンカはちょっと調べた 物語の題材としては面白いけど、実在してたかどうかは俺はよくわからない いなかったと断言する人もいるが、民俗学が間に合わなかった中央にまつろわぬ民がいても全然おかしくないとは思う

    21 23/11/12(日)02:53:51 No.1123215389

    鵺の碑にもサンカの話出てきたな

    22 23/11/12(日)02:54:53 No.1123215581

    サンカはどこまで創作かよくわからん…

    23 23/11/12(日)02:55:11 No.1123215677

    >しめ縄って絡み合ってセックスするヘビから来てるらしい 鏡餅もヘビらしいな その辺の話吉野裕子女史が言い出した話のような気がするんだが まともに受け取って良いものやら 面白いけど 西洋で言えばバーバラウォーカーみたいなもんなんじゃと眉唾を感じてる

    24 23/11/12(日)02:56:00 No.1123215828

    今更やる蟲師再評価みたいなんで久々に座学やってたこと思い出したわ 古い作品なんだよな蟲師共々

    25 23/11/12(日)02:57:50 No.1123216088

    割と一部の人のこじつけなケースも多かったりするよね 言ってるの一人だけじゃねえかみたいな

    26 23/11/12(日)02:58:45 No.1123216217

    一応「山窩」という名称で官憲用語としても使われてたので それにカテゴライズされた集団は実際に居た ただ民俗学自体が黎明期で発展途上だった柳田の頃から80年代の創作に溢れたサンカ学を経たサンカ学に関しては学術としては当てにならないと思う 古代中世から社会構成から外れた勢力なんてそりゃ居ただろうし要するに日本版のジプシーでしかないと思う 戸籍管理が行き届いたと同時に集団としては消滅したし

    27 23/11/12(日)02:59:48 No.1123216337

    妖怪とか幽霊と祭り風習とかが好きで大学で民俗学の講義受けたけど建築学に近くて望んでたのとは違ったな いわゆる民俗学をしっかり学ぶには何から始めればいいの…?

    28 23/11/12(日)03:00:28 No.1123216431

    >割と一部の人のこじつけなケースも多かったりするよね フィクションだとシナリオを立たせるために伝承を組み合わせすぎる問題ってのは逃れられないみたいだな

    29 23/11/12(日)03:00:41 No.1123216453

    大学で講義受けたけどもう微塵も覚えてないな…

    30 23/11/12(日)03:00:41 No.1123216454

    >戸籍管理が行き届いたと同時に集団としては消滅したし それこそ妖怪みたいだねなんか

    31 23/11/12(日)03:01:33 No.1123216563

    >妖怪とか幽霊と祭り風習とかが好きで大学で民俗学の講義受けたけど建築学に近くて望んでたのとは違ったな >いわゆる民俗学をしっかり学ぶには何から始めればいいの…? それこそ柳田國男の本でも読めば良いのでは

    32 23/11/12(日)03:01:51 No.1123216600

    岩波新書の民俗学入門読んだけど最後まで妖怪出てこなかったよ 人に関わるあらゆることが民俗学でその一部の一部くらいが妖怪学らしいってことはわかった

    33 23/11/12(日)03:02:17 No.1123216646

    サンカ文字とかって実際あったのかな?完全な創作?

    34 23/11/12(日)03:02:25 No.1123216659

    フィールドワークレポート程度ならポッドキャストとnoteに転がってるけど まあ何事も話半分だわ

    35 23/11/12(日)03:02:49 No.1123216714

    リコーダー舐めとかパンツ泥棒が少し前の妖怪

    36 23/11/12(日)03:03:10 No.1123216745

    >戸籍管理が行き届いたと同時に集団としては消滅したし 少し気になったが戸籍管理が行き届いた時期はいつ頃のこと?

    37 23/11/12(日)03:03:23 No.1123216781

    近代の都市伝説の話になるけど昔聞いた「ピアス穴の糸」という話がいつの間にか「耳かじり女」という妖怪になってたのはどういう変遷だったのか凄い興味深い

    38 23/11/12(日)03:03:34 No.1123216810

    世が世なら側溝に埋まってパンツ見て複数回捕まった変態も絶対に伝承になってる この学問は適当だ

    39 23/11/12(日)03:03:42 No.1123216823

    民俗学と聞いて好きな人の8割は柳田民俗学だと思う 所謂漫画で取り上げられるようなのも基本はそうだし 現代民俗学はもうより社会問題とかに近いの多いからね

    40 23/11/12(日)03:06:15 No.1123217122

    柳田國男もフィールドワークで収集した情報のうち発表するものの取捨選択はかなりしてて そこに大分当人の意図が混ざっちゃって純粋な伝承じゃないって話あるしな

    41 23/11/12(日)03:07:02 No.1123217196

    植芝理一のディスコミュニケーションいいよね…

    42 23/11/12(日)03:08:17 No.1123217305

    >サンカ文字とかって実際あったのかな?完全な創作? 穢多非人にすら数えられてなかった未確認の浮浪者集団なんて全国各地に点在しただろうし そういった層を一つの民族勢力として捉えること自体が適当なのか分からないし サンカ文字という概念自体がサンカという民族勢力が居たという願望的な予測から発生した創作物もしくは創作に近い推測の産物だと思う

    43 23/11/12(日)03:10:04 No.1123217498

    身分としての穢多非人むしろ結構固まるから情報としては割と纏まってるとかなんとか

    44 23/11/12(日)03:10:29 No.1123217538

    >近代の都市伝説の話になるけど昔聞いた「ピアス穴の糸」という話がいつの間にか「耳かじり女」という妖怪になってたのはどういう変遷だったのか凄い興味深い もうずいぶん前だがそういった怪談はどこ発祥だったのか調べた本が面白かったな ベッドの下の殺人鬼やターボババアの延長線上に八尺様やきさらぎ駅があるんだろうが、本当につながってるのか納得はいかない でもネットがなかったら「クラスの友達のお兄さんが体験した話なんだけど…」と、八尺様の話を聞かされる世界はあったかもしれない

    45 23/11/12(日)03:10:43 No.1123217553

    >柳田國男もフィールドワークで収集した情報のうち発表するものの取捨選択はかなりしてて >そこに大分当人の意図が混ざっちゃって純粋な伝承じゃないって話あるしな 座敷童と言えばいまや着物のおかっぱ幼女でそれを広めたのが柳田國男だけど実際に収集した中にはもっとキモい姿のがいっぱいいて 幼女伝承があるのは事実だから捏造とまでは言わないけどフェアじゃなくねえかなあ…?って後年弟子が言及してたりする

    46 23/11/12(日)03:10:46 No.1123217562

    >柳田國男もフィールドワークで収集した情報のうち発表するものの取捨選択はかなりしてて >そこに大分当人の意図が混ざっちゃって純粋な伝承じゃないって話あるしな そういう時代を経て学問として洗練されていったから 学問として発展途上の時代の研究に対して責を問うのは違うけど 柳田民俗学は民俗学じゃなくて柳田民俗学として捉えた方がいいなとは思う

    47 23/11/12(日)03:11:12 No.1123217612

    ロマンという名の創作とこじつけが入り混じるからそもそも学問なのか?と思わんでもない ひとは文脈があるという魔力になかなか抗えない

    48 23/11/12(日)03:12:00 No.1123217679

    大学で民俗学とったら楢山節考とかユタのインタビュー動画やらもののけ姫とか観てレポート書くだけだったし終わってからなんか違うなって…

    49 23/11/12(日)03:12:09 No.1123217692

    口伝自体が物語化を避けれないからな まあ風習であれなんであれ残ることには結構なカロリーがいる

    50 23/11/12(日)03:12:19 No.1123217714

    >身分としての穢多非人むしろ結構固まるから情報としては割と纏まってるとかなんとか 穢多頭の浅草弾左衛門と非人頭の車善七関係で江戸時代の資料はかなりまとまってるね

    51 23/11/12(日)03:12:38 No.1123217745

    >口伝自体が物語化を避けれないからな >まあ風習であれなんであれ残ることには結構なカロリーがいる 面白くないと残らんのはそうだもんなあ…

    52 23/11/12(日)03:13:37 No.1123217833

    故に校長という概念は受け継がれていくのだ――

    53 23/11/12(日)03:13:49 No.1123217846

    >柳田民俗学は民俗学じゃなくて柳田民俗学として捉えた方がいいなとは思う なんか科学に対しての錬金術みたい

    54 23/11/12(日)03:13:49 No.1123217847

    >身分としての穢多非人むしろ結構固まるから情報としては割と纏まってるとかなんとか 行政的に戸籍登録されてたしな それからも漏れてた浮浪集団を便宜上サンカと呼ぶ

    55 23/11/12(日)03:14:05 No.1123217880

    昔宝塚が伝統芸能をネタに演劇化したことがあって その結果元の伝統芸能が宝塚の方を元に踊られるようになったけどそれは伝統か否かみたいなのは一昔前の研究であったな

    56 23/11/12(日)03:14:08 No.1123217888

    和歌山県の山奥で民宿営んでる鬼頭さん一族が鬼の末裔みたいなこと言われるとアッハイとしか言えない

    57 23/11/12(日)03:14:12 No.1123217899

    現代民話考はすごいプロジェクトだったな 今読んでもすごい

    58 23/11/12(日)03:14:23 No.1123217919

    穢多非人もなんか現代人が教わるイメージと実態は違うとかなんとか

    59 23/11/12(日)03:14:42 No.1123217957

    ちょっと本読むだけで随分詳しくなった気になれるし学びとしては結構入りやすい だからこそ学問としてはどうなん?って気がする

    60 23/11/12(日)03:15:28 No.1123218009

    >和歌山県の山奥で民宿営んでる鬼頭さん一族が鬼の末裔みたいなこと言われるとアッハイとしか言えない 今と違って鬼って色んな意味が含まれたから そういう意味では鬼の末裔だとは思う

    61 23/11/12(日)03:15:56 No.1123218054

    当たり前だけど考古学や文献学に比べて証拠資料が少ないから説得力に欠けがちなのがネックなんだよね だからこうして色んな学問と合わせて研究する

    62 23/11/12(日)03:16:17 No.1123218085

    民俗学って各論は面白いんだけど総論というか理論とかディシプリンみたいなものがよく分からん

    63 23/11/12(日)03:16:34 No.1123218113

    人間って物事を見たいように見てしまう生き物だよね

    64 23/11/12(日)03:17:08 No.1123218177

    >それからも漏れてた浮浪集団を便宜上サンカと呼ぶ そこに木地師も入ってしまうのかい

    65 23/11/12(日)03:17:10 No.1123218181

    肩の力抜けば地域の再発見だよな 住民には自覚できねえ

    66 23/11/12(日)03:17:30 No.1123218210

    >当たり前だけど考古学や文献学に比べて証拠資料が少ないから説得力に欠けがちなのがネックなんだよね >だからこうして色んな学問と合わせて研究する 学際学だなと思う

    67 23/11/12(日)03:18:39 No.1123218322

    研究資料というのが基本こういう話を聞きましたよだけになると難しいよな

    68 23/11/12(日)03:18:49 No.1123218345

    明らかに壺の住人の暇つぶしの創作がネットロアとしてある程度の真実味をもって語られるようになった経緯が知りたい 空想はいかにして現実になっていくのかというか

    69 23/11/12(日)03:19:25 No.1123218407

    極論ほら吹き爺さんが「これは1000年前からこの村に伝わる話なんだが…」って村の子供に今考えた話しても 100年もすれば「1000年前の話」として定着しちゃうだろうしな

    70 23/11/12(日)03:19:29 No.1123218408

    >研究資料というのが基本こういう話を聞きましたよだけになると難しいよな 民俗学最大の敵が話してくれるジジババがノってきちゃって話を盛ることだと聞く

    71 23/11/12(日)03:19:38 No.1123218420

    >だからこそ学問としてはどうなん?って気がする たとえばその地方の一地域のトイレの神様とか神様への祈りの文言とか、誰かが記録しておかないと絶対消えるじゃん とりあえず記録して残しておくのは大事だと思う 博物館みたいにとりあえず保存して、研究したい人が現れたらそれを使って研究するというスタイルなら学問といえるのではないか

    72 23/11/12(日)03:19:45 No.1123218434

    めちゃくちゃ好き 好きすぎて民俗学本格的に学ぼうと思ってたくらいには好き

    73 23/11/12(日)03:20:25 No.1123218481

    >ちょっと本読むだけで随分詳しくなった気になれるし学びとしては結構入りやすい >だからこそ学問としてはどうなん?って気がする 学問的な流れはしっかりあるからそこは抑えると見方が変わるかもしれない こう集積する段階の民俗学と色々出揃ったうえで語られる民俗学はまた別で 基本的に前段階の方が研究の敷居が低い分色んな人が論文書いてたりとかはあるし

    74 23/11/12(日)03:20:44 No.1123218512

    >民俗学と聞いて好きな人の8割は柳田民俗学だと思う >所謂漫画で取り上げられるようなのも基本はそうだし >現代民俗学はもうより社会問題とかに近いの多いからね そもそも柳田民俗学が目指してたところが国民性の再定義だし権威化で研究目的が硬直してる方が不本意なんだよね…

    75 23/11/12(日)03:21:13 No.1123218541

    >民俗学最大の敵が話してくれるジジババがノってきちゃって話を盛ることだと聞く 実際、聞き手の反応に合わせて盛ったり削ったりしてきたのが昔話だからしかたねえ

    76 23/11/12(日)03:21:15 No.1123218546

    ナラティブの流れとか威力を実感しやすい学問のひとつかもしれない民俗学

    77 23/11/12(日)03:21:16 No.1123218547

    白土三平の漫画には被差別階級の当時の立ち位置みたいなんが描かれてるようだけど現代には伝わってないしな 何らかの形に残すことに意味があるのかもしれん

    78 23/11/12(日)03:22:12 No.1123218614

    >研究資料というのが基本こういう話を聞きましたよだけになると難しいよな だから基本は参与観察だよ 実際に担い手になって論文書いたりだとか 後は実際に社会問題解決を現地の人と取り組んでそれを論文にするみたいなのもある

    79 23/11/12(日)03:22:22 No.1123218623

    >住民には自覚できねえ むしろ「これは残す価値がない」ものから記録して残していきたいからな

    80 23/11/12(日)03:23:09 No.1123218685

    毎年学園祭でガチの民俗学研究同人誌出してる本職の研究者の「」がいるのは知ってる

    81 23/11/12(日)03:23:18 No.1123218696

    現地民にとってマジでどうでもいいレベルの意識しない日常の一部が 民俗学にとって目茶苦茶重要だったりするもんな

    82 23/11/12(日)03:23:25 No.1123218706

    >明らかに壺の住人の暇つぶしの創作がネットロアとしてある程度の真実味をもって語られるようになった経緯が知りたい >空想はいかにして現実になっていくのかというか それこそ転載と伝聞じゃね

    83 23/11/12(日)03:23:42 No.1123218733

    壺もここもログがあればそれは民俗学の対象になり得るんだよな… @niftyやらパソコン通信の研究って今どうなってるんだろう

    84 23/11/12(日)03:24:08 No.1123218775

    ファンタジーな伝承をここは現実のこれのことを反映してて...ってするのも民俗学?

    85 23/11/12(日)03:24:14 No.1123218790

    >壺もここもログがあればそれは民俗学の対象になり得るんだよな… >@niftyやらパソコン通信の研究って今どうなってるんだろう サービス終了したら塵芥も残らなかったろ

    86 23/11/12(日)03:25:42 No.1123218925

    なんか昔ここで「爺さんから聞いた昔話が気になって調べてみたけどそんな話全く見つからなくて創作だったのかわからん…」 ってスレ見たの思い出したわそれこそそのスレ「」の創作を披露しただけの釣りスレだったのかもしれんけど 風呂桶の付喪神と結婚した男みたいなヤツ

    87 23/11/12(日)03:25:51 No.1123218938

    ファンタジーにも色々あるからなぁ

    88 23/11/12(日)03:25:57 No.1123218945

    話を聞くだけじゃなくて所作だとか間取りだとかの盛りようがない語られないことに注目するのも大事だよね

    89 23/11/12(日)03:26:20 No.1123218983

    「」って民俗学をファンタジーかなんかだと思ってそう

    90 23/11/12(日)03:26:34 No.1123219006

    大学の授業で公式に行われた最後のイヨマンテの映像記録だとか 四国の山奥の急斜面で行われていた焼畑農業の映像記録だとか そういうの山程見せてもらって面白かったな

    91 23/11/12(日)03:26:44 No.1123219026

    >明らかに壺の住人の暇つぶしの創作がネットロアとしてある程度の真実味をもって語られるようになった経緯が知りたい >空想はいかにして現実になっていくのかというか 江戸の町人の暇潰しも本気にする人が現れたし… ありません!怪力乱神はありません!

    92 23/11/12(日)03:26:45 No.1123219027

    だから実際に蟲師の箪笥背負いながら山登ってみて死にそうになるとか面白かった

    93 23/11/12(日)03:27:00 No.1123219044

    >ファンタジーな伝承をここは現実のこれのことを反映してて...ってするのも民俗学? 人の営みがまずあってそれについての学問が民俗学じゃないかな 伝承を~ってのが先に立つなら神話学とか

    94 23/11/12(日)03:27:07 No.1123219060

    >風呂桶の付喪神と結婚した男みたいなヤツ 聊斎志異まで入れていいなら探せば出てきそう

    95 23/11/12(日)03:27:24 No.1123219088

    柳田國男の頃は最先端学問だったわけだから人気出るのも納得

    96 23/11/12(日)03:28:06 No.1123219145

    昔の虹裏アカデメイアを思い出すスレになった

    97 23/11/12(日)03:28:43 No.1123219200

    柳田國男の本いろいろ読んでるけどどれも好き

    98 23/11/12(日)03:28:51 No.1123219215

    >極論ほら吹き爺さんが「これは1000年前からこの村に伝わる話なんだが…」って村の子供に今考えた話しても >100年もすれば「1000年前の話」として定着しちゃうだろうしな 平安時代の研究してたら江戸時代の研究者が書いたぼくのさいきょー平安時代的な偽史資料がチラホラ混じってて困るみたいな話はどっかで聞いた 半分冗談が地域振興に丁度いいとかいつのまにか真実として語られるようになったとかで

    99 23/11/12(日)03:28:53 No.1123219223

    社会の方針転換で思想統制とかかかるとこういう場面で苦労するんだろうな 割と雑な国が強い

    100 23/11/12(日)03:29:16 No.1123219253

    後世にやり方を残すために全国各地のお祭りやお祀りを記録してる人のドキュメンタリーをNHKなかんかで観たな その人自身も手伝える範囲でお祀りに参加して行事を継続させる支援してた

    101 23/11/12(日)03:29:54 No.1123219313

    木島日記すき…

    102 23/11/12(日)03:30:25 No.1123219371

    完全に失伝したお祭りを再構成してみるとか興味深いことも割とやってたりするんだよな 失敗するにせよやってみることに意義がある…のかもしれん

    103 23/11/12(日)03:31:52 No.1123219488

    なんか柳田派と折口派があるのは聞いたけど具体的にどういう違いがあるのかは分からん

    104 23/11/12(日)03:32:19 No.1123219531

    本来は都道府県ごとに膨大な資料があるんだよな 民俗学の入り口はまず自分が住んでるところについて調べてみることかもしれない

    105 23/11/12(日)03:32:46 No.1123219572

    被差別階級といえば岡山のそういう人々がなんで服の色を制限されたりしただけで渋染一揆に発展したのか全然わからん 当時からしたらそんなに渋染や藍染は定番のクソダサファッションだったんだろうか

    106 23/11/12(日)03:33:03 No.1123219597

    >なんか昔ここで「爺さんから聞いた昔話が気になって調べてみたけどそんな話全く見つからなくて創作だったのかわからん…」 >ってスレ見たの思い出したわそれこそそのスレ「」の創作を披露しただけの釣りスレだったのかもしれんけど >風呂桶の付喪神と結婚した男みたいなヤツ そもそもその「爺さんの創作」と「昔話」だってそんなに区別されるほど違いあるか?っていうのも民俗学で考えられてる事だったりする 今ある昔話だって時代や地域ごとにチマチマ変わったりたまにごそっと変わることもあっただろうし 逆に爺さんの創作だったとしても「付喪神」とか「〇〇と結婚した話」って下地は爺さんの知識に有ったと考えるとその手の話で「そもそもオリジナルなんてあり得るのか」なんてのにもなるし

    107 23/11/12(日)03:33:30 No.1123219639

    >被差別階級といえば岡山のそういう人々がなんで服の色を制限されたりしただけで渋染一揆に発展したのか全然わからん >当時からしたらそんなに渋染や藍染は定番のクソダサファッションだったんだろうか 平時からの積み重ねで爆発する切っ掛けがそれだっただけじゃないの

    108 23/11/12(日)03:33:44 No.1123219653

    ネットなんかもそうだけど残そうとしないと記録ってほんとガンガン消えてくもんな 例えばimgだってその時の流行や残っていった定型をまとめると民俗学的なものができると思う

    109 23/11/12(日)03:34:11 No.1123219689

    爺さん一人やその家族の中だけで通じるの世迷い言も当人が真実ならそれは真実ではあるしそれを扱う民俗学があってもいいとは思う

    110 23/11/12(日)03:35:31 No.1123219822

    同じ柳田国男でも明治大正史世相篇とかは全然話題にされない

    111 23/11/12(日)03:35:47 No.1123219840

    >平時からの積み重ねで爆発する切っ掛けがそれだっただけじゃないの 不景気の末の爆発か… なるほどなぁ

    112 23/11/12(日)03:36:09 No.1123219865

    その時その場で在ったという情報を積み重ねる関係上 本気でやるならとんでもなく膨大な資料が必要になる

    113 23/11/12(日)03:36:17 No.1123219876

    >ネットなんかもそうだけど残そうとしないと記録ってほんとガンガン消えてくもんな >例えばimgだってその時の流行や残っていった定型をまとめると民俗学的なものができると思う 著すか…芋毛考!!

    114 23/11/12(日)03:36:44 No.1123219912

    >ネットなんかもそうだけど残そうとしないと記録ってほんとガンガン消えてくもんな >例えばimgだってその時の流行や残っていった定型をまとめると民俗学的なものができると思う 紙に印刷しないとネットの情報は最終的には消えるな サービスが終了したら消えるしアーカイブに残してもアーカイブサービスが終了したら消えるし ハードディスクに残してもハードディスクが壊れたら消えるし

    115 23/11/12(日)03:37:18 No.1123219955

    >「」って民俗学をファンタジーかなんかだと思ってそう 実際問題として人間の認識力やナラティブの関係でファンタジーが現実として語られたり 逆に現実だったものがあり得ない幻想として扱われたりするから まず現実ってなんだよって固めることも必要な分野でもあるからな…

    116 23/11/12(日)03:38:24 No.1123220057

    西日本では人権授業として習わされるというが、被差別の歴史は本当に興味深い 教える側も教わる側も興味ないとつまらんだろうけど

    117 23/11/12(日)03:39:20 No.1123220145

    bookwalkerのセールで木島日記と北神伝綺買った けど民俗学からは外れてるな

    118 23/11/12(日)03:39:32 No.1123220164

    世界中全ての地で被差別に相当する立場がやりたくないことやらされてたかっていうと決してそうではないってのが結構おもろい

    119 23/11/12(日)03:39:44 No.1123220185

    国家を統制するのに国民意識を高めようって意図で民俗学を薦めると国民統制を強くなるにしたがって普段の生活や多様性が均一化されて民俗学の扱いが軽くなりがちだからな…

    120 23/11/12(日)03:39:51 No.1123220198

    ふと大学の民俗学の教授どうしてるかなとググったら今年亡くなっていた…

    121 23/11/12(日)03:40:55 No.1123220304

    一揆とか反乱はリーダーとなる存在が発生しないと始まらないってのは現代の治世でも活かされてる部分だな

    122 23/11/12(日)03:40:59 No.1123220310

    地域の資料館は意外と多様な資料が残ってたり物持ちよくて参考になったりすることも多い

    123 23/11/12(日)03:41:38 No.1123220375

    リーダー作らないための仕組みってのを社会的に組み込んでたり統治はつらいよ

    124 23/11/12(日)03:41:47 No.1123220388

    >紙に印刷しないとネットの情報は最終的には消えるな >サービスが終了したら消えるしアーカイブに残してもアーカイブサービスが終了したら消えるし >ハードディスクに残してもハードディスクが壊れたら消えるし やっぱりすげーぜ…石版!

    125 23/11/12(日)03:42:02 No.1123220429

    >世界中全ての地で被差別に相当する立場がやりたくないことやらされてたかっていうと決してそうではないってのが結構おもろい そうだね 皮革加工なんて武士階級には絶対に必要だったし、金貸しまでしてたのは大阪渡辺村だったかな

    126 23/11/12(日)03:42:23 No.1123220466

    うちの県の被差別部落とされた人達は今でも食肉業やってるな たまに買いに行くけどすごい美味しい

    127 23/11/12(日)03:43:26 No.1123220557

    ヴァイキングくらいの時代でも石板に残ってるところから歴史を読み取ることが多いんだっけか ヴィンランド・サガの作家が愚痴ってた

    128 23/11/12(日)03:43:58 No.1123220609

    神話学やってるとこの下りはあの神話をモチーフにしてて だからあそこの当時の事情を踏まえるとこういうことを書きたかったんだろうなみたいな推測はできるけど じゃあそれは実際に起きたことを書いてあるの比喩や編纂はどこまで事実扱いすればいいのみたいな悩みもある

    129 23/11/12(日)03:44:31 No.1123220649

    たまに中国の古いお墓から竹簡でてきて古典がアップデートされることある

    130 23/11/12(日)03:45:17 No.1123220711

    偉い人の子孫とか縁を名乗るやつ世界中におすぎ問題

    131 23/11/12(日)03:45:18 No.1123220713

    創作するにあたって時代性が取り込まれるから歴史を見る時に大事な資料になるのは事実なんだが どこまで?ってのは難しかろうなあ

    132 23/11/12(日)03:45:24 No.1123220716

    >世界中全ての地で被差別に相当する立場がやりたくないことやらされてたかっていうと決してそうではないってのが結構おもろい 一つの産業を独占してるから金持ちだったって人達もいるんだよな

    133 23/11/12(日)03:46:17 No.1123220776

    まあ、大洪水はあったんだろうなってのは納得できる

    134 23/11/12(日)03:46:31 No.1123220789

    >たまに中国の古い地面から大量の白骨でてきて古典がアップデートされることある

    135 23/11/12(日)03:47:29 No.1123220856

    >偉い人の子孫とか縁を名乗るやつ世界中におすぎ問題 そして神が種馬になりすぎ問題へ発展する

    136 23/11/12(日)03:48:09 No.1123220901

    >そして神が種馬になりすぎ問題へ発展する 比喩じゃなくほんとに馬になるもんな…

    137 23/11/12(日)03:48:43 No.1123220940

    チンギスハンの子孫多すぎ問題

    138 23/11/12(日)03:49:06 No.1123220957

    >創作するにあたって時代性が取り込まれるから歴史を見る時に大事な資料になるのは事実なんだが >どこまで?ってのは難しかろうなあ 70年代もデビルマンが書かれる程度には暴力にある程度は寛容な時代だったのはわかるけど生首提灯はさすがにやらないだろ…みたいな

    139 23/11/12(日)03:49:58 No.1123221026

    金貸しは賤業だから被差別民がやってたことが多いっていうのも面白いよね

    140 23/11/12(日)03:50:10 No.1123221044

    天狗に罵声を浴びせかける祭りに参加してみたい

    141 23/11/12(日)03:50:25 No.1123221068

    >70年代もデビルマンが書かれる程度には暴力にある程度は寛容な時代だったのはわかるけど生首提灯はさすがにやらないだろ…みたいな その判断基準がその時代の物をたくさん読んだ人のなんとなくの感覚にすぎないのが難しいだろうなって…

    142 23/11/12(日)03:50:51 No.1123221092

    >金貸しは賤業だから被差別民がやってたことが多いっていうのも面白いよね ユダヤ人でみたやつ!

    143 23/11/12(日)03:51:44 No.1123221160

    古代の人はどれぐらい性にオープンだったのかみたいな歴史を調べたいけどどう検索すればいいかわからない

    144 23/11/12(日)03:51:55 No.1123221171

    この祭りorシンボルは〇〇を象徴していて…とかいう話は好きだけど話半分で聞いている

    145 23/11/12(日)03:53:04 No.1123221227

    >この祭りorシンボルは〇〇を象徴していて…とかいう話は好きだけど話半分で聞いている だいたいちんぽ!

    146 23/11/12(日)03:53:24 No.1123221241

    ユダヤ人の金に汚いは根が深いわあ シェイクスピアでもヴェニスの商人はなかなか上演されねえ じゃじゃ馬ならしも

    147 23/11/12(日)03:53:33 No.1123221255

    >ふと大学の民俗学の教授どうしてるかなとググったら今年亡くなっていた… 倉石忠彦?

    148 23/11/12(日)03:54:01 No.1123221281

    >古代の人はどれぐらい性にオープンだったのかみたいな歴史を調べたいけどどう検索すればいいかわからない オープンかより禁忌とされたのは?って方向で調べたほうがやりやすいのでは そもそもこんな忌避されてんのも現代だけだろうし

    149 23/11/12(日)03:54:12 No.1123221288

    >古代の人はどれぐらい性にオープンだったのかみたいな歴史を調べたいけどどう検索すればいいかわからない 性の文化史か 割と本が描かれてるような気もする

    150 23/11/12(日)03:54:18 No.1123221295

    鍛冶というか冶金関係も長らく被差別階級のお仕事だったけどお江戸の頃にはそんな事も無くなった

    151 23/11/12(日)03:54:54 No.1123221326

    >古代の人はどれぐらい性にオープンだったのかみたいな歴史を調べたいけどどう検索すればいいかわからない 神社のお祭りが明治以前どんな形してたのか調べるかなあ 古代がどこまでを指すのかでも変わってくるけど

    152 23/11/12(日)03:55:31 No.1123221357

    鍛冶から片目が潰れるで神聖視とか妖怪化なんとか

    153 23/11/12(日)03:56:20 No.1123221389

    民俗学好きだけどちゃんと触れたわけでもないから好きとは言いづらい… でもうちが良く行事を正しい方法にこだわってやっててそれの儀式自体がもつ一種のまじない的な怪しさが好きだったよ

    154 23/11/12(日)03:56:42 No.1123221419

    例えば昭和初期の舞台楽屋の描写でも当時の人たちがたくさん生きてた昭和末のテレビドラマと もう殆どの方が鬼籍に入られた上に撮影の機材や理論もハイテク化した令和のテレビドラマじゃ 再現する時の焦点とか風化処理のし方も違ってくるだろうしなぁ

    155 23/11/12(日)03:56:44 No.1123221423

    東の方にも被差別階級はあったけれど集落の中に存在しており地域と結び付けられなかった的な話はなんかの本で読んた

    156 23/11/12(日)03:57:24 No.1123221457

    寅さんとかもはや民俗学の資料だよ

    157 23/11/12(日)03:57:44 No.1123221479

    アニミズムが好きなのでその周りの本を読みたいなと思いつつちゃんと触れられてないな

    158 23/11/12(日)03:59:08 No.1123221570

    そもそも半地下に茅葺きテント建てて住んでたとかの 暮らし方も口伝もほとんど残らなかった人たちの生き方を調べるのも大変だ

    159 23/11/12(日)03:59:17 No.1123221575

    >東の方にも被差別階級はあったけれど集落の中に存在しており地域と結び付けられなかった的な話はなんかの本で読んた 差別無いわけない気がするけど大阪とかと違って露骨にあの辺の人はダメみたいなのは聞いたことなかったなあそう言えば

    160 23/11/12(日)03:59:28 No.1123221585

    >>古代の人はどれぐらい性にオープンだったのかみたいな歴史を調べたいけどどう検索すればいいかわからない >神社のお祭りが明治以前どんな形してたのか調べるかなあ >古代がどこまでを指すのかでも変わってくるけど 柳田国男の日本の祭りって本で今の形態になった家庭が書いてあったな…お賽銭なんかもいつからあるのとか面白かった 巫女さんのそっち方面もちょっと語ってた覚えがある

    161 23/11/12(日)03:59:57 No.1123221620

    逃げ隠れた一族が集落で団結して静かに暮らしてたとかいくらかあるしな

    162 23/11/12(日)04:01:26 No.1123221704

    >逃げ隠れた一族が集落で団結して静かに暮らしてたとかいくらかあるしな 平家の落人伝説か

    163 23/11/12(日)04:02:03 No.1123221745

    昔だったら山の中で仕事してるうちに20-30人の小さい集落になっちゃいましたみたいなのいくらでもありそうだよね 別に変な謂れとか持ってなくても

    164 23/11/12(日)04:02:04 No.1123221748

    口伝といえばミジャグジさん周りの茅野あたりに伝わる歴史は全部口伝なんだっけ 聞いてみたい

    165 23/11/12(日)04:02:21 No.1123221775

    >差別無いわけない気がするけど大阪とかと違って露骨にあの辺の人はダメみたいなのは聞いたことなかったなあそう言えば 俺は東の方だが被差別地域はあって昭和まで就職で差別されてた記録を読んだ クソだと思った

    166 23/11/12(日)04:02:24 No.1123221778

    昔読んだ短編少女マンガで民俗学サークルの大学生が寺に泊まることになったけど実は昔飢饉と人肉食があった村で~みたいな話だったんだけど 葬式にババロアが来て足を下さいうちの爺さんがそろそろ死にそうだからそうなったらお返し出来ますからって言うシーンがあったんだけど このエピソードってどこが出典なんだろう

    167 23/11/12(日)04:02:26 No.1123221781

    ウルトラマンとか仮面ライダーみたいな特撮は何十年もかけて同じロケ地を撮影してたりするから貴重な通年資料みたいになってる時はある

    168 23/11/12(日)04:03:08 No.1123221832

    >平家の落人伝説か 全てをわかりやすくそう解釈すると途端にファンタジーになる ブラタモリでもそうやって紹介されてたとこあったけどな

    169 23/11/12(日)04:03:37 No.1123221856

    七草粥の歌とかそういうのの起こりとか想像するのが好きだったけど風習周り調べてみたいね

    170 23/11/12(日)04:03:59 No.1123221879

    >昔読んだ短編少女マンガで民俗学サークルの大学生が寺に泊まることになったけど実は昔飢饉と人肉食があった村で~みたいな話だったんだけど >葬式にババロアが来て足を下さいうちの爺さんがそろそろ死にそうだからそうなったらお返し出来ますからって言うシーンがあったんだけど >このエピソードってどこが出典なんだろう ババロアが?!

    171 23/11/12(日)04:05:06 No.1123221956

    >ババロアが?! 肉人みたいのが浮かんだよ

    172 23/11/12(日)04:05:14 No.1123221963

    ババロア足で食べてしまったんですか!?

    173 23/11/12(日)04:05:17 No.1123221964

    >ババロアが?! ババアだった…俺ババロア嫌いなのに…

    174 23/11/12(日)04:05:20 No.1123221968

    冠婚葬祭の移り変わりや地域差も結構ダイナミックで好き

    175 23/11/12(日)04:05:37 No.1123221997

    >俺は東の方だが被差別地域はあって昭和まで就職で差別されてた記録を読んだ どの辺の地域? ちょっと気になる

    176 23/11/12(日)04:06:54 No.1123222113

    妖怪コオロギ大帝好き

    177 23/11/12(日)04:07:20 No.1123222145

    江戸だと歌舞伎役者が被差別階級から脱しようと裁判した記録が残ってる 結果として脱し得て、被差別の元締めやっつけてやった記念として、助六の演目ができたりした 髭の意休がその元締めモデルなんだけど、当時元締めが代替わりしてまだ子供だったり、芝居作った役者が調子に乗ってその後島流しにされたり、調べるとちょっとおもしろい

    178 23/11/12(日)04:07:39 No.1123222174

    個人的には平家の落人伝説は離散した平家勢力があちこちそれぞれ隠れ里作ってたのは本当だとは思ってる いつしかその時代その地域の勢力に飲み込まれていって言い伝えも消えてただの村になっていってたのだろう ただ考古学的な物的証拠は無いからどれが嘘でどれが本当なのかは今更もう判らんって認識

    179 23/11/12(日)04:07:59 No.1123222194

    >ちょっと気になる 口が裂けても言えねえなあ!

    180 23/11/12(日)04:08:16 No.1123222207

    >冠婚葬祭の移り変わりや地域差も結構ダイナミックで好き こういう風習の山を超えたら異文化とか流れて移り住んだ人達の文化が飛地みたいになってるとかそういうの面白いよね

    181 23/11/12(日)04:09:23 No.1123222282

    平家とか源氏に全然興味ないけど平家蟹に平家って名前つけちゃうセンスとかに想いを馳せるのが好き

    182 23/11/12(日)04:10:09 No.1123222340

    意図して記録に残さない言い伝えも残さないって形で消えていった物も多いだろうしな…

    183 23/11/12(日)04:11:25 No.1123222418

    歴史の闇に消えた真実は多いんだろうな…

    184 23/11/12(日)04:12:32 No.1123222472

    周りに知られてはいけないけど口伝で直系の身内には伝えていかないといけない情報ってロマンあるよね

    185 23/11/12(日)04:13:57 No.1123222547

    田舎の庄屋様が身内の犯罪がバレないように犯人を死ぬまで地下牢に閉じ込めて内々に処理したような事件は誰にも真相がわからん…

    186 23/11/12(日)04:14:24 No.1123222569

    ちょっと前にヒで紹介させてた骨噛みの論文は読み応えあった そんな風習あるなんて知らなかった

    187 23/11/12(日)04:14:53 No.1123222600

    岡本太郎のせいでなくなった南方の埋葬儀礼について調べてみたいが資料が出てこねえ

    188 23/11/12(日)04:15:07 No.1123222621

    民俗学じゃないんだけど自分が実際に色々と真相を知っている事柄でも外野が凄く適当なこと言ってそれが一般的な認識になっていることもあるし伝わっているものが真実って訳でもないんだな…ってなるなった

    189 23/11/12(日)04:15:35 No.1123222649

    武術の奥義とかもある程度の強さがあってかつ秘密を漏らさない用心深さのある人間を選ばないといけないしな

    190 23/11/12(日)04:15:46 No.1123222661

    50年くらい経ったらオタク文化も民俗学になるんだろうな…

    191 23/11/12(日)04:17:06 No.1123222775

    >田舎の庄屋様が身内の犯罪がバレないように犯人を死ぬまで地下牢に閉じ込めて内々に処理したような事件は誰にも真相がわからん… この辺りのドロドロした世界に何か魅力を感じてしまう

    192 23/11/12(日)04:17:08 No.1123222780

    名古屋ではそれほどエビフリャーとは言わないが多少は言うみたいな…

    193 23/11/12(日)04:17:15 No.1123222791

    >50年くらい経ったらオタク文化も民俗学になるんだろうな… 200年後にフランスでエロゲが評価されて芸術になるのか…

    194 23/11/12(日)04:17:16 No.1123222794

    世阿弥の風姿花伝も一子相伝の秘伝書だったが、今は岩波文庫で誰でも読める

    195 23/11/12(日)04:17:22 No.1123222799

    口伝だからこそ正しく伝わるってあるんだよね

    196 23/11/12(日)04:17:58 No.1123222839

    >>田舎の庄屋様が身内の犯罪がバレないように犯人を死ぬまで地下牢に閉じ込めて内々に処理したような事件は誰にも真相がわからん… >この辺りのドロドロした世界に何か魅力を感じてしまう 偏見だろうが横溝正史の世界だな

    197 23/11/12(日)04:19:06 No.1123222913

    >50年くらい経ったらオタク文化も民俗学になるんだろうな… 柳田国男の時点で「同時代の世相を~」とか言ってるから本来なら50年と言わず今やってたって別におかしくはないんだよ じゃあ実際問題現代のオタク文化からどんな事が言えますかって訊かれるとどういう調査と分析すりゃいいかから考えなくちゃいけないから困るんだけど

    198 23/11/12(日)04:19:31 No.1123222939

    >ちょっと前にヒで紹介させてた骨噛みの論文は読み応えあった >そんな風習あるなんて知らなかった 父方の実家が佐渡だけど祖母の葬式のときに噛んだな 噛み砕いたり飲むわけではないけれど甘噛みする感じで 坊さんの読経中に参列者におにぎりが回ってきたり大変不謹慎なんだけどちょっと面白かった

    199 23/11/12(日)04:20:35 No.1123223007

    >この辺りのドロドロした世界に何か魅力を感じてしまう やさしい爺ちゃん婆ちゃんの実家に帰省してそれっぽい土蔵を見た時のあっふーん感と聞くに聞けない感と俺もそんな血が流れてるのかな感を味わえー!

    200 23/11/12(日)04:20:38 No.1123223011

    コミケの評論島とかは結構オタク文化について調査した同人誌出てるよね あれも今は単純にオタク文化の独自調査って扱いなんだろうけど時代が下ったら民俗学で扱われる資料になりそう

    201 23/11/12(日)04:20:53 No.1123223025

    >父方の実家が佐渡だけど祖母の葬式のときに噛んだな 貴重な体験したねえ

    202 23/11/12(日)04:21:00 No.1123223033

    骨噛みとかは九州のイメージだったけど佐渡にもあるんだ

    203 23/11/12(日)04:21:27 No.1123223059

    行事類の文化や風習って祖父母の代から孫の代でもう既にうろ覚えで伝わっていくのをリアルタイムで感じてるから少数の家や何やで受け継ぐと結構すぐ原型をなくすんだろうなというのを時々思う 祖父母が死んだらその子供の代でアレンジされた形に即変わったりもするし

    204 23/11/12(日)04:22:01 No.1123223085

    >やさしい爺ちゃん婆ちゃんの実家に帰省してそれっぽい土蔵を見た時のあっふーん感と聞くに聞けない感と俺もそんな血が流れてるのかな感を味わえー! 危なかったな「」 もうちょっと突っ込んでたら入れられてたよ

    205 23/11/12(日)04:22:39 No.1123223117

    骨噛みはなんか結構聞くよね 俺のとこはやらないけど

    206 23/11/12(日)04:23:16 No.1123223146

    たとえば太平洋戦争で若い層がごそっといなくなった時、それまでの祭りは同じ形で戦後継承されたのか疑問はある このコロナ禍でも失われかけたくらいだしな

    207 23/11/12(日)04:23:41 No.1123223177

    柳生新陰流の奥義が今やつべで世界に無料公開されるから時代の流れはすごい

    208 23/11/12(日)04:23:58 No.1123223200

    嫁の実家の方だと墓の前でピクニックみたいに食事する文化があってびっくりしたよ

    209 23/11/12(日)04:24:02 No.1123223201

    >やさしい爺ちゃん婆ちゃんの実家に帰省してそれっぽい土蔵を見た時のあっふーん感と聞くに聞けない感と俺もそんな血が流れてるのかな感を味わえー! この辺多分完全に世界線が違うファンタジーだから魅力を感じる部分あるんだと思う 非日常が息づいてる感というか…

    210 23/11/12(日)04:24:14 No.1123223212

    >嫁の実家の方だと墓の前でピクニックみたいに食事する文化があってびっくりしたよ 沖縄か

    211 23/11/12(日)04:24:27 No.1123223234

    >嫁の実家の方だと墓の前でピクニックみたいに食事する文化があってびっくりしたよ 沖縄だと酒盛りしてるぞ そもそも沖縄と本州側じゃ墓が全然違うけどさ

    212 23/11/12(日)04:24:30 No.1123223237

    横溝的世界観は一部の日本人のリアリティだったとは思う

    213 23/11/12(日)04:24:54 No.1123223264

    葬式ってのは地域毎の死生観が出るから面白いよね

    214 23/11/12(日)04:25:11 No.1123223280

    >骨噛みとかは九州のイメージだったけど佐渡にもあるんだ 島になってるとなんか昔のものとかがガラパゴス化して残ってるイメージがある…

    215 23/11/12(日)04:25:20 No.1123223285

    >柳生新陰流の奥義が今やつべで世界に無料公開されるから時代の流れはすごい でも…裏奥義は秘されたままなんだろう……?

    216 23/11/12(日)04:25:24 No.1123223290

    >>嫁の実家の方だと墓の前でピクニックみたいに食事する文化があってびっくりしたよ >沖縄か 五島列島のほうも派手じゃなかったかな ばらかもんの知識オンリーだから不安だけど

    217 23/11/12(日)04:26:08 No.1123223330

    武術も奥義は書物とかに残るけど基本的な型がわからないとかあるらしいな

    218 23/11/12(日)04:26:29 No.1123223349

    >>この辺りのドロドロした世界に何か魅力を感じてしまう >やさしい爺ちゃん婆ちゃんの実家に帰省してそれっぽい土蔵を見た時のあっふーん感と聞くに聞けない感と俺もそんな血が流れてるのかな感を味わえー! むしろそこで「そんな血が俺にも~」っていう形で家系に繋げてつい考えちゃう発想の源流とか考え方がどっから来るのかみたいなのが柳田国男が言うところの心意現象なんじゃないかな

    219 23/11/12(日)04:26:45 No.1123223364

    30年前の同人誌の後書きとかで当時のオタク界隈のしょうもない話とか書いてあるの貴重な資料だなって感じる

    220 23/11/12(日)04:26:49 No.1123223369

    そういえば死者を焼く人も隠亡といって差別される側だったな

    221 23/11/12(日)04:27:13 No.1123223397

    ちょくちょく上で出てるけど被差別階級、賤民に興味がある 社会学的な話よりも我々の先祖はどういう人・職業を「俺達以外」として忌み遠ざけたのか 皮革以外にも履物製造を生業としていたケースが多いけど履物に呪術性を感じていたからという論を見てホンマかいなと思ったり 日本の竹細工職人や箕直しへの差別とよく似た韓国の柳細工職人への差別とかその白丁の現在とか

    222 23/11/12(日)04:27:54 No.1123223452

    沖縄は竹富島のお盆に参加させて貰った事があるけど全然違う風習で面白いね 盆踊りって感じでご先祖様も混じって夜に飲めや歌えや踊れやしてる感じが生々しくて良かった 次の日知恵熱出るレベルに異文化だった

    223 23/11/12(日)04:28:36 No.1123223482

    墓参り行って墓の前で花火とかガキの頃は当たり前にやってたが一般的ではないと聞いた

    224 23/11/12(日)04:29:09 No.1123223516

    つまらなくてつらい現実逃避に良い

    225 23/11/12(日)04:29:21 No.1123223528

    >ちょくちょく上で出てるけど被差別階級、賤民に興味がある >社会学的な話よりも我々の先祖はどういう人・職業を「俺達以外」として忌み遠ざけたのか >皮革以外にも履物製造を生業としていたケースが多いけど履物に呪術性を感じていたからという論を見てホンマかいなと思ったり >日本の竹細工職人や箕直しへの差別とよく似た韓国の柳細工職人への差別とかその白丁の現在とか 日本古代の賤民とかいう本で見たような気がする

    226 23/11/12(日)04:29:31 No.1123223539

    >墓参り行って墓の前で花火とかガキの頃は当たり前にやってたが一般的ではないと聞いた 長崎?

    227 23/11/12(日)04:29:44 No.1123223548

    >ちょくちょく上で出てるけど被差別階級、賤民に興味がある 読みやすい手に取りやすいのは塩見鮮一郎の著作かな 地元図書館で検索して片っ端から読んでみるといい

    228 23/11/12(日)04:29:54 No.1123223565

    >むしろそこで「そんな血が俺にも~」っていう形で家系に繋げてつい考えちゃう発想の源流とか考え方がどっから来るのかみたいなのが柳田国男が言うところの心意現象なんじゃないかな 集団的無意識的なもの?

    229 23/11/12(日)04:30:37 No.1123223604

    皮革はなめしにつかう薬が臭かったから忌み嫌われた

    230 23/11/12(日)04:30:39 No.1123223606

    時代劇見ててもこれは本当に俺の体験した田舎と地続きの話なんだろうかという疑念を感じる時と 異世界ファンタジーに日本的な原風景を感じる時があって 心意現象も断絶や接ぎ木を繰り返して続いてるんじゃないかって気はする

    231 23/11/12(日)04:30:42 No.1123223610

    >>墓参り行って墓の前で花火とかガキの頃は当たり前にやってたが一般的ではないと聞いた >長崎? 北九州の方だ 割と九州だと偏在してるんではないかと思う

    232 23/11/12(日)04:31:23 No.1123223655

    一般的なお墓参りでも、お墓をきれいにするのはわかるとして、なぜ手を合わせる前に墓石に水をかけるのか 聞かれても俺は答えられん、地獄が暑いからかしら

    233 23/11/12(日)04:31:35 No.1123223670

    >>>墓参り行って墓の前で花火とかガキの頃は当たり前にやってたが一般的ではないと聞いた >>長崎? >北九州の方だ >割と九州だと偏在してるんではないかと思う 中国由来な感じするよな花火使う風習

    234 23/11/12(日)04:32:21 No.1123223733

    >そういえば死者を焼く人も隠亡といって差別される側だったな 日本の穢れ信仰はまんま感染源から避けるものだったんだろうなとは思うけど その感染源になるところでも働かないといけない人も居るしでなんというか色々複雑な気持ちになる

    235 23/11/12(日)04:34:16 No.1123223859

    日本の差別パターンとして、清めの仕事をしている人がケガレとして差別されるってのがある 節分の方相氏からコロナ禍の医療従事者まで まあ、クソですね

    236 23/11/12(日)04:34:33 No.1123223873

    >中国由来な感じするよな花火使う風習 良いよね中国の爆竹 一斗缶に入れて音をブーストさせるの確かになんかこうそういう気分になる ドイツもクリスマス爆竹あるらしいけどなんかああいう音に人間自体が何か特別感感じるものがあんのかね

    237 23/11/12(日)04:34:41 No.1123223882

    被差別階級の人ってなんとなく遠ざけられたの?それとも制度とかでかっちりと?

    238 23/11/12(日)04:35:31 No.1123223923

    バイトでゴキブリ叩き潰したら最初はみんな褒めてくれるんだけどだんだんゴキブリの人みたいな認識になって…みたいな話をヒかどっかで見たけれど穢れもこんな感じだったんだろうな

    239 23/11/12(日)04:36:41 No.1123223984

    >皮革はなめしにつかう薬が臭かったから忌み嫌われた 屠殺系もそうだけど昔はこの辺すごい臭かったそうだね…あんまり臭いんで地元の小さい子達はその店やら一帯の前を息を止めて走り抜けたみたいな話を昔先生とかから聞いた

    240 23/11/12(日)04:37:26 No.1123224018

    大きい音は邪を祓う的な話は聞いたことがあるけれど多くの文化圏での共通認識なのかはしらん

    241 23/11/12(日)04:38:00 No.1123224042

    火薬の普及は少なくとも古代にはなかったハイテクなはずなのにすっかり伝統行事として定着してしまった まあ何百年も経てば伝統でええか…

    242 23/11/12(日)04:38:18 No.1123224059

    >被差別階級の人ってなんとなく遠ざけられたの?それとも制度とかでかっちりと? 江戸時代だと制度でかっちりだけど、それ以前だと「あの土地に住んでるやつらはやべえ」と差別されて村の祭りとかに参加させなかった もっと遡るとその土地のいいところにまず人が住んで、住まなかったところに後からきた人が住んでそれが部落になったパターンとか

    243 23/11/12(日)04:38:23 No.1123224063

    >一般的なお墓参りでも、お墓をきれいにするのはわかるとして、なぜ手を合わせる前に墓石に水をかけるのか >聞かれても俺は答えられん、地獄が暑いからかしら 墓って磨いてあげないとコケとかですぐ汚くなるからとかじゃないのか 墓参り=水かけて磨くのがルーチンだと思ってたけど水だけかけるところもあるのか

    244 23/11/12(日)04:38:32 No.1123224071

    柳田民俗学とセットで蝸牛考読むと伝聞の広がり方も学べてお得なんぬ

    245 23/11/12(日)04:38:54 No.1123224088

    大塚英志の漫画とか宗像教授とかスプリガンとか久しぶりに読んでも面白い

    246 23/11/12(日)04:39:11 No.1123224108

    >被差別階級の人ってなんとなく遠ざけられたの?それとも制度とかでかっちりと? いろいろかな… 犯罪や借金で奴婢とかになったりもあるし…

    247 23/11/12(日)04:39:40 No.1123224129

    危険だとかで被差別階級にやらせてたけど時代が変わって需要が増すも技術独占状態で手が出せないから身分を格上げして教えを請うみたいなのがあって面白いなと思っちゃう

    248 23/11/12(日)04:40:11 No.1123224154

    こう言ったらなんだがその土地が吸った物質の匂いがほのかに香るような気分になって歴史を感じる時はある 古戦場跡の血の匂いとか城跡の金属と水臭さの混じった感じとか

    249 23/11/12(日)04:42:31 No.1123224262

    >火薬の普及は少なくとも古代にはなかったハイテクなはずなのにすっかり伝統行事として定着してしまった >まあ何百年も経てば伝統でええか… 音自体は昔から乾いた破裂音は焚き火や火で木が弾ける音としてバチバチ音聞いてきたとは思うんだよね 無意識にああいう音が好きな部分は刷り込まれてんのかなは少し思う

    250 23/11/12(日)04:42:50 No.1123224292

    >墓参り=水かけて磨くのがルーチンだと思ってたけど水だけかけるところもあるのか うちは濡れぞうきんで磨いて、いざ墓参りって時に墓石に水をかけて手を合わせてってルーチンで… これ各家庭でちがうかもしれないな

    251 23/11/12(日)04:43:44 No.1123224336

    民俗学と違うけどギリシャ神話のアポロンが疫病の神っていうのが不思議なんだけど 光=消毒的なイメージって世界共通のものじゃないの?ってなる

    252 23/11/12(日)04:44:18 No.1123224360

    本州でもお盆の送り火とかあるから、火の清浄性と関係があるのかもしれない そういえば被差別の人とは同じ火を使わないって差別もあったな

    253 23/11/12(日)04:46:18 No.1123224462

    食肉業が忌み嫌われたのって日本だけなのかな

    254 23/11/12(日)04:47:00 No.1123224501

    >これ各家庭でちがうかもしれないな うちはまず水を全体にかけたら苔類や泥が全部なくなるまで磨きに磨いて馬鹿みたいに束ねた線香を置いてそこで初めて手をあわせてたな 線香を置いた後は水はかけなかった 誰に教えられたわけじゃなくて周りがそうしてたから根付いた風習だけど墓参りルーチン自体はそれこそ家によって違うんじゃないかな…

    255 23/11/12(日)04:47:35 No.1123224529

    >民俗学と違うけどギリシャ神話のアポロンが疫病の神っていうのが不思議なんだけど >光=消毒的なイメージって世界共通のものじゃないの?ってなる いくつかの地域の神様と結びついた結果いろんなものを司る神様になったとかじゃなかったか 元々の太陽神ってヘリオスだったと思うし

    256 23/11/12(日)04:47:40 No.1123224531

    墓って拭いたり磨いたりするの⁈ウチは水かけるだけだわ

    257 23/11/12(日)04:48:38 No.1123224580

    >食肉業が忌み嫌われたのって日本だけなのかな 特に仏教観があったからね あと農業で使う牛馬を喰うのはどうよって感覚もあったろう

    258 23/11/12(日)04:48:56 No.1123224596

    >光=消毒的なイメージって世界共通のものじゃないの?ってなる アポロンの光とは別の矢の神の部分だな…離れた場所の命を奪う部分 だからこそ弓矢つながりで狩りの女神アルテミスと兄妹扱いされるっぽい

    259 23/11/12(日)04:48:59 No.1123224603

    >民俗学と違うけどギリシャ神話のアポロンが疫病の神っていうのが不思議なんだけど >光=消毒的なイメージって世界共通のものじゃないの?ってなる 病が遠方から飛来して死をもたらす物というイメージから弓矢と結びつけられてそうなったみたいだな 姉のアルテミスも同様に疾病の神としての側面を持つみたいだし

    260 23/11/12(日)04:49:11 No.1123224613

    >>食肉業が忌み嫌われたのって日本だけなのかな >特に仏教観があったからね >あと農業で使う牛馬を喰うのはどうよって感覚もあったろう 鶏シメるのには忌避感無いもんな

    261 23/11/12(日)04:51:22 No.1123224701

    >>食肉業が忌み嫌われたのって日本だけなのかな >>特に仏教観があったからね いまだに品川の食肉市場にはクソみてえなお気持ちお便りが届くらしいから、もうね

    262 23/11/12(日)04:51:33 No.1123224713

    拝火…ゾロアスター教も密教やらヒンドゥーを経由して日本に入ってはきてるだろうけど浄化の火の概念ってどこまで世界的なものなんだろう

    263 23/11/12(日)04:52:15 No.1123224740

    >>>食肉業が忌み嫌われたのって日本だけなのかな >>>特に仏教観があったからね >いまだに品川の食肉市場にはクソみてえなお気持ちお便りが届くらしいから、もうね 牛さんかわいそうみたいな?

    264 23/11/12(日)04:53:29 No.1123224794

    >俺が好きだったのは民俗学ではなく柳田民俗学だったということに気づいた これ以外にあるの?妖怪とか怪異とか無関係な民俗学って事?

    265 23/11/12(日)04:55:19 No.1123224887

    >牛さんかわいそうみたいな? 詳しいページあったわ https://www.shijou.metro.tokyo.lg.jp/syokuniku/rekisi-keihatu/rekisi-keihatu-02-01/

    266 23/11/12(日)04:57:01 No.1123224965

    食肉業に関しちゃ仏教はクソ!ってなるな

    267 23/11/12(日)04:57:22 No.1123224978

    文例が具体的すぎて本当に送られてきたやつだなってわかるわ

    268 23/11/12(日)04:58:28 No.1123225031

    >拝火…ゾロアスター教も密教やらヒンドゥーを経由して日本に入ってはきてるだろうけど浄化の火の概念ってどこまで世界的なものなんだろう 自然発生してもおかしくないけど、神話の大洪水みたいな形で元々の集団で発生した浄化概念が民族が別れていくのに着いていったから各地にあるって形かもしれない

    269 23/11/12(日)04:59:54 No.1123225088

    浄化の火の原点は 肉焼くと腹壊さねぇ!火すっげえええ!!! くらいのノリかもしれない

    270 23/11/12(日)05:00:38 No.1123225116

    温帯地域より高温多湿だとあっと言う間に腐敗が進むからそもそも食うなって言われてもまあ…そうですねと

    271 23/11/12(日)05:01:17 No.1123225157

    >食肉業が忌み嫌われたのって日本だけなのかな 俺も良く知らないが朝鮮の白丁、インドのダリット(不可触賤民)、中世ドイツにも賤視があったらしい らしいというのは阿部謹也の中世賤民の宇宙という本でそこらにも触れていたんだが俺にはレベルが高すぎてよくわからなかったからだ

    272 23/11/12(日)05:01:52 No.1123225178

    大火事目撃した時不謹慎にも感動しちゃったからでかい火ってだけで信仰に値しそう

    273 23/11/12(日)05:02:34 No.1123225208

    阿部謹也も大家だったな 網野善彦も挑戦しなくちゃ

    274 23/11/12(日)05:02:42 No.1123225216

    食肉加工への差別が収まったと思いきや今度は過激派ヴィーガンから攻撃があって大変だな…ってなる

    275 23/11/12(日)05:02:45 No.1123225218

    今となっては聖火がリレーで渡るから結構世界的かも

    276 23/11/12(日)05:02:54 No.1123225222

    食肉業は感染症との関係もあって仏教関係ない国でもそういう差別があるところ結構あるな

    277 23/11/12(日)05:07:49 No.1123225466

    書き込みをした人によって削除されました

    278 23/11/12(日)05:08:34 No.1123225496

    民俗学とか違うけど元はネットの怖い話として初出がはっきりしてるのがそことは関係ない妖怪の〇〇と同一存在みたいに扱われて昔からその話はあったみたいになるの面白いなってなる

    279 23/11/12(日)05:10:28 No.1123225583

    ポケモンの嘘裏技とか民俗学っぽい

    280 23/11/12(日)05:10:33 No.1123225587

    塩すげえ!火すげえ!にんにくすげえ!

    281 23/11/12(日)05:11:05 No.1123225602

    >阿部謹也も大家だったな >網野善彦も挑戦しなくちゃ 後醍醐天皇絡みの話で異形の王権が古い学説だとか異議を目にしたがそれはそうと俺も今から挑戦してみたい もののけ姫への影響とかこのスレの「」の言うところの民俗学的な興味を満たしてくれるのではないか

    282 23/11/12(日)05:15:00 No.1123225791

    学生時代各教室のゴミ袋回収してたら他のクラスからはゴミの人って呼ばれてたし職業差別もそんな感じですあの人いつも他の人が触りがたいというか近寄りたく物触ってる…で作られたりしたのかな

    283 23/11/12(日)05:15:03 No.1123225795

    南朝の天皇ゆかりの隠れ里の末裔たちが今でも祀っている話とか面白かった 長男しか祀りに参加できなかっだけど少子化で参加者が減ったので長男縛りやめて来たい人は来てねってなってた

    284 23/11/12(日)05:18:11 No.1123225949

    >食肉業が忌み嫌われたのって日本だけなのかな 食肉に関して海外全土のは調べられなかったけど フランス~スペイン付近の被差別民は屠殺解体とかで仕事限定あったみたい カゴットは、食べ物やワインを販売したり、市場で食べ物に触ったり、家畜を扱ったり、工場に入ったりすることを禁じられた。カゴットは、大工、石工、木こり、木彫り職人、桶屋、肉屋、ロープ職人などの工芸的な仕事に限定されることが多かった。木工品との関連性から、カゴットは独自の拷問や処刑器具を作るだけでなく、その操作者としても働くことが多かった。 https://academic-accelerator.com/encyclopedia/jp/cagot 上のと違う論文のだけど 近代日本に は伝統的に血はケガレと結び付けられ、平安時代 から恐れられていた。一方でキリスト教の伝統で は血のイメージはそれほどネガティブなものでは なかった。なぜなら、カトリック教会のミサでは 司祭が聖餐 としてキリスト・イ エスの御体と「御血」(おんち) と呼ばれるワインを飲むか、聖体をワインに浸し て食べるかのどちらかの形で行われている。 っていう視点があって宗教画の中での血の使われ方を考えると少しなるほどなと思った

    285 23/11/12(日)05:19:58 No.1123226036

    小学生がグループ内で見栄はるためについたウソが伝聞でそのうちオカルトホラー話みたいになっていく例もあるんだろうな

    286 23/11/12(日)05:22:00 No.1123226147

    >No.1123225949 やっぱ屠殺解体って臭いがすごいからかな

    287 23/11/12(日)05:25:03 No.1123226277

    単純に汚い臭いってのは差別の根幹にあるんじゃないか ちょっと違うけど今でも工事の人が敷地や店に入ってくるの嫌がる人とかいるじゃない

    288 23/11/12(日)05:26:34 No.1123226346

    >やっぱ屠殺解体って臭いがすごいからかな 職人仕事の中に混じってある感じを見るに単純に3K重労働やらされてる感出てるよね ドイツの被差別民は清掃類とか娼婦の管理とかそっち方面だけで調べた範囲だと汚いとかきつい仕事を回されてる感じで欧米付近じゃ食肉業がって感じではなさそうだった

    289 23/11/12(日)05:30:02 No.1123226528

    困窮しすぎるストレス過多から日常的な暴力やけんか祭りしてる町民と 静かにティータイムを嗜みつつ繊細な空気読みが求められる上流階級とじゃ文字通り世界が違いすぎるのはあるかもしれない

    290 23/11/12(日)05:30:18 No.1123226543

    >小学生がグループ内で見栄はるためについたウソが伝聞でそのうちオカルトホラー話みたいになっていく例もあるんだろうな ズッコケシリーズでそんなんあったな

    291 23/11/12(日)05:34:31 No.1123226788

    この前旅行で高知へ行った時にブコフでこれを購入 画像圧縮が必要だったか f103812.jpeg

    292 23/11/12(日)06:08:06 No.1123228578

    葬儀の独自の風習も葬儀社にお任せして綺麗なホールでやるようになって画一化していってしまうのか それでもなお地域によって違いが残ってる方なのか、または綺麗なホールでの葬式なりに伝統が作られていくのか 自分が当事者になったらまあ葬儀屋さんに丸投げしたいけれども

    293 23/11/12(日)06:12:44 No.1123228822

    >ドイツの被差別民は清掃類とか娼婦の管理とかそっち方面だけで調べた範囲だと汚いとかきつい仕事を回されてる感じで欧米付近じゃ食肉業がって感じではなさそうだった ユダヤ関連にそういう側面なかったっけ 医学関連とか

    294 23/11/12(日)06:13:34 No.1123228874

    オタクなので東方からこの学問齧ってる

    295 23/11/12(日)06:14:46 No.1123228936

    >>No.1123225949 >やっぱ屠殺解体って臭いがすごいからかな イタリアなんかで皮革製品作ってる職人のギルドは都市部に設置するの禁止されてて みんな田舎に追いやられてたってのも分かっているから やっぱ特殊な職業だったんだなという

    296 23/11/12(日)06:19:15 No.1123229191

    >一応「山窩」という名称で官憲用語としても使われてたので >それにカテゴライズされた集団は実際に居た 警察が山窩どうの言ってたのは関西だけだろ あの辺は大昔の天皇から免状をもらったと称して木地師の集団が山の中を移動しながら勝手に木や竹を切って器や日常品を作って里に降りて売り歩いたり困窮してたら里で泥棒したりしていたんだよ(ジブリのかぐや姫に出てきた連中) だから木地師が活動している地域では警察が山の中にいる不審人物や集団をチェックしてた そんな木地師も法整備や生活の変化で思うように活動や商売が出来なくなったり人数が減り日清日露以降に山間地の開拓が進んで活動範囲が更に狭まり第二次世界大戦前後には山の中を放浪して活動する木地師はほぼいなくなる

    297 23/11/12(日)06:19:38 No.1123229211

    すぐ近所に皮革産業してるところあるけど自転車で通ったりするとにおいはやっぱり強いしな でも革製品は大事だよね

    298 23/11/12(日)06:23:45 No.1123229429

    レザージャケットかっこいいしな…

    299 23/11/12(日)06:35:21 No.1123230000

    京極夏彦の人はあの膨大な知識をどこで学んだんだろう まあ本人が本の虫なんだろうけども

    300 23/11/12(日)06:47:10 No.1123230659

    小松和彦って人の本おすすめしとく 初期の京極夏彦の参考文献に載ってるくらいで学者なので突拍子もない理屈紹介したりしていないので

    301 23/11/12(日)06:50:03 No.1123230839

    寺田寅彦とか作家と学者を両立してる人いいよね…

    302 23/11/12(日)06:53:28 No.1123231065

    む!と思ったら岩手か…遠いな…

    303 23/11/12(日)07:06:48 No.1123231984

    >あの辺は大昔の天皇から免状をもらったと称して木地師の集団が山の中を移動しながら勝手に木や竹を切って器や日常品を作って里に降りて売り歩いたり困窮してたら里で泥棒したりしていたんだよ(ジブリのかぐや姫に出てきた連中) 文徳天皇皇子惟喬親王だっけか 史実である可能性は微妙かもだけど最上位の身分の皇族と流浪の下層民の繫がりというのは面白い 被差別民かはわからんが天皇の御輿かつぎの八瀬童子とか