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23/07/31(月)13:22:21 No.1084877239
夏 それは神秘を持つキヴォトスの住民でさえも鬱陶しく感じる季節。 肌を焼き尽くすような猛暑に見舞われ、誰もが涼を渇望し自らの住処へ引き篭もる。 私も例外ではない…… しかし最近、些か疎遠であった…いいえ、貴方は貴方を慕う多くの乙女達の相手を務めるご多忙な身の上…それをイジるのは少し趣味が悪かったでしょう…… 幾多の心を奪ってしまう貴方からのお誘い。それを袖にする訳なぞ存在しないのは、至極…当然のことでした 食事を共にする相手のことを想い、口に運び、そして浮かばれる笑顔。貴方と私の、食の幸福と呼べる至福の一時を想像しながら調理された、美食の数々…… 一品一品が、全て今まで食してきた美食に負ける事はない、と断言いたしますわ そして……デザート。