虹裏img歴史資料館

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23/07/30(日)23:51:51 もう7月... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1690728711380.jpg 23/07/30(日)23:51:51 No.1084738468

もう7月も終わりだし…ミオスレの話してもいいですか? 今日もスレッタはミオミオと一緒にリハビリを頑張っていたんだ この日のメニューは歩行訓練 「さぁスレッタ、頑張ってここまできて!」 「は、はい!」 スレッタは手にしていた杖を地面に置くと、向こうで待つミオミオを目指し歩き始める ゆっくり、ゆっくり。おぼつかない足取りで、でも懸命に。スレッタはミオミオのもとへ歩いていくんだ …だが、その時! 「…わ、わっ!きゃあっ!!」 何とスレッタは足をもつれさせ、その場に派手に転んでしまう! 「スレッタッ!!!」 それを見ていたミオミオは顔を青ざめさせる ミオミオはスレッタを助けるべく、慌ててスレッタのもとに駆けつけようとするんだ!

1 23/07/30(日)23:52:31 No.1084738732

…その瞬間だった! 「来ないでくださいッッ!!」 地面に転がるスレッタが、大声で叫んだ! 「えっ…え…!?」 その声に驚いたミオミオはビクリと肩を震わせ、思わず立ち止まってしまう 「来ないで、って…何言ってるのよあんた…」 戸惑うミオミオに、スレッタは顔を上げ、にこりと微笑んで見せた 「…大丈夫、です…自分で、立ちます…立てます、から…」 そしてスレッタはそう言って、ぐっと地面に手をつき、その場に立ち上がろうとするんだ 「何言ってるのスレッタ!あんたの体はまだ本調子じゃないのよ!?ひとりで無理しないで!」 その光景を目にしたミオミオは、再びスレッタに駆け寄ろうとする 「…無理しなきゃダメなんですっ!!」 …だがスレッタの鬼気迫る叫びが、ミオミオの足を止めさせた

2 23/07/30(日)23:53:13 No.1084738999

「…私、ミオリネさんの花婿だから…!ミオリネさんの事、守らなきゃいけないから…!  だから、1日でも早く、元気にならなきゃいけないんです…!  その為だったら、私…無理でも無茶でも、何でもやりますから…!」 上手く力の入らない足を、それでも懸命に踏ん張り ぎりりと歯を食い縛りながら、スレッタがその場に立ち上がる …そう。スレッタは大好き❤️なミオミオのため。1日でも早く体を元に戻したかった その為には甘えは禁物。スレッタは自分で自分に鞭を打ち、過酷なリハビリに立ち向かう覚悟を決めていたんだ 「…スレッタ♥️」 …そんなスレッタの逞しい姿を見て。そして、スレッタからの強い愛を改めて感じて ミオミオの乙女心が、きゅんきゅん♥️と甘く疼く それでミオミオはスレッタの妻として、彼女の意思を尊重することにするんだ 「わかったわ♥️だったら今日は、私は手を貸さない♥️自分の力だけで、ここまでいらっしゃい♥️」 「は、はい!頑張り、ます!」

3 23/07/30(日)23:53:25 No.1084739076

助かる

4 23/07/30(日)23:53:51 No.1084739274

出たわね

5 23/07/30(日)23:54:01 No.1084739338

大きく両腕を広げたミオミオに向け、スレッタが再び歩き出す 一歩、一歩。ゆっくりと。だが、確実に。スレッタはミオミオに近づいていくんだ そして遂に!スレッタはミオミオのもとに辿り着くことに成功するんだ! 「ミ、ミオリネさん!!♥️」 「スレッタァ!♥️」 まるで抱き付くようにミオミオの胸に飛び込んでいくスレッタを、ミオミオがしっかと抱き止める ふたりは抱き合い、きゃっきゃと歓声を上げながらスレッタの努力の結実を喜んだ 「すごいよスレッタ♥️頑張ったわね♥️♥️」 「はい♥️私、す~っごく頑張りました♥️  ミオリネさん♥️ミオリネさん♥️♥️い~っぱい誉めてほしいですぅ♥️♥️」 …先程までの、凛々しい姿は何処へやら スレッタはミオミオの体にしがみつきながら、その胸元に頬を擦り寄せ まるで主人に甘える子犬のように、『誉めて誉めて♥️』と上目遣いでアピールしている

6 23/07/30(日)23:54:09 No.1084739393

来たわね…

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