23/10/30(月)12:58:35 神無月... のスレッド詳細
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23/10/30(月)12:58:35 No.1118357153
神無月末の行事といえばトレセン学園でも一般的なものである めいめいに仮装した生徒達が手に刺又を、箒を、鎌を手にしながら そして合法的に担当ではないトレーナーの元を訪れる事ができる 本番は明日ではあるが掛かり気味の10人程の者達が 高揚感を胸にやや緊張しながらもグラスワンダーのトレーナー 彼の住まいである寮の部屋のドアを叩いてお馴染みの言の葉を紡いでいた デッドオアアライブ 「「生か死か!」」 一瞬の間を置いてつい、と ドアに直線が走ったかと思うと瞬く間に三角形の軌跡を描き そして分厚い防バ仕様である戸板がウマ娘達の方にごとりと落ちる 息を飲む彼女達の向こう側で扉を隔ててぎょろりと一つの目がこちらを向いていた 「死を体験したいのか」 剣気に充てられ耐えきれなくなったのか数人がその場に倒れ伏す 「それとも、生を実感したいのか」
1 23/10/30(月)12:58:56 No.1118357253
ドアが開き薙刀を持ったグラスワンダーのトレーナーが姿を見せる 慄きながらも生徒達の口元は愉悦に歪んでいた もののふたるもの、仕合の極限のやり取りの中でしか生を実感する事が出来ない 悲しき性出でありそれはまた本能である 「キィィィィィィエッ!」 裂帛の声と共に飛来する魔性が一匹 鬼の仮装を纏ったグラスワンダーである事は言うまでもない 最低限の面積でしかない虎の毛皮で軽量化を図り屋根の上から降下する殺意の彗星 だがこれをトレーナーは一瞥もせず薙刀の石突で薙ぎ払った 岩をも砕くばかりの殴打。それをグラスワンダーは刃で受け、離れた所に着地する デッドオアアライブ 「…生か死か」 そしてゆらりと起き上がり、再び正眼へと薙刀を構えた デッドオアアライブ 「「生か死か!」」
2 23/10/30(月)12:59:35 No.1118357454
他の生徒達もそれを合図に熱に浮かされトレーナーへと殺到していく 「マヤわかんない…」 そんな様を淫魔の格好をしたマヤノトップガンが飴を舐めながら眺めていた
3 23/10/30(月)13:02:57 No.1118358462
嫌なハロウィンだな!?
4 23/10/30(月)13:03:16 No.1118358558
…なんか皆さん仮装がドスケベ寄りじゃない?
5 23/10/30(月)13:05:24 No.1118359176
>最低限の面積でしかない虎の毛皮 ローレルにあやかってる!
6 23/10/30(月)13:07:35 No.1118359722
俺はそっちのサキュバスマヤノ愛でてよう…