23/04/22(土)01:07:27 「はい... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1682093247223.jpg 23/04/22(土)01:07:27 No.1049564707
「はい。トレーナーさん、終わりましたよ」 「ぁ……ありがとうアルダン……」 手鏡を手渡された俺はそれを受け取り、自身の顔を見る。そこには化粧を施された。肩口で切り揃えられた芦毛に大きな赤い瞳が特徴的なウマ娘の姿があった。 「ふふ、よく似合ってますよ?トレーナーさん♪」 そう言って微笑む彼女。艷やかな鹿毛の髪は後ろでまとめており、身につけている衣装は白い燕尾服。胸元には小さな一輪の花飾りを付けていた。 そんな彼女は俺と同じく化粧が施されていて、いつもとは違う魅力を放っている。 「しかし……まさかこんなことになるなんてな……」 そう呟きながら自分の体を見回す。アルダンの衣装とは対を成すような黒いドレス。胸元は大胆に開かれており、そこから覗く谷間には薄っすらと汗が浮かんでいる。 腰回りはコルセットによって締め付けられており、身体のラインが強調されていた。また、スカートには大胆にも深いスリットが開いており、歩く度に太ももが見え隠れしそうだ。 正直恥ずかしくて仕方がないのだが、これも全てはメジロ家主催の社交界にお呼ばれした為だった。
1 23/04/22(土)01:08:11 No.1049564862
アルダンのトレーナーとして参加するために、こうしてドレスを着て化粧まで施しているわけだが…… 「それにしても……本当に大丈夫かな?」 「えぇ、大丈夫ですよ。とてもお綺麗ですから」 「うぅん……そうかなぁ……」 最初は自身がスーツを着る予定ではあったのだ。だけど、何故かドレスとメイク道具一式を持った持って現れた彼女に無理やり着替えさせられて…… 現在に至るという訳なのだが……やっぱり不安でしょうがない。 「さぁ、そろそろ時間になりますから参りましょうか」 「あぁ……うん……」 アルダンに手を差し伸べられ、その手を握り返す。
2 23/04/22(土)01:08:54 No.1049565049
「……おぉ」 思わず感嘆の声を上げる。会場内は煌びやかに装飾されており、テーブルの上には数々の料理が並べられていた。 既に多くの来賓客が集まっており、談笑したりダンスをしたりしていた。 そんな中、俺たちは案内されるがままに会場の中央へと歩いていく。 すると、周りにいた人達の視線がこちらに集中した。 (うわぁ……なんかすごい見られているな……) チラリと横目で見るとアルダンが笑顔を浮かべていた。しかしその表情とは裏腹に繋いだ手からは強い力を感じる。 彼女に連れらるようにして中央に立つと音楽が流れ始めた。どうやらダンスの時間になったようだ。 「それじゃ、踊りましょうか。トレーナーさん」 「あぁ、うん……って、ちょ!?」 突然腕を引っ張られたと思った次の瞬間には、視界いっぱいに天井が広がっていた。 アルダンに丁寧に仕込まれたステップを踏みながらくるりと回る。
3 23/04/22(土)01:09:33 No.1049565188
履き慣れないヒールで転ばないように注意しながら、彼女に身体を預けると密着する形になる。 凛々しさと美しさを兼ね備えた彼女の顔はすぐ目の前にあり、甘い吐息がかかるほどに近い。 心臓が激しく脈打つ中、なんとか平静を保つように努力するが上手くいかない。 「トレーナーさん?どうかしましたか?」 「い、いや!なんでもない!」 「そうですか?なら良いのですが……」 不思議そうな顔をした彼女は再び微笑むと、先程よりも強く抱きしめられる。 そしてゆっくりと身体を起こすと、流れるような動きで再び俺の手を取った。 「もう1曲お付き合い頂けますか?」 そう言って首を傾げる彼女に対して俺は小さく首肯することしかできなかった。 その後もしばらくの間、彼女と踊った後ようやく解放された頃にはヘトヘトになっていた。
4 23/04/22(土)01:10:14 No.1049565354
「ふぅ……」 壁際に置いてある椅子に座り込む。思っていた以上に疲れてしまったみたいだ。 「トレーナーさん、大丈夫ですか?」 飲み物を持ってきてくれた彼女が心配げに声を掛けてきた。 「ありがとうアルダン……」 差し出されたグラスを受け取り口をつける。冷たく冷えた液体が喉を通り抜けていく感覚に少しだけ気分が良くなった気がする。 「ごめん……思ったより疲れちゃったみたいだ」 「いえ、気にしないでください。私こそ無理をさせてしまい申し訳ありません」 ─よろしければ、別室を用意していますのでそちらで休憩されてはいかがでしょうか?と提案してくれたので素直に従うことにした。 「それでは、こちらへどうぞ」 「ありがとう……」 彼女の手を借りて立ち上がると、そのまま部屋へと向かう。用意されていた部屋に通された俺はソファに腰掛けると大きく伸びをした。
5 23/04/22(土)01:10:58 No.1049565508
「はぁ……」 思わず溜息をつく。なんだかんだで今日は色々とあって精神的に疲労してしまった。 「無理をさせてしまってすみません……」 隣に座ったアルダンが申し訳なさそうな声を出す。 「あぁ、別に大丈夫だよ」 苦笑しつつ答える。実際、彼女のおかげで恥を晒さなくて済んだわけだし、感謝しているくらいだった。 しばらくお互いに無言のまま時間を過ごす。静かな空間の中で聞こえるのは時計の針の音だけだった。 そんな沈黙を破ったのは彼女の方からだった。 ぎゅっと手を握られ、肩を寄せてくる。 先程のダンスの熱が残っているのか、普段よりも高い体温を感じた。 彼女の黒に彩られた指先が自分の肌の上をするすると滑っていく。 くすぐったさに身動ぐと、それを咎めるかのように腰を強く抱き寄せられた。 「…んっ…アルダン…」 耳元にかかる吐息がくすぐったくて身を捩るが、逃れることを許さないとばかりに強く抱きしめられてしまう。
6 23/04/22(土)01:11:32 No.1049565612
やがて、ゆっくりと身体を起こした彼女がじっとこちらを見つめてきた。 吸い込まれそうになるほどの紫色の瞳に見つめられ、ドキリとする。 その奥に燃える情欲の色を感じ取った俺は慌てて目を逸らす。 しかし、それは許さないと言わんばかりに顎に手を添えられ、正面を向かされる。 視線が絡み合うと同時に唇を奪われる。 初めは触れるだけの優しいキスだったが徐々に深くなっていく。 舌先が触れ合い、絡め取られてしまう。 互いの唾液を交換しあい、混ざり合ったそれが口の端から零れ落ちる。 酸素を求めて口を離そうとするも、すぐに塞がれてしまい酸欠になりかけた頭は思考を放棄し始めていた。 しばらくしてようやく解放されると、俺は荒くなった呼吸を整えるように深呼吸を繰り返す。 その間にも彼女は頬や首筋などに優しく口づけを落としていた。 ちゅっと軽い音を立てて離れる度に小さな刺激が走る。
7 23/04/22(土)01:13:02 No.1049565937
その僅かな感触でさえ、今の火照った身体には大きな刺激として感じられていた。 「ねぇ……トレーナーさん……」 囁かれるような声で名前を呼ばれる。 ー今宵は私の“華”になっていただけませんか? その問い掛けに答えることなくただ黙って見つめ返すことしかできなかった。 それを見たアルダンは妖艶な笑みを浮かべると、再び顔を近づけてきた。 そして今度は耳へと口付けを落とす。同時に甘噛みされ、熱い吐息を吹きかけられると身体が小さく震えた。 いつの間にかドレスのボタンは全て外されており、白い胸元が露わになっている。 そこへ顔を埋めた彼女が軽く歯を立てると鋭い痛みが走った。 抗議の声を上げようとする前に強く吸われ、紅い花びらが散る。
8 23/04/22(土)01:13:31 No.1049566041
満足したのか、最後にひと舐めしてから顔を離すと再び至近距離で目が合った。 彼女の瞳の奥にある情欲の色は消えておらず、むしろさらに濃くなっているように思える。 そして再び顔を寄せられると、今度は首筋に舌が這う。 生暖かい感覚と時折かかる吐息がくすぐったくて身を捩ろうとするが、がっちりとホールドされていて逃げられない。 鎖骨まで辿ったところで動きが止まったかと思うと、強く噛まれた。 「あ……」 思わず声を上げる。反射的に出た言葉だったが、アルダンはそれを聞いて動きを止めるどころかますます力を込めてきた。 何度も同じ場所を執拗に責め立てられ、じわりとした痛みと共に甘い痺れが全身に広がっていく。 やがて彼女が離れた時には、そこには真っ赤になった印ができ上がっていた。 紅い傷跡を刻まれたことで、自分が彼女のものになったという事実を突きつけられているようで背徳的な悦楽を覚える。 その様子を見てアルダンは嬉しそうに微笑むと、そっと抱きしめてきた。
9 23/04/22(土)01:14:06 No.1049566144
「ふふ……これで貴方は私だけのモノですね……」 耳元でそう囁かれ、ぞくりとする。 そのまま耳たぶを甘く食まれると、ぴちゃぴちゃという水音が脳内に直接響いておかしくなりそうだ。 空いた手が背中から腰にかけてゆっくりと撫でられると、身体がビクビクと反応してしまう。 「っ……」 不意に太腿をなぞられた拍子に口から艶めいた声が出てしまった。慌てて手で抑えようとしたが既に遅く、アルダンが意地の悪い笑みを浮かべてこちらを見つめてくる。 「可愛いですよ……」 「やめてくれ……」 恥ずかしさのあまり顔を逸らす。だが、そんなことをしても無駄だというかのように両手を押さえられ、そのままソファに押し倒されてしまう。
10 23/04/22(土)01:14:42 No.1049566261
「だめです、ちゃんと私を見てください」 逆らうことは許さないといった様子で告げられ、思わず目を合わせる。 彼女の瞳の中にはこれからされることへの期待に満ちた自身の姿が映っていた。 それを見て諦めるように目を閉じた瞬間、唇を奪われ貪るような激しいキスをされる。 舌を絡め取られ、口内を犯し尽くされる。 歯茎の裏側や上顎など、弱い部分をなぞられるたびに身体が跳ねてしまう。 「んぅっ……んっ……んんっ!」 息継ぎをする暇さえ与えられずひたすら蹂躙される。飲み込みきれなかった唾液が口の端から溢れ出したが、それを拭うことさえも許されない。 (苦しい……でも……) 酸欠によって頭がぼーっとしてくる。意識を失う寸前になってようやく解放された。 酸素を求めて大きく呼吸を繰り返す。その間も彼女は俺の首筋に吸い付き、いくつもの花を咲かせていく。
11 23/04/22(土)01:15:33 No.1049566430
肩で息をしながらぼんやりとしていると、アルダンは優しく頭を撫でてくれた。 その心地よさに目を細める。 「トレーナーさん、愛しています。誰よりも、何よりも。だからどうか私から離れないでくださいね?」 そう言ってまたキスされる。今度は触れるだけの軽いものだったが、それでも十分に満たされる。 しばらくそうした後、どちらからともなく抱き合うとお互いの存在を確かめ合うかのように強く密着する。 ─こうして二人の夜は更けていった。
12 23/04/22(土)01:17:57 No.1049566896
アルダンの新衣装お耽美でいいよね…と思いましたので書きました
13 23/04/22(土)01:28:26 No.1049569009
た、大作過ぎる…
14 23/04/22(土)01:30:17 No.1049569389
おたんび…
15 23/04/22(土)01:32:50 No.1049569978
女装させて男装アルダンに抱かれたらもう永遠刻んじゃう
16 23/04/22(土)01:34:33 No.1049570334
トレーナー排卵しちゃう
17 23/04/22(土)01:38:34 No.1049571239
ドロワイベでチヨちゃんの踊りがマルゼンさんの踊りに上書きされてく所に嫉妬するアルダン見て攻めのアルダンもいいよね…と思いました
18 23/04/22(土)01:44:13 No.1049572531
夜の描写が見てええええよおおおお……
19 23/04/22(土)01:46:25 No.1049573040
>女装させて男装アルダンに抱かれたらもう永遠刻んじゃう TSは女装じゃねえ
20 23/04/22(土)01:54:34 No.1049574832
TSしたら女性の恰好が普通になって変わる前の恰好が男装扱いになっちまうからな…
21 23/04/22(土)02:12:52 No.1049578122
「あ…あるだん…んっ…」 彼女の指先が身体に触れる度に小さく声が上がる。 白く透き通った肌には玉のような汗が浮かんでおり、それが照明を受けて輝いているように見えた。 「綺麗ですよ……」 耳元で囁かれる。それだけのことなのに身体が震えてしまう。 「私がお渡しした尻尾用のトリートメントを使ってくれてるんですか?嬉しいです」 アルダンが手を動かすと、その動きに合わせて尻尾もゆらゆらと揺れる。 その根本を軽く摘まれ、くりゅっと捻られた瞬間に強い刺激が走り抜けた。 反射的に身体が大きく仰反るが、後ろからしっかりと押さえられているため逃れることができない。 それどころか、むしろさらに強く抱きしめられてより強く身体を押し付けられる形になってしまった。 「くぁ……ふっ、うう……」 断続的に与えられる刺激に身悶えることしかできない。 自身の男としての尊厳や理性が徐々に崩れ落ちていき、代わりに女として快楽を受け入れたいという欲求が生まれ始めていた。 無意識のうちにもっと強い刺激を求めてしまっていることに気づき、羞恥心を覚えて頬が熱くなる。
22 23/04/22(土)02:14:35 No.1049578372
しかし、彼女の方もそれに気づいているようで、わざと焦らすようにゆっくりと時間をかけて責め立ててくる。 「あ、ああっ……」 「トレーナーさんの脚、とてもお綺麗ですね…」 足首から太腿までを指先でなぞられ思わず声が出てしまう。膝裏をくすぐられ、付け根まで来ると内側を軽く撫でられる。 そのまま足先まで来たところで脹脛に軽く口づけをされた。 「ひゃ!?アルダン、そこは汚いって……!」 慌てて引き剥がそうとするが、逆に掴まれてしまい抵抗できなくなる。 「大丈夫です、トレーナーさんに汚い ところなんてありません」 そう言うと、今度は足の甲に舌を這わせ始めた。 ざらついた感触に背筋に悪寒にも似た感覚が走る。
23 23/04/22(土)02:15:23 No.1049578493
アルダンはそのまま爪先にたどり着くと、ちゅっと音を立てて吸い付いた。 舌で舐められ、時には甘噛みされる。 最初はこそばゆいだけだったが、次第に変な気分になってくる。 熱い口内で包み込まれ、舌で転がされ、時折吸われる。 それと同時にもう片方の手で反対の足を弄ばれる。 親指から順に一本ずつ丁寧にしゃぶられていく。 「はっ……んっ……」 「気持ちいいですか?」 「わから、ない……」 「そうですか、ではもう少し続けますね……」 そうして両方の足が彼女の唾液まみれになるまで続けられ、すっかり蕩けさせられてしまった。 「ふふ、トレーナーさん…」 アルダンは妖艶に微笑むと、白いスラックスに包まれた自身の脚を差し出し てきた。 それに恐る恐る触れてみると、柔らかく温かい感触が伝わってきた。
24 23/04/22(土)02:15:59 No.1049578575
そのままそろそろと撫でていると、不意に彼女の口から吐息が漏れた。 驚いて顔を上げると目が合った。 すると、悪戯っぽい笑みを浮かべながらこちらを見る瞳の奥には微かな情欲の色が見て取れた。 それを見てドキッとすると同時に胸が高鳴った。 気がつくとその瞳に見惚れてしまっていた。そのせいだろうか、いつの間にか自分の意思とは関係なく手が勝手に動いてしまっていた。 そして気がつけば目の前にある彼女の脚に口付けをしていた
25 23/04/22(土)02:26:38 No.1049580047
硝子の脚に口付けすると耽美な気分になるよね…
26 23/04/22(土)02:43:20 No.1049582169
うまぴょいしたんか!?
27 23/04/22(土)02:45:22 No.1049582433
むっ!これはこれでありだな… 良いものを見せてもらった
28 23/04/22(土)02:53:49 No.1049583655
書き込みをした人によって削除されました
29 23/04/22(土)03:06:00 No.1049585248
TSメモ帳が増えてきて嬉しいよ… もっと書いてくれみんな
30 23/04/22(土)03:11:14 No.1049585848
>TSメモ帳が増えてきて嬉しいよ… >もっと書いてくれみんな お前も書くんだよ!
31 23/04/22(土)03:12:16 No.1049585963
最後に書いたの1年前だな…
32 23/04/22(土)03:17:04 No.1049586381
実装キャラも増えたし好きなウマ娘で書くんだよー!
33 23/04/22(土)03:27:47 No.1049587117
アルダンの新衣装アップにした髪と黒手袋に白ブーツで凄いえっちな衣装だよね
34 23/04/22(土)03:44:38 No.1049588112
孕め!メジロのウマ娘を!