虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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  • レッド... のスレッド詳細

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    23/05/01(月)00:03:44 No.1052513252

    レッドの家。 彼の住む場所であり、恋人のブルーにとっては第二の我が家同然。 そこでブルーはくつろいでいた。 ソファに寝転び、ポケギアを弄って退屈を凌ぐ。 「うーん…」 レッドが伸びをする。 バキバキと言う音が部屋に響いてきた。 軽くストレッチをしても音が鳴り、まるで身体中の悲鳴のように聞こえる。 「疲れてんのかなぁ…」 「かなぁじゃなくてそのものだと思うんだけど」 ブルーが指摘する。 最近彼の帰りが遅い。 トレーニングだけでなく、挑戦者とのバトルも増えてきている。

    1 23/05/01(月)00:03:55 No.1052513311

    「前はこんなくらい平気だったんだけど、歳とったかなぁ」 「それ同い年のアタシも老けたってことにならない?」 「そんなつもりはないんだけどな…」 「わかってるわ」 レッドの背後に周り、肩を揉んでみる。 「固っ!?すごい凝ってるわよこれ」 「そんなにか?」 「ええ。まるではがねタイプみたい」 女の力で揉みほぐそうとすると骨が折れる。 「ちょっとスペシャリストに任せるわ」 「スペシャリスト?」 ボールからニドちゃんを出す。

    2 23/05/01(月)00:04:52 No.1052513647

    「アタシのニドちゃんのマッサージはすごいのよ。 どんなに凝った筋肉もほぐしてくれるから。 ちょっと痛いかもしれないけど我慢してねー」 「え、ちょっと、待ってくれ」 レッドの言葉を無視して、ニドちゃんによるマッサージが始まった。 「ぎゃあぁぁぁぁっ!!」 レッドの悲鳴をBGMにブルーはまた暇つぶしに戻った。

    3 23/05/01(月)00:05:08 No.1052513747

    しばらくして、ぐったりとしたレッドに声をかける。 「どう?」 「たしかに身体は軽くなったと思う。 すごい痛かったけどな」 「それだけレッドの身体があちこち凝ってたのよ」 重い身体を起こすようにゆっくりと起き上がり、軽くストレッチをしてレッドが身体の調子を確かめる。 「うん。やっぱり軽くなってるよ。 ありがとな。ニドクインも」 礼を受けてニドちゃんは満足げに笑ってボールに戻って行った。

    4 23/05/01(月)00:05:26 No.1052513845

    「よし、身体スッキリした! これで明日からまたバトルできるな!」 「明日…、って明日は何もないんじゃなかった?」 「そうだけど、ま、勢いだって!」 明るく笑っているレッド。 自分の好きな、彼の表情。 だけど、心配になる。 また疲れが溜まっていって。 身体の方はよくても、心は。 彼の心は疲弊していないか。 気丈に振る舞っていても、いつかは折れてしまうのではないか。 自分はそうなったレッドを知っている。 またああなることはないという保証はない。

    5 23/05/01(月)00:06:57 No.1052514350

    意を決して、ブルーは声をかける。 「レッド、今週末空いてる?」 「ん?そういえばそうだなぁ」 「なら、アタシと音声旅行に行かない?」 「え、温泉?」 聞き返したレッドの目が見開く。 何を考えているか、手に取るようにわかった。 「アタシと混浴したいのー?」 「え!?それは…」 慌てるレッドを見て、予想通りすぎてつい笑ってしまう。 「それはちゃんとしてあげるけど、それよりもレッドにちゃんとお休みとってほしいから。 そこでゆっくり羽を伸ばしましょう」

    6 23/05/01(月)00:07:14 No.1052514429

    「あ。うん」 頷くレッドに微笑みかける。 それに彼がどきりとしたように顔を赤くした。 「じゃ、どこにするか探すから楽しみにしててねー。 お金はアタシが出すからレッドは気にしないで」 「そこまでしてもらうと逆にきになっちゃうな…」 「いいのよ。その代わりこっちにつける指輪とか期待してるわよ♡」 左手の薬指を立ててみせて強調する。 「そのプレッシャーキツいなぁ…」 「冗談よ。そこまで真剣に受け取らなくていいわ」 半分は本気だが、それは言わないでおいた。

    7 23/05/01(月)00:08:30 No.1052514866

    そして週末。 「ここか…」 ジムすらない街。 マサラほどではないけど、都会とは言いがたい街。 そこの温泉宿に2人はたどり着いた。 街の規模に反して、大きな宿となっていた。 「ご予約のブルー様ですね。 お待ちしていました」 「はい、お願いします」 荷物を預け、レッドと共に部屋に案内された。

    8 23/05/01(月)00:09:05 No.1052515067

    「ではごゆっくり」 部屋につき、従業員が去るとブルーは早速畳の上に寝転がった。 「あー、アタシこういうの初めて」 「オレもだよ」 レッドが隣に腰掛ける。 「それで、今日はどうする? 街を見てくか?」 「ううん。今日は何もしない」 「え?」 起き上がり、レッドにもたれかかる。 「今日は一日、ひたすらレッドを甘やかしてあげる。 外に出るなんて疲れることはしないの」

    9 23/05/01(月)00:09:19 No.1052515153

    レッドに顔を近づける。 息がかかるくらいの距離になり、じっとレッドの目を見つめる。 「ここだとバトルもないしジムもない。 ただの人として今日はゆっくりしましょう。 家でもないんだから誰か知ってる人も来ないんだから」 「そこまで考えて、ここにしてくれたのか…」 「うん。だからめちゃくちゃアタシに甘えて。 レッドのそんなところ見せたくない人はここにいないから」 身体を起こして、腕を軽く開く。 彼を誘うように。 「ブルーにもあんまりそういうところ見せたくないんだけどな…」

    10 23/05/01(月)00:10:15 No.1052515467

    「アタシはいいの。 あなたとずっと一緒にいるんだから、そんなところ見たって嫌いにならないしもっと好きになるから」 「…うん。ありがとう」 抱きついてきたレッドを抱き返す。 「オレ、ブルーに甘えるよ」 「うん。そうして」 優しく抱きしめる。 彼を癒すように。 と、そこで思いつくことがあった。 「もう、先に一緒にお風呂入っちゃわない? 外に出る予定もないんだしいつ入っても変わらないわ」 その囁きに、レッドが反対するわけはなかった。

    11 23/05/01(月)00:10:29 No.1052515557

    服を脱いで、備え付けられた温泉に足を踏み入れる。 「すごーい、部屋に温泉があるなんて」 「ブルーがこの部屋選んだんだろ」 「オホホ、そうだったわ」 笑って誤魔化そうとするが、彼からの視線に気づく。 こちらの裸身を見る目が、熱い。 いつも彼の前で肌を晒すとこうではあるのだが、いつもより熱量が高く思えた。 「どうしたの? いつもと違うところで見るアタシの裸にそんなに見惚れた?」 「…うん。 ブルーの裸が温泉にいると、なんだかすごい綺麗な絵みたいで」

    12 23/05/01(月)00:12:12 No.1052516160

    褒められたようで、嬉しい。 上機嫌になって彼に近づくと、抱きしめられた。 「むぎゅっ」 胸でレッドの顔を受け止める。 甘えるという宣言通り、彼の方からこちらにスキンシップをはかってきた。 彼の頭を優しく撫でる。 「レッドはほんと、アタシのおっぱい好きね」 「うん。ブルーの胸、柔らかいし大きくて。 そこにこうするとすごい安心するし興奮する」 余すことなく本心を語るレッド。 その間にもブルーの胸は彼に好きなようにされていた。 揉まれたり、先端を摘まれたり。 それどころか幼児のように咥えてもきた。

    13 23/05/01(月)00:12:24 No.1052516230

    「ごめん、つい」 「いいのよ。レッドがしたいことしていいから」 「…うん」 一旦離れて、一緒に湯に浸かる。 湯に触れた箇所が温かい。 湯の中で、レッドに身体を触られる。 乳房や尻、太ももといった肉付きといい箇所を積極的に。 「レッド、そんなに溜まってた?」 「正直。忙しくてしばらくしてなかったし」 口付けをされる。 「ブルーもしたかった?」 「うん。レッドにこうして欲しかった」 「…ごめん」 謝罪をこちらからのキスで黙らせた。

    14 23/05/01(月)00:13:07 No.1052516472

    「もういいの。 こうして今はしてもらってるから」 レッドを癒したい。 それも本心だ。 だけどブルーが欲求を抱えていたのも事実だった。 だから、誰にも邪魔されないここを選んだのだ。 「だから、アタシに思いっきり甘えてきて。 それがアタシも望んでることだから」 「…うん」 また肌を触られつつ、口付けを交わした。

    15 23/05/01(月)00:14:12 No.1052516901

    「いい湯だったわー」 「そうだなぁ。ちょっとのぼせそうになったけど」 温泉から上がり、浴衣に着替える。 下着は着けていない。 これからすることを考えると、必要性がないからだ。 「じゃあ、レッド」 「うん」 胸元を広げて、乳房を露わにする。 帯も解き、正面を限りなく裸に近い姿にした。 レッドも同様になる。 愛する人の裸を見た。 触って、触られた。 それだけでは満足できなかった。

    16 23/05/01(月)00:14:36 No.1052517033

    「レッド」 また軽く腕を広げて彼を誘う。 露出する肌全てに顔を擦り付けられた。 蕩け切った表情。 爛れて緩んだ顔。 それが今はブルーのものだ。 自分にだけ、遠慮なく見せてくれる彼の一面。 それがブルーには愛おしい。 晒す相手として選ばれて、悦びを得る。 彼に触れられるたび、自分も気持ちが昂ぶっていく。 恥ずかしいところに触れられると、それとはまた違う快楽が押し寄せてくる。 理性を失うほどの、久しぶりの淫らな衝撃。

    17 23/05/01(月)00:16:52 No.1052517792

    「ブルー、好き…」 彼の甘く蕩けた声。 自分の能力まで溶けてしまいそうになる。 「ブルー、お願いがあるんだ」 「なに?」 「ブルーに、してほしいんだ」 「うん。いいよ」 キスをした後、彼を押し倒す。 畳に寝転んだ彼の、力強く勃起した陰茎。 それにブルーは手を滑らせた。 「ん…」 慣れた手つきで擦り付ける。 より固くなったと判断し、咥える。 微かに温泉の湯の味を感じながら、舌を転がす。

    18 23/05/01(月)00:17:13 No.1052517905

    口の中で先端を弄ぶ。 胸で挟んで、扱き上げつつ先は舌で舐め続ける。 舌を生き物のようにうねらせ、何度も舐め回す。 何度かそうすると、レッドの身体が緊張していくのがわかった。 「出していいよ」 ブルーがそう言ったのを合図にしたかのように、肉槍の先から白いものが出た。 畳に溢すわけにいかず、ブルーの身体で受け止めた。

    19 23/05/01(月)00:17:37 No.1052518060

    「ごめん、かけちゃって」 「アタシがいいって言ったからいいのよ。 それよりもう一回いける? 挿れないと最後までやったって気にならないでしょ?」 レッドが頷く。 それを確認し、ブルーは力の抜けた肉棒を太ももで挟み込んだ。 「んっ…」 胸では何度かしたが、脚は初めてだ。 慣れないながらも彼のものを挟んで、太ももを擦れさせる。 やりにくかったが、何回かするとコツを掴めたのかスムーズにできるようになった。 彼のものも固くなるのが伝わってきた。

    20 23/05/01(月)00:18:04 No.1052518214

    これならいけるとブルーは馬乗りになって自分から肉槍を挿入させていった。 「んっ…!!」 自分から体重をかけてするからか、慣れない刺激に声が漏れる。 レッドにはそのままにしてもらい、自分だけで腰を動かす。 「はぁっ、はぁっ、はぁ…!」 息が乱れる。 何度も奥が刺激され、脳に電流が走る。 「うぅっ…!」 レッドからも声が漏れる。 彼も感じているようだ。 それに満足し、ブルーは動きを激しくした。

    21 23/05/01(月)00:18:33 No.1052518415

    「レッド、すき、すきぃっ!」 「オレも、ブルー、すきだっ!」 お互いに好意を伝えあうと、余計に身体が熱くなる。 「はぁっ、はぁっ!!」 「うっ、うぅっ!!」 お互いの呼吸も乱れ、でもタイミングは合っていく。 そうして、絶頂に至るのは2人同時だった。

    22 23/05/01(月)00:19:02 No.1052518606

    「はぁ、汗びっしょりになっちゃった」 「さっき温泉に浸かったばっかりなのにな」 着衣を直して、一息つく。 と、レッドからもたれかかられた。 「ありがとな、ブルー」 「いいえ」 肩を抱き、お返しとした。 「休憩したら、またしましょう」 「これはこれで疲れる気がするなぁ」 レッドは苦笑しつつも、拒まなかった。

    23 23/05/01(月)00:19:20 No.1052518707

    以上です 閲覧ありがとうございました

    24 23/05/01(月)00:25:59 No.1052520865

    レッドを癒すブルーの構図を求めてたら個人的に前から温泉旅行回書きたかったのも混ざって誰も知らない温泉宿にまで引っ張り出してくることになってしまいました 実際にそんな場所があの世界にあるかはまぁ今回限りの二次創作設定ということでお願いします

    25 23/05/01(月)00:28:50 No.1052521718

    >実際にそんな場所があの世界にあるかはまぁ今回限りの二次創作設定ということでお願いします 三章でワカバタウン中心部というオリジナル名称使って町のゲームマップ外が補強されてましたしそんな気にしなくていいと思います

    26 23/05/01(月)00:41:51 No.1052525506

    >>実際にそんな場所があの世界にあるかはまぁ今回限りの二次創作設定ということでお願いします >三章でワカバタウン中心部というオリジナル名称使って町のゲームマップ外が補強されてましたしそんな気にしなくていいと思います ありがとうございます そういやそういうのもあった