虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    23/06/24(土)00:25:51 No.1070841460

    私は、冬の冷気で目が覚めた。 私とミスターシービーの体温で高まった暖かさでヒトを包み込む布団とは真逆の存在に身体はビクリと反応した。 「もう...、朝か?」 冬は、その寒さに太陽も縮み困ったのか日光が薄い。 しかし、今日は特別薄いように感じる。スマートフォンの時間を確認すれば、もう朝8時前。休日なので問題はないが、時間帯的に日の出は迎えている。 「今日は寒いね、トレーナー」 「ん、おはよう。シービー」 「おはよう、トレーナー」

    1 23/06/24(土)00:26:12 No.1070841581

    知らぬ間にシービーが起きていた。 私は、布団から顔だけ出しているシービーの頭を撫でる。 整った顔に、焦げた茶の長い髪。撫で心地はシルクのようで、上等なタオルを連想させる。とどのつまり、美しい。 数分は撫でられた猫となっていたシービーだったが、流石に外の様子が気になり二人でロフトから降りてカーテンを開けに行く。 身を守るものがないと、全身に冷気が容赦なく染み込んでくる。 「うわぁ...、真っ白」 「やった、雪だよトレーナー」 完全な雪景色だった。 窓から見える景色は、全てに雪化粧が施されている。東京生活は長いが、ここまでのモノは初めてだった。 空は曇天となり、今も雪が深々と降り積もる。

    2 23/06/24(土)00:26:30 No.1070841685

    「シービー、雪だるまでも作る?」 「雪の中でレースがしたいな。雪の中で走るのも面白そう」 シービーが私の身体に身を預けてくる。体温と女性的な柔らかさが嬉しく、私も腰に手を回しシービーを抱き寄せる。 「でも、今は違うことがしたい気分かな」 「当ててあげようか?もう少し、この状況を楽しみたい」 「それ、キミがしたいことじゃあない?」 「バレた?」 「でも、正解」 「いつかの温泉旅行とは逆だね」 でも、この冷気は嫌いではなかった。だって、冷気がシービーの体温を私に寄せてくれる。

    3 23/06/24(土)00:26:42 No.1070841758

    「布団に戻ろうか」 「そうだね。もう少し、キミとこうしていたいな」 布団に戻り、外の景色を見ながら昼頃まで冷気と体温の落差を楽しんだ。 同時に、自由にいろんなことを語らう。レースのこと、散歩で見たもの、本当にたわいのない会話。 二人の心が重なっている瞬間を感じることがあるが、そういう時はよく会話も弾む。 心が重なり合うことは決して息苦しいものではない。本当に心地の良いモノだった。 「今度ルドルフが併走したいって言ってたけどさ」 「うんうん...」 私とシービーの休日。 偶には、どこにも行かない日があってもいいだろう。

    4 23/06/24(土)00:26:59 [おわり] No.1070841853

    シビとゴロゴロいちゃいちゃしたいですがどんな徳を積む必要がありますか?

    5 23/06/24(土)00:34:09 No.1070844093

    いい…

    6 23/06/24(土)00:37:30 No.1070845243

    >シービーが私の身体に身を預けてくる。体温と女性的な柔らかさが嬉しく、私も腰に手を回しシービーを抱き寄せる。 ここすき

    7 23/06/24(土)00:38:41 No.1070845634

    こいつら交尾したんだ!

    8 23/06/24(土)01:04:46 [s] No.1070853641

    CBゼファー辺りは裸で過ごすこともあると思ってます おやすみなさい