23/05/18(木)00:10:54 「さぁ... のスレッド詳細
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23/05/18(木)00:10:54 No.1058189395
「さぁ！決闘です！！」 グラウンド。シャディクに背負われたスレッタの宣言に、同じようにミオリネを背負うグエルが対峙する。 「……いや……なんだ、これ……？モビルスーツは……？」 「要らないよ。決闘委員会の半数以上……というか、グエル以外の皆が許可したんだ。特例ってことで！」 困惑に戸惑うグエルへ、いつもと変わらず飄々とした笑みを浮かべたシャディクが言い切った。 「エアリアルが無いので、互いに背負って障害物競走です！！！」 「……待て待て……！というか、それならお前が走るんじゃないのか！？」 「ハハッ。女の子に俺を背負わせて走らせるわけにいかないだろ？」 ふざけるな、とグエルが言いかけた瞬間、ミオリネが呟いた。 「……通っちゃったんなら仕方ないでしょ……茶番でも勝ってよ、花婿さん？」 「「……」」 下唇をキュッと噛む対戦相手の二人を前にして、グエルも納得いかないながらも、覚悟を決めた。 為していないのだ。まだ、何も。 背負われるミオリネの腕に力が籠る。グエルもそれに応えるように支える。相手二人からの視線が強くなる。 そして、決闘が始まった。
1 23/05/18(木)00:11:32 No.1058189659
「ぜぇ……ぜぇ……あっれ～……おかしいな……妨害とか頼んでたんだけど……」 嵐のように襲い掛かる、シャディクに付き従う者達の妨害……が、ジェターク寮の皆がそれをカウンター。 互いの妨害を合わせて、五分五分の勝負。天秤は、常に身体を鍛えていたグエル側に傾いた。 「なんでお前……人を背負って走るだとか、そんな無茶を……」 大の字になって倒れこむシャディクは、その問いに笑って返す。 「なんだグエル、知らないのか？……女の子は……軽いんだ」 「……そう、だな……確かに、軽かったよ」 遥か遠く……どこかの星を見据えて呟いたグエルを見て、シャディクは立ち上がり、手をパンパンと打つ。 「うぅ～……ミオリネさん～……」 「仕方ないよ水星ちゃん。今日のところは撤退だ」 「はいぃ……あっ、帰りに購買寄ってジュースとお菓子買っていいですか？お土産頼まれてるので」 肩を落としたスレッタを連れて、シャディクがグラウンドを後にする。 「……今日のところはって……これ、またやるのか……？」 「……さぁ？」 色々と言いたい事があったが、それを飲み込んで、ミオリネを背負ったまま帰る事にしたのだった。
2 23/05/18(木)00:12:59 No.1058190218
ああ～！！！！
3 23/05/18(木)00:15:11 No.1058191035
爽やかに青春してるの初めて見たかもしれん
4 23/05/18(木)00:15:18 No.1058191071
>ミオリネを背負ったまま帰る事にしたのだった。 背負う必要無いじゃないですか！ 無いじゃないですか！！
5 23/05/18(木)00:19:24 No.1058192780
スレッタとミオリネだと体重がかなり違いそうだが頑張ったなシャディクのくせに
6 23/05/18(木)00:23:31 No.1058194424
やはり求められてるのは学パロ…
7 23/05/18(木)00:25:20 No.1058195172
>やはり求められてるのは学パロ… 最初から学園やろがい！
8 23/05/18(木)00:26:14 No.1058195498
肩に血痕が滲んできそう
9 23/05/18(木)00:26:30 No.1058195594
こういう雰囲気だとグエルに挑んで負けるスレッタだけで1クールくらい楽しめそう
10 23/05/18(木)00:27:42 No.1058196016
学園ものなのに学園パロの概念がある狂った作品
11 23/05/18(木)00:27:47 No.1058196055
>>ミオリネを背負ったまま帰る事にしたのだった。 >背負う必要無いじゃないですか！ >無いじゃないですか！！ アイツが軽かったって言ってたんだからいいでしょ別に なんならこれから登下校は背負ってもらおうかしら
12 23/05/18(木)00:28:50 No.1058196401
どんどん壊れてギャグキャラ化していく狸 等身も縮んで丸くかんたん作画になっていく