23/07/16(日)22:02:34 アクア... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1689512554325.jpg 23/07/16(日)22:02:34 No.1079381869
アクアがルビーに自身の正体を明かして以降、二人の関係は劇的に改善した。 お陰で映画の撮影も順調だ。 光を取り戻したルビーは完璧なまでにアイを演じ切っていた。 「ねぇお兄ちゃん！今の演技どうだった？」 カチンコが鳴るとルビーは真っ先にアクアに演技の評価を尋ねる。 「ルビー何度も言うけどいきなり俺に聞くな。監督の立場が無いだろ」 「でもママの事を一番分かってるのは私とお兄ちゃんだもん。お兄ちゃんに聞くのが確実だよ。で、どうだった今の演技？」 「100点満点中の120点だよ。完璧にアイだった」 「やったー！大好きお兄ちゃん！愛してるー！」 アクアに勢いよく抱き着くルビー。少し前までなら周囲も怪訝に思っていた行為だが、当たり前の光景となりすぎて一部を除き違和感を持つ者はいない。 ギッと歯ぎしりするあかね。 だが彼女の推理を披露したところで誰も信じる者はいない。 「やってくれたわね、ルビーちゃん」 『アイを殺された二人だけの血の繋がった家族』を前面に出す作戦を取っているルビーに苛立ちを募らせていた。
1 23/07/16(日)22:02:46 No.1079381969
「それじゃあお疲れさまでしたー！」 元気な声を上げながらルビーが撮影現場を後にする。 その隣にはアクアがおり、二人の手は恋人繋ぎで結ばれている。 「いや、兄妹営業するにしてもやりすぎでしょ」 かなが思わす呟く。その感想が全く的外れなものとは思いもしないのであった。 バタンッ 星野家の玄関が閉じる。 次の瞬間ルビーがアクアの首に手を回して背伸びし唇を重ねる。 「ん…ちゅ…んふぅ…じゅる…」 兄妹の時間は終わったと言わんばかりに情熱的に舌を絡める。 「おい、ルビーまだ玄関だぞ」 アクアは我慢の効かないルビーを叱りつつ、後ろ手で玄関のカギをかける。 「だって我慢出来なかったんだもん♡」
2 23/07/16(日)22:02:59 No.1079382091
撮影現場で見せた天真爛漫な表情はそこにはなかった。 そこにいるのは淫靡な笑みを浮かべた愛する男の前に全てを曝け出した一人の雌だ。 「ここじゃ駄目だ。寝室に行くぞ」 「うん♡」 「ちゅ…じゅる…ん…はぁ…」 寝室に入るとルビーはベッドに辿り着く前に再びアクアの唇を奪う。 アクアは慣れたもので驚く様子もなく唇と舌を絡めながらもルビーをお姫様抱っこでベッドへと運んでいく。 ルビーをベッドに降ろすと慣れた手つきでルビーの服を脱がせ、自分も全裸になる。 クチュ…… アクアがルビーの秘所に触れるとそこは十分に濡れぼそっていた。 「おいおい、キスだけでこんなにとか悪い妹だなルビーは」 「実はキスの前から濡れちゃってた」
3 23/07/16(日)22:03:28 No.1079382301
「いつからだよ」 「現場で抱き着いた時から♡」 「本当に悪い妹だ。お仕置きをしなきゃだな」 「うん、お兄ちゃんいっぱいお仕置きして♡」 ジュプン 「あああ、来た♡お兄ちゃんが一気に奥まで♡」 「やれやれこれじゃお仕置きにならないな」 ジュプンジュプンと腰を動かしながらもルビーの様子をじっくりと観察しているアクア。 「うん♡こんなんじゃお仕置きにならないから♡もっともっとして♡」 「分かった、本気で行くぞ」 そう言うとアクアは本気でのピストンを始める。 ゴリュ！ゴリュ！とルビーの一番弱いボルチオを容赦なく抉る。 「んお゛ォ゛ッ！？♡せんせっ♡ほォ゛お゛ォ゛ッ！？！！♡せんせぇ♡ォ゛ッ♡お゛ぉ゛～～♡♡」 ケダモノのような嬌声を上げながらベッドの上でルビーが乱れる。
4 23/07/16(日)22:03:49 No.1079382483
しかしそんなルビーを見てもアクアは腰を打ち付けるスピードを落とさない。 （ルビーは恐らく前世のトラウマから人から愛されないことを異常に恐れている。 そして今はその依存先が俺になっている以上愛されている実感を行為で刻み付けるしかない……） アクアはそう覚悟すると更に腰の速度を増す。 「お゛ッッほォ゛ッッッ！？！？！？♡♡♡ひッ、ぃ゛ッ♡♡ぃ゛ぐっ♡ぃ゛ぐい゛ぐい゛ぐッ♡♡いッ♡～～～～～ッッッッ♡♡♡♡」 ブビュッッ！！ビュプッ！ビュプビュッッ！！ 狂い乱れながら絶頂するルビーにアクアはしっかりと中出しする。愛を疑わせる行為をする訳にはいかない。 「ぉ゛っ……♡ぉひっ……♡ぉ゛～っ……♡」 イっている最中の中出しにもう一度絶頂したルビーは潮を吹きながら気を失った。 「ふぅ……」 激しい一仕事を終えたアクアは一息つくと立ち上がって洗面台に向かう。
5 23/07/16(日)22:04:01 No.1079382579
「おぇぇぇぇ！ゲッおっ…おぇぇぇぇ！」 そこには空っぽの胃から胃液だけでも吐き出そうと体が拒否反応を起こしているアクアの姿があった。 「はぁ……はぁ……はぁ……」 限界まで吐いたアクアの瞳は全ての光を吸い込みそうな漆黒で何も映していない。 （前世をバラしてルビーを、さりなちゃんをああしてしまったのは俺だ…俺の責任だ…… 今更妹だから抱けない、患者としてしか見てなかったなんて許されない…… どこまでも俺を騙しきれ星野アクア。俺はルビーの前では彼女を愛する雄を演じきるんだ……） 「だから悪手って言ったのに」 その言葉はアクアにはもう届かない。 [モラリストの愛] -fin-
6 23/07/16(日)22:05:02 No.1079383116
アクアは本当にルビーに性欲を抱けるのか？という観点とそれはそれとしてルビーがエグイ喘ぎ声してるのを書きたかった
7 23/07/16(日)22:05:52 No.1079383588
アヘ声助かる
8 23/07/16(日)22:09:38 No.1079385605
オホ声来ちゃったー！ 撮影現場のシーンよかったです
9 23/07/16(日)22:18:42 No.1079390325
>撮影現場のシーンよかったです 実はこのシーンが一番スラスラ書けた あかねと重曹はキャラが立ちすぎてて扱いやすい
10 23/07/16(日)22:40:22 No.1079401719
あの……玄関でしてるってことは……ミヤコさんは……
11 23/07/16(日)22:44:40 No.1079403994
>あの……玄関でしてるってことは……ミヤコさんは…… みやえもんは社長業で忙しいからね！ 122話123話でも帰宅してなかったし
12 23/07/16(日)22:58:52 No.1079411018
玄関…ヨスガっちゃったかあ～
13 23/07/16(日)22:59:31 No.1079411308
>玄関…ヨスガっちゃったかあ～ キスだけだからヨスガじゃない！
14 23/07/16(日)22:59:58 No.1079411502
怪文書でアクアはどんなに曇らせてもいい