虹裏img歴史資料館

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23/08/06(日)14:20:35 夏合宿... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1691299235753.jpg 23/08/06(日)14:20:35 No.1087115772

夏合宿。トレセン学園において恒例の行事ではあるが 梅雨が長かった今年はよりウマ娘達の鬱憤が溜まっていた 無論の事VRという手もあるのだがはやり本能的に地面の感触を彼女達は求めるのだ 合宿所につくなり矢のように海辺へと放たれたウマ娘達は その勢いのまま海へ、そして勢いのまま上半身を砂浜へと突き立て埋没させる そんな尻ぶすまの間を縫い海岸を駆ける者がいた ダイワスカーレットのトレーナーである 担当ウマ娘の駆ける姿を見守り続ける彼等の中にも走る事への衝動は存在する ヒトの歩みはウマ娘のそれとは違う。共に駆け抜けると言葉に直すのは容易である だからこそ時には自ら身体を動かし、そして訓練メニューを編み上げるのだ 砂浜を駆け、やがて松林を差し掛かる頃には呼吸と足音が一つ増えていた 担当であるダイワスカーレットである 「…お前の方が併せてくるのは珍しいじゃないか」 「いいじゃないの。一緒にいけばそれは両方一番、って事でしょ」 「そうか。じゃ、少しだけ付き合ってくれ」

1 23/08/06(日)14:20:46 No.1087115812

言葉は要らなかった。衝動は同じである 遠くに見える入道雲をまるで目的とでもするかのようにヒトとウマ娘が駆ける 松林を抜け、垂直の断崖を駆け、落石を砕き 遭遇した猪を屠り、肉を食らい、焼き、毛皮を剥ぎ 川面を走り、山を越え、谷間の向こうへと相方を投げ飛ばし自らも加速をつけ飛翔する やがて県境を越え日暮れの予感に気づき折り返し 元来た道を辿り合宿所へ着くころには夜更けであった ヒトとウマ娘が仲良く関係者らからの叱責を受ける 合宿中の風物詩の一つである。

2 23/08/06(日)14:23:47 No.1087116744

目線久しぶりに見た …野生化してる…

3 23/08/06(日)14:24:25 No.1087116923

目線ダスカ帰ってきたのか

4 23/08/06(日)14:25:30 No.1087117264

ダストレまた人間から遠のいてる

5 23/08/06(日)14:27:35 No.1087117898

目線久しぶりに見た…

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