虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    23/08/05(土)01:22:31 No.1086529904

    待ち合わせ場所の古聖堂で、既に彼女は静かに一番前の席に付いて祈りを捧げていた 男が扉を閉め切ると、おもむろに立ち上がり、通路の中央で彼を深くお辞儀で出迎えてくれる つかつかと歩いていけば、聖堂の端には護衛が影に潜んで佇んでおり、視線を感じ次第彼女らも礼を返す 「先生。長期間に渡るお仕事、お疲れさまでした。結果は……先生にとっては、残念なものになってしまいましたね」 自ら締め付ける胸をなだめる様に、先生はシャツの胸元を握りしめる それでも言うべきことを、もう一度はっきり伝えると、彼女は、桐藤ナギサはにっこりと微笑んだ 「私たちは、自分の信じたことを成したまでです。同じトリニティの仲間としてミカさんと袂を分かったのは、今でも残念には思いますが……」 俯き、指を合わせ、恋する乙女のような表情で、しかし確固たる決意を持って返答をする 傷つけあう道の他には無かったと言わんばかりに

    1 23/08/05(土)01:23:02 No.1086530031

    トリニティ内部を二分する戦争が発生したのが1ヵ月前 ナギサ、セイアに対して、ミカが有力生徒を味方に付けてクーデターを起こした形で始まったその戦いは、やがて各校へと伝播していった ミレニアムサイエンスクールの本格参戦、消滅したはずの特殊部隊の噂、羽沼マコトの失脚、多くの傷跡を残した戦争は、ナギサたちの勝利に終わった 聖園ミカらを始めとする主要人物はどこかへと移送され、現在の行方は彼女らしか知らない 「楽園奪還作戦……随分と、嫌われてしまったものですよね。ですが、きっとこれからは理解っていただけると信じています」 それに、と彼女が失望したような眼で付け加える 「……ミカさんはあなたを拒絶しました。私情はさておいて、自分を追放した陣営の執り成しをお願いしにくるなんて、客観的にはおかしな話なように思えますが……?」 先生を擁立を謳ったナギサ側、先生の追放を謳ったミカ側、結果的に彼はどちらにも属せず、中立の立場として紛争調停に奔走しつづけたのだ そして、その取り組みが実ることも無かった

    2 23/08/05(土)01:23:20 No.1086530101

    それでもなお彼がミカ達に救いの手を差し伸べるのは、傍からみれば狂気の所業と言われても致し方ない 彼はただ、全ての生徒に苦しみに寄り添いたいだけである 「…………ええ、ええ、そうですよね。だからこそ、貴方様は貴方様足り得るのですから。そんな貴方様だからこそ……」 ナギサが小さく呼びかけると、まってましたと言わんばかりに長髪の少女がかけてきて、タブレットを先生に手渡す そこには拘留されているミカ、ハナコ、チェリノなど敵対勢力の内連行された生徒全てのライブ映像が映し出されていた どれも消沈こそしてはいるが命に別状は無い 「全員、誓っていかなる危害も加えていないことを保証します。現在の都市の管理者であるアリスさんも納得してくれています」 「はい!アリスは先生の嫌がることはしません!」

    3 23/08/05(土)01:23:34 No.1086530152

    天童アリス、および天童ケイ 名も無き神々の王女として完全に自身の力を掌握し、要塞都市エリドゥすら手中に収めた彼女らがナギサに協力したのがこの戦争の趨勢を分けた あらゆるものを"改変"して任意兵力に作り替える彼女らを相手にできるのは、キヴォトスでも片手で数えられるほどの数しかいない ナギサとは思想の一致で意気投合したようだ。そうなる前に接触を断つべきだったのかもしれない 「彼女たちを……そうですね、解放はできませんが、面会の機会を設けることはできます」 先生の目の色が変わる 今はとにかく安否だけでもこの目で確認したい アリスたちを信じていないわけではないが、それでも─── 「ですが、条件が。アリスさん」 「はい。えーっと、確か……」 「こっちじゃなくてこうですよ、王女」 「あっ、そうでした。ありがとうございます、ケイ」

    4 23/08/05(土)01:23:51 No.1086530237

    『トリニティ総合学園の総合権限委任受諾書』 受け取れない、彼がそう言おうとした矢先、画面がめちゃくちゃに点滅する 赤、青、紫、虹、鮮烈な光を浴びたのは数秒間だったが、なぜか妙に体が重い 「……全ては、先生のため。貴方様に私の持てる全てを捧げるため」 脈拍が上がる、息が熱を持つ、腹の奥から、何か熱い物がこみあげて止まらない 彼女が言っていることが彼には理解できない。いつ、誰が、そうしてほしいと頼んだのか 「貴方様がこれを望まないというのは、十分承知しているつもりです。……ああ、ですが」

    5 23/08/05(土)01:24:19 No.1086530375

    きゅう、と自身の体を抱きしめて、恍惚とした顔でナギサは語る 「迸るこの愛を、私は抑えきれない……!たとえ不要物だとしても、踏みにじられる定めだとしても、持てる全てを委ねてしまいたい気持ちを止められない……」 身も、心も。権利も、地位も、思想も、人脈も。友人も、部下も、何も知らないわが校に在学しているというだけの仲間たちも 大切に扱われることを思って褥を濡らし、悪意を持って凌辱されることを想像して身悶えし、興味ないと打ち捨てられることを考えながら果てる日々 そんなところに同じ志を持つ同志と出会ってしまったら、止まれなくなってしまうのも無理はないのではないだろうか 「サブリミナル、というのでしょうか。軽く理性の枷を、外させていただきましたが……こ、これは、予想以上に……❤」 絶望、無力感、自己嫌悪、遣りどころの無くなった感情が全て目の前の少女に収束していく

    6 23/08/05(土)01:24:53 No.1086530513

    彼女(こいつ)のせいでみんなが傷ついた、彼女(こいつ)が全部滅茶苦茶にした だったら望み通り、"おしおき"をくれてやろう 「ひっ……!い、痛っ……、せ、先生……っ❤」 細い腕を掴み、大きく平手打ちをかます 講壇に腹から追突し、呻くナギサの頭を押さえつけ、もう片方の手をスカートの下に差し込む 椅子に座ってばかりで大きくなった尻を指を立てて乱暴に揉みしだき、タイツのクロッチ部の感触を堪能する 歓喜とも悲鳴ともつかぬ声を他所にそのままタイツを破り散らし、乱暴にシルクのショーツを下ろした 「はっ……はひっ……❤や、やめ……っ❤」 言葉とは裏腹に指にまとわりつくぬるりとした感触に、歯ぎしりをする 乱暴に指を突っ込んでも、痛がるどころか嬌声と共に根元までずぬりと飲み込んでしまうのだから始末に負えない 適当にかき回して前戯としてやり、そのまま腰を台の縁まで持ち上げて固定する

    7 23/08/05(土)01:25:12 No.1086530598

    不安定な姿勢でじたじたとみっともなく足掻くのがうっとおしくなり、その白と黒がコラージュされたような臀部を大きく一回叩く 「んぎぃっ……」 二回、三回、四回、白が赤に変わり、上半身の動きが鈍くなったあたりで、股間を自分の腰の位置まで調整する ゆらゆらと台に引っかかって揺れる足付きのオナホールを抱え、ゆっくり、深く陰茎を形のいい尻に沈ませていく 抵抗を感じたら、少し力を入れてしっかり根元まで入るよう引きずり込む ハンドル代わりの胴体は入れ始め激しく硬直したが、しかし沈むにつれて力が抜けていき、最後には浅い呼吸だけを残してぷるぷると震えるばかりになった 息ができないのだろう。挿入れ初めの潰れるような声の後には喘ぎ声すら聞こえてこない 知ったことかと挿送を始めると、喉から空気が掠れ出るような音だけ聞こえる 必死に上半身を肘と手のひらで支え、酸素を求めてだらしなく舌は垂れさがり、奥の方を付くと耐え切れずに透明な何かを台上に吐き出した

    8 23/08/05(土)01:26:04 No.1086530812

    他に使った3人と比べると、小柄でも、動くタイプでもないので緩くふんわりと柔肉がチンポ全体を包み込む 逆に言えば刺激が少々物足りないので、その分激しく使い込むことになりそうだ 「かひゅっ……ふっ……ひっ……んぎゅ……っ❤………………はひっ、んぎぃっ────……ひ、ひぃ、ひぃ、ひぃ……っ❤」 涙を垂らし、鼻汁を垂らし、胃液を垂らし、脳内麻薬を垂れ流す 荒い手段を使ったのに負い目はあるが、そんなことはこの幸福の前では些事である 愛する貴方にこの秀でたところの無い体を使ってもらっているという事実だけで全てが報われ、雪がれる すこしずつ上がる肌の触れ合いの頻度も、お腹が物理的に上下する感覚も、彼が興奮してくれていることに他ならず そしてその途切れ途切れの思考も、突如胎内に迸る熱によって一色に染め上げられる 「ふぐ、お、お”────────────っ……❤❤❤❤❤」 どくん、どくんと胎内に直接繋げられたポンプを通して、この世で最も貴重な遺伝子が注ぎ込まれる 拍動の度に3㎜お腹がせり上がり、10回になっても止む気配はない

    9 23/08/05(土)01:26:19 No.1086530880

    とっくに内容物を吐き出し切ったと思っていた胃から残りの酸が全部空気と共に排出され、ぺたんと潰れた風船のように収納される ぱちぱちと脳に走る火花は錯覚ではなく、彼女の人格を暴力的な快感に不可逆的に破壊していることの余波である およそ2分間に渡る射精の結果は、彼女の内臓の配置と精神構造を徹底的に破壊せしめるものとなった しっかり腰を支えて、長い一物をゆっくりと引き抜いていく 抜けた瞬間大きく彼女の体は痙攣し、続いて無理やり納めていた分の精液が塊となって逆流し、床に落ち、広がった それでもその恐るべき濃度によって4割ほどは子宮内に残留し、妊娠初期かのように少女の腹をゆがめていた そっと抱きかかえて床に座らせてやると、放心しきった顔が少しだけ和らいだような気がした 「先生!」 後ろから一部始終を見守っていたアリスがやってきた ケイは、まだデータ上でしか見たことの無い壮絶な交尾シーンに、聖堂の椅子がびしょびしょになるまで自分を慰めて悶えていた アリスは、先ほどのタブレットを差し出して笑顔で語る

    10 23/08/05(土)01:26:29 [おしまい] No.1086530929

    「ナギサさんの気持ち、今なら受け取ってくれますよね!」 死んだ人形のように白い水たまりに沈むナギサを一瞥する ぐったりと目を伏せたまま座り込む彼女は何も答えない 捺印欄に、指を乗せた

    11 23/08/05(土)01:26:41 No.1086530966

    多次元解釈です

    12 23/08/05(土)01:32:54 No.1086532441

    ナギちゃん壊れちゃった…

    13 23/08/05(土)01:33:25 No.1086532568

    ナギサ怪文書くれって言ってた「」か…? そうなら自分で書いたのか…偉いな…

    14 23/08/05(土)01:39:29 No.1086533901

    めっちゃ良かったんだけどついでみたいに失脚してるマコトちゃんで笑っちゃってさ…

    15 23/08/05(土)01:42:30 No.1086534589

    先生には一生愛されない存在になっちまったな、ナギちゃん…

    16 23/08/05(土)01:42:55 No.1086534692

    >めっちゃ良かったんだけどついでみたいに失脚してるマコトちゃんで笑っちゃってさ… まぁ…別にいいんじゃない? マコトだし

    17 23/08/05(土)01:44:34 [s] No.1086535058

    師弟つながりでミヤコは一応出したけど絡ませる余地はなかった

    18 23/08/05(土)01:44:54 No.1086535115

    >先生には一生愛されない存在になっちまったな、ナギちゃん… 憎しみもまた愛ですよミカ

    19 23/08/05(土)01:45:38 No.1086535280

    勃起はするから性欲はあるんだ

    20 23/08/05(土)01:49:06 No.1086536025

    貢ぎマゾになっただけで無敵になった女だからな…

    21 23/08/05(土)02:14:25 No.1086540934

    この後生徒全員44cmで雌穴に改造されるのが確定してるのがいいよね…

    22 23/08/05(土)02:41:43 No.1086545613

    クックック…順調に『色欲』は広まっているようですね…

    23 23/08/05(土)02:44:15 No.1086545983

    クソみてぇな旗でも拭く布ぐらいにはなるからな…