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23/02/28(火)12:15:08 No.1031447072
メキシコ-アメリカにおけるフェンタニル汚染が新たな局面を迎えている 年間10万を超える犠牲者を出しているこの薬物汚染の深刻さをDEAは最近訴えたばかりだ 「それまで致死量が含まれたオピオイド薬品は1/6の流通だったがが今や3/5に増えている」 こうした背景にはフェンタニルよりさらに安価な”キシラジン”と呼ばれる薬の登場がある キシラジンの特徴はフェンタニルにはない皮膚の裂傷の発生、フェンタニル拮抗薬が効かないこと DEAは昨10月に流通するフェンタニルの30%からキシラジンを検出したが、11月には90%になった こうした”偽オピオイド”薬品の流通はアメリカとメキシコで皮肉な結果も生んでいる 「南北5kmの違いでオピオイド薬品の値段が$30違っている」 アメリカでは$5で買えるものがメキシコでは$35で売られているのだ 「アメリカ人はこのオピオイドが偽物だと承知で買っていくから値段が安くなる メキシコ人はこれを本物だと信じ買っていくから値段は下がらない、どちらも中身は偽物だ」
1 23/02/28(火)12:15:21 No.1031447128
またこうした薬物を取り巻く環境も変わりつつあるとDEAは認識している 先日行われた公聴会において下院議員から「移民による薬物流入」について問われたミルグラムDEA長官は 「今や薬物の密輸は移民の仕事ではなくなっている、こうした役割を担っている多くはアメリカ人だ」と返答 この発言を裏付けるように最近相次いでアメリカ国内でシナロアやCJNGの”Cell(細胞)”の逮捕が相次いでいる CJNGと協力関係にあったLas Señoritasと呼ばれる女性が逮捕されたことは記憶に新しい カルテルはアメリカ国内に現地”細胞”を作り、細胞は現地アメリカ人を勧誘して”運び屋”を作る DEAはここ数か月におけるこうした動きに神経を尖らせてている ここが”最悪”ではないだろう、更なる薬物汚染の深刻化は既に差し迫った危機であると彼らは認識している またCJNGとユナイトカルテルによるミチョアカン州における戦いも激化の一途を辿っており メキシコ-アメリカ間の緊張感はしばらく緩和はされないだろう ミチョアカン州でCJNGが撮影されたとする戦闘の様子 fu1966228.mp4
2 23/02/28(火)12:18:22 No.1031447940
>「それまで致死量が含まれたオピオイド薬品は1/6の流通だったがが今や3/5に増えている」 なそ にん