23/11/06(月)00:14:27 「レッ... のスレッド詳細
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23/11/06(月)00:14:27 No.1120965706
「レッド、レッド…」 熱を帯びた声で名を呼ばれる。 目の前にいる女性はブルー。 自分の恋人で、今は彼女と身体を重ねている。 お互いに裸身を曝け出し、まぐわう。 何度も唇を重ね、腰を打ちつける。 彼女の震える手を握る。 指を絡めて、一緒に動かす。 目の前が好きな人でいっぱいになる。 心の中も、彼女のことで満たされていく。
1 23/11/06(月)00:14:38 No.1120965771
揺れる髪や乳房。 滴り落ちる汗。 暖かさよりも熱さを感じる体温。 それらがレッドたちを昂らせる。 「レッド…。アタシ、もう…!!」 「オレも、耐えられない…!!」 2人が限界を迎えるのも、そうは時間は掛からなかった。
2 23/11/06(月)00:14:51 No.1120965855
「よし、これで終わり」 「お疲れ様」 後始末を終えて、ベッドに戻る。 情事やその片付けの後の疲れから起き上がる気にならず、そのまま身を沈める。 ブルーに髪を撫でられる。 礼にこちらもそうしてあげると目を細められた。 手を取られ、そちらに頬を擦り付けられる。 顎もそうしてきた。 まるで愛玩動物のような仕草に、つい吹き出してしまう。
3 23/11/06(月)00:15:07 No.1120965964
「ちょっと、レッド」 「ごめん。なんかかわいくてさ」 謝って、今度は自分の意思で手を擦り寄せさせる。 機嫌が治ったのか、また気持ちよさそうな顔を見せた。 「で、今日はするの早くないか? まだ昼だけど」 窓の外はまだ明るい。 いつもならば夜、寝る前に身体を重ねて眠りについていた。 「たまにはね、早めにしてからピロートークしようかなって」 ブルーが疑問に答える。
4 23/11/06(月)00:15:26 No.1120966087
「ピロートーク?」 「そう。アタシいつもはしたらそのまま寝ちゃうでしょ? だから普段しないこともたまにはいいかなって」 「そっか…」 彼女の首筋を撫でながら思う。 確かにそれが習慣と化して、疑問にも思わなくなっていた。 ブルーの言う通り、違うことをするのもいいのかもしれない。
5 23/11/06(月)00:24:28 No.1120969867
「よし、じゃあやるか」 「うん」 疲れた身体に鞭打って起き上がる。 ブルーもそうして裸のまま向き合う。 服を着るの億劫なので、毛布を被って寒さに耐える。 ブルーはレッドの上着をとって羽織ることにしていた。 「それで、ピロートークってどうするんだ?」 「そうね、基本的にエッチなことした時と感想言ったりするんだと思う。 お互いスキンシップしながらね」 そう言いながらブルーがレッドの胸板に触れてきた。
6 23/11/06(月)00:34:22 No.1120973520
「ここ、結構固いわ。やっぱり鍛えてるからそうなるのかしら」 「かもなぁ。オレは別に筋肉自体をつけたくて鍛えてるわけじゃないけど」 自分自身が筋骨隆々になりたいわけではない。 鍛えること自体が目的で、それに応じて相応の筋肉がついただけだ。 必要以上にそれが欲しいわけではない。 と、今度は彼女がこちらの胸板に顔を埋めた。 「やっぱり固い…。 アタシと全然違うわ」 「女の子とじゃあそりゃあ違うだろうけど」 言い返すと、今度はブルーが両手を広げてみせた。
7 23/11/06(月)00:42:11 No.1120976439
そちらからもしてこい、という意味のようだ。 そう解釈して、レッドは彼女の胸に飛び込んだ。 多少ふらついたものの、ブルーが受け止める。 「ちょっと、勢いよすぎ」 「ごめんごめん」 柔らかな胸の感触を味わう。 こちらを包み込んでくれるような、肌の質感と甘い香り。 愛する女性の乳房への安心感と喜び。 どうしてここまで心を揺さぶるのか。 「いいな…。 やっぱりオレ、ブルーの胸好きだよ」 「知ってる」
8 23/11/06(月)00:48:10 No.1120978630
頭を撫でられる。 母が子にするような優しい手つきに心地よさを感じる。 「レッド、エッチする時絶対に胸を触れるもの。 胸隠したままだと露骨に悲しそうにするし」 「そこまでわかりやすいのか?オレ」 「うん。普通にしてる時もチラチラ見てるし」 そこまでわかっていたとは。 いや、明らかに顔から目線を外して胸元に移せば気づくだろう。 自分では抑えようとはしても、男の本能には逆らえない。
9 23/11/06(月)00:57:19 No.1120981729
「ごめん」 「いいの。でもたまには胸以外のところも触ったりしてほしいかな」 「たとえば?」 「そうね…」 少し考え、ブルーが言う。 「お尻とかもいいけど、首もいいかも」 「首?」 予想外の回答。 触っても他と比べて特に何も特別な箇所ではない。 そこを触られたがっているとは。
10 23/11/06(月)01:02:27 No.1120983284
「あんまり触られ慣れてないから。 そこ触られるとドキッとしちゃうの」 「そっか…」 試しに首に触れてみる。 「っ…!」 ブルーが身を震わせた。 「さっきも触ったのに、急に反応違わないか?」 「そうなんだけど、レッドの手つきがさっきよりもいやらしくて…」 「そうなのか?」
11 23/11/06(月)01:12:19 No.1120986218
自分では気づかないが、そうなっていたのか。 こちらも驚くことになった。 「で、レッドはやりたいことってある? エッチの方で」 「そうだなぁ」 首や尻に触れながら、考える。 「これといって思いつかないんだけど、 ブルーはどういうのがいいんだ?」 「んー、さっきの触り方もそうだけど。 いつもと違うことしてマンネリにならないようにしたいなって」 「そっか…」 いつもの同じことの繰り返し。 それ自体は安心するが飽きに繋がりかねない。
12 23/11/06(月)01:20:11 No.1120988437
「いつもと違う格好でやるとか? コスプレとかさ」 「それもいいけど、体位変えてみるのもいいかも。 挿れてるところの感触も違いそうだし」 そうして話し込む。 疑問に思ってたことを、その勢いで言う。 「えっと、ブルーはさ」 「何?」 「オレとのエッチに不満ってあるか? つまらないとか」 「どうして?」 ブルーが首を傾げる。 「アタシ、不満そうな顔してた?」 「いや、そうじゃないけど。 聞いてみたかっただけで」
13 23/11/06(月)01:24:31 No.1120989672
自分では気づかない、相手の視点での意見。 今まで言えなかったが、それがこちらへの不満もあるかもしれない。 「多少はあるけど、すること自体はすごい好き。 だって、大好きなレッドとすることだから」 ふっと、優しく微笑みながらそう言われた。 どきりとする、柔らかな表情。 そんな顔をされたら、信じるしかない。 「…そっか。ありがとう」 「いいえ」 こちらを安心させるように口付けをしてきた。
14 23/11/06(月)01:28:37 No.1120990715
「じゃ、このくらいにしよ。 そろそろ晩御飯の準備しないと」 ブルーが立ち上がって、上着を脱ぐ。 また裸身が曝け出される。 彼女が服を着終わるまで、ずっとそれを見続けてしまう。 「アタシの身体に不満とかないかなーって聞こうと思ってたけど、その様子だと全然そんなこと無さそうね」 「うん、だってブルーの裸すごい綺麗だから」 「ありがとう。じゃ、この体型維持できるように頑張らないとねー」 言いながら、ブルーが退室した。
15 23/11/06(月)01:31:49 No.1120991564
「オレもそろそろ行くかな」 服を拾い、着込む。 上着から、ブルーの匂いがした。 ふと、違和感を感じ下を見る。 「…こっちも元気になっちゃったなぁ」 した後なのに、すっかり勃ってしまった。 これが落ち着くまで、まだ部屋にいよう。 そう思ってレッドは座り込んだ。
16 23/11/06(月)01:32:09 No.1120991638
以上です 閲覧ありがとうございました
17 23/11/06(月)01:35:47 No.1120992390
たまにはピロートークさせてみようとそれメインで書いてみましたが内容がそこまで思いつかないでこうなりました ストーリー組み立てられない時はそのシチュでこいつらはどういうこと言うか考えながら書くのでペース落ちちゃう
18 23/11/06(月)01:43:53 No.1120994141
>「いつもと違う格好でやるとか?コスプレとかさ」 ポケモン世界だとドンキの宴会想定な戦闘員服みたく売られてるR団服ありそう