23/07/12(水)01:27:21 汚いお... のスレッド詳細
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23/07/12(水)01:27:21 No.1077567260
汚いおっさんに寝取られる歳上世話焼き姉御肌勝ち気幼馴染の怪文書序盤を作って見ました 目が覚めると、台所に立っている人がいた 制服姿にエプロンという出立ちで、サイドテールがトントンと小気味良い包丁の音に合わせてふりふり揺れる 「おはよ、ユウ」 「おはよう、海未(うみ)姉ちゃん」 何度も交わした他愛のない挨拶 僕にとってはもう日常で、これからも変わる事のないやりとり 原見 海未華(はらみ うみか)は僕の家の隣に昔から住んでいるひとつだけ歳上の女の子だ 面倒見もよく、昔は近所の子供たちをまとめるガキ大将だった 泣かされた数も多いけど、護って貰ったり助けて貰った数の方がずっと多い、僕の憧れの人 「朝ごはんもうちょっとでできるから、顔洗ってきなよ」 「うん」 海未姉ちゃんとは昔からずっと交流があり、今もこうして忙しい両親に代わって僕の世話を焼いてくれる
1 23/07/12(水)01:27:45 No.1077567375
「ほら、シャキッとする!ユウももう2年生になったんだから今まで以上にしっかりしないとダメよ」 嬉しいけどちょっと照れる、複雑な気持ちだ 海未姉ちゃんは僕の髪をすっと手で軽く梳いてくれた 自然と頬が熱くなるのを感じた 「ん…よし」 微笑みながら目を細める海未姉ちゃんの顔も心なしか朱が差してるように見えるのは、僕の自惚れだろうか 「さ、ご飯食べよっか」 海未姉ちゃんのご飯は今日も最高に美味しかった 田根来(たねこい)村は僕たちの住む小さな村だ 僕たちの通っている村の外の学校は、ここからしばらく電車を乗り継いでいかなければいけない 駅は村のはずれにあり、滅多な事がなければ僕たちのような若者以外は訪れない でも、今日は違ったようだ
2 23/07/12(水)01:28:38 No.1077567566
「よぉ~海未ちゃん、今日もでっかいお乳だねぇ♡」 駅前のベンチにどっしりと腰をかけた中年男性に声をかけられて、海未姉ちゃんの顔が露骨にムスッとなった かなり機嫌が悪い時の顔だ 因みに海未姉ちゃんの胸はデカい すれ違えば男なら誰でも振り返ってしまうくらいにはデカい こっそりと聞いた話ではバストサイズは3桁に限りなく近いらしい 「いやぁ~♡歩く度揺れてたまんねぇなっ♡なぁ一回でいいからよ♡おじさんに揉ませてくれよ~♡」 で、この猫撫で声で海未姉ちゃんに声を掛けているのは粕田 ゴン蔵(かすだ ごんぞう) 村の駅近くの唯一の住人で、昔からスケベで性格が悪く、半ば村八分にされているような人だ 子供の頃は気にもしてなかった癖に、中学に上がり海未姉ちゃんの身体が性徴し始めると、このように会う度セクハラまがいの発言をするようになった
3 23/07/12(水)01:29:05 No.1077567687
「なぁっ♡なぁっ♡ここなら誰も居ねえしよぉ♡」 僕はというと、粕田に認識すらされてないようだった 或いは、わざと居ないものとして扱っているのかもしれない 「…行くよユウ」 「うん」 海未姉ちゃんは粕田の言葉の一切を無視して早足に改札を通る 僕も姉ちゃんも、粕田のことは昔から大嫌いだ 「ちっ、なんだよおい!ちょっとぐらいいいだろォ!」 改札の外では、耳障りな八つ当たりの怒号が響いていた
4 23/07/12(水)01:29:20 No.1077567742
夕暮れ時 プールサイドの微かな塩素の匂いを感じながら、姉ちゃんを待つ 姉ちゃんは水泳部で部長を務めていて、よくわからないが成績もいいらしい 『すごいでしょっ♪もっとお姉ちゃんを敬いなさいっ♪』 なんて言って様々な賞状を見せてくれた事がある 「ごめんっ!遅れたー!」 かこん、かこんという簀の鳴る音と共に海未姉ちゃんが現れた 少し濡れてしっとりとした髪が少し色っぽくて僕はつい見惚れてしまう 「帰ろっか、あ、コンビニ寄ってこうよ♪」 「またアイス賭けてじゃんけん?」 「今日はスイーツっ♡」
5 23/07/12(水)01:29:50 No.1077567855
並んで歩く帰り道 たったそれだけなのにすごく楽しくて充実している (好き…なんだよな…) この気持ちを自覚したのは、実は本当につい最近で… (姉ちゃんは…どうなんだろう…) 嫌われては…居ないと思う でなければ、昔馴染みというだけでここまで面倒を見てくれるだろうか かと言って、これが異性としての好意かというと (自信が持てない…) 昔から世話を焼いてくれているのだ、手のかかる弟程度の認識かもしれない もしそうだったら…そもそも告白する勇気だって… そうだ、昔から僕は勇気がなくて…
6 23/07/12(水)01:30:22 No.1077567989
『ねえ…やくそくだよ…?』 刹那、頭の中に響くいつかの幼い声______ (あれ?今なにか…) ぼんやりと思い出しかけた記憶は 「そういえばさ、もうすぐお祭りなんだって」 「えっ」 海未姉ちゃんの一言でまた霞の中へと消えてしまう 「あー…ずっとやれてなかったやつだっけ」 うっすらと聞いた事がある程度だが、確か田根来村に昔から伝わっていた祭りがある 村が貧困と不妊で無くなりかけた時、神様が村の男の一人に自分の力を分け与えて村を再生させた とかそんな感じの 「人居ないもんね、この村」 「若者なんて言えるの、もう僕らだけだもんね…」 その祭りには村の若者が居るそうなのだが、なんせ老人ばかりの村であり、その中で1番若いのが粕田、その次に若いのは僕たちだ 忙しくて不在の僕の両親はもちろん、ずっと昔に海未姉ちゃんの両親は亡くなっていて、他に大人も居ない
7 23/07/12(水)01:30:56 No.1077568120
「私たちが大きくなったからって事かな」 「あー、なるほど」 そう考えると、なんだか自分の成長が嬉しくなった ここに引っ越してきて十数年、物心ついた時から居る故郷に恩返しができたような気がしていたんだ あの日までは________
8 23/07/12(水)01:31:25 No.1077568234
『あのね…あの…うみねーちゃん…』 『どうしたの、ユウ?』 『うみねーちゃん…ぼ、ぼくの…お、およめさんに…』 『う…うんっ』 『…あ…ぅ…あの…』 『…そっか…言うの、こわくなっちゃったんだね』 『ごめん…ごめんね…うみねーちゃ…っ』 『だいじょうぶ、だいじょうぶだよユウ…まってるね、おねえちゃん…ずっとまってる…』 『だから、ねえ…やくそくだよ…?』 いつかお姉ちゃんに、続きを聞かせてね
9 23/07/12(水)01:31:35 No.1077568277
ここまでになります
10 23/07/12(水)01:32:05 No.1077568394
急に
11 23/07/12(水)01:35:59 No.1077569353
孕み産みか
12 23/07/12(水)01:38:48 No.1077569987
>孕み産みか いい名前ですよね
13 23/07/12(水)01:44:32 No.1077571316
幼い日の約束いいよね…!
14 23/07/12(水)01:45:00 No.1077571411
>幼い日の約束いいよね…! ぐちゃぐちゃにされてほしいよね!
15 23/07/12(水)01:47:39 No.1077572034
カスみたいなおっさんに取られちゃうのくやしいよね…
16 23/07/12(水)03:45:15 No.1077587416
いやこいつだけは無いだろっておっさんなのに最後には仲良くなっちゃうのが分かる…
17 23/07/12(水)03:59:25 No.1077588370
最終的にはおっさんの精子受け入れてこの身体でおっさんとの子供育てちゃうんだ…