ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
23/07/28(金)22:02:01 No.1083796062
札幌記念に向けて調整中のときの事だ。 「今日はこれでメニューは終わりか?サブトレーナー殿」 トレーナーが作った調整メニューを終えたシャフリヤールが俺にそう声をかけてきた。 シャフリヤールはトレーニングの時、俺のことをサブトレーナーと呼ぶ。 何も間違ってはいないのだが、普段とは違う呼ばれ方が少しこそばゆい。 最初はいつも通り呼んでくれて構わないと言ったのだが 「余は公私混同はせぬ。余はトレーナーの指示に従うし、そなたはそのトレーナーの補佐だ。一定の線引は必要だ」 と真面目な顔で言われてしまった。 それ以降、俺もなるべくシャフリヤールと接する時は友人という感覚はなるべく捨てて接するようにしている。
1 23/07/28(金)22:02:22 [s] No.1083796242
そして、シャフリヤールのトレーニングを手伝っていると色んな物が見えるようになってきた。 正直なことを言うと、ダービーウマ娘のトレーニングを手伝うことが出来るのはとても貴重な経験だ。 きっとこの経験は今後の俺に必要な物だろう。 「というわけでクールダウンのストレッチを頼む余」 シャフリヤールがクールダウンの申し出があった。 以前の俺なら、きっとシャフリヤールの身体に触れることを想像しただけで鼻血を出して倒れていただろう。 だが今は違う。 授業でウマ娘と触れ合う機会も増えたので少しのことでは動揺しなくなったのだ。
2 23/07/28(金)22:02:37 [s] No.1083796374
そんな事でベッドでうつ伏せになったシャフリヤールの脚に触れる。 実習とはまた違った緊張感。 揉み返しが起きないように力加減を調節しながらマッサージ。 「うっ……おぉ……」 シャフリヤールから声が漏れているが、気にせず続ける。 授業で習った通り、筋肉の位置に注意する。 するとシャフリヤールは 「そなた……なんというかテクニシャンだな……」 突然そんな事を言ってきた。
3 23/07/28(金)22:02:58 [s] No.1083796535
「そうか?」 「うむ、少し眠たくなるレベルの心地よさだ。あふぅ……」 シャフリヤールは欠伸をしてそう答える。 そんな姿を見てしまったので 「終わったら起こしてやるから、今は寝てていいぞ」 とシャフリヤールに言った。 「うむ、すまぬな」 そう言うと疲れていたのか、すぐに寝息が聞こえてきた。 俺は彼女の疲れを癒やすべく、マッサージを一心不乱に行った。 そして 「終わったぞ、起きろシャフリヤール」 と声をかけ 「む〜……うむ。心も体もスッキリだ。感謝するぞエフフォーリアよ」 微笑む彼女の姿を見て、俺は満足したのだった。
4 23/07/28(金)22:03:51 [s] No.1083796976
合法的にエフ余が絡ませても良くなった新シーズンです エフフ君の種付けが上手設定は今のところマッサージが上手いでいこうかなぁと考えてます