虹裏img歴史資料館

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23/09/04(月)00:08:50 昼過ぎ... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1693753730441.jpg 23/09/04(月)00:08:50 No.1097798003

昼過ぎのマサラタウン。 「はぁ…」 ブルーは家の中でため息をついた。 ここは彼女の自宅ではない。 最愛の恋人、レッドの家だ。 家の主人は今はいない。 海外に遠征に行っているからだ。 「やっぱりアタシもついていけばよかったかなー」 テーブルに突っ伏して、独り言が漏れる。 「あー、早く帰ってこないかなー」 ねー、とボールの中のみんなに同意を求める。 答えてくれたのか、ボールが揺れる。

1 23/09/04(月)00:09:43 No.1097798298

思い起こせば1週間前。 レッドから遠征の話を聞いたその日。 いつ帰ってこれるかわからないという彼の言葉に、 ブルーは久しぶりの休みだからと家族といることを優先して断ったのだった。 「あの時一緒に行ってたら…」 後悔しても今更遅い。 ため息をついても現実は変わらない。 家族と過ごせた休日は有意義だった。 だけど、それも終わりが近い。 明後日にはまた仕事だ。 マサラを出て、イッシュに向かわなければならない。

2 23/09/04(月)00:10:34 No.1097798579

それまでにレッドに会いたかった。 愛する人と過ごしたかった。 だけどそれは叶わない。 自分と彼はすれ違う。 次に会えるのはいつになるか。 そんな暗い考えが頭の中を埋めていく。 「ってダメね。そんな弱気じゃ」 身を起こして、気を取り直す。 欲しいものは手に入れてきた自分はどこに行ったのか。 あの頃に戻りたいわけではない。 でも、満たされたことで失ったものがあるのも事実だった。

3 23/09/04(月)00:11:14 No.1097798832

このままではいられない。 残された時間が少ないのならば尚更だ。 ならば行動に移さなければ。 「えっと、今レッドがいるのはどこかしら」 「オレがどうしたって?」 「…え?」 自分以外の声が聞こえる。 ここに入れる人物。 聞き慣れた声の持ち主。 自分の独り言の内容に関係する者。 それは1人しかいなかった。

4 23/09/04(月)00:12:17 No.1097799173

声のした方を見る。 そこには思い浮かべた通りの人がいた。 「レッド!」 「おう、ただいま」 返事をしてくる彼。 不安を吹き飛ばしてくれる温かい笑顔。 愛しいこの人。 会いに行こうと思っていたところでの再会。 拍子抜けしそうなくらいのあっさりとしたものだった。 だけどそんなことはもういい。 この人とまた会えた。 それに勝る関心はなかった。

5 23/09/04(月)00:13:10 No.1097799476

「レッド…!」 「うわぁっ!」 彼に身を寄せる。 が、勢いをつけすぎて押し倒してしまった。 倒れた先がソファだったため大したダメージにはならなかった。 「ごめん、大丈夫?」 「あ、ああ。ブルーこそ」 頭を撫でられる。 久しぶりにされた触れ合い。 それに心地よさを感じて、彼の胸板に頬を擦り寄せる。

6 23/09/04(月)00:18:18 No.1097801081

「えっと、ブルー。そろそろ離れてくれると…」 「レッドは、アタシが甘えてくるのイヤなの…?」 体勢的に自然に上目遣いになりながら言う。 「久しぶりに会えたのに、 甘えたくなったアタシのお願いを聞いてくれないの…?」 目に涙も浮かべる。 演技ではある。 だけど、少しだけ自然に涙が浮かぶ。 「そ、そんなこと、ない、です…」 「ありがと♡」

7 23/09/04(月)00:21:08 No.1097802062

お礼に彼の首筋に指を這わせる。 くすぐるように指を触れさせ、そこに口付けもする。 「好き、レッド」 「えっと、オレも」 正直に言えたご褒美に、今度は口にした。

8 23/09/04(月)00:29:33 No.1097804864

それから身体を起こして、ソファに座り直した。 「おかえり、レッド」 「ああ、ただいま」 改めて迎えの挨拶をする。 「もう、帰ってくるなら連絡くらいしてよ」 「たはは、ごめん。 ブルーをびっくりさせたくってさ」 「確かにびっくりしたけど…、 ちょっと意地悪が過ぎるんじゃない?」 半目で睨むと、レッドは引き攣った笑顔になった。

9 23/09/04(月)00:38:41 No.1097807920

ちょっとした恨みも込めて、彼の肩に頭を乗せる。 「ブルー?」 「埋め合わせに、アタシを甘やかして。 それで許してあげる」 「それで許してくれるなら、そうするよ」 肩を抱かれる。 「もっと」 「ええ…」 抵抗を見せた彼を睨むと、顔を引き攣らせていた。

10 23/09/04(月)00:47:36 No.1097811002

「ろくに連絡もくれなくて、帰ってこないことにアタシがどれだけ辛かったか。 レッドにはわからないでしょうね…」 「だからごめんって。 許してくれよ」 そっぽを向くと、肩を叩かれた。 「こんなんじゃダメ。 もっとアタシを喜ばせて」 「えっと、どうしたら…」 困り果てるレッド。 そんな彼の顔を見て、少し溜飲が下がる。 顔を近づける。 「え…」 「わからない?」

11 23/09/04(月)00:52:33 No.1097812774

目を閉じて、軽く唇を突き出す。 ヒントは十分すぎるほど与えた。 いくら鈍感な彼でも、ここまですれば気がつくだろう。 「ん…」 しばらく待つと、唇に感触がした。 薄目で様子を伺うと、すぐ近くに彼の顔があった。 「よくできました」 こちらからもやり返す。

12 23/09/04(月)00:57:41 No.1097814495

「これで大丈夫か?」 「ダメ」 キッパリと言い切る。 困惑する彼を置いて、立ち上がる。 そして服を脱ぎ出した。 下着も脱いで、裸になる。 恥ずかしいところも隠さず、レッドの目の前に立った。 「キスだけじゃダメ。 アタシをもっと愛して」 生唾を飲んだ音の後、彼は頷いた。

13 23/09/04(月)01:06:04 No.1097817243

レッドも裸になり、密着する。 鍛えられ固いレッドの身体に、柔らかなブルーの肌が押し付けられる。 剥き出しの腰に手を回される。 そのまま尻の片方を鷲掴みにされる。 「んむっ」 啄むようなキス。 それと同時に尻が形を変えていく。 特に尻を触られること事態は感じるということはない。 だけど、自分の身体が征服される。 愛する人に好きに弄られる。 その事実は、ブルーの心を満たすものだった。

14 23/09/04(月)01:12:20 No.1097819061

やや乱暴な手つきで、乳房も揉まれる。 彼とて久方ぶりに触れる女体に興奮しているのだろう。 いつもよりも、荒い動き。 首筋に痛み。 どうやら彼にキスマークをつけられたようだ。 構わない。 笑顔を見せると、レッドは頷いた。 「待って」 彼を止める。 すでに勃ち上がっている男性器を、ブルーは太ももで挟み込んだ。

15 23/09/04(月)01:20:34 No.1097821507

「そろそろ、レッドも気持ちよくしてあげる」 太もも同士を擦り合わせる。 太い彼の肉棒に締め付けと摩擦を与える。 「んっ…」 時折、自分の割れ目にも擦れる。 彼だけでなく、自分も快感を得ていた。 「はぁっ、はぁっ…」 何度かそうするうちに、肌に湿り気が浮かぶ。 薄い汗だが、別のものもある。 自分の股には、確実に汗以外のものによる水気が生まれていた。

16 23/09/04(月)01:20:45 No.1097821565

スレッドを立てた人によって削除されました これ実話らしいな

17 23/09/04(月)01:26:08 No.1097823125

「入れるから、レッドは動かないでね」 宣言した後、肉槍を割れ目に当てて中に沈み込ませる。 「あっ、あぁ…」 思わず声が漏れる。 久しぶりの、彼のもの。 それが身体の中に入り込む。 完全に腰が密着するまで近づく。 目が合う。 飢えている。 腹を空かせた獣のように、彼の目はギラついていた。 怯えはない。 何度も見た目。 自分も同じようになっているのだろう。

18 23/09/04(月)01:30:28 No.1097824275

「アタシが、動くから」 快感に耐えながら、腰を動かす。 膣内から伝わる感触。 体内で別のものが擦れ、締め付けることによる感覚。 それに脳を焼かれる。 もっと味わいたい。 欲望のままに動きたい。 その願いを叶えるため、動きが激しくなっていった。 「レッド、レッドぉ…」 名前を呼ぶ。 何か意味があるわけではないが、無意識にその名を口にしていた。 「ブルー」 呼び返される。

19 23/09/04(月)01:34:28 No.1097825243

背筋を、言い知れない何かが駆け巡る。 快感と愛情。 それに身も心も満たされていく。 「ブルー、そろそろ…」 「いいよ…、出して」 意図を理解し、促す。 直後、何かが流れる感触がした。 中に出されたのだ。 「あっ、あぁっ!!あぁぁっ!!」 それを理解した瞬間、頂点に至り悲鳴のような声をあげた。

20 23/09/04(月)01:37:21 No.1097825891

「ブルーは休み明後日までだっけ?」 「そう。だから、それまで目いっぱい可愛がってね♡」 ウインクすると、レッドがため息をついた。 「でもいいや。オレも久しぶりに会えたブルーに色々したかったことあるし」 「え」 戸惑っていると、レッドに押し倒された。 「次はオレの方からだけど、いいよな?」 こちらが何か言う前に、唇を塞がれた。

21 23/09/04(月)01:37:32 No.1097825924

以上です 閲覧ありがとうございました

22 23/09/04(月)01:38:40 No.1097826198

久しぶりにエロいレブルが書きたくてこうなりました これで通算180作目です

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