23/07/15(土)08:02:31 作り話... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1689375751769.jpg 23/07/15(土)08:02:31 No.1078671115
作り話話するんぬ 本日お話する失敗したぬ作のシェアワールド創作は「二十七の匣」なんぬ 大正時代の東京湾上にある小島に現れた巨大ルービックキューブ型ダンジョンを巡るお話なんぬ 日本政府が派遣した先遣調査隊は中のトラップやクリーチャーにやられてほぼ全滅して戻ってきた隊員も発狂してしまうという有様になったんぬ でもこの発狂した隊員たちは匣の中の何かに触れた影響で未来の記憶を植え付けられそれを自動書記という形で遺したんぬ それは「歴史の輪郭」と呼ばれることになり国家機密として扱われ 時の内大臣・大山巌の指揮の元でより多くの「歴史の輪郭」を集める目的で匣ダンジョンへの挑戦者を日本国民から募ったんぬ もちろん国民にはそのことは伏せられ 「匣の最奥部に到達し生還せしもの百萬圓」の広告に踊らされて全国から猛者やらなんやらが集まってくる というストーリーなんぬ 大山巌が実在人物であるように史実を下敷きにした架空戦記ものの要素を取り入れて 好評なら昭和篇・平成篇・未来篇と史実虚実混じりながら続ける予定だったんぬ 失敗したんぬ 理由としては時代考証がクソ面倒くさくてそれが楽しかったのぬだけだったんぬ おわり
1 23/07/15(土)08:05:11 No.1078671512
>理由としては時代考証がクソ面倒くさくてそれが楽しかったのぬだけだったんぬ 敷居高過ぎ問題なんぬ
2 23/07/15(土)08:11:27 No.1078672448
ぬは楽しかったんぬがハードルは地中に埋まってるくらいが丁度良いんぬ
3 23/07/15(土)08:13:14 No.1078672706
面白そうじゃん スレぬが書いたぶん読んでみたい
4 23/07/15(土)08:24:22 No.1078674348
>スレぬが書いたぶん読んでみたい 初手こんな感じだったんぬ http://stinger.s57.xrea.com/cgi-bin/up/src2/up1793.txt
5 23/07/15(土)08:27:23 No.1078674835
大正篇の終わりはこんな感じで締めたんぬ 見つからなかったからメモに残ってるのコピペするんぬ 長くなるんぬ 『歴史の輪郭』 記された内容はすべて、真実だ。 帝国陸軍ろ組で行われた実験内容と、賜った予言は以上で全てである。 匣の最深層で触れたものに宿る何かが、彼らの体を動かす。 彼らは情報の容器になるのだ。それはどうやら大なり小なり差があるようで、吐き出す情報の量には差がある。 二十年以上吐き出し続けている者も二例有り、昼夜問わず、彼らは予言を記し続けている。 初めはペンや筆を用い紙に書き記している。 だが、休まず内部から突き動かされる衝動に耐えられず、手の骨が折れ、筋繊維は千切れ、腕が腐り落ちてからは、足で書かせた。
6 23/07/15(土)08:28:14 No.1078674961
同じように時間が経てば損傷し消耗し腐り落ちる、それからは接ぎ木をする様に鉄の支柱を無理矢理肩にくくりつけて書かせている。 殺してくれ、と叫ぶ声で喉も摩耗してそのうち静かになった。 だが、死ねぬのだ、彼らは。 その予言を吐き出し終わるまでは、例え首を切り落としても死なない。何故そんなこと知っているかって？ 実際に首を切り落とした奴もいるからだ。 今は胴体だけになり、予言を吐き出すだけの肉の塊になっている。 吐き出し終えた者から死んでいく。預言者たちは机を並べ、首輪で一列に括り付けられた彼らは、死んだ者を羨望の眼差しで見る。 いいなあ、いいなあ、僕も早く死にたいなあ、私も早く死にたいなあ、と。 むせ返るような鉄と腐った肉の臭いの中で、死を懇願する声と、死していく者への羨望の声と、机の上をペンが這う音が響く。 匣から帰還した者の内６２人が、この様にろ組で利用されている。
7 23/07/15(土)08:28:44 No.1078675037
得られた情報は膨大で、およそ百年先までの未来まで知り得る事が出来た。 いや、それしか知り得ぬ事が出来なかったと言うべきか。 情報は多岐に渡り、膨大な数の予言から、精緻な未来の分析を可能とした。 言わば、歴史の輪郭の様なものが徐々に見えてくるのだ。 どのようにして、歴史は作られるのか、作られたのか。まあ、当たり前の事だ。我々は未来を知っているのだから。 そして、それはさも当然のように的中し、他国には無い、絶対的なアドバンテイジを得た。 歴史は変えられていく。この国に益が齎されるように。 だが、変えられた歴史は、未来に作用し、「的中しない予言」が出てきたのだ。それは急速に数を増やす。 これはどういう事なのか。我々が歴史を変えていく速度と、予言を賜る速度の乖離故の出来事なのか。 それとも、「存在しえた本来の歴史」だけしか知り得ないのか。 後者ならば、我々の世界は本来の世界から乖離した別の世界と言える。 そして、もう一つの懸念が生まれる。予言の内容を読めば、明らかにそれは「おかしい」のだ。 恐らく、匣は本来の歴史には存在しなかった。
8 23/07/15(土)08:29:01 No.1078675079
本来は存在し得なかった人間もこれから生まれるだろう。逆もある。 ならば元より我々の世界とは異なる世界なのか。 そして、帰結する。預言者たちが口にする「世界の終わり」とは、これ、なのかと。 途絶。 言い換えるならば、神の存在を痛烈に認識せざるを得ず、我々は魂の所在を探さねばならないのか。 そして、その魂も神もこの世界には実在し得ない。 違う。 例えば、意味の無い言葉でも我々の世界では意味を持つ可能性がある。それが問題なのだ。 ただ、あの二人はそうは思っていない。 本来の歴史と我々の歴史は曖昧たる坩堝で構わないとすら考えている。 ならば、我々の得た情報を使い極点になるべきだと。 ただそれは……続きはまた今度にしよう。 私もいずれは、贖罪を。 今はまだ意味を持たない言葉しか綴れないが、真藤くん、君にも見える未来を共に作ろう。 （了）
9 23/07/15(土)08:30:24 No.1078675310
うーｎ…
10 23/07/15(土)08:30:57 No.1078675398
確かにスレぬだけ楽しそうなんぬ
11 23/07/15(土)08:31:44 No.1078675535
いやむしろなんで最初は予言当たってたんぬ？
12 23/07/15(土)08:32:50 No.1078675722
>いやむしろなんで最初は予言当たってたんぬ？ 箱の有無による歴史的差異がなかったからつってんでしょ
13 23/07/15(土)08:33:09 No.1078675774
>確かにスレぬだけ楽しそうなんぬ ぬは楽しかったんぬ！ でもシェアワールド創作としてゴミだと思うんぬ
14 23/07/15(土)08:34:17 No.1078675995
>いやむしろなんで最初は予言当たってたんぬ？ 歴史の輪郭に従って歴史を変えたら 予言が当たらなくなったんぬ この歴史の輪郭で知り得ることが出来るのはぬたちがいる現実世界の記憶だけなんぬなー
15 23/07/15(土)08:35:31 No.1078676205
難しいすぎんぬ！！
16 23/07/15(土)08:36:21 No.1078676355
周囲の人間の上げ足ばっかり取ってたんだろうなあ
17 23/07/15(土)08:36:26 No.1078676376
筺の出現から100年経過した未来から 過去の備忘録や日誌や口伝を集める形で肉付けしていくと良いと思うんぬ 大きい事件や革新的技術開発を歴史的転換点として設定すれば 他の人も描きやすくなると思うんぬ
18 23/07/15(土)08:37:01 No.1078676467
>この歴史の輪郭で知り得ることが出来るのはぬたちがいる現実世界の記憶だけなんぬなー ああそういうことなんぬなー この手の予言って誤差をものともせずに何らか形で的中させるの多いからそう思っちゃったんぬごめんなんぬ
19 23/07/15(土)08:40:53 No.1078677174
>筺の出現から100年経過した未来から >過去の備忘録や日誌や口伝を集める形で肉付けしていくと良いと思うんぬ >大きい事件や革新的技術開発を歴史的転換点として設定すれば >他の人も描きやすくなると思うんぬ そういうのもしてたんぬ 他人の設定には全力で乗っかったんぬ ただこれ始めた頃には人も少なくなってたし荒らしに居着かれちゃったのもあるんぬなー よくスレ全消しとかされてたんぬ ぬはは
20 23/07/15(土)08:41:50 No.1078677321
>この手の予言って誤差をものともせずに何らか形で的中させるの多いからそう思っちゃったんぬごめんなんぬ 謝ることはないんぬ 実際そういう分かりにくさがあったから駄目だったんぬな
21 23/07/15(土)08:43:32 No.1078677623
ぬは結構好きなんぬ でも一緒に作れ言われたらお断りするんぬ… 読者として見たいんぬ
22 23/07/15(土)09:05:02 No.1078681817
完結したら教えてほしいんぬって言われるタイプなんぬ
23 23/07/15(土)09:26:52 No.1078687817
他人の考えた予言も取り入れるのめんどくさそう