虹裏img歴史資料館

1 23/08/02(水)23:33:10 No.1085783668

このお店は後30分でガサ入れが入るので閉店

2 23/08/02(水)23:52:00 No.1085791039

「せ～んせっ♡」 「もう1本いかがですかぁ♡」 「あははっ！1本と言わず何本でも持ってきなさ～い！」 白瀧弓美、35歳。うさぎさんに酌をさせて人生の絶頂にあった。 長椅子の片側に侍らせているのは公輪亞海、90点。もう片側に侍らせているのは御堂筋華、85点。 視界が幸せだった。右を見ても左を見ても年下、小柄、豊満な体つきと弓美の性癖ドストライクの美少女、それもウサ耳かわいいバニーガール。 スーツに閉じ込められた胸がふたりとも窮屈そう。もちろんこの胸だって弓美の思い通り、触り放題揉み放題。 ふたりの腰に手を回して抱き寄せ、体格に不釣り合いなくらい大きな胸を下から支えるように軽く揉んだって怒られないのである。 「あんっ♡」 「やっ、もぉ、せんせぇ♡」 蕩けるような笑顔を浮かべた2匹のうさぎさんが弓美の身体へしだれかかるようにくっついてくる。 その肢体の柔らかさ、瑞々しさ。弓美は高揚した。絶対にこの2匹のうさぎさんをお持ち帰りする。ベッドの上で可愛がる。───決意は固い。 最っ高。もう死んでもいい。これが夢ならどうか覚めないで。 夢だった。起きた弓美はその夢の儚さにひとり涙した。

3 23/08/02(水)23:52:55 No.1085791409

儚い

4 23/08/02(水)23:55:30 No.1085792358

ろくでもない夢見てる…

5 23/08/02(水)23:55:35 No.1085792385

（その横で夢を共有させられてるキャスター）

6 23/08/02(水)23:56:43 No.1085792794

>（その横で夢を共有させられてるキャスター） どうせ（このうさぎさんたち繁殖能力高そうですわね）とか考えてるだろうし…

7 23/08/02(水)23:58:59 No.1085793646

影宮市の闇たる淫行教師を葬る正義のアサシンとチンピラ早く来てくれ

8 23/08/02(水)23:59:08 No.1085793704

割り込むようで悪いが泥を投げさせてもらった 何故ならあと1分でバニーの日が終わるからです https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%C0%BB%A5%E1%A5%E9%A5%F3%A5%B2%A5%EB

9 23/08/03(木)00:00:48 No.1085794335

でかした！

10 23/08/03(木)00:01:57 No.1085794810

>割り込むようで悪いが泥を投げさせてもらった それで……バニースーツは？

11 23/08/03(木)00:02:24 No.1085794973

>>割り込むようで悪いが泥を投げさせてもらった >それで……バニースーツは？ 聖女やぞ！！

12 23/08/03(木)00:02:34 No.1085795021

マスター、紅茶とスコーンをご用意しました。 どうなさいましたか……？実に俗な夢想を追いかけ、その果てに現実の全てを失ったような顔をしていますが…… はい、もうバッチリと覗かせていただきました。大きい胸を掬い上げるのがお好き、ですね？ さらに人生を溶かしたような顔になりました、ね。そう落ち込まないでくださいまし。 夢が見せる幻とて、時に愉快な発想を齎すもの。ここは、そう。とりあえず生きた兎を準備するとしましょうか……早速お試しになられますか？マスター。

13 23/08/03(木)00:03:02 No.1085795171

ブリギットオカンはバニー着てた記憶があるから聖女でもバニーを着せなさい

14 23/08/03(木)00:03:32 No.1085795332

>聖女やぞ！！ 聖女がうさぎさんになってはいけないという法則があるのか いやむしろ聖女こそうさぎさんになるべきではないのか 聖女系サーヴァントを根こそぎうさぎさんにするべきではないのか

15 23/08/03(木)00:04:18 No.1085795639

マルガリタおねえちゃんもバニーを着ていた 聖女はバニー

16 23/08/03(木)00:06:12 No.1085796350

経産婦にもバニーを！？

17 23/08/03(木)00:06:52 No.1085796576

>経産婦にもバニーを！？ そうだ　経産婦すべてに着せてもいい ナイムネも同じである

18 23/08/03(木)00:07:00 No.1085796624

夢見心地、というのは文字通りにこのことか。 目が覚めた繧は、ベッドの枕元に備え付けられた電子時計が午前五時を示しているのを確認する。 そのまま視線を横へ見やると、掛け布団を抱き締めながら極上の笑顔を浮かべ微睡む先生の姿があった。 ダブルベッドであるというのに全ての掛け布団を引っ剥がし、その上で自らの腕の中に抱き留める。 なんたる強欲。肌寒いと思ったらこういうことか。一糸まとわぬ身体に、手近にあったバスローブを羽織る。 すると突如として先生は目を覚ました。そしてそのまま、浮かべていた笑顔は何処へやらぽろりと涙を零す。 面白い。この感情の上下は一体どのような理屈によって持たさられたものなのだろう。 その姿に掛けるような慰めの言葉は無い。ただ、脳裏に思い浮かんだ諺だけを告げる。 「…………鱼和熊掌不可兼得。何事も程々が大事ですよ」 そう。事実、ワタシもこうして程々に節度を保って関係を申し出たわけだし。 夢幻と消える二兎より、確実な一兎で満足しませんか。そう溢れかけた言葉を喉の奥で押し止めるのだった。

19 23/08/03(木)00:08:54 No.1085797296

「一周回って感心すらしてきた。ああ我らが父よ。お許しください」 マルガリタはそう言って指で十字を切った。普段の貞淑な服装ではなくやけに過激な服装で。 かなり際どい切れ込みをした肩出しのボディスーツ。頭には兎の耳を模したヘアバンド、尻には兎の尻尾を模した飾り。 つまりはバニーガールだった。マルガリタは正式に聖人認定をされている聖女であったが、うさぎさんだった。 網タイツの脚でスツールに腰掛け憮然とした表情のマルガリタは、丸テーブルを挟んだ向こう側でフィッシュアンドチップスをビールで喉の奥に流し込んでいた小柄に言った。 「そのあたりどう思うの、ビディ」 「え、それ小生に聞く？　ひょっとしてマルちゃんも小生のこと小馬鹿にしてる？」 ビールジョッキがあまりにも似合わない、ほとんど子供にしか見えないブリギットはそう言ってマルガリタを睨む。 ブリギットもマルガリタと同じような格好だったが、それなりに女性的な体つきのマルガリタと違いブリギットは幼児体型だ。 だもので、余計にバニースーツに着られている感が漂っている。いやこれはこれでという層もいるかもしれないがそんなやつは主の天罰を受けるがいい。

20 23/08/03(木)00:09:08 No.1085797401

「だいたい変な特異点に放り込まれたと思ったら気が付いたらこの格好。 　服も兎の耳も脱げないし、おまけに周りは人理の中で聖人認定された女の子ばかり。ねえマルちゃん、これ何の悪意？」 「知らないわよビディ。分かることはこの特異点の主が我らが父に楯突く愚か者ということだけだわ。一刻も早くこんな格好やめたいのだけれど」 顔を突き合わせれば溜め息ばかりのふたりの耳に受付嬢の声が届く。 「ユスティナさーん。ご指名でーす」 「はぁい」 返事の穏やかさによく似合うふくよかな、いや豊か過ぎる肉体がスツールに腰掛けてだらだら時間を潰すふたりの聖人の前を通り過ぎていく。 その圧倒的胸囲。圧倒的お尻の大きさ。圧倒的女体としての魅力がフロアの外に消えていった。ふたりの間に訪れた沈黙は一瞬だった。 「マルちゃん、小生決めてることがあるの」 「何かしらビディ、予想はつくけれど主に誓って聞き届けます」 「特異点攻略が為ったら首謀者を主の断罪に代わってぶちのめす。私以外の」 「奇遇ね、私も同じことを考えていたわ。主も汝しばくべしと仰ってる（※推定）だから無問題」 格差社会を生み出すもの、即ちDIE───。

21 23/08/03(木)00:09:24 No.1085797489

なんか懐かしいSSの話が急に出てきたから再放送

22 23/08/03(木)00:09:43 No.1085797594

>夢が見せる幻とて、時に愉快な発想を齎すもの。ここは、そう。とりあえず生きた兎を準備するとしましょうか……早速お試しになられますか？マスター。 兎はねぇ…美味しいけど下処理が面倒なのよねぇ 昔…この家リフォームしてる最中に兎かっ捌いてたら近所に見られて幽霊屋敷から殺人鬼の住む屋敷に都市伝説がグレードアップしてチンピラとか輩が肝試しに来るようになって苦労したわ… えっ？うちに来た輩？きっと美味しくなかったでしょうね 私は食べなかったから知らないけど

23 23/08/03(木)00:10:46 No.1085797947

「マスター、可及的速やかな特異点解決をお願いします…！」 「マスターくん、ホントにホントですよ…！？」 何の恨みがあるのか、聖人ばかり集められたうさぎさんのお店は悪化の一途を辿っていた。 「ハイ、ガンバリマス」 目の前のマルガリタとブリギットは顔が真っ赤だった。 さにあらん。制服がいつの間にかバニーからメイドバニーに、そしてメイド水着バニーへ。 ビキニタイプの水着が奇跡的なデザインによりちゃんとメイド服に見え、そして残された耳と尻尾がバニーを示している。 メイド服らしさを残すために若干布面積が広めに取られているのが救いと言えた。 まあ、お腹も胸元も容赦なく露出しているのだが。ふたりの白い肌が眩しい。 というかちゃんと女性的な体つきのマルガリタはともかく子供体型のブリギットはもう犯罪だった。 「次にどんな格好をさせられるか皆目見当もつきません。早く…主に叱られるような格好になる前に…早く！」 「もうすっかり叱られるような格好だと思いますけれどね…！」 ふたりにしては珍しく余裕のない切迫感があった。 彼女らの名誉のために特異点解決を頑張ろう。決して次にどんな格好になるか気になるとかはない。

24 23/08/03(木)00:10:47 No.1085797951

>そう。事実、ワタシもこうして程々に節度を保って関係を申し出たわけだし。 こいつら交尾したんだ！！！

25 23/08/03(木)00:11:02 No.1085798027

テーブルの上には仄かに湯気を上げるオムライス。 オムライスの上にはケチャップで描かれたハートマーク。 そして机の前には引きつった笑顔を浮かべるマルガリタ（メイド水着バニーの姿）があった。 そしてその白い指が油の差さっていない機械のようにみしみし軋みながら重ね合わされ─── 「美味しくなぁれ♡萌え萌えキュン♡」 ああ、なんかもういっぱいいっぱい。 マルガリタはがたーんとケレン味たっぷりにその場に膝をついた。 固唾を呑んで見守っていたブリギット（メイド水着バニーの姿）が駆け寄った。 「ビディ…！もう我慢出来ない、これは竜の腹を割くよりも厳しい拷問…！ 　主よ、試練に耐えかねる私を決してお赦しならないでください！」 「マルちゃん！マルちゃんはよくやったよ…！偉いよマルちゃん、主もきっと微笑んでおられるよ！」 ああ、特異点解決が遅れたせいで彼らがこんなことに。 頑張ろう。今度は本当に頑張ろう。いよいよ見ていられなくなってきたので。 トーナメントで敗退した戦友を支え合うかのようなふたりの前でオムライスを頬張った。 ヴォーノ。彼女の呪文詠唱によりちゃんと美味しいのがせめてもの救いだった。

26 23/08/03(木)00:11:26 No.1085798174

えっちなSSがどんどん出てくる！

27 23/08/03(木)00:14:41 No.1085799292

最近来た聖ヘレナさんも付き合ってあげて

28 23/08/03(木)00:22:20 No.1085801987

先生…とっかえひっかえ女の子を弄んで…

29 23/08/03(木)00:36:56 No.1085807127

つう、と無理やり笑顔を作るヘレナ（メイド水着バニーの姿）の唇の端から赤いものが漏れる。 「かは…っ！」 吐血した！？ 跪いて生まれたての子鹿のように震えるヘレナの肩をマルガリタ（メイド水着バニーの姿）とブリギット（メイド水着バニーの姿）が急いで支えた。 「さすがに…っ！さすがにこの試練は想定外です…っ！こんなお婆ちゃんにこんなハイカラすぎる服を着せちゃ駄目…っ！極刑レベル…っ！」 「大丈夫…！ヘレナもちゃんと似合ってるよ！かわいいうさぎさんになりきれてるよ！えらい！」 「恥じらいを捨てるのよ…！主が私たちの人々に対する愛をお試しになっていると妄想、いえ設定すれば乗り切れるわ…！」 うーん、このふたりはもう駄目そうだ。お目々がぐるぐるしてしまっている。 時間の無情さを感じずにはいられない。このふたりだって最初は顔真っ赤にして恥ずかしがっていたのに最近は『萌え萌えキュン♡』って平気で接客をしている。目が死んでいるけれど。 「駄目です……おっぱいだって……こぼれそうにっ！」と立ち直れないヘレナを慰めるふたりがこっちへ無言で微笑みかけてくる。 おっかない。なるべく早く特異点解決しよう。

30 23/08/03(木)00:41:14 No.1085808552

このお店俺も行きたい

31 <a href="mailto:1/2">23/08/03(木)00:41:40</a> [1/2] No.1085808696

痛い、熱い……自分の体だと言うのに自分の言うことを聞かない……。 ベッドで横になっているのに指の一本を動かすにも気力と精神力がガリガリと削られていく。体の内側から、細胞から作りが変わっていく 立ち上がらなければ、主導権を取り戻さなければ自分が自分ではなくなってしまう。人間ではなくなってしまう。 拳を握り締める、奥歯を噛み締める。体に力を込め、ゆっくりと体を動かす。 ……魔力による強化はダメだ。私の中にずっと昔からいるアイツにエサを与えてしまう。 なんとか身を起こすとベッドの脇に置いてあった無針注射のモルヒネを左腕に打ち込む。 「ふぅ……」 痛みが和らぎ、アイツの侵食を抑え、私が主導権を取り戻す。少なくとも、もうしばらくは私は私でいられる。

32 <a href="mailto:2/2">23/08/03(木)00:42:30</a> [2/2] No.1085809007

「マスター？　マスター、その顔は……」 ノックと共に寝室に入ってきたキャスターは私の顔を見た瞬間、表情を歪めた。ああ、きっと私はひどい顔をしてるに違いない。 キャスターは、優れた術者だ。一目で私の異常にすぐ気づいたのだろう。 「何か、作りますので横になってお休みになってくださいまし」 「いや、動く。　貴女なら、わかるでしょうキャスター。　私には時間がないの、私が完全に変わる……私の寿命が尽きるまで」 私の言葉に今一度表情を歪めると、キャスターは恭しく頭を下げた。

33 23/08/03(木)00:45:24 No.1085809841

蒟蒻先生…… 産み直されよ？

34 23/08/03(木)00:46:20 No.1085810143

やはりキャスターによる産み直しで呪い除去…

35 23/08/03(木)00:48:15 No.1085810662

先生はこんなにシリアスなのにアホなノリでうさぎさんを2匹与えてしまった 「」蒻先生はお怒りであろう

36 23/08/03(木)01:01:58 No.1085814189

でも先生はシリアス顔しててもうさぎさんには無邪気に喜んじゃうと思う いや無邪気じゃないな　性欲丸出しだな