虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

1 23/03/26(日)02:08:57 No.1040289965

雨垂れが屋根を伝う音と、キーボードを叩く音だけが部屋に響く。そんな穏やかで単調な時間を遮ったのは、インターホンから聞こえてきたチャイムだった。 「…？」 独り暮らしの男の家に来客は早々あるものではない。宅配便もボックスに置いてもらうことにしているから、本当に一瞬何の音か思い出せなくなりかけていたが、確かにそのチャイムは自分の家のものだった。 「はーい」 急かすように続け様に鳴る音を遮るように、玄関の方へと駆けてゆく。そのときの心持ちは作業を中断された苛立ちが半分、心当たりのない来客への不安が半分といったところだっただろうか。 「や、トレーナー」 ドアを開けた瞬間、それらは全て驚きに変わってしまったけれど。

2 23/03/26(日)02:09:21 No.1040290072

「待っててくれ、タオル取ってくるから」 「ありがと。ごめんね？近かったからさ」 「いいって。風邪引くなよ、お風呂も沸かすから」 突然の来客で俄に騒がしくなった部屋を突っ切って、洗ってあるバスタオルを探して浴槽に湯を張る。元々今日は風呂を沸かすつもりだったので、前もって風呂場を洗っておいたのは我ながらラッキーだった。 「～♪」 シャワーの水音に混じって、楽しそうな歌声が聞こえてくる。それを横目に濡れた服を仕分けて、ネットに入れて洗濯機の中へ。 下着は流石に自分でやってもらったが、時間も惜しいので残りの服の面倒はこちらで見ることにした。普段はそれほど注意を払わないが、彼女の爽やかに整えられた服が自分の不始末で傷むのは忍びないので、きっちりと一つずつ仕分けてゆく。 「どうするかな、このあと」 揺れる洗濯機の中身を見つめながら、単調な予定がすっかり吹き飛んでしまった休日の時間を思う。 彼女がいるなら、退屈している暇など到底ないに違いない。

3 23/03/26(日)02:09:47 No.1040290191

「ほら、髪乾かさないと」 「えー、今いいとこなのに」 風呂から上がった彼女は、適当に見繕った部屋着を着て、我が家のようにソファに横たわっていた。そのことも、どこから見つけてきたのか知れない学生時代のアルバムを興味深そうに見ていることも咎めるつもりはないが、濡れたままではせっかく温まった体がまた冷える。 「じゃあ、きみが乾かしてよ」 一度何かに熱中すると梃子でも動かない彼女をどう動かしたものかと思案していたら、彼女の方からとんでもない提案が飛んできた。 「だめ？」 「だめ、というか…そっちはいいのか？」 「いいよ。別に普段から特別なことしてるわけじゃないし。 それに…なんかきみはそういうの上手そう」 彼女の前で髪をセットした覚えは少なくともないのだが、妙に確信めいた物言いの彼女にそこまで言われてしまえばもう逃げ場はない。 「…あんまり期待はしないように」 「ぁは、それは無理じゃない？だってもう楽しみだもん」 ただ髪を乾かすだけなのに異様な緊張を覚える自分と、ただ髪を乾かすだけなのにひどく楽しげな彼女は、滑稽なくらい対照的だったに違いない。

4 23/03/26(日)02:11:16 No.1040290617

「ここか？」 「うん…そう。いいよ」 始める前から気をつけようとは思っていたが、ひとたび指を通せば自分のそれとはあまりに違う感触に、初めは嫌でも手付きが慎重になった。真っ直ぐ整えられた髪型ではないはずなのに、一本一本の髪の毛が全く引っ掛からずにするりと指から流れていくという感覚は、セットしていることを少し忘れて無意味に触れていたくなるほど心地良い。素人の自分がいきなりこれほどの上等な髪に触れるのは荷が勝ちすぎているとはわかっているが、撫でるように髪を整えてやると嬉しそうにする彼女を見ていると、自然とそのうち自分も緊張を忘れて楽しくなってしまっていた。 「美容室に行くとすぐ寝ちゃうんだよね。気持ちよくてさ」 「オーダーはどうするんだ？」 「あんまりしたことないや。動きやすくしてほしいけど、あとは適当でいいよって」 世の女性はたいそう嫉妬するだろうが、それも彼女らしいと思う。

5 23/03/26(日)02:12:21 No.1040290884

「美容師さんは大変だろうなぁ」 「えー？」 「だってさ、こんな綺麗な髪をあとは任せるって言われたらどうしたらいいかわからなくなるだろ、ふつうは」 「そう？」 「そうだよ。だって俺が今そうだから」 「あー…そういえば終わったあとはいっつもいい汗かいてるかも、あの子」 親しみの籠ったその呼び方には、親密さと信頼が滲み出ていた。 「でも、やりきったって顔してる？」 「そうだね。そんな顔してた」 飾らない、遠慮もしない彼女に付き合うのは中々骨が折れるだろう。けれど、そんな彼女だからこそ、掛け値なしに自分を信じてくれているのが伝わってくる。彼女からの親愛という報酬を一度味わってしまうと、労苦も上質なスパイスに変わってくる。 その美容師の彼女のように。

6 23/03/26(日)02:12:39 No.1040290963

「ほら、やっぱり上手だったじゃん」 「別に俺だって普段から気を遣ってるわけじゃないぞ。そういうの得意な奴はもっと──」 「そうじゃなくてさ。アタシのしてほしいこと、なんとなくわかってくれるから、ってこと」 きっと、今の自分のように。

7 23/03/26(日)02:13:16 No.1040291110

髪を乾かし終えてソファに戻ろうと彼女が立ち上がると、余りきったシャツの裾が大袈裟に揺れた。 「あは、やっぱり大きい」 「ごめんな。これしかなくてさ」 できるだけ彼女が着ても違和感が出ないようにサイズや柄を選んだつもりだったが、シャツの胴の部分で腰が隠れてしまったのを見ると、やはり無理があったらしい。けれど彼女はそんなことを気にする様子もなく、楽しそうに余った裾をやりくりしていた。 「大丈夫。ほら、こうして…できた」 余りが多かったことが却って幸いしたらしい。はみ出た部分を寄せて作った結び目は、大きく可愛らしいサイズの飾りになってくれた。同じように脚の部分が余って中途半端に膝にかかっていた半ズボンも、丈を上げてやれば彼女のすらりと長く伸びた脚をうまく引き立ててくれる。

8 23/03/26(日)02:14:01 No.1040291333

「どう？」 「見違えたよ」 「ありがと。 でも、今度はちゃんとしたの着たいからさ。ここに着替え置いてもいい？」 何か聞き捨てならない言葉が聞こえた気がする。 「おい、また来るつもりか？」 「だめ？ここ、居心地いいんだもん」 「だめじゃないが…家で仕事とかするかもよ？」 「しらなーい。それよりアタシと遊んでよ」 彼女を捕まえようとした言葉は、猫のようにするりとソファを抜け出した彼女を捉え損なって、部屋の中に転がって消えた。

9 23/03/26(日)02:15:01 No.1040291625

「シービー？」 部屋を出た彼女を探して廊下に出ると、自室のドアが開いていることに気づいた。 「いるのか？」 まだ雨音が鳴り止まない窓際に、彼女は何も言わずに佇んでいた。見慣れたはずの自分の部屋も、彼女がいるだけでどこか神秘的にさえ思えてしまう。 「いいこと教えてあげよっか」 ベッドに腰掛けた彼女の隣に、吸い寄せられるように座り込む。子供のようにその瞳を見つめていると、彼女は嬉しそうにくすくすと笑った。 「雨の日も楽しくなる方法があるよ」 「濡れるのは勘弁してくれ」 「大丈夫だって」 悪戯っぽく笑う彼女の言葉は、信じられなくてもそれでいいと思ってしまうような魅力がある。たとえ一時の戯れでも、彼女が楽しいなら聞いてみたいとつい考えてしまうような。 「今日は何するつもりだったの？」 「仕事だよ、ふつうに」 「ふーん…えいっ」

10 23/03/26(日)02:15:16 No.1040291697

崩していた足にやおら彼女の重みを感じて、慌てて姿勢を変えようとする。それに合わせて具合のよい場所を探すように動く彼女の頭は、しばらくすると収まるべきところに収まったらしく、彼女が体重を預けてくるのが伝わってくる。 「これなら濡れなくてもいいよね」 「…そうだな」 いきなりしなだれかかってきたことへの抗議は、すっかり忘れ去られてしまった。彼女が膝の上で落ち着いていると、なぜかそれが自然のことだったかのように安心してしまう自分がいた。 「雨の日の楽しみ方はね、この音に耳を澄ませること。仕事も責任も全部忘れて、優しい音に浸りながら、したいことをゆっくりしていけばいいよ」 仰向けになった彼女と目が合う。にこりと微笑んだ彼女の指が頬をなぞると、擽ったさで漏れた笑い声が彼女のそれと重なった。 ころころと笑う彼女は、欲しいものを漸く手に入れた子供のように、ひどく愉しげだった。 「こうしてる間はさ、きみのことひとりじめできるね。仕事にも、何にも渡さない。 今なら好きなだけ、飽きるまで一緒にいられる。 それが、アタシの今したいことだよ」

11 23/03/26(日)02:15:33 No.1040291750

膝の上の重みと温もりに、別のことをしようという気持ちがどんどん希釈されていく。 もうすっかり、彼女の思うがままになってしまう。 「…そっか。そうだな。 じゃあもうちょっと、ゆっくりしようかな」 不真面目になったものだ、と思う。せっかく休日を返上して、彼女のために働こうとしていたというのに。 こうしていると、どんどん彼女と一緒にいたくなってしまう。 「～♪」 楽しそうに揺れる彼女の頭をそっと撫でるときには、仕事のことなどもうすっかり忘れていた。 全く、一から十まで全て彼女の思い通りだ。 「コーヒー要るか？」 「ミルクと砂糖も欲しいな」 ありったけ、ココアでもいいかも、と言う彼女の声は、既に心地よさそうに揺れていた。 「眠くならないか？」 「いいじゃん。このまま寝ちゃおう」

12 23/03/26(日)02:15:46 No.1040291804

すっかり眠ってしまった彼女の体温と一緒に、眠気まで感染ってゆくような気さえする。彼女の寝息と優しい雨の音が、疲れた身体を癒してくれる。 起きて彼女と話していたいとも思うけれど、今はもう少しだけ眠っていてほしい。 「幸せ、だな。きっと」 こんなことを漏らしても、きっと彼女には聞こえないから。

13 23/03/26(日)02:16:00 No.1040291872

ベランダから臨む夜空には、西の空に傾きかけた冬の大三角が見える。スピカにはまだ早いかなと今度は東に目を向ければ、下からにょきりとシービーが顔を出した。 「おー。晴れたね」 一応、雨宿りがきっかけでこの不思議な時間は始まったのだけれど、雨が止んでも帰ろうという気は彼女には全く無いらしい。 「くつろいでくれとは言ったけど」 「んー…だめ？」 するりと腕の中に入ってきたのと同じようにするりとベランダから抜け出して、ベッドの上に寝転んだシービーは、もう夕食も済ませて夜着に着替えてしまっている。手持ち無沙汰なのかクッションを抱えて寝転がる姿は、悪戯好きな猫を想起させた。 「だめじゃないけど」 この台詞を言うのは、一体何度目になるのだろう。呆れるほど突飛だけれど、どうしようもなく魅力的な彼女の提案に、もうすっかり自分は逆らえなくなっていた。 「このまま星空を一緒に見てるのもいいけど、ごはん食べたらもう眠くなっちゃって。 それに、ここで寝たらすごい気持ちよさそうなんだもん」

14 23/03/26(日)02:16:14 No.1040291954

巣作りを始めた動物のようにクッションを周りに集めて、もうここを動く気はないと示す彼女が滑稽やら可愛らしいやらで、つい笑みが溢れる。 「わかったわかった」 やはりどうやっても、自分は彼女に敵わないらしい。根負けして部屋を出ようとすると、その彼女から引き止められた。 「どこ行くの」 「どこって…ソファーで寝るよ」 「だめだよ。風邪引くよ？」 「いや、だからって…まさか」 なんともまぁ、良識的で──無意味な抵抗だったろうか。 いくらなんでも、と何度言おうと、彼女が一度決めたことを覆すことはできないことは、とうの昔にわかっていたというのに。 「…やっぱりソファーで」 「だめ。そしたらきみのとこに行くから。 どうせなら、ちゃんとベッドで寝たいでしょ？ 観念しなよ。寝相はいい方だからさ」

15 23/03/26(日)02:16:31 No.1040292036

ああ、本当にずるい。彼女はいつもこうだ。 「だめ──じゃないよね」 少女のようなあどけなさで、大人らしい甘え方をしてくるのだから。 そんな彼女の姿に惚れてそばにいるなら、それに抗えるはずがない。 ベッドサイドの仄かな灯りに照らされて、彼女の整った顔立ちの輪郭が一層際立つ。他のものが見えなくなる分、夜の闇は隣にいる彼女の全てを鋭敏に感じさせてくれる。 ほんの少し彼女との距離が縮まっただけでも、それがはっきりとわかってしまう。 「何でそんなに俺と寝たいんだ」 「話してたら、そばにいたくなっちゃった」 彼女のように、心の内をありのままに言葉にすることは、自分にはできそうにない。なのに彼女の言葉は、まるで自分の心をそのまま掘り出したように、どうしようもなく沁み渡って。 「…だってさ。ぽかぽかするんだもん。 きみといると、すごく」

16 23/03/26(日)02:17:07 No.1040292195

想いが、融け出してゆく。立場や常識に縛られて、いつもは言葉にできなかったことも、今ならきっと話せるだろう。 優しい夜の闇は、全てを包んで隠してくれるから。

17 23/03/26(日)02:17:23 No.1040292260

同じなのだ。彼女も、自分も。 「大きいね。きみの手。 大きくて、安心する」 ほんの少しでも一緒にいたくて。あなたのことが愛おしくて。 そのすぐ近くにいられることが、なによりも嬉しい。 「ちょっと、わかるかもな。 目を瞑ってもそこにいるってわかると、なんかすごくほっとする」 伝えたい。彼女のように、美しくは表せないけれど。 自分の想いがあなたに届く。あなたの想いが伝わってくる。 それだけでこんなにも幸せになれるのなら、その幸せを、あなたにも分けてあげたい。 「寝ちゃうまで、こうしてよう？」 「…ああ。俺も、君がいるって感じていたい」

18 23/03/26(日)02:17:37 No.1040292328

「不思議だよね。きみの言葉は。 アタシの進む道がきみの夢になって、きみの中で言葉になる。 そんなきみの言葉を聞くと、なんかすごくうれしいんだ。違う世界が、見えてくるみたい」 「本当か？」 「本当だよ。 だから、きみと一緒にいる時間が好き」 少しだけ、心臓がうるさくなる。繋いだ手に籠った熱が、彼女の想いを伝えてくるようで。 「夢の中でも、きみと話せたらいいのに」 自分の想いも、彼女に伝わればいいのに。 けれど、はっきりと言葉にする勇気はまだ持てなくて。だから彼女と同じように、溢れそうになる熱を彼女に返してやる。 「子供のころ、こうやって大事なものを抱きしめながら寝てたよ。 そしたら、夢の中にも出てきてくれた」

19 23/03/26(日)02:17:48 No.1040292371

「──そっか。そうだね。 …夢で、逢えるといいな」 夢の中の自分は、もう少し勇気があるだろうか。 もしそうなら、伝えてほしい。 ──どうしようもないくらいに、君が好き。

20 23/03/26(日)02:18:32 [s] No.1040292570

おわり シービーに休日家凸されたいだけの人生だった

21 23/03/26(日)02:21:29 No.1040293232

よかった　それだけ言う

22 23/03/26(日)02:23:26 No.1040293698

次の日の朝にいい夢は見れたって訊きあうんだ…

23 23/03/26(日)02:23:28 No.1040293703

シービーにはカツラギエースがいるから…

24 23/03/26(日)02:24:42 No.1040294021

ウワーッ！大作！

25 23/03/26(日)02:25:37 No.1040294273

これでいて意外と独占欲

26 23/03/26(日)02:27:04 No.1040294678

それ以降お昼寝のときもトレーナーに膝枕してもらったり一緒に寝たりするようになるんですよね

27 23/03/26(日)02:31:06 No.1040295648

家か実家かレース場くらいしか目的地がなかったのがトレーナーの家も目的地に加わることになる

28 23/03/26(日)02:35:34 No.1040296759

fu2044522.txt

29 23/03/26(日)02:39:29 No.1040297595

何度も来るから合鍵渡したりしちゃう なんならシービーの家の合鍵と交換したりもしちゃう

30 23/03/26(日)02:42:10 No.1040298095

多分その日から帰ったら部屋着のシービーがソファーで寝転がったりしてるようになるしシービーの物が増えてく

31 23/03/26(日)02:43:38 No.1040298362

やってること自体はすごいことしてるのになんかひたすら爽やかな関係で…いいね！

32 23/03/26(日)02:43:54 No.1040298403

このくらい懐かれたい

33 23/03/26(日)02:47:38 No.1040299107

>やってること自体はすごいことしてるのになんかひたすら爽やかな関係で…いいね！ 自分たちの結婚式なのに花嫁花婿そろって抜け出して笑い合うふたり

34 23/03/26(日)02:48:36 No.1040299272

ひたすらに距離が近い

35 23/03/26(日)02:50:18 No.1040299594

エースにこの日のこと話したらそれでまだ付き合ってないのかよお前らって呆れられながら突っ込まれる

36 23/03/26(日)02:52:51 No.1040300001

ひたすらに自由な女の帰る場所になるのいいよね

37 23/03/26(日)02:56:58 No.1040300656

一緒にいるのが当たり前の距離感

38 23/03/26(日)03:01:11 No.1040301237

好き合ってるけどお互いに枷になりたくし言わないでも伝わるから言わない けどずっと一緒にいる

39 23/03/26(日)03:04:32 No.1040301641

朝起きて一緒に散歩に行くでもいいし 布団の中でくっつきながらだらだらするのもよい

40 23/03/26(日)03:14:48 No.1040302943

縛るのも縛られるのも嫌だけどトレーナーが自分のこと放って仕事してると独り占めしにくる そんな女

41 23/03/26(日)03:21:50 No.1040303785

トレーナーの家にハンモックが置かれる日も近い

42 23/03/26(日)03:48:20 No.1040306510

雨の楽しみ方はまあ得意だよね

43 23/03/26(日)03:53:36 No.1040307005

>雨の楽しみ方はまあ得意だよね でも雨を見て楽しむのは隣に誰かがいてくれるからだと思う

44 23/03/26(日)04:02:04 No.1040307816

お互いがお互いと一緒にいる時間を心から楽しめるのはいいよね

45 23/03/26(日)04:05:02 No.1040308083

ついチャイムが鳴るとちょっと期待してしまうようになるトレーナー

46 23/03/26(日)04:13:25 No.1040308742

雨の日になると窓際に座って外を見るようになるんだよね でもきっとシービーは外で楽しんでるんだろうなと思ったらチャイムが鳴るんだよね

47 23/03/26(日)04:22:53 No.1040309291

なんとなく寝てるシービーは体温高そう

48 23/03/26(日)04:32:28 No.1040309807

半分自分の家みたいにくつろぐようになったり寝てるときに一緒にいたくなってベッドに入ってきたりしててほしい でもえっちなことするよりも冷えた手足を押し当てて冷たいって笑い合ったり手を繋いで温め合ったりするような関係であってほしい

49 23/03/26(日)04:33:40 No.1040309871

爽やかなんだけどきっかけが無いと永遠に進展しなさそうなもどかしさも感じてしまう お互い相手を縛るべきじゃないって言う思い込みも強いからこのコンビ

50 23/03/26(日)04:38:37 No.1040310135

一緒に寝ても安心と幸せが先に来ていやらしい気持ちにならなさそう 奥手ともいえるし並のカップルよりずっと深い仲になってるともいう

51 23/03/26(日)04:43:12 No.1040310373

お互いに性欲は掻き立てられる事はあるんだけど相手に向けるのは憚られて隠れて処理してそう

52 23/03/26(日)04:47:01 No.1040310545

>爽やかなんだけどきっかけが無いと永遠に進展しなさそうなもどかしさも感じてしまう >お互い相手を縛るべきじゃないって言う思い込みも強いからこのコンビ お互いにこれ以上ないくらい想い合ってるけど縛り付けたくないから（…来てくれないかなぁ）ってずっと思ってる周りからしたらはよくっつけってもどかしい感じになりそう

53 23/03/26(日)04:54:36 No.1040310871

お互いを深く想い合ってるしすごく深い仲ではあるけどそれを普通の男女の関係に落とし込むのにはすごい時間がかかりそう でも本人たちは気にしてないしなるようになると思ってそう

54 23/03/26(日)04:55:47 No.1040310929

でもある日さらっと「ね、結婚しよっか」くらいのノリでくっつきそう

55 23/03/26(日)05:00:53 No.1040311135

>でもある日さらっと「ね、結婚しよっか」くらいのノリでくっつきそう 身内だけでさっと式挙げてくっついたあとも全然距離感変わってなさそうだし変える必要もないと思ってそう

56 23/03/26(日)05:04:13 No.1040311266

朝になったらお別れしなくちゃいけないのが寂しくてこのままずっと夜が明けなければいいのにと思うふたり なら一緒に住んじゃえばいいじゃんと思い直すシービー

57 23/03/26(日)05:06:18 No.1040311357

同棲するのは帰ってくる場所を同じにするだけって言い訳出来るけど恋人とか夫婦とか一種の縛りになり得る関係を言い出すのはなんか出来ないとかとかはありそうだなとも思う

58 23/03/26(日)05:14:59 No.1040311672

でもお互いに好きって言い合うとすごく幸せになれるってことに気づいてそれを表現するのに一番適当な言葉と思うなら躊躇いなく恋人になると思う 恋人同士になったからって縛り付けるような人じゃないのはお互いによくわかってるし

59 23/03/26(日)05:29:54 No.1040312198

縛り付けてくるではなく相手を縛り付けてしまうんじゃないかと言う危惧から相手から言い出してくれる分には喜んで受け入れるけど自分から言い出すのは悩むみたいな それに恋人って型を嵌めなくても一生一緒にいたって言い訳だし

60 23/03/26(日)05:31:01 No.1040312243

なんだかえっち

61 23/03/26(日)05:32:31 No.1040312288

付き合っても結婚しても四六時中一緒にはいないと思う でもシービーはある夜急に帰ってきてトレーナーのベッドの中に潜り込んできて「ただいま」って言ってくるしトレーナーも当たり前のように優しく迎え入れて「おかえり」って言ってそのまま抱き合って眠る そんな温かさはふたりの間にいつまでもあり続けていてほしい

62 23/03/26(日)05:35:45 No.1040312377

>縛り付けてくるではなく相手を縛り付けてしまうんじゃないかと言う危惧から相手から言い出してくれる分には喜んで受け入れるけど自分から言い出すのは悩むみたいな >それに恋人って型を嵌めなくても一生一緒にいたって言い訳だし 「アタシたち付き合ってるのかな」「世間一般ではそういうことになるんじゃないか？」みたいな感じで本人たちは自分たちの関係の名前にあんまりこだわりはなさそう でもこの先も一緒にいたい？って聞いたらふたりとも即答しそう

63 23/03/26(日)05:39:37 No.1040312501

恋人らしいことをしてみたくなったら恋人になる 夫婦らしいことをしてみたくなったら夫婦になる このふたりはそのくらいでいいと思う

64 23/03/26(日)06:03:26 No.1040313281

好きな相手に独占したりされたりするのをいいなとおもったらそうするようになるかもしれない