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23/03/25(土)21:48:53 No.1040186691
「もう今年もこんな時期ッスか」 冬の冷え込みも鳴りをひそめ、プレハブ小屋に差し込む日差しが温かくなってきた頃。休みだというのに朝早く、自分はエプロンと三角巾姿で黙々と作業していた プレハブの片隅のキッチンでてきぱきと作るのは、黄色鮮やかな卵焼き あの人、甘いの好きだしな……と、少し砂糖多めにして。焼き加減も………うん、よし。これでいいだろう 「この辺は久しぶりにやるッスからね。腕が鈍ってなくて安心ッスよ」 たかが卵焼き、されど卵焼き。シンプルな卵料理は作り手の腕が露骨に出るので、気が全く抜けない 続いてウインナー。これも定番でタコさんだろう あの人は変に奇を衒うより、真正面ドストレートで勝負した方がいい反応返ってくるし。もちろんこの後に作る予定のリンゴもウサギさんで ニンジンは型抜きで花の形に。これから向かう場所にはぴったりのはずだ
1 23/03/25(土)21:49:07 No.1040186787
「あとは唐揚げも準備しないとッスね」 おにぎりはすぐ作れるからあとにしよう。どうせまだ時間には余裕があるんだから 「具は何にするッスかねぇ」 3月も半ばを過ぎて この日自分は、プイ先輩との約束のためにお弁当を拵えていた
2 23/03/25(土)21:49:19 No.1040186887
● 「えっと、どこにいるッスかね………」 トレセン学園から電車でしばし、そこにその公園はある。 そこまで規模の大きくない公園は、普段では考えられないほどの人で賑わいを見せていた みんな思い思いの食べ物と飲み物でどんちゃん騒ぎ。右を見ても左を見てもお祭り騒ぎ。静かな場所などどこにもない それを彩るのは薄桃色の吹雪。みんながそれを見たり見なかったりして楽しんでいる 「今年も立派に咲いたッスねぇ」 その公園に咲き誇るのは、幾本もの立派な桜 つまりはそういうこと。今年もまた、お花見の時期がやってきたのだ 「………お、あそこッスか」
3 23/03/25(土)21:49:33 No.1040186997
人混みであふれかえる公園の片隅、なんかよくわかんない現代美術の彫刻の前 そこで「プーイ、プーイ」なんて珍妙な鳴き声……鳴き声?でこっちを呼んでくるプイ先輩を確認した。ちゃんと変装はしてるみたいだけど、何とか見つけられてよかった 「お待たせしたッス。随分待たせちゃったッスか?」 「ぷっきゅ。こっちもお仕事の予定がちょっとずれ込んだから来れたのはついさっきプイ」 「ありゃ、そりゃ災難」 ぷんすこぷい、なんて大げさに言ってみせたプイ先輩に思わず笑ってしまう 学園から直接二人でいくのではなく、待ち合わせにしたのは理由がある というか本当は最初から一緒に行動するつもりだったのだが、例の如くプイ先輩のスケジュールに突発のお仕事が捻じ込まれてしまって。結果、お仕事後に現地で合流という流れになったのだ ………お仕事捻じ込まれたのを聞いたプイ先輩は、こんなおどけた感じじゃなくてマジで不機嫌になってて宥めるのに相当労力を要した。何かの手当てが発生してもいいくらいに 「でも、せっかく綺麗に咲いててももう場所がないプイ。やっぱり無理にでも予定ねじ伏せるべきだったプイ………」
4 23/03/25(土)21:49:45 No.1040187088
耳をへちょっと垂らして残念そうなプイ先輩 確かに、眼前に広がる光景は圧巻だ。どこを見ても人、人、人。とてもじゃないが、二人でゆっくりお花見する場所なんてどこにもない 中には酔っ払いも結構いる。正直治安的な面でもあまりお勧めはできない、と言う感じだ 「大丈夫ッスよ。その辺は色々考えてあるんで」 「ぷきゅ?」 ご安心ください、と 元々この公園は有名な花見スポットだ。混雑するのは容易に予想できたし、対策を考えてこなかったわけではない というか、正直な話ここは一番わかりやすい集合場所程度にしか考えてなかった。弁当を持ってない空いた右手でポケットからメモを取り出し、確認する 「ここからほど近いところで別の場所を何か所か目途付けてあるッス。そこに行ってみるッスよ」 「おおー、助かるプーイ。ていうか、流石の準備プイ」 「信頼できる情報筋からの話ッスよ。さ、案内するんで行きましょ」
5 23/03/25(土)21:50:06 No.1040187223
すっかりノリノリのプイ先輩を伴って、桜満開の公園を後にする ぷっきゅんぷっきゅんぷきゅきゅきゅん、なんて歌ってすっかりご機嫌だ。いやこれ歌か? 信頼できる情報筋……魚釣りの時にも何回かお世話になった黄金世代の某釣り好きウマ娘曰く。そこは立派な一本桜があるのだけど、辺鄙な場所にあるせいかシーズンでもほとんど人が寄り付かないという 手作りのマリトッツォ持って行ったら、口にクリーム付けながら気前よく教えてくれた。なんでも一人でのんびりしたい時なんかに時々使ってたとのことで 辺鄙とはいっても、道自体は舗装されてるからアウトドア装備でいかなくても大丈夫とのこと。本当にあの人には頭が上がらないな、なんて 「それにしても、みんな来れなかったのは残念プイね」 「このシーズン、みんなそれぞれ忙しいッスからね。全員一度に、とはなかなかいかないッスよ」
6 23/03/25(土)21:50:26 No.1040187412
そう。もともと今日のこれは他のプレハブのメンツも誘っていたのだ ただ、お仕事が入ってしまってる姐御や聖剣先輩を筆頭にそれぞれ多忙で上手く予定が合わなかった。レース前の追い込みだったり色々あるから仕方ないっちゃ仕方ない ……『先約がある』といって、いつの間にか買ってたマイ収穫カゴを担いでった姉貴もいるけど。そうだよね、お年寄りの畑も忙しい時期だもんね 結果、まずは行けるだけのメンツでということで自分とプイ先輩が一足お先に楽しませてもらうことになった 「本当はハギノモーリスちゃんの歓迎会も兼ねたかったんスけど」 「そういえばまだできてないプイ。早くやってあげたいプイ」 「もうちょい落ち着いたらになるッスかねぇ。桜、もってくれればいいんスけど」 せっかくの新メンバー。できれば、満開の桜の下で迎えてあげたいものだ 桜の開花時期って種類によってずれこんだりするんだよな……とか考えてしまうけど、とりあえず今はこっち。プイ先輩を無事に花見場所まで送り届けねば とりあえず、まずはバスに乗らねば。バス停でバスを待ちながら時間を確認する。うん、大体予定通り
7 23/03/25(土)21:50:44 No.1040187561
「プイ先輩も最近またお仕事忙しくなってるッスもんねぇ」 「本当にいい迷惑プイ。勝手に捻じ込まれる身にもなって欲しいプイ」 そりゃごもっとも。プイ先輩が怒るのも無理もない。自分だって怒るだろうそりゃ 「でもしっかりこなすあたり流石ッスね」 「やるからにはしっかりやるプイ。じゃないと普段ワガママ通し辛くなるからこっちも必死プイ」 「年末年始とか、相当無理したことあったッスもんね………」 さて、そろそろバスがやってきた。ここからは少しばかり車の旅だ 乗るッスよ、といってお先に乗り込む。プイ先輩も乗りこんで、隣の座席に座って
8 23/03/25(土)21:50:54 No.1040187638
「15分もしないくらいで着くと思うッスよ。この情報によると結構ここから近いみたいなんで」 「え、そんな近くで無名の場所があるプイ?」 「らしいッスよ。基本あの人の情報って外れたためしがないッスからね。期待できると思うッス」 まもなく、バスのドアが閉まって発車準備が完了する。さあ、まずは少しゆっくり行こうか。どうせ時間はあるんだから 鼻歌交じりのプイ先輩を見て、まずは成功といった感じで 走り出したバスの心地よい揺れに、身を任せることにした
9 23/03/25(土)21:51:09 No.1040187753
● 「さて、ここからは歩きッスよ。少しばかり歩くッスけど、大丈夫ッスね?」 「どのくらい歩くプイ?」 「5分かそこらみたいッスよ。ほら、あそこみたいッス」 目的のバス停で降りて、周りを見渡す その先にあるのは、小さい山のような場所。その入り口 そこに細い道が伸びているのが見える。確かに、ちょっと放置され気味だけど舗装された道だ 「じゃあ、行くッスよ。足元気を付けてくださいッスね」 「なんか探検みたいでワクワクしてきたプイ」
10 23/03/25(土)21:51:21 No.1040187851
なるほど、探検か 確かにこの先に何が待っているのだろう、という気持ちは不安と同時に謎のワクワクを与えてくれる むしろ小さい頃には怖いが優ってて、率先してそう言うのに突っ込む姉貴に振り回されてたけど………今になってみれば少しはその気持ちも分かるというか ………ふと、横を見て 「ぷっきゅん?どうしたプイ?」 「……いや、なんでもないッス」 そういえば。この人の幼少期ってどんな感じだったんだろう 今思ってみると、この人の家庭事情とか全く知らないんだよなと 聞いてみたい気持ちはある。純粋に興味があるし、不意をついてその質問が喉を……通りかけたところで、踏み止まる (この人の場合、まだわかってない地雷が多いッスからね)
11 23/03/25(土)21:51:34 No.1040187953
少なくとも………この人が今まで、話題に欠片も出さなかったということは この話題がその、地雷である可能性は十分にあり得る話だ もしもそれを踏んでしまったら。その思いが、自分に言葉を紡がせない せっかくご機嫌爛漫な今この時で話題にすることも無いだろう。もしかしたら大した意味は無く、その内本人からポロッと喋ってくるかもしれない それに、なにより (あの日の、あの顔) 初めてこの人と出会ったあの日。大雨の中で、静かに……冷たく笑う、この人の顔を思い出す 背筋が、冷える。まるでまたあの大雨の中に戻ってしまったかのように (あんな顔、二度とさせられねーッスよ) それは、いつかの日に誓った………自分だけの、ちょっとした誓いなのだから
12 23/03/25(土)21:51:45 No.1040188030
「さて、そろそろ着くはずッスよ。少し開けた場所にあるらしいんで、すぐにわかるかと」 「ぷっきゅう。木陰はまだ少し冷えるプイ。でも緑の匂いでいい気持ちプイ」 「普段トレセンの中だとなかなかないッスからね、こういう匂い」 強いて言えば、プレハブ小屋の裏の茂み………いやアレは違うだろう 少なくとも、あんなじめじめしてて薄暗い場所とここは大違いだ。風はちゃんと入ってきて涼しげだし ………また剪定と草刈りしないとなぁ、あそこ 「………お、あれじゃないッスか」 「あ、本当にあったプイ!!」 歩いて辿り着いた先に、その光景は広がっていた 木漏れ日の中、さわさわとそよ風に揺れて花を散らす桜の樹。さきほどの公園と違って何本も立ち並ぶような壮観さではなく、緑に包まれた空間で確かな存在感を放つそれは思わず見とれてしまうほどだった
13 23/03/25(土)21:52:01 No.1040188165
「本当に人がいないッスね」 「こんな素敵な場所を二人占めできるプイ?なんかすっごく贅沢プイ」 こんな場所の一本桜、なるほどこれは確かに穴場だ 疑っていたわけではないが、例の某釣り好きウマ娘には改めてお礼を言いに行かねばならないだろう。ロールケーキあたりでも作っておくか 「さ、シート広げるッスよ。せっかくなんでさっさと準備して、ゆっくり眺めましょ」 「ぷーい。ちょっとした探検したら凄いお宝にたどり着いた気分プイ」 二人して持参したシートを広げていって、適当に石を置いて陣地を構築 アウトドア用の座布団を用意すれば、そこはすっかりピクニック気分。いや、気分と言うかそのままだけど 「それにしても綺麗な桜プーイ」 「少し前の雨で散らなくってよかったッスよ。見事も見事、満開そのままッスね」 「人目もないし、のんびり楽しめるプイ」
14 23/03/25(土)21:52:15 No.1040188257
と、言ったところで プギュルルルルル、と。誰かさんのお腹から鳴り響く怪音 あ、なんていって顔を赤くしてるプイ先輩。まぁ、わかってたことだ 花より団子、とまではいかなくとも。少なくとも団子だって立派な楽しみの一つなんだから 「んじゃ、お弁当食べるッスか。しっかり作ってきたッスよ」 「ぷっきゅーい!!ずっと楽しみだったプイ!!」 「はいはい、落ち着いて。ほい、御開帳と」 プイ先輩の前に差し出したバスケットを開けると、先輩はキラキラと目を輝かせて 卵焼きにタコさんウインナー、唐揚げに桜の花の形のニンジン、その他諸々。具材豊富なおにぎりに、デザートにはウサギさんのリンゴ 我ながら、お弁当というものの王道をぶち抜けたのではないだろうか。その答えは、プイ先輩の顔を見れば十分だった 「んじゃ、食べましょっか」 「お茶淹れるプーイ。もう今から楽しみプイ」
15 23/03/25(土)21:52:34 No.1040188401
プイ先輩がお茶を淹れてくれる間、少し上を眺めてみる 桜の花びらは適度に入るそよ風ではらはらと散って降り注ぐ。やはり、何度見ても魅惑的な光景だ あの釣り好きウマ娘はここで昼寝をするのが好きだと言っていた。なるほど、ここは確かにそうしたくもなるだろう 夏になれば虫とかが湧き出してそうも言ってられなくなるんだろうけど、だからこそ今だけの贅沢な時間と言う訳か 「入ったプイ」 「ありがとうッス。それじゃ」 二人揃って、手を合わせて 「「いただきます」」
16 23/03/25(土)21:52:47 No.1040188492
それぞれ好きに、食べたいおかずに手を伸ばしていく プイ先輩が最初に手に取ったのは卵焼き。ぱくりと食べて………んーっと、口元を緩ませて笑みを堪えている。よしよし、味付けは完璧っと 味見した時にも、柔らかすぎず固すぎず、舌触りの優しい卵焼きにできたのは証明済みだ。後は好みの問題だったのでこれでよし 自分は唐揚げを。ん、美味い。色々工夫した甲斐あって、冷めても肉が固くならずに適度な食感。少ししょっぱめにした味付けも十分だろう 「美味しいプーイ!!あ、おにぎり貰うプイ」 「どうぞッス。具材はランダムなんで」 「すっぱプイ!!」 「梅干しッスか」 お茶を飲もうとして取ったコップ、そこに何かがひらりと入る 見ればそれは一枚の桜の花びら。なんだ、随分風流な気の利かせ方をしてくれるじゃないか 口をすぼめて梅干しのおにぎりを頬張るプイ先輩を眺めながら、お茶を一口 ああ、いいじゃないか こんな時間も、たまにはいい。ここ最近忙しかったから、余計に身に染みる
17 23/03/25(土)21:52:57 No.1040188582
「次、これは何プイ………?あ、鮭プイ!!」 「ウチは昆布ッス。これ好きなんスよ」 そうして、しばしの間 舞い散る桜吹雪の下で、プイ先輩と自分は穏やかな………だけど賑やかな。そんな時間を過ごすことになった
18 23/03/25(土)21:53:36 No.1040188869
● 「お腹いっぱいプーイ。ごちそうさまプイ」 「満足してもらえたようでよかったッス」 弁当も落ち着いて、二人でゆっくり花を見上げながらお茶の時間 なんだかんだで、用意した弁当は全て食べきってしまった プイ先輩、結構小食な部類だったはずなんだけど………最近どんどん食欲旺盛になってる気がする。いや、食べ過ぎは駄目だけど変に食べないよりは全然いいんだけどさ 「それにしても、本当に立派な桜プイ。でも舗装されてたってことは一応人の手が入ってるプイ?」 「じゃないッスか?道と周りの草を刈るくらいのことはしてるかもしれないッス」 「そんな場所、入っちゃって大丈夫プイ?」 「それに関しては情報提供者から確実なオッケー貰ってるんで大丈夫ッス」
19 23/03/25(土)21:53:56 No.1040189023
青雲老師、マジでありがとう さて、と。お腹もいっぱいになったところで。そろそろ準備せねば 今日は正直このために来た部分もあるのだ。タイミングを逃してしまったら元も子もない よいしょっ、と。座りなおして、プイ先輩に向き合って 「というわけで、なんスけど」 「プキュ?」 「本日のメインイベントッス。プイ先輩、ちょっと手を出してほしいッス」 ぷーい、と何の疑いも無く差し出される両の手 そこに……バスケットの隅に隠しておいた、それを取り出して そっと、優しく乗せた 「これ、は?」 「まぁ、その、はい」
20 23/03/25(土)21:54:14 No.1040189144
乗せられたのは、ダークブルーの包み紙にシルバーのリボンを巻いた、両手サイズの平たい箱 目をぱちくりさせているプイ先輩だが、とりあえず口にしない事には始まらないだろう 「お誕生日、おめでとうございますッス。プイ先輩」 そう。今日は………プイ先輩の、誕生日 この様子だと、本人忘れてたなと 「他のメンバーからは後日、それぞれプレゼント届くと思うんで。先にウチからだけ失礼します」 「……プレゼント、プイ?」 「そうッス。誕生日プレゼント」 しばし、プイ先輩は硬直して………にまぁ、っと なんかスライムのように溶けたみたいに、だらしなく口元を緩めて。多分過去一のにやけ顔を披露してくれた 満足は……してもらえたってことで、いいんだろうか
21 23/03/25(土)21:54:31 No.1040189275
「嬉しい、プイ」 箱を抱くようにして抱え、呟いた一言 ああ、そうか………安心した。なんとか、サプライズは成功したようだ 「大事にするプイ。ずっと大事にするプイ」 「そ、そうッスか」 なんだ、改めて強調されるとなんか照れてくる プイ先輩はいつのまにか、にやけ顔ではなく優しい笑みへと変わっていて 桜の舞い散る中、そうして微笑む姿が………どこか儚く、しかしとても美しく見えた 「………もう少し、お茶してから帰るプイ?」 「そうッスね。お茶も、まだあることですし」
22 23/03/25(土)21:54:47 No.1040189411
そうして、また二人分のお茶を水筒から注ぎ始める ああ、うん。そうだな、と せっかくの花見日和なんだ。せかせか急ぐ必要もない。だったら、時間の許す限りのんびりと花見と洒落こもうじゃないか 「綺麗、ッスねぇ」 「ぷきゅい。本当に綺麗プイ」 なんだか少し調子が狂ってしまったけど 箱の中のプレゼント……花を模した手作りのシルバーの髪飾りは、気に入ってもらえるだろうかとか 今度はみんなでここに来てもいいかもなとか 色々、言いたいこと考えたいことはあるけど
23 23/03/25(土)21:54:58 No.1040189497
「先輩。髪に花ついてるッス」 「え、どこプイ?」 「どこっていうか、そこら中?」 「ぷぎゅら!?」 今はもう少しだけ………ゆっくりしよう 満開の見事な桜の花を、二人占め そして、花のように笑うこの人を………しばし、独り占めなのだから
24 23/03/25(土)21:55:13 No.1040189630
以上。花見酒したので舎弟した
25 23/03/25(土)21:59:32 No.1040191699
三冠バがイチャついてる…
26 23/03/25(土)22:07:47 No.1040195468
もう花見の時期かぁ…
27 23/03/25(土)22:07:56 No.1040195530
セイちゃんお役に立ちますね…
28 23/03/25(土)22:09:35 No.1040196226
オルプイは尊い……
29 23/03/25(土)22:12:41 No.1040197536
このプイは闇が深そう 姉上との関係はどうなってるんだろう
30 23/03/25(土)22:17:14 No.1040199629
エールちゃんは明日大一番だからそりゃ無理だよな…
31 23/03/25(土)22:18:15 No.1040200112
もう付き合っちゃえよお前ら!!
32 23/03/25(土)22:21:42 No.1040201696
>エールちゃんは明日大一番だからそりゃ無理だよな… 祝い酒の準備はできている
33 23/03/25(土)22:25:14 No.1040203310
釣り好きのトリックスターいいよね… この子ならまぁ大丈夫でしょうという見立てでOK出してると思われるところも
34 23/03/25(土)22:27:31 No.1040204349
>釣り好きのトリックスターいいよね… >この子ならまぁ大丈夫でしょうという見立てでOK出してると思われるところも それはそれとしてスイーツいただきますね…
35 23/03/25(土)22:35:05 No.1040207761
プレゼントの反応がもう恋人のそれなんよ
36 23/03/25(土)22:46:01 No.1040212909
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
37 23/03/25(土)22:47:23 No.1040213631
>No.1040212909 プイプイカワイイヤッター!!
38 23/03/25(土)22:48:24 No.1040214118
>1679751961100.png お手描きありがとうございます! 可憐なプイプイ…